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09(えくすとら3)
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熱く疼く場所にひやりと濡れた感触。初めは驚いたけれど、もう慣れた。冷たいぬめりが温められ、肌に馴染んでいく感覚にも。
それに耐えていたとき不意にぬくりと指が差し込まれ、異物感と高揚に由岐也はビクッと身体を震わせた。
(くる……)
「あっ♡」
無遠慮に挿入された節くれだった指が内側を探るように動く。
いつもあの張り出したカリ首で引っ掻かれる場所、由岐也の快楽の源を指先がぐっと押し込んだ。
「あぁんっ♡♡」
媚びるように多分に艶を含んだ声があがる。かすかにくねる腰が、未発達な薄く白い腹と相まって壮絶ないやらしさを醸し出していた。
「あっ♡♡あひっ♡あっ♡きもちい♡♡です」
目を閉じて感じ入る由岐也を見下ろして、実原は喉を鳴らした。
細い膝裏に手を回すと、難なく持ち上げ両側に開く。柔らかい股関節はその動きを容易く受け止め、つるりとなめらかな下腹部の上で包皮に包まれた幼いペニスが健気に勃ち上がる様と、その下にあるふっくらとした後孔がちゅうちゅうと嬉しそうに指を咥え込んでいる様子がよく見えた。
その内側でふわりと膨らんだしこり。
実原はそこを優しく指先で擦った。とたん、由岐也がシャツを握りしめ、腰をカクカクと揺らしだす。
「ああん♡」
(そこ、そこ気持ちいい♡♡)
実原の指先からじんじんと痺れるような甘い疼きが由岐也の身体を昇ってくる。
それは由岐也の赤く色づいた小さな唇から形になって飛び出した。
「きもちいっ♡♡おまんこ、きもちっ♡♡あっ♡あっ♡せんせ、いいっ♡♡」
由岐也の小さな尻の中で、トントンと指先が蠢く。しこりを優しく叩くリズムに合わせるように腰が揺れ、未熟な幹が雫を散らしながら無防備に空を掻く。
(とんとんするの、好き♡♡して♡もっと♡♡)
「あっ♡あっ♡♡」
可憐な喘ぎを漏らしながらくねくねと身悶え快楽に翻弄される少年の淫らな様は、実原を大層愉しませていた。
「とんとんらめ♡きもちいのっ♡♡ああん♡♡せんせ、いいっ♡♡」
駄目と口走りながら、もっととねだるように腰をくねらせ振り動かす由岐也の、物欲しげにいやらしい蜜を垂れこぼす尖った花芯の先端を実原がキュッと摘み上げた。
(うそ! イっちゃう♡)
「あーーっ♡♡」
実原の指先に淫液がぷくりと水滴を作った瞬間、嬌声をあげた由岐也がビクビクっと大きく震えた。シャツを握る指に力がこもり、背がきつく弓形にしなる。
「あ……♡せんせ……ぇ♡♡イっちゃっ……♡♡」
だらしなく開いたままの唇の奥に赤い舌が覗いている。実原に捧げるように突き出された花芯からはとろとろと透明な液体が溢れていた。
とろんと蕩け笑みさえ浮かべた眼差しが実原を見上げている。
「もうイったのか。いやらしい子だな、滝本」
微笑む実原に甘く罵られ、由岐也の胸がどきんと跳ねた。身体の力が一気に抜ける。
「先生ごめんなさい♡ぼくエッチでごめんなさい♡おちんこ気持ちいいの♡♡」
頬を真っ赤に染めて媚びるように見つめてくる視線に、実原はべろりと唇を舐めた。
差し込まれたままだった指が由岐也の体内で怪しく蠢いた。由岐也の脚がビクンと跳ね、机が鳴った。
「おまんこもだろう、こんなに締めて」
「あっ♡あっ♡♡おちんことおまんこりょうほう、いい♡おまんこ気持ちいいです♡♡」
言えば体内に侵入した指が一層激しく内壁を擦る。
「はんっ♡んっ♡♡あっ♡あっ♡♡」
(気持ちいい♡気持ちいい、けど……)
いつまでも指で弄られるばかりでたまらなくなった由岐也は、自分から膝裏を持ち上げ、指を咥え込んでいる場所を実原に見せつけた。毎日のように実原の太く逞しいものをのみこんでいる場所を。
「せんせっ♡もっとぐりぐりしてっ♡♡ここ、おちんぽでして♡♡♡」
実原に何度も見せられた、傘の張った赤黒いペニス。あれが自分の身体の中におさめられていく様子。そうしてそれが奥に入ってくればくるほどに訪れるじんじんと痺れるような快感。
想像に由岐也の喉が鳴る。
「せんせ、はやく♡♡はやくおまんこにください♡♡」
由岐也は快楽の源を求めて脚を大きく開いて拙い仕草で尻を振り、懸命に実原を誘った。
