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1章、ブラームス王国
Eランク昇格、その前に!
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「お早う御座います」
さぁ心機一転、今日も頑張ろう!
「おい、あのガキ、昨日の」
「ああ、加護無しのガキだ」
流石にあの騒ぎだ、確り広まってるね。
「アル様」
「あ、エマさん、お早う御座います」
「はい、お早う御座います。早速ですがギルマスが呼んでるので一緒に来て貰えますか?」
「あの、そのアル様って止めてくれませんか?アルとかアル君とかでいいです」
「いえ、例え相手が何歳でもキチンと対応するのがプロの職員です(キリ)」
「あら、お早う、アル君」
「ちょ、セシル、コホン、彼女は同僚のセシルです」
「お早う御座います。なるほどセシルさんはアマチュアなんですね」
「ちょ、何よアル君ヒドーイ、私もプロです」
「だそうですよ、エマさん」
「もう、アル君は意地悪な子供なのですね」
「エマさんの拗ねた顔も可愛いですね」
「なっ!」
「ちょっと、エマ?何子供のお世辞で赤くなってるの!」
「う、うるさいわね、行きますよアル君」
早足で歩き出すエマさん、その後を駆け足で追い掛ける。セシルさんのウィンクに見送られて。
「やぁ来ましたね」
「お早う御座いますゼファードさん」
「それにグランさんも」
「おう、お早うさん」
こうやって二人を見ると美女(美男)と野獣って感じがぴったりだね。
「それでは私は失礼します」
「あ、エマさんも居て下さい」
「私もですか?」
「はい」
「まぁ、二人とも座って下さい」
来客用のソファーかな、結構確りとしてる。
柔らか過ぎない僕好みのソファーだ。
「さてアル君、昨日も会いましたがお久しぶりとでも言っておきましょうか」
「はい、昨日はあんな感じでしたし」
「あの、お二人はお知り合いだったのですか?」
「そうですよ!私達は親友です」
「マブダチっす!」
サムズアップ!
「そうそう、そう言えばエリウス君に紹介状を渡した筈ですが?」
「あ、そうです。エマさんに聞いたのですが紹介状は受け取らない決まりだそうじゃないですか」
「あれ?そうでしたっけ?」
「そうでしたっけじゃねーよ!だから朝の会議に出ろって言ってんだ」
グランさん、その顔で怒らないで。
「あの紹介状はギルマスからのでしたか」
「そうですよ、アル君、まだ持ってますか?」
「はい、ここに」
肩掛けのカバンから紹介状を取り出す。
「拝見しても?」
「勿論です。元々受付で渡す様に書いた物ですから」
「では失礼して」
エマさんが紹介状を開いてポカンとしている。
「あのエマさんどうしましたか?」
「え、あ、すみません。アル君、君は中に何が書いているか知ってましたか?」
「いえ、見てませんから」
「そうですか、はぁ、バカバカしい」
「エ、エマさん?」
どうしたんだろう?
「ギルマス、私は彼が紹介状を渡そうとした時、彼を蔑みました。この年で権力を使って優遇されようとしているのかと、まるで昔良く来た貴族のバカ息子や金持ちのバカ息子のように」
エマさんがプルプルしてる。
「なのに何ですかこの中身は?」(ドン)
エマさんか紹介状をテーブルに叩きつけた!
「彼はアル君です」
「紹介状です」
「紹介されました」
「おう、正しく紹介だな」
「な、違います!こういう場合の紹介状って言うのは・・・・・・はぁ、もういいです。私がバカでした。
アル君、あの時は冷たい態度を取りすみませんでした」
「それでゼファードさん、僕はどうして呼ばれたのですか?」
「そうでした、エマさん、アル君はFランクの依頼達成の規定数は越えてますね」
「はい、今までの依頼は全て達成に変更されましたので」
おお、マジっすか!
「ではこの後、昇格試験を受けて貰って合格すればEランクに昇格です」
やっふー!父上からは聞いてたけど改めて言われると嬉しいです!
「こんな話しならわざわざギルマスがしなくても受付でしましたが」
なるほど、エマさんの言うとおりだ、てことは
「ゼファードさん、今度は何を企んで居るのですか」
率直な疑問をぶつけてみる!
