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38.会長は回収
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やっほ♪時雨だよー
なーんか、会長さんが嫉妬深い感じになっちゃってすごーく面倒臭いことになってるよーw
いやー、俺様に乙女に嫉妬深いってどんだけ個性ぶち込んでいく気なんだろうねーw
「ちょっと、バ会長!僕との喧嘩は終わってないでしょ!てゆーか、時雨に絡まないでよ!!」
「黙れ!俺様はそもそもコイツに用があるんであって、貴様達と話している暇はないんだ!」
「アンタが僕達に用がなくても、僕達は時雨を守るためにもアンタを放ってはおけないの!」
「ええい!鬱陶しい!!」
「こっちのセリフだから!」
大声で言い争う、ド派手なイケメンと小柄な美少女(笑)にクラスの皆はビビりまくっていた。
「なーんか、また2人バチバチし始めちゃったねー」
「そうだな。今のうちに2人で抜け出すか?昼休みの時間もあと少ししかないし」
「だねー」
僕と真琴が2人で逃げようとすると、教室の扉が勢いよく開かれた。
全員がバッと扉の方を見ると、そこには副会長の竜崎が呆れた顔で立っていた。
「やはりここでしたか。涼牙…」
「紫信…。貴様何故ここに」
「君…、自分の仕事がどれだけ溜まってると思ってるんです?」
「ヴッ…、そ、それは……」
「好きな人にアタックする前に、仕事をする。いい加減学んだでしょう」
「だ、だが………」
「言い訳は結構。ほら、行きますよ」
そう言うと副会長は会長をズルズルと引きずっていく。
「あっ、そう言えば……」
教室を出たところで、何かを思い出したように副会長はこちらを振り返り、時雨を指さした。
「そこの君、前髪君……?でしたよね?」
「いや名前あるんですけど?w」
「おや、失礼しました。お名前は?」
「天之 時雨でーすw」
「時雨…。素敵なお名前ですね」
「そりゃどーもw」
「私も涼牙同様、君に興味が湧きましたので、後日じっくりお話をさせて下さいね」
「「「「はぁ!?」」」」
ここで時雨、会長、真琴、優…
4人が綺麗にハモった
「それでは、ここで失礼させていただきます。皆さんお騒がせしました」
ニッコリと笑顔でそう言うと、副会長は教室の扉を閉め立ち去ってしまった。
「僕どんどん面倒なことに巻き込まれてなーい………?」
流石の僕でもぐったりしちゃーう……
なーんか、会長さんが嫉妬深い感じになっちゃってすごーく面倒臭いことになってるよーw
いやー、俺様に乙女に嫉妬深いってどんだけ個性ぶち込んでいく気なんだろうねーw
「ちょっと、バ会長!僕との喧嘩は終わってないでしょ!てゆーか、時雨に絡まないでよ!!」
「黙れ!俺様はそもそもコイツに用があるんであって、貴様達と話している暇はないんだ!」
「アンタが僕達に用がなくても、僕達は時雨を守るためにもアンタを放ってはおけないの!」
「ええい!鬱陶しい!!」
「こっちのセリフだから!」
大声で言い争う、ド派手なイケメンと小柄な美少女(笑)にクラスの皆はビビりまくっていた。
「なーんか、また2人バチバチし始めちゃったねー」
「そうだな。今のうちに2人で抜け出すか?昼休みの時間もあと少ししかないし」
「だねー」
僕と真琴が2人で逃げようとすると、教室の扉が勢いよく開かれた。
全員がバッと扉の方を見ると、そこには副会長の竜崎が呆れた顔で立っていた。
「やはりここでしたか。涼牙…」
「紫信…。貴様何故ここに」
「君…、自分の仕事がどれだけ溜まってると思ってるんです?」
「ヴッ…、そ、それは……」
「好きな人にアタックする前に、仕事をする。いい加減学んだでしょう」
「だ、だが………」
「言い訳は結構。ほら、行きますよ」
そう言うと副会長は会長をズルズルと引きずっていく。
「あっ、そう言えば……」
教室を出たところで、何かを思い出したように副会長はこちらを振り返り、時雨を指さした。
「そこの君、前髪君……?でしたよね?」
「いや名前あるんですけど?w」
「おや、失礼しました。お名前は?」
「天之 時雨でーすw」
「時雨…。素敵なお名前ですね」
「そりゃどーもw」
「私も涼牙同様、君に興味が湧きましたので、後日じっくりお話をさせて下さいね」
「「「「はぁ!?」」」」
ここで時雨、会長、真琴、優…
4人が綺麗にハモった
「それでは、ここで失礼させていただきます。皆さんお騒がせしました」
ニッコリと笑顔でそう言うと、副会長は教室の扉を閉め立ち去ってしまった。
「僕どんどん面倒なことに巻き込まれてなーい………?」
流石の僕でもぐったりしちゃーう……
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