80 / 87
俳句80
しおりを挟む「はぁっはっ…ぅっ…はっ…はっ…ぁ…」
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
俺はまともに呼吸ができず喋れなくなっていた…。
「はぁっ…ひぃっ…」
…苦しいっ…
「……。」
母親はそのままずっと電話をつないだまま…
「はぁっはぁっ…ぁっ…」
そのまま数分が経過した--
「……幸子…?」
「はぁっ…はぁっ…」
お母さんに今まで言えなかった事……
今ここで言ってしまったら楽になるだろうか---?
「はぁ…はぁ…」
「…大丈夫?」
俺は少し呼吸が落ち着いてから喋りだした…
「…ぉ…お母さん…はぁ…はぁ…」
「何?
…言いたい事…言っていいのよ?」
「はぁ…はぁ…
…う゛…ぁ…あのさ…」
「…うん?」
「…はぁ…ぉ…俺
幼稚園の時…はぁ…
…う゛…独りで帰ったどき…
…はぁ…知らないおじさんに…れ…レイプされて…
…はぁっ…はぁ…
…ぅ…ほ…ほんとは言いたかったけど
言っだらお母さんにおごられると思っで言えながっだ…ぁあ…ぅう…ぅっ…
…ほ…ン…ぅ…ほんとはいつも"おばけの夢みた"なんてウソだったんだ…
ぅうっ…うっ…う゛ぅっ…」
ほんとは学校が楽しいなんてウソだったんだ…
仲良しな友達がいるなんてウソだったんだ……
「ぅうっ…うーっ…
…ぉ…ほんどは…
学校いっでなぐで…
ずっと独りで公園にいて……
ぁ…ぁあ…うーっ…ぁ…」
学校なんて大嫌いで…
毎日つまらなくて…
生きてる事が苦痛で……
「…ぅっ…ほんとは
ぅーっ…ぁ…あっ
…ぅ…ほ……ほんとは…
全部ウソだったんだよっっ!!」
……あぁ
…言っちゃった……。
「…ぅうっ…うーっ…うっうっ…えっ…ぁ…ぁああああああ…」
この時…
俺の中で今まで築き上げた"何か"が
音をたてて崩れ去っていくのが分かったんだ----。
10
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる