DAIKON叙事詩第1部『大根と魔導師』 ~主に野菜でお仕置きする男の物語~

――夢の続きはここにはない

冒険者を夢見て、古代遺跡都市カイユテに出てきた若者アデラール。
四年前に冒険者稼業に就くも、まったく向いていなかったようで、いつまで経っても下積み扱い。
間の悪いことにパーティメンバーにも恵まれず、最悪の労働環境に将来を憂う日々。
十七歳で田舎を飛び出した彼も、気付けばもう二十歳を超えている。

たくさんの夢と一緒に、挫折と絶望感をこの場所に置いていく。
青年アデラールはそう決意を固め、冒険者の道をあきらめる事にしたのです。

1人の青年が底辺から上り詰めるまでの物語が始まります――


※2020/05/20から書き直しはじめました。

書き直しに伴い、ストーリーの改変、大幅な加筆修正を加え完結させます。
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