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ヨーコ
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____ずいぶん長い間夢を見ていた気がする。
ちょうど日が沈みかけ、奴らの時間がやって来るので、俺は後頭部を右手で掻きながら、下半身で無理矢理上半身を持ち上げた。
枕代わりにしていたファンタズムを右手に取ると、そのまま背中に回した。
メガネが、あのメッセージを残してから俺は、ワスト・ピリオドのいる帝都を目指している。
アイツを殺すために
アンチマテリア相手に軽く暴れてから、しばらくして、オアシスの街、オセアヌスへと辿り着いた。
「なぁにいちゃん、背中に背負ってるソレはなんだ? 」
このような身なりの故に、ちょっかいをかけて来るならずものは少なく無い。
隻腕、隻眼の真っ黒な身なりの戦士が、自分の背丈と同じぐらいの大剣を背負っている。
殺さずに脅すことは、殺すことよりも難しい。
俺はため息をついてから、背中のソレを引き抜いた。
「アチョーってか? 」
ファンタズマへと想いを込める。
目を開けると、次の瞬間、切り落とされた俺の左肘から下に左腕が現れる。
まずは、手前の額に傷がある漢へと、剣の鋒を寸止め。
奴は反応できぬままに……
まて
砂岩の建物の上を疾走する物陰が一つ。
アンチマテリア……では無い。
俺は頭上のソレを目でぐるりと追ってから、ソレが、ならずものの一人の後頭部に一発喰らわせたのを見た。
続いて二人目、最後の一人が、自分に気づくまでに、勝負はついてしまった。
「安心して、峰打ちだから。」
女は手をパンパンと叩きながら、こちらに歩いて来る。
殺意は感じられない。
「貴方、なかなかやるじゃない。」
剣を抜かせなかった人間にかける言葉じゃ無い。
そうは思わないだろうか?
「私のこと見えていたでしょ? 今まで出会った旅人さんたちの中で、私の動きを目で追えたのは、貴方が初めてよ。」
「なるほどな。そうやって旅人が絡まれるまで、逐一待っていやがったのか、あまり性格が良いとは言えない行動だな。」
女は手を背中で組むと、俺に笑顔を見せた。
「私は正義のヒーローでも偽善者でも、ましてや慈善活動家でもないから。」
「何が目的だ。金か? モノか? 」
「あ・な・た。」
戦場で、ムラサキに背後を取られたような悪寒を感じて、素早く後ずさる。
「照れちゃって。」
「私はヨーコ。よろしくね。」
彼女が左手を差し出す。
俺はファンタズマで左腕を出現させると、そのまま彼女の手を握った。
彼女は少し動揺を見せると、そのまま左手を引っ込めた。
「あら貴方は……マギアトス……では無さそうね。」
なるほど、彼女が異様に早い理由が分かった。
傭兵時代、聞いたことがあった。
新エネルギー陣営が、人間兵器の開発に着手していたと。
噂によれば、ブロークン・シャドウの後、対アンチマテリアの人間側の持ち札として、そのまま流用されたんだとか。
「貴方、傭兵さん? 私たちについて、何か知っているみたいね。」
「私たちはね、人として必要な臓器以外は、すべて機械に置き換えられているの。」
彼女の身体をマジマジと見ると、首から下は機械のソレのようだった。
「抱いてみる? 製作者の趣味でね、生殖器だけは機械化されずにそのまま残っているの。」
悪趣味な奴だ。
コイツを改造した奴の顔を見てみたい。
「ごめんね、からかったりして。」
「俺は回りくどいのは、嫌いでな。単刀直入に頼む。」
彼女は薄ら笑いをしてから、淡々と話し始めた。
「実は、最近オセアヌスで、失踪事件が頻繁に起こっていてね。その調査を手伝ってもらいたくて。」
「慈善活動家じゃなかったんじゃあ無かったか? 」
「ちょっとちょっと待ってぇ。その行方不明者の中に私のお友達もいるの。」
「俺みたいな奴を雇おうってことは、何かアテがあるんだな。」
「ふふふ、君みたいな男は話が早くて助かるよ。そうそう。最近領主の屋敷に夜な夜な暗い影が出入りしているっていう情報が、裏で出回っていてね。」
「………アンチマテリアか。」
彼女は、とぼけて見せた。
「どうかな? 単なる見間違いかもしれないし、誰かがイタズラで流した噂かもしれない。ハタマタ通り魔が事件を錯乱させるための偽の情報だったりとか。」
「でも、お友達に対する手がかりは、もうソレしかないの。」
「引き受けてくれるかしら? 」
アンチマテリア……俺から全てを奪った憎き存在だ。
協力しない訳が無かった。
「その顔……契約成立ね。やっぱり私の見立ては、間違って無かった。」
彼女に手招きされる。
「……屋敷に行くんじゃ無いのか? 」
「長旅で今日は疲れたでしょ。良い宿や知ってるの。ついて来て。」
どうみても、身内が行方不明になって焦燥している人間のソレでは無い。
俺も一度は経験した感情だ。
だからこそ、余計に彼女に対しての懐疑心が大きくなった。
