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第十三章 日帰り【シックスス・ワールド(第六の世界)】の冒険3
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ローテーションで担当を決めて戦うのも【勇至狼】で最後だ。
彼が決めた相手の【モンスター】は、
【タートルゴーレム】1体、
【パンクフラワー】2体、
【ヘルモルモット】52体、
【チャンプベルト】2体、
【あこぎ鹿】2体、
【スケルトンヘッドベア】2体、
【バーストロック】3体、
――の合計64体だ。
今までで一番数が多い。
他のメンバーの時の何倍もの【モンスター】が相手となる。
やはり、【ヘルモルモット】の52体が大きいだろう。
この種が数を稼いでいると言って良い。
【タートルゴーレム】は【亀型のゴーレム】の【モンスター】となる。
動きは鈍重だが【防御力】があると言える。
ランクは【D】だ。
【パンクフラワー】は、【花型】の【モンスター】だ。
動くと自転車がパンクした時の音がするからそう名付けられている。
ランクは【F】だ。
【ヘルモルモット】は、【ネズミ型】の【モンスター】だ。
一体、一体は弱いが難があるのは群れをなして行動すると言う事が上げられる。
一体、一体の攻撃力は弱くても塵も積もればと言うことにもなるからだ。
ランクは【F】だ。
【チャンプベルト】は、特定の種族を現す【モンスター】ではなく、【品卵(ひんらん)】の【害卵(がいらん)】から生み出された【狂気のチャンピオンベルト】を腰に巻いていると言う【モンスター】全般を指す。
【狂気のチャンピオンベルト】に操られたモンスターなので、ランクはわからないが、この辺りに生息している事から考えると【F】から高くても【D】と考えるのが妥当だろうと言える。
【あこぎ鹿】は【鹿型のモンスター】だ。
見た目は【鹿】の様な姿をしているが、知能が高く、人間を騙す事が多いと言うことからつけられた名前だ。
ランクは【E】だが、【Dランク】なみに厄介な相手と言える。
【スケルトンヘッドベア】は【熊型】の【モンスター】だ。
頭が骨だけになっており、身体は【熊】のままの【モンスター】となる。
半死半生の【半アンデッドモンスター】と言える。
ランクは【D】だ。
【バーストロック】は【岩型】の【モンスター】だ。
攻撃は自分の身体を【破裂】させて、飛び散った石つぶてでダメージを与えるというものになる。
攻撃をする度に身体が小さくなるが、直径10センチになっても【バースト】させる【力】はあるとされている。
見たところ、直径【2メートルクラス】ばかりなので、【バースト】する余裕はたっぷりあると推測される。
ランクは【E】だ。
この【モンスター】は誕生時にあたる【10メートルクラス】の時は、【Dランク】に相当するが、小さくなる度にランクは落ちて行き、最終的には、【Fランク】となる。
【1メートルクラス】から【5メートルクラス】までは【Eランク】に相当すると言われている。
というラインナップだ。
それに対して、【勇至狼】は、
「我の名は【叶羽 勇至狼(かなう ゆうしろう)】。
我の名において【複数召喚】す。
【心要素】――【静火(せいか)属性】、
【技要素】――【火属性(ひぞくせい)】、
【体要素】――【火属性(ひぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静水(せいすい)属性】、
【技要素】――【水属性(みずぞくせい)】、
【体要素】――【水属性(みずぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静雷(せいらい)属性】、
【技要素】――【雷属性(かみなりぞくせい)】、
【体要素】――【雷属性(かみなりぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静風(せいふう)属性】、
【技要素】――【風属性(かぜぞくせい)】、
