上の階のおにいちゃん

らーゆ

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「あっ♡あっ♡♡」
「そう、上手だよ。気持ちいいエッチな声いっぱい出そうね」
シャワーはいつのまにか止められていて、浴室では奏斗の可愛らしい喘ぎがこだましていた。
尚に幼いペニスを変わらず両手でいじられて、足はがっちりと開かされたままで、襲いくる快感から逃れることも叶わず、奏斗はもじもじと尻を揺らめかせていた。
包皮をほんの少し引き下ろされ、露出した亀頭を指でくりくりと捏ねられる。
昨日までろくに外気に触れたこともなかったそこを他人の手でいじられて、奏斗は痛いようなむず痒いような、なんともいえない痺れに頭の奥が霞がかっていく気がした。
「あーっ♡あーっ♡」
ぴくっと腰が跳ねる。奏斗は思わず尚の腕に縋りついていた。腰がカクカクと宙を突く。
「ちんちんコスコスするの、気持ちいい?」
奏斗のうなじに舌を這わせながら、尚がささやいた。その息遣いにさえ震えて言葉にならない声をあげるだらしなく開いたままの口から、唾液が一筋こぼれ落ちた。
(き、きもちいい♡もっとこすこすしてほしい♡♡)
「奏斗はどこもすべすべだね。内股も、お腹も、ちんちんも」
歌うように褒めそやしながら、尚の手が奏斗のペニスをにゅくにゅくと扱く。そのリズムに合わせるように、奏斗が拙いながらも腰を振った。
あまりに可愛らしい仕草に尚は頬が緩むのを堪えきれず、もっと喘がせようと既に完勃ちした無毛の性器を片手で擦り、もう片手で先端を捏ねた。
「ああん♡あっ♡あっ♡♡」
(先っぽ、きもちいいよう♡)
尚の思惑どおり、奏斗は小さな口を大きく開いて、浴室に声を響かせた。
「可愛いなぁ。もっとコスコスする?」
尚の言葉に奏斗は胸をときめかせた。この気持ちいいことを、尚がもっとしてくれるという。それなら。
「あ、あ♡こすこすしてぇ♡」
言いながら奏斗は尚の身体にもたれかかり、己のペニスを弄る尚の腕にしがみつくと自分からも脚を広げた。
「かーわいー。もっと言って。言えたらいっぱい擦ってあげる」
(してほしい。いっぱい言わなきゃ)
「あふ♡あ、きもち♡♡おにいちゃん」
奏斗がたどたどしく感じていることを告げると、尚の奏斗の未熟な亀頭を指先で摘んだ。びりっと電気が流れたような快感に奏斗が腰を浮かせた。
「あっ♡」
優しく捏ねられ、若い幹も扱かれる。他人に触れられる心地よさに、奏斗は喘いだ。
(きもちいい♡尚にいちゃんの手……)
「ちんちん、どうなってるの? 奏斗」
「きもちい♡きもちいの♡♡ちんちんとけちゃう♡♡先っぽとけちゃうぅ♡♡」
腰をくねくねと揺らめかせ、もっともっととねだる奏斗に、尚は唇を舐めて目を細めた。
「溶けちゃうんだ。いっぱい気持ち良くなって溶かしちゃおうね」
尚は今までより少し激しく奏斗を擦り始めた。途端にとろんと透明な蜜が溢れだす。それは尚の手を伝い濡らした。
「だめ♡あっ♡ちんちん、そんな♡♡あっ♡あっ♡♡とけちゃう、とけちゃうよぉ♡♡」
「溶けちゃお」
尚が再び無毛の会陰に手を伸ばし撫でさすると、奏斗が腿を震わせる。奏斗は尚の手の動きに合わせてカクカクと愛らしい腰振りで腰を突き上げていた。
「あ、あ♡きもちい♡♡……おにいちゃん、なんかくる。あがってくるみたい、あ♡あ♡♡」
感極まった奏斗はピンと脚を突っ張って持ち上げた腰を激しく振り始めた。まるで尚の手の中で自慰するように。
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