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第5話 冒険者に必要な装備は制服です 2

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 チームカウンターに行くとそこには
 色々なチーム募集が貼ってあった
 ・遠距離攻撃職募集
 ・回復魔法できる方募集
 ・フレンドリーな方募集
 などなど色々な募集が貼ってあった
 私はカウンターで見ていると周りに男が集まって来ているのに気づいた

 …あっこの制服が原因だとすぐに理解できた
 この世界にない服を着て、それもスカートが短いと来ると男が釣れないわけがない
 あとは体格的問題なのかもしれない
 身長158cmに胸はDカップあるので
 現世でも大変だった覚えがある

 「ねぇねぇ何のクエストに行くの?よかったら一緒に行こうか?」
 突然金髪の若い冒険者に声をかけられた
 こいつどう見ても、現世でいうホストだろ?

 「いえ、結構です。あなたと行くとすぐに死にそうなので」
 そういうと若い冒険者の顔は急激に変わり、ブチギレになったのか
 「あぁ?せっかく誘ってやってんだぞ!
 そこは
 はいわかりましただろ!」
 なるほど、この男今まではほとんどの女性に声をかけてもほぼOKされてたのか

 「お前まだランクⅠだろ?ランクⅡの俺がいればそんなクエスト楽勝だろ?」
 私は呆れに呆れてくちを開いた
 「では、貴方の武器はなんですか?
 
  どう見ても持ってないように見えますが」
 そういうと男は腰から短刀を二本取り出した
 「俺の武器はこれだ!ダブルソードだ
 どうだいい戦力になるだろ?」
 「うーん…」
 「なんだよ、まだ不安があるのか!」
 「いや、交戦距離が短いなと思いまして」
 
 まぁこの世界の主な武器は剣や弓などをはじめとする中世の武器がほとんどだ
 その中に今のようなダブルソードなどの派生系も多数存在している
 でも弓を使っても交戦距離は最高でも100mもない
 だいたい50mがこの世界の弓の有効射程となっている
 剣に言えばもっと接近しないといけない
 
 私はその世界にSCAR-Lという銃を持っている
 この銃は5.56×44㎜NATO弾を使用する
 サイズはショート、スタンダード、ロングとあるが
 私が持っているのはスタンダードなので

 有効射程は500mにも及ぶ
 なので正直私の意見では
 一人で狩りをした方が楽なのである
 でも目の前の金髪の冒険者は諦めようとしない
 私はもう諦めて最後の手段にでた

 「なら、貴方が強いことを証明してくださいよ」
 「おういいぜ」
 「では、明日の9時でにゴブリンをどちらが多く狩れるかで」
 そういうと彼はクエストカウンターに行きゴブリン討伐クエストを受注してきた

 私は彼が帰って来る前にささっとゴブリンが出るというエリアに向けて歩き出した
 ギルドから歩いて30分だそうだ
 今回の討伐クエストは北門に表れるゴブリンの討伐らしいので
 北門に行くとそこはなぜか慌ただしい雰囲気になっていた
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