【体要素】――【風属性(かぜぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静土(せいど)属性】、
【技要素】――【土属性(つちぞくせい)】、
【体要素】――【土属性(つちぞくせい)】、
各々【顕現(けんげん)】し、1つとなれ」
と唱えた。
なんと、それぞれ【火属性(ひぞくせい)】、【水属性(みずぞくせい)】、【雷属性(かみなりぞくせい)】、【風属性(かぜぞくせい)】、【土属性(つちぞくせい)】に特化した【モンスター】を作りだそうとしたのだった。
【勇至狼】の背後から空間が避け、合計15種類の【要素】が飛び出して来た。
そして、3つずつの【要素】は、それぞれ空中で回転し、円を描く様にそれぞれ120度ずつ離れた場所に定着し、その軌道上に――
【赤】、
【青】、
【黄色】、
【透明色】、
【茶色】、
の線が走った。
その線から複雑な【魔法陣】が出現する。
轟音を立て、3つずつの【小石】が描いている円がダンダン縮まって行く。
そして、3つの【小石】が1つずつにまとまった時、【融合】を始めた。
1つずつになった【小石】は、ジュボボボと音を立て、受肉していく。
受肉したそれらは【モンスター】の形になって行った。
【赤】の【魔法陣】から生まれたのは、【ファイヤーラビット】だ。
これは以前、出した【モンスター】だ。
【青】の【魔法陣】から生まれたのは、【ツナシー】だ。
これも以前、出した【モンスター】だ。
【黄色】の【魔法陣】から生まれたものには【サンダーフォックス】と名付けた。
狐に似ている事から命名した。
【透明色】の【魔法陣】から生まれたものには【風馬(ふうば)】と名付けた。
馬に似ている事から命名した。
【茶色】の【魔法陣】から生まれたものには【灰土竜(はいもぐら)】と名付けた。
土竜に似ている事から命名した。
そして、【勇至狼】は、
「【ファイヤーラビット】、
【ツナシー】、
【サンダーフォックス】、
【風馬(ふうば)】、
【灰土竜(はいもぐら)】、
敵を殲滅しろっ」
と命令した。
これならば、【モンスター】1体に対して1つ命令した事になる。
後は、【無帰化(むきか)】の命令をすれば、ギリギリ10回の命令となる。
つまり、1度に5体までの【モンスター】を出せる事を確かめようとしていたのだった。
【勇至狼】の命令通り、5体の【モンスター】は【敵モンスター】を殲滅した。
そして、
「ご苦労だった。
【ファイヤーラビット】、
【ツナシー】、
【サンダーフォックス】、
【風馬(ふうば)】、
【灰土竜(はいもぐら)】、
戻ってくれ。
【要素】に戻れ。
【無帰化(むきか)】っ」
と命じた。
5体の【味方モンスター】は15の【要素】に戻り、【勇至狼】の背後に出来た歪みの中に消えて行った。
歪みの向こう側は、当然、【セヴンス・ワールド(第七の世界)】となっているはずだ。
【勇至狼】は、
「か、勝った。
勝ったぞ。
やった……」
と言った。
【吟撫】は、
「初戦勝利、おめでと。
まぁ、何とか使えるようね、あんた……」
と言った。
一応褒めているつもりだ。
【勇至狼】は、
「あ、あぁ。
ありがと【吟撫】。
俺でもやれる事がわかってホッとしている」
と答えた。
【ティニディス】は、
『小僧もやれた事がわかったところで時間だな。
帰りの時間も考えると、そろそろ引き返すべきだろう。
日帰りだと出来るのはこの程度だな』
と言った。
【琴花】は、
「そうね。
そろそろ、限界ね。
やっぱり本格的な冒険は夏休みとかで行くしか無いようね。
学生の身なのが恨めしいわ。
もっと冒険したいけど、学生やっているとこれが限界ね。
早く、大人になりたいわ」
と言った。
【瞳良】は、
「私が一番最後に大人になるんだから、置いて行かないでよね。
行くときは3人一緒よ。
そう決めたでしょ?」
と言った。
【吟撫】は、
「わかってる、わかってる。
あんたも一緒よ。
それと、3人じゃなくて、【勇至狼】と【ティニディス】も一緒よ。
このパーティーで、行くんだから」
と言った。
【瞳良】は、
「そうだったわね。
最低限、この5人が準備整うまで行かない。
そういう事ね」
と言った。
【吟撫】は、
「そうそう。
じゃあ、帰りますか」
と言い、5人は【シックスス・ワールド(第六の世界)】の出口であり入り口の1つである場所のある【無垢の草原】に戻ったのだった。
彼が決めた相手の【モンスター】は、
【タートルゴーレム】1体、
【パンクフラワー】2体、
【ヘルモルモット】52体、
【チャンプベルト】2体、
【あこぎ鹿】2体、
【スケルトンヘッドベア】2体、
【バーストロック】3体、
――の合計64体だ。
今までで一番数が多い。
他のメンバーの時の何倍もの【モンスター】が相手となる。
やはり、【ヘルモルモット】の52体が大きいだろう。
この種が数を稼いでいると言って良い。
【タートルゴーレム】は【亀型のゴーレム】の【モンスター】となる。
動きは鈍重だが【防御力】があると言える。
ランクは【D】だ。
【パンクフラワー】は、【花型】の【モンスター】だ。
動くと自転車がパンクした時の音がするからそう名付けられている。
ランクは【F】だ。
【ヘルモルモット】は、【ネズミ型】の【モンスター】だ。
一体、一体は弱いが難があるのは群れをなして行動すると言う事が上げられる。
一体、一体の攻撃力は弱くても塵も積もればと言うことにもなるからだ。
ランクは【F】だ。
【チャンプベルト】は、特定の種族を現す【モンスター】ではなく、【品卵(ひんらん)】の【害卵(がいらん)】から生み出された【狂気のチャンピオンベルト】を腰に巻いていると言う【モンスター】全般を指す。
【狂気のチャンピオンベルト】に操られたモンスターなので、ランクはわからないが、この辺りに生息している事から考えると【F】から高くても【D】と考えるのが妥当だろうと言える。
【あこぎ鹿】は【鹿型のモンスター】だ。
見た目は【鹿】の様な姿をしているが、知能が高く、人間を騙す事が多いと言うことからつけられた名前だ。
ランクは【E】だが、【Dランク】なみに厄介な相手と言える。
【スケルトンヘッドベア】は【熊型】の【モンスター】だ。
頭が骨だけになっており、身体は【熊】のままの【モンスター】となる。
半死半生の【半アンデッドモンスター】と言える。
ランクは【D】だ。
【バーストロック】は【岩型】の【モンスター】だ。
攻撃は自分の身体を【破裂】させて、飛び散った石つぶてでダメージを与えるというものになる。
攻撃をする度に身体が小さくなるが、直径10センチになっても【バースト】させる【力】はあるとされている。
見たところ、直径【2メートルクラス】ばかりなので、【バースト】する余裕はたっぷりあると推測される。
ランクは【E】だ。
この【モンスター】は誕生時にあたる【10メートルクラス】の時は、【Dランク】に相当するが、小さくなる度にランクは落ちて行き、最終的には、【Fランク】となる。
【1メートルクラス】から【5メートルクラス】までは【Eランク】に相当すると言われている。
というラインナップだ。
それに対して、【勇至狼】は、
「我の名は【叶羽 勇至狼(かなう ゆうしろう)】。
我の名において【複数召喚】す。
【心要素】――【静火(せいか)属性】、
【技要素】――【火属性(ひぞくせい)】、
【体要素】――【火属性(ひぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静水(せいすい)属性】、
【技要素】――【水属性(みずぞくせい)】、
【体要素】――【水属性(みずぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静雷(せいらい)属性】、
【技要素】――【雷属性(かみなりぞくせい)】、
【体要素】――【雷属性(かみなりぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静風(せいふう)属性】、
【技要素】――【風属性(かぜぞくせい)】、
【体要素】――【風属性(かぜぞくせい)】、
また、
【心要素】――【静土(せいど)属性】、
【技要素】――【土属性(つちぞくせい)】、
【体要素】――【土属性(つちぞくせい)】、
各々【顕現(けんげん)】し、1つとなれ」
と唱えた。
なんと、それぞれ【火属性(ひぞくせい)】、【水属性(みずぞくせい)】、【雷属性(かみなりぞくせい)】、【風属性(かぜぞくせい)】、【土属性(つちぞくせい)】に特化した【モンスター】を作りだそうとしたのだった。
【勇至狼】の背後から空間が避け、合計15種類の【要素】が飛び出して来た。
そして、3つずつの【要素】は、それぞれ空中で回転し、円を描く様にそれぞれ120度ずつ離れた場所に定着し、その軌道上に――
【赤】、
【青】、
【黄色】、
【透明色】、
【茶色】、
の線が走った。
その線から複雑な【魔法陣】が出現する。
轟音を立て、3つずつの【小石】が描いている円がダンダン縮まって行く。
そして、3つの【小石】が1つずつにまとまった時、【融合】を始めた。
1つずつになった【小石】は、ジュボボボと音を立て、受肉していく。
受肉したそれらは【モンスター】の形になって行った。
【赤】の【魔法陣】から生まれたのは、【ファイヤーラビット】だ。
これは以前、出した【モンスター】だ。
【青】の【魔法陣】から生まれたのは、【ツナシー】だ。
これも以前、出した【モンスター】だ。
【黄色】の【魔法陣】から生まれたものには【サンダーフォックス】と名付けた。
狐に似ている事から命名した。
【透明色】の【魔法陣】から生まれたものには【風馬(ふうば)】と名付けた。
馬に似ている事から命名した。
【茶色】の【魔法陣】から生まれたものには【灰土竜(はいもぐら)】と名付けた。
土竜に似ている事から命名した。
そして、【勇至狼】は、
「【ファイヤーラビット】、
【ツナシー】、
【サンダーフォックス】、
【風馬(ふうば)】、
【灰土竜(はいもぐら)】、
敵を殲滅しろっ」
と命令した。
これならば、【モンスター】1体に対して1つ命令した事になる。
後は、【無帰化(むきか)】の命令をすれば、ギリギリ10回の命令となる。
つまり、1度に5体までの【モンスター】を出せる事を確かめようとしていたのだった。
【勇至狼】の命令通り、5体の【モンスター】は【敵モンスター】を殲滅した。
そして、
「ご苦労だった。
【ファイヤーラビット】、
【ツナシー】、
【サンダーフォックス】、
【風馬(ふうば)】、
【灰土竜(はいもぐら)】、
戻ってくれ。
【要素】に戻れ。
【無帰化(むきか)】っ」
と命じた。
5体の【味方モンスター】は15の【要素】に戻り、【勇至狼】の背後に出来た歪みの中に消えて行った。
歪みの向こう側は、当然、【セヴンス・ワールド(第七の世界)】となっているはずだ。
【勇至狼】は、
「か、勝った。
勝ったぞ。
やった……」
と言った。
【吟撫】は、
「初戦勝利、おめでと。
まぁ、何とか使えるようね、あんた……」
と言った。
一応褒めているつもりだ。
【勇至狼】は、
「あ、あぁ。
ありがと【吟撫】。
俺でもやれる事がわかってホッとしている」
と答えた。
【ティニディス】は、
『小僧もやれた事がわかったところで時間だな。
帰りの時間も考えると、そろそろ引き返すべきだろう。
日帰りだと出来るのはこの程度だな』
と言った。
【琴花】は、
「そうね。
そろそろ、限界ね。
やっぱり本格的な冒険は夏休みとかで行くしか無いようね。
学生の身なのが恨めしいわ。
もっと冒険したいけど、学生やっているとこれが限界ね。
早く、大人になりたいわ」
と言った。
【瞳良】は、
「私が一番最後に大人になるんだから、置いて行かないでよね。
行くときは3人一緒よ。
そう決めたでしょ?」
と言った。
【吟撫】は、
「わかってる、わかってる。
あんたも一緒よ。
それと、3人じゃなくて、【勇至狼】と【ティニディス】も一緒よ。
このパーティーで、行くんだから」
と言った。
【瞳良】は、
「そうだったわね。
最低限、この5人が準備整うまで行かない。
そういう事ね」
と言った。
【吟撫】は、
「そうそう。
じゃあ、帰りますか」
と言い、5人は【シックスス・ワールド(第六の世界)】の出口であり入り口の1つである場所のある【無垢の草原】に戻ったのだった。
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