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第2話
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今夜は渚のマンションで戯れた。
オペのあった日の渚のセックスは激しかった。渚はまるで別人のように悶え、私を求め悦楽の中を漂っていた。
「している時のあなたの顔、見るのが好き」
「女はやっている時、目を閉じるもんじゃないのか?」
「そういう女はね、別な男に抱かれている自分を想像しているかもよ」
「俺とのセックスの時はいつも、渚は明かりを煌々に点けてやるもんな? 少し安心したよ、他の男のことを考えてしていないお前が」
「「明かりを消して」。なんてかわいらしく言って欲しい?」
「いや、俺も渚のすべてを見たいから、俺も明るい方がいいよ」
「私もあなたのすべてを見たいから明るい方が好き」
渚が私のペニスを咥え、みだらな音を立てながら頭を上下させた。
前の男に仕込まれたのか、男がどうすれば悦ぶかを渚は熟知していた。
長いフェラが続いた。
「疲れただろう? もういいよ」
渚は行為を中断した。
「気持ちよくない?」
「いや、あと少しでイキそうだったから」
「だったら大丈夫、そのままお口に出していいよ、ゴックンしてあげるから」
そう言って渚は再びフェラチオを続けた。
より強いバキュームが加わり、私は遂に限界に達した。
「ごめん、出る」
渚は行為を加速させながら頷いた。
女の口に射精する時、普通の男は少し抵抗がある。気持ちはいいのだが、女に直接精子を飲ませることに申し訳ない思いがあるからだ。
渚の口にザーメンを放出していると、渚がそれを飲んでくれている実感が伝わって来た。
矛盾しているようだが、私はその時の健気な渚を見るのが好きだった。
私の精子を飲み干すと渚が言った。
「ごちそうさまでした」
「苦くなかったか?」
「今日は苦くなかったよ。省吾は自分の飲んだことある?」
「それはないよ、自分のはちょっとなあ」
それは以前、女がそう言っていたからだった。「ちょっと苦い味がする」と。
口内に射精したばかりの口でキスをしようとする女もいるが、私はそれが苦手だった。
「私のラブジュースは喜んで舐めるくせに」
「それとこれとは別だよ」
「ねえ、私にもお返しして」
私は渚を仰向けに寝かせると、両膝を立たせて股を開かせた。
「それではいただきます」
「召し上がれ、ボナペティ」
私は渚のクリトリスを舌で正確に捉えると、強弱をつけてそこをなぶった。
「あ うっ あ 上手・・・」
どんどん愛液が溢れ出て来て、私はそれを音を立てて夢中で吸った。
渚が私の頭を押さえて言った。
「来て」
私は渚の膝を抱えるような体勢で挿入を開始した。
メリメリと突き進んでゆく私の分身。
渚は軽い呻き声をあげて仰け反った。
いい表情だと思った。女のエクスタシーは男の何倍もいいとは言うが、男が射精により快感を得るのは一瞬だ。だが女のそれは長くて何度も続くらしい。
クライマックスが迫って来た。
「出すよ」
渚は黙って頷いた。
私は射精の直前で素早くペニスを引き抜くと、彼女に跨り胸に精子を放出した。
それを下からじっと見ている渚。
私はティッシュボックスからティッシュを三枚抜き取り、渚の胸を拭いてやった。
「頭が真っ白になっちゃった」
「お前のココは締まりがいいから今日はちょっと早かったかな?」
「大丈夫、一緒にイケたから」
「そうか? それなら良かった。シャワーを浴びて来いよ」
「ううん、もう少し省吾を感じていたいからいい」
渚は私に寄り添い、甘いキスをした。
オペのあった日の渚のセックスは激しかった。渚はまるで別人のように悶え、私を求め悦楽の中を漂っていた。
「している時のあなたの顔、見るのが好き」
「女はやっている時、目を閉じるもんじゃないのか?」
「そういう女はね、別な男に抱かれている自分を想像しているかもよ」
「俺とのセックスの時はいつも、渚は明かりを煌々に点けてやるもんな? 少し安心したよ、他の男のことを考えてしていないお前が」
「「明かりを消して」。なんてかわいらしく言って欲しい?」
「いや、俺も渚のすべてを見たいから、俺も明るい方がいいよ」
「私もあなたのすべてを見たいから明るい方が好き」
渚が私のペニスを咥え、みだらな音を立てながら頭を上下させた。
前の男に仕込まれたのか、男がどうすれば悦ぶかを渚は熟知していた。
長いフェラが続いた。
「疲れただろう? もういいよ」
渚は行為を中断した。
「気持ちよくない?」
「いや、あと少しでイキそうだったから」
「だったら大丈夫、そのままお口に出していいよ、ゴックンしてあげるから」
そう言って渚は再びフェラチオを続けた。
より強いバキュームが加わり、私は遂に限界に達した。
「ごめん、出る」
渚は行為を加速させながら頷いた。
女の口に射精する時、普通の男は少し抵抗がある。気持ちはいいのだが、女に直接精子を飲ませることに申し訳ない思いがあるからだ。
渚の口にザーメンを放出していると、渚がそれを飲んでくれている実感が伝わって来た。
矛盾しているようだが、私はその時の健気な渚を見るのが好きだった。
私の精子を飲み干すと渚が言った。
「ごちそうさまでした」
「苦くなかったか?」
「今日は苦くなかったよ。省吾は自分の飲んだことある?」
「それはないよ、自分のはちょっとなあ」
それは以前、女がそう言っていたからだった。「ちょっと苦い味がする」と。
口内に射精したばかりの口でキスをしようとする女もいるが、私はそれが苦手だった。
「私のラブジュースは喜んで舐めるくせに」
「それとこれとは別だよ」
「ねえ、私にもお返しして」
私は渚を仰向けに寝かせると、両膝を立たせて股を開かせた。
「それではいただきます」
「召し上がれ、ボナペティ」
私は渚のクリトリスを舌で正確に捉えると、強弱をつけてそこをなぶった。
「あ うっ あ 上手・・・」
どんどん愛液が溢れ出て来て、私はそれを音を立てて夢中で吸った。
渚が私の頭を押さえて言った。
「来て」
私は渚の膝を抱えるような体勢で挿入を開始した。
メリメリと突き進んでゆく私の分身。
渚は軽い呻き声をあげて仰け反った。
いい表情だと思った。女のエクスタシーは男の何倍もいいとは言うが、男が射精により快感を得るのは一瞬だ。だが女のそれは長くて何度も続くらしい。
クライマックスが迫って来た。
「出すよ」
渚は黙って頷いた。
私は射精の直前で素早くペニスを引き抜くと、彼女に跨り胸に精子を放出した。
それを下からじっと見ている渚。
私はティッシュボックスからティッシュを三枚抜き取り、渚の胸を拭いてやった。
「頭が真っ白になっちゃった」
「お前のココは締まりがいいから今日はちょっと早かったかな?」
「大丈夫、一緒にイケたから」
「そうか? それなら良かった。シャワーを浴びて来いよ」
「ううん、もう少し省吾を感じていたいからいい」
渚は私に寄り添い、甘いキスをした。
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