「こりゃあいい!アル、お前分かってるじゃねーか」
「て事はアル君も被害者なのですね、可哀想に(ウルウル)」
「エマさんも?」
「ええ、職員は全員です」
「エマさん!」「アル君!」
こうして僕達の間には目に見えない心の繋がりが出来たのを二人は感じたのだった。
「ちょっ!アル君、な、何を言って・・・」
「アワアワしたエマさんさんも可愛いですよ」
「か、かわ・・・いい、(シュー)」
「おや、エマさんが沸騰したようですね」
「末恐ろしいガキだぜ」
「言っておきますが彼は僕と同類ですからね」
あっ、エマさんが後退った。
「失礼な、こんなに純粋で可愛い5才児に向かって」
失敬だな君は!プンプン!
「全くエリウス君もどんな教育をしてるのやら」
「エリウス?それがアルの親父さんの名前ですかい?」
「ええ、エリウス=エイブル、それがアル君の父親の名前です(ニヤリ)」
・・・・・・・・・・・・
「「えーーーー!」」
「それって公爵様で宰相様で王弟様で・・・ハワハワハワ・・・」
エマさーーん 、帰ってこーい!
「この坊主、いや坊っちゃんが・・・」
キャー、グランさん睨まないでー!恐い恐い
「まぁまぁ、落ち着きなさい」
「これが落ち着けますか!あの3バカは何て相手をハメたのよ!ギルドを潰す気ですか」
3バカって例の3人?
「だから落ち着きなさい!」
そう言ってゼファードさんは僕のこれまでの話を二人に話した。
勿論、闘技場事件は話してませんけど。
「へっ、いい家族じゃねーか(グス)」
「アル君、頑張って下さい(ウルウル)」
鬼の目にも涙、美女の目にも涙。
「でも、この話って私達が聞いても良かったのですか?」
「いやー、初めは言うつもりは無かったのですが、この子は色々とやらかしてくれますから」
「はっ!アンタ、巻き込みやがったな!」
え?何々?どうしたの?
「どうしましたか?副マス?」
「エマ、俺達はギルマスに、巻き込まれたんだ」
???
「どういう事ですか?」
「エマ、お前はこの坊主、アルがFランクの依頼で何をしたか知っているか」
「何って・・・詳しい内容は知りません」
「これは例の調査で判明したんだがな、ある商店では普通の荷馬車がとんだ化け物に生まれ変わったんだ。どんな重たい荷物でも平然と運ぶ馬とどんな重たい荷物を載せても壊れない荷台、しかもこの荷台がどんな悪路でもどれだけスピードを出しても全く揺れないんだ」
「そ、そんなバカな話し・・・」
「ある魔道具屋ではな、棚に置いていた何の変哲も無い普通の魔道具が国宝ですら霞む位の化け物魔道具に生まれ変わった。しかも店主はアルに教えを受けて今では王国でも随一の腕の魔道具職人になった」
「え、え?えーーー?うそ」
「他にもまだまだある、これがアルに指名依頼が続いた本当の理由だ」
「そんな・・・」
なんと、今明かされる衝撃の真実!
「コレが調査で判明した時は珍しくギルマスが走り回ってた」
「流石にあの隠蔽工作は疲れました」
「あんな疲れたギルマスは久しぶりに見たな」
「そ、そんなことが有ったのですね」
「感心してる場合じゃ無い、これからはその役目を俺達にやらせるつもりなんだ」
「えーーーー!」
「恐らくこれからもこの坊主は色々とやらかすだろう(ジロリ)」
ピー♪ピュー♪フュー♪
「ギルマスが同類って言ってたくらいだ、間違いない」
ゼファードさんと同類扱いとは、ヒドイ!
「その後始末を私達に?」
「面白い事は好きですが、疲れるのはもうウンザリですね」
「ああ、巻き込まれたんだ」
「聞かなければ・・・」
「関わらずに済んだかもな」
「だけど・・・」
「俺達は聞いてしまった。いや、聞かされたんだ」
「ギルマス、ア、アナタは悪魔ですか?」
僕っていったい・・・ガックリ
さぁ心機一転、今日も頑張ろう!