「つかみどころのない女だな。」
「オッパイならあるわよホラ。」
そう言って彼女はシリコンをモニュモニュと掴んだ。
ちょうど日が沈みかけ、奴らの時間がやって来るので、俺は後頭部を右手で掻きながら、下半身で無理矢理上半身を持ち上げた。
枕代わりにしていたファンタズムを右手に取ると、そのまま背中に回した。
メガネが、あのメッセージを残してから俺は、ワスト・ピリオドのいる帝都を目指している。
アイツを殺すために
アンチマテリア相手に軽く暴れてから、しばらくして、オアシスの街、オセアヌスへと辿り着いた。
「なぁにいちゃん、背中に背負ってるソレはなんだ? 」
このような身なりの故に、ちょっかいをかけて来るならずものは少なく無い。
隻腕、隻眼の真っ黒な身なりの戦士が、自分の背丈と同じぐらいの大剣を背負っている。
殺さずに脅すことは、殺すことよりも難しい。
俺はため息をついてから、背中のソレを引き抜いた。
「アチョーってか? 」
ファンタズマへと想いを込める。
目を開けると、次の瞬間、切り落とされた俺の左肘から下に左腕が現れる。
まずは、手前の額に傷がある漢へと、剣の鋒を寸止め。
奴は反応できぬままに……
まて
砂岩の建物の上を疾走する物陰が一つ。
アンチマテリア……では無い。
俺は頭上のソレを目でぐるりと追ってから、ソレが、ならずものの一人の後頭部に一発喰らわせたのを見た。
続いて二人目、最後の一人が、自分に気づくまでに、勝負はついてしまった。
「安心して、峰打ちだから。」
女は手をパンパンと叩きながら、こちらに歩いて来る。
殺意は感じられない。
「貴方、なかなかやるじゃない。」
剣を抜かせなかった人間にかける言葉じゃ無い。
そうは思わないだろうか?
「私のこと見えていたでしょ? 今まで出会った旅人さんたちの中で、私の動きを目で追えたのは、貴方が初めてよ。」
「なるほどな。そうやって旅人が絡まれるまで、逐一待っていやがったのか、あまり性格が良いとは言えない行動だな。」
女は手を背中で組むと、俺に笑顔を見せた。
「私は正義のヒーローでも偽善者でも、ましてや慈善活動家でもないから。」
「何が目的だ。金か? モノか? 」
「あ・な・た。」
戦場で、ムラサキに背後を取られたような悪寒を感じて、素早く後ずさる。
「照れちゃって。」
「私はヨーコ。よろしくね。」
彼女が左手を差し出す。
俺はファンタズマで左腕を出現させると、そのまま彼女の手を握った。
彼女は少し動揺を見せると、そのまま左手を引っ込めた。
「あら貴方は……マギアトス……では無さそうね。」
なるほど、彼女が異様に早い理由が分かった。
傭兵時代、聞いたことがあった。
新エネルギー陣営が、人間兵器の開発に着手していたと。
噂によれば、ブロークン・シャドウの後、対アンチマテリアの人間側の持ち札として、そのまま流用されたんだとか。
「貴方、傭兵さん? 私たちについて、何か知っているみたいね。」
「私たちはね、人として必要な臓器以外は、すべて機械に置き換えられているの。」
彼女の身体をマジマジと見ると、首から下は機械のソレのようだった。
「抱いてみる? 製作者の趣味でね、生殖器だけは機械化されずにそのまま残っているの。」
悪趣味な奴だ。
コイツを改造した奴の顔を見てみたい。
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「俺は回りくどいのは、嫌いでな。単刀直入に頼む。」
彼女は薄ら笑いをしてから、淡々と話し始めた。
「実は、最近オセアヌスで、失踪事件が頻繁に起こっていてね。その調査を手伝ってもらいたくて。」
「慈善活動家じゃなかったんじゃあ無かったか? 」
「ちょっとちょっと待ってぇ。その行方不明者の中に私のお友達もいるの。」
「俺みたいな奴を雇おうってことは、何かアテがあるんだな。」
「ふふふ、君みたいな男は話が早くて助かるよ。そうそう。最近領主の屋敷に夜な夜な暗い影が出入りしているっていう情報が、裏で出回っていてね。」
「………アンチマテリアか。」
彼女は、とぼけて見せた。
「どうかな? 単なる見間違いかもしれないし、誰かがイタズラで流した噂かもしれない。ハタマタ通り魔が事件を錯乱させるための偽の情報だったりとか。」
「でも、お友達に対する手がかりは、もうソレしかないの。」
「引き受けてくれるかしら? 」
アンチマテリア……俺から全てを奪った憎き存在だ。
協力しない訳が無かった。
「その顔……契約成立ね。やっぱり私の見立ては、間違って無かった。」
彼女に手招きされる。
「……屋敷に行くんじゃ無いのか? 」
「長旅で今日は疲れたでしょ。良い宿や知ってるの。ついて来て。」
どうみても、身内が行方不明になって焦燥している人間のソレでは無い。
俺も一度は経験した感情だ。
だからこそ、余計に彼女に対しての懐疑心が大きくなった。
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