ファスナーが下される音が由岐也の耳に届き、その顔がこれからもたらされる快楽への期待にぱあっと輝いた。
それに耐えていたとき不意にぬくりと指が差し込まれ、異物感と高揚に由岐也はビクッと身体を震わせた。
(くる……)
「あっ♡」
無遠慮に挿入された節くれだった指が内側を探るように動く。
いつもあの張り出したカリ首で引っ掻かれる場所、由岐也の快楽の源を指先がぐっと押し込んだ。
「あぁんっ♡♡」
媚びるように多分に艶を含んだ声があがる。かすかにくねる腰が、未発達な薄く白い腹と相まって壮絶ないやらしさを醸し出していた。
「あっ♡♡あひっ♡あっ♡きもちい♡♡です」
目を閉じて感じ入る由岐也を見下ろして、実原は喉を鳴らした。
細い膝裏に手を回すと、難なく持ち上げ両側に開く。柔らかい股関節はその動きを容易く受け止め、つるりとなめらかな下腹部の上で包皮に包まれた幼いペニスが健気に勃ち上がる様と、その下にあるふっくらとした後孔がちゅうちゅうと嬉しそうに指を咥え込んでいる様子がよく見えた。
その内側でふわりと膨らんだしこり。
実原はそこを優しく指先で擦った。とたん、由岐也がシャツを握りしめ、腰をカクカクと揺らしだす。
「ああん♡」
(そこ、そこ気持ちいい♡♡)
実原の指先からじんじんと痺れるような甘い疼きが由岐也の身体を昇ってくる。
それは由岐也の赤く色づいた小さな唇から形になって飛び出した。
「きもちいっ♡♡おまんこ、きもちっ♡♡あっ♡あっ♡せんせ、いいっ♡♡」
由岐也の小さな尻の中で、トントンと指先が蠢く。しこりを優しく叩くリズムに合わせるように腰が揺れ、未熟な幹が雫を散らしながら無防備に空を掻く。
(とんとんするの、好き♡♡して♡もっと♡♡)
「あっ♡あっ♡♡」
可憐な喘ぎを漏らしながらくねくねと身悶え快楽に翻弄される少年の淫らな様は、実原を大層愉しませていた。
「とんとんらめ♡きもちいのっ♡♡ああん♡♡せんせ、いいっ♡♡」
駄目と口走りながら、もっととねだるように腰をくねらせ振り動かす由岐也の、物欲しげにいやらしい蜜を垂れこぼす尖った花芯の先端を実原がキュッと摘み上げた。
(うそ! イっちゃう♡)
「あーーっ♡♡」
実原の指先に淫液がぷくりと水滴を作った瞬間、嬌声をあげた由岐也がビクビクっと大きく震えた。シャツを握る指に力がこもり、背がきつく弓形にしなる。
「あ……♡せんせ……ぇ♡♡イっちゃっ……♡♡」
だらしなく開いたままの唇の奥に赤い舌が覗いている。実原に捧げるように突き出された花芯からはとろとろと透明な液体が溢れていた。
とろんと蕩け笑みさえ浮かべた眼差しが実原を見上げている。
「もうイったのか。いやらしい子だな、滝本」
微笑む実原に甘く罵られ、由岐也の胸がどきんと跳ねた。身体の力が一気に抜ける。
「先生ごめんなさい♡ぼくエッチでごめんなさい♡おちんこ気持ちいいの♡♡」
頬を真っ赤に染めて媚びるように見つめてくる視線に、実原はべろりと唇を舐めた。
差し込まれたままだった指が由岐也の体内で怪しく蠢いた。由岐也の脚がビクンと跳ね、机が鳴った。
「おまんこもだろう、こんなに締めて」
「あっ♡あっ♡♡おちんことおまんこりょうほう、いい♡おまんこ気持ちいいです♡♡」
言えば体内に侵入した指が一層激しく内壁を擦る。
「はんっ♡んっ♡♡あっ♡あっ♡♡」
(気持ちいい♡気持ちいい、けど……)
いつまでも指で弄られるばかりでたまらなくなった由岐也は、自分から膝裏を持ち上げ、指を咥え込んでいる場所を実原に見せつけた。毎日のように実原の太く逞しいものをのみこんでいる場所を。
「せんせっ♡もっとぐりぐりしてっ♡♡ここ、おちんぽでして♡♡♡」
実原に何度も見せられた、傘の張った赤黒いペニス。あれが自分の身体の中におさめられていく様子。そうしてそれが奥に入ってくればくるほどに訪れるじんじんと痺れるような快感。
想像に由岐也の喉が鳴る。
「せんせ、はやく♡♡はやくおまんこにください♡♡」
由岐也は快楽の源を求めて脚を大きく開いて拙い仕草で尻を振り、懸命に実原を誘った。
ファスナーが下される音が由岐也の耳に届き、その顔がこれからもたらされる快楽への期待にぱあっと輝いた。
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