「おい、あのガキ、昨日の」
「ああ、加護無しのガキだ」
流石にあの騒ぎだ、確り広まってるね。
「アル様」
「あ、エマさん、お早う御座います」
「はい、お早う御座います。早速ですがギルマスが呼んでるので一緒に来て貰えますか?」
「あの、そのアル様って止めてくれませんか?アルとかアル君とかでいいです」
「いえ、例え相手が何歳でもキチンと対応するのがプロの職員です(キリ)」
「あら、お早う、アル君」
「ちょ、セシル、コホン、彼女は同僚のセシルです」
「お早う御座います。なるほどセシルさんはアマチュアなんですね」
「ちょ、何よアル君ヒドーイ、私もプロです」
「だそうですよ、エマさん」
「もう、アル君は意地悪な子供なのですね」
「エマさんの拗ねた顔も可愛いですね」
「なっ!」
「ちょっと、エマ?何子供のお世辞で赤くなってるの!」
「う、うるさいわね、行きますよアル君」
早足で歩き出すエマさん、その後を駆け足で追い掛ける。セシルさんのウィンクに見送られて。
「やぁ来ましたね」
「お早う御座いますゼファードさん」
「それにグランさんも」
「おう、お早うさん」
こうやって二人を見ると美女(美男)と野獣って感じがぴったりだね。
「それでは私は失礼します」
「あ、エマさんも居て下さい」
「私もですか?」
「はい」
「まぁ、二人とも座って下さい」
来客用のソファーかな、結構確りとしてる。
柔らか過ぎない僕好みのソファーだ。
「さてアル君、昨日も会いましたがお久しぶりとでも言っておきましょうか」
「はい、昨日はあんな感じでしたし」
「あの、お二人はお知り合いだったのですか?」
「そうですよ!私達は親友です」
「マブダチっす!」
サムズアップ!
「そうそう、そう言えばエリウス君に紹介状を渡した筈ですが?」
「あ、そうです。エマさんに聞いたのですが紹介状は受け取らない決まりだそうじゃないですか」
「あれ?そうでしたっけ?」
「そうでしたっけじゃねーよ!だから朝の会議に出ろって言ってんだ」
グランさん、その顔で怒らないで。
「あの紹介状はギルマスからのでしたか」
「そうですよ、アル君、まだ持ってますか?」
「はい、ここに」
肩掛けのカバンから紹介状を取り出す。
「拝見しても?」
「勿論です。元々受付で渡す様に書いた物ですから」
「では失礼して」
エマさんが紹介状を開いてポカンとしている。
「あのエマさんどうしましたか?」
「え、あ、すみません。アル君、君は中に何が書いているか知ってましたか?」
「いえ、見てませんから」
「そうですか、はぁ、バカバカしい」
「エ、エマさん?」
どうしたんだろう?
「ギルマス、私は彼が紹介状を渡そうとした時、彼を蔑みました。この年で権力を使って優遇されようとしているのかと、まるで昔良く来た貴族のバカ息子や金持ちのバカ息子のように」
エマさんがプルプルしてる。
「なのに何ですかこの中身は?」(ドン)
エマさんか紹介状をテーブルに叩きつけた!
「彼はアル君です」
「紹介状です」
「紹介されました」
「おう、正しく紹介だな」
「な、違います!こういう場合の紹介状って言うのは・・・・・・はぁ、もういいです。私がバカでした。
アル君、あの時は冷たい態度を取りすみませんでした」
「それでゼファードさん、僕はどうして呼ばれたのですか?」
「そうでした、エマさん、アル君はFランクの依頼達成の規定数は越えてますね」
「はい、今までの依頼は全て達成に変更されましたので」
おお、マジっすか!
「ではこの後、昇格試験を受けて貰って合格すればEランクに昇格です」
やっふー!父上からは聞いてたけど改めて言われると嬉しいです!
「こんな話しならわざわざギルマスがしなくても受付でしましたが」
なるほど、エマさんの言うとおりだ、てことは
「ゼファードさん、今度は何を企んで居るのですか」
率直な疑問をぶつけてみる!
