26 / 68
森英恵さん、96歳で死去 世界的ファッションデザイナー
しおりを挟む森英恵さん、96歳で死去 世界的ファッションデザイナー
BBC |2022.8.19 11:15:59
羽根をモチーフにしたデザインで知られ、「マダム・バタフライ」と呼ばれたファッションデザイナー、森英恵さんが死去した。96歳だった。
報道によると、森さんは8月11日、老衰のため東京の自宅で死去した。葬儀は近親者で行った。
森さんは、1977年に日本およびアジア出身者として初めて、高級ファッションの最高峰団体とされるパリのオートクチュールの会員になったことで有名。
森さんは1926年に島根県で生まれ、東京女子大学を卒業した。
1951年に東京のラーメン店の上階に、最初のアトリエを開いた。1960年代にパリを旅行中、ココ・シャネルさんに出会ったことが、キャリアの「転換点」だったと述懐していた。シャネルさんからは、女性が周囲に溶け込むのではなく、目立つようなデザインをすべきだとインスピレーションを受けたという。
森さんはその後、グレース・ケリーさんなど米ハリウッドの有名人や、ナンシー・レーガンさんなどの著名人のドレスを手がけた。1993年には、皇太子徳仁さま(現天皇)と結婚した雅子さま(現皇后)のローブデコルテを作った。
東洋と西洋をミックス
チョウのプリントをあしらった服を多く生み出し、キャリアウーマンたちにも人気だった。森さんがファッション界で頭角を現し始めたころは、女性が企業のトップに立つことはまだ珍しく、世界的に名の知れた企業では、なおさらまれだった。
森さんのデザインは、日本の着物にインスピレーションを受けたドレスなど、東洋と西洋の要素を交ぜ合わせたものが多かった。
能や歌舞伎などの舞台衣装も手がけ、1985年にはオペラ「マダム・バラフライ(蝶々夫人)」の衣装を担当した。
2002年、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受章。
今年1月には、読売新聞のコラムで、次のようにファッションへの思いを表現していた。
「ファッションは、ある時は勇気を与え、冒険させてくれるもの」
50年近く連れ添った夫の森賢さんを1996年に亡くした。子どもは息子が2人。孫娘の森星さんと森泉さんはファッションモデルをしている。
(英語記事 Japanese fashion pioneer Hanae Mori dies aged 96)
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる