猫と秘密保管庫と、
ここは裏通りを右に曲がった先に在る古い洋館。美味しいケーキとコーヒーと紅茶を出す、知る人ぞ知る名店。そして、誰かの秘密を預かり守る、不思議なお店だ。
甘いものが欲しいとき、ほっと一息つきたいとき、誰かになにかを託したいとき――きんいろの美猫に会いたいとき、ぜひご利用ください。
甘いものが欲しいとき、ほっと一息つきたいとき、誰かになにかを託したいとき――きんいろの美猫に会いたいとき、ぜひご利用ください。
プロローグ
第一章
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