「こりゃあいい!アル、お前分かってるじゃねーか」
「て事はアル君も被害者なのですね、可哀想に(ウルウル)」
「エマさんも?」
「ええ、職員は全員です」
「エマさん!」「アル君!」
こうして僕達の間には目に見えない心の繋がりが出来たのを二人は感じたのだった。
「ちょっ!アル君、な、何を言って・・・」
「アワアワしたエマさんさんも可愛いですよ」
「か、かわ・・・いい、(シュー)」
「おや、エマさんが沸騰したようですね」
「末恐ろしいガキだぜ」
「言っておきますが彼は僕と同類ですからね」
あっ、エマさんが後退った。
「失礼な、こんなに純粋で可愛い5才児に向かって」
失敬だな君は!プンプン!
「全くエリウス君もどんな教育をしてるのやら」
「エリウス?それがアルの親父さんの名前ですかい?」
「ええ、エリウス=エイブル、それがアル君の父親の名前です(ニヤリ)」
・・・・・・・・・・・・
「「えーーーー!」」
「それって公爵様で宰相様で王弟様で・・・ハワハワハワ・・・」
エマさーーん 、帰ってこーい!
「この坊主、いや坊っちゃんが・・・」
キャー、グランさん睨まないでー!恐い恐い
「まぁまぁ、落ち着きなさい」
「これが落ち着けますか!あの3バカは何て相手をハメたのよ!ギルドを潰す気ですか」
3バカって例の3人?
「だから落ち着きなさい!」
そう言ってゼファードさんは僕のこれまでの話を二人に話した。
勿論、闘技場事件は話してませんけど。
「へっ、いい家族じゃねーか(グス)」
「アル君、頑張って下さい(ウルウル)」
鬼の目にも涙、美女の目にも涙。
「でも、この話って私達が聞いても良かったのですか?」
「いやー、初めは言うつもりは無かったのですが、この子は色々とやらかしてくれますから」
「はっ!アンタ、巻き込みやがったな!」
え?何々?どうしたの?
「どうしましたか?副マス?」
「エマ、俺達はギルマスに、巻き込まれたんだ」
???
「どういう事ですか?」
「エマ、お前はこの坊主、アルがFランクの依頼で何をしたか知っているか」
「何って・・・詳しい内容は知りません」
「これは例の調査で判明したんだがな、ある商店では普通の荷馬車がとんだ化け物に生まれ変わったんだ。どんな重たい荷物でも平然と運ぶ馬とどんな重たい荷物を載せても壊れない荷台、しかもこの荷台がどんな悪路でもどれだけスピードを出しても全く揺れないんだ」
「そ、そんなバカな話し・・・」
「ある魔道具屋ではな、棚に置いていた何の変哲も無い普通の魔道具が国宝ですら霞む位の化け物魔道具に生まれ変わった。しかも店主はアルに教えを受けて今では王国でも随一の腕の魔道具職人になった」
「え、え?えーーー?うそ」
「他にもまだまだある、これがアルに指名依頼が続いた本当の理由だ」
「そんな・・・」
なんと、今明かされる衝撃の真実!
「コレが調査で判明した時は珍しくギルマスが走り回ってた」
「流石にあの隠蔽工作は疲れました」
「あんな疲れたギルマスは久しぶりに見たな」
「そ、そんなことが有ったのですね」
「感心してる場合じゃ無い、これからはその役目を俺達にやらせるつもりなんだ」
「えーーーー!」
「恐らくこれからもこの坊主は色々とやらかすだろう(ジロリ)」
ピー♪ピュー♪フュー♪
「ギルマスが同類って言ってたくらいだ、間違いない」
ゼファードさんと同類扱いとは、ヒドイ!
「その後始末を私達に?」
「面白い事は好きですが、疲れるのはもうウンザリですね」
「ああ、巻き込まれたんだ」
「聞かなければ・・・」
「関わらずに済んだかもな」
「だけど・・・」
「俺達は聞いてしまった。いや、聞かされたんだ」
「ギルマス、ア、アナタは悪魔ですか?」
僕っていったい・・・ガックリ
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