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最終決戦
転界へ
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バックドアからユグドラシルに戻った俺を待っていたのは、ミシュマッシュのメンバーだ。
「揃ったね。」
と亜星
「揃ったな。」
とM
「揃ったわね。」
とアルブ
「揃ったの? 」
と牡丹
「揃ったのお。」
と梓帆手
「ああ、揃ったよ。みんなのおかげで、十二本全部。」
そこに、満身創痍の伊桜里たちがやって来る。
「コレで転界に行けるのね。」
「俺たちはハムサに勝った。」
「慎二、後は頼んだぞ。」
Mが一歩前に出てくる。
「お見送りをしよう。後は……」
「俺次第…だろ? 」
「フム。」
「慎二、俺たちも行くよ。」
斥たちが足を引きずってこちらにやって来る。
「お前らはゆっくり休んでいてくれ。」
伊桜里とミーチャが斥を引っ張る。
そしてミーチャは振り返ると、俺を見た。
「お前のことは嫌いだ。いや、嫌いだった。嫉妬してたんだ。伊桜里に稽古をつけてもらっていたことをな。」
「今いうかそれ? 」
「それでも…今はそんな気持ち微塵もない。」
「死ぬなよ。」
「死ねねえよ、俺は。」
そう答えると、彼はもうなにも言わなくなった。
俺は彼らを見届けると、ローランド大陸のバックドアへと急ぐ。
「アンタらも、もうここまで良い。」
ローランド大陸は、一部を除いて、巨大な瘴気に満ちている。
それを生身の人間が吸えば、どうなるかは分かったモノではない。
「慎二!! 」
梓帆手がこちらに走ってくる。
「もう良いって。」
「戻ってきて、もし居場所がないのなら、またここに来ればいい。」
「一緒に農業をしよう。」
俺は少し悩んでから答えた。
「それも悪くねえかもな。」
「約束じゃぞ慎二。」
俺はみんなに見送られて、根のバックドアを開ける。
ドアを開けた途端、紫毒の瘴気が、ユグドラシルに入り込んできた。
根が腐り始めている。
俺は慌ててドアを閉めた。
辺りでは先駆植物が目を出しては、枯れを繰り返し、無限の中を生きている。
俺はその一株一株を踏みつけながら、前に進んだ。
台座らしきモノは、俺の正面、五十メートルほど先に鎮座している。
台座の上に、カリバーンとジゲンキリを置く。
『15Wu1amY07KY07Kf07KJ07Kb07Oa07
Og07OM07Cy1rmP2Jq907Gn07GO07Gn
07Gv07Cy』
意味不明な文字の羅列と共に、聖剣たちは、五つに分かれると、台座の前で旋回し、やがて天に橋をかけた。
俺は右足で、その橋をトントンと叩いて確認する。
どうやら入れてくれるらしい。
また一歩また一歩踏み出す。
踏み出す度に俺は神に近づいた。
天は紫霧のせいで途切れて見えない。
俺はまた一歩踏み出した。
瘴気を突き抜け、天に昇る。
天への架け橋は、晴天を突き抜け、白い雲がそれを覆っていた。
「なぁ、神っていうのはどういう奴なんだ? 」
その問いに答えたのはアウラだった。
---ママのこと? ママはママだよ---
そうだ、この武器も、元々神が人間に授けたモノだと言うのなら、作った奴がいるのだろう。どういう原理で出来ているのかは、まるで想像がつかないが。
---ワリータ様のこと? ---
「なんだ、そのワリータってのはおかしな名前だな。」
そういうと、ジゲンキリは微かに震えたような気がした。
---ワリータ様は、私たちの意識が覚醒する頃には、すでに私たちの横にいらしていたわ---
---そして私たちの後に、英雄が生まれた---
「となると、俺の祖母にあたるワケだな。」
---じゃあ慎二と私たちも、兄弟だね。私がお姉さん---
---下僕が弟? 冗談じゃないわよ---
---コラコラ、二人とも喧嘩しないの---
トライドランとアウラの間に、クラウソラスが割って入る。
俺はジゲンキリに訊いた。
「蝠岡蝙って知っているか? 」
ジゲンキリが食い入ってくる。
---ビーピステウス様のこと…知ってるの? ---
「いや、ミシュマッシュの奴らが夢であったっていう黒服の男だよ。まざか本当に実在していたとはな。」
---ビーピステウス様は私たちの父親的存在だった---
「そうか……」
俺は全員に訊いた。
彼女たちは創造主に思い入れがあるようである。
「俺は転界に登れた。いや、恐らく登れるだろう。」
「お前らが創造主と戦いたくねえって言うなら強制はしない。」
---怖気付いたのかしらこの駄犬は---
---慎二に仕えるのがアドナイの意志---
---何のために慎二は私を手に取ったの? ---
---私たちは聖剣、その力の使い方を正しく導くのがあなたよ---
---むにゃ、勝手にやってて、ちゃんと力は使えるようにするからさぁ---
そしてトライドランが俺の頭を柄でポコンと叩いた。
---てか、お前、私たち無しでアレに勝てると思っているのかしら? ---
「実際のところお前たちなら、どれぐらいやれる? もう一振りと戦うことになるんだろ? 」
---私の力をみ__---
トライドランをジゲンキリが押し退ける。
---五分五分、それも、慎二たち契約者が使っている剣の17パーセントが抜けて、やっと私たちは台頭にやれる---
なるほど、極東が天叢雲剣から叢雲の欠片を抜き取らなければ、俺に勝機はなかったと言うワケだ。
「いや、そうでもない。」
俺は腰のホルスターから銃鬼を取り出した。
「今まで世話になったな。」
思えば、彼女は、俺が旅立つその日から今日まで、ずっと背中を預けてきた武器であった。
---なんじゃ。水臭いやつよの。ワシはいつまでも坊と一緒じゃ。お主が代償を払い続ける限り、ずっとな---
---オイオイ、俺を忘れていないか相棒? ---
鬼影が割り込んでくる。
「鬼影もありがとう。その、言葉にできないけど、色々だ。」
本当に色々あった。
凛月がいない時に、俺の背中を支えてくれたのが彼だ。
そして、彼は俺との契約を断ることなく受け入れてくれた。
人を二度と消さないと言う約束。
アレから、彼は一度も呪術を使ったことはない。
もちろん俺も。
---階段、終わってんぜ---
俺は空白を踏み外すと、そのまま両扉に顔をぶつけた。
衝撃で扉が開く、「おっとっと。」なんとか体勢を立て直すと、両開きの扉は、重い音を立てて閉まった。
「花畑か。」
俺は植生について詳しくはないが、自生している花たちが、みんな季節の違う花であると言うことだけは分かっていた。
非現実的な光景が、ここを転界であると言うことに理由付けている。
顔を上げると、向こうには真っ白な宮殿があった。
大理石だろうか?
興味を惹かれた俺は、その美しい建造物へと足を運んだ。
美しい花たちをかき分けて。
そして大理石の石段を登り、宮殿内へと踏み入る。
中では一人の人間? が水練に励んでいた。
彼女(恐らく女であろう。)は俺に気がつき、端壁まで泳ぎ終えると、池から上がり、腕を振り切った。
彼女のアクションと共に、池が消えて、代わりに玉座が現れる。
彼女の能力か?
ジゲンキリで斬られた時のように解像度が変化し、次の瞬間には物質が切り替わっていた。
「やぁ。ようこそ楽園へ。」
「揃ったね。」
と亜星
「揃ったな。」
とM
「揃ったわね。」
とアルブ
「揃ったの? 」
と牡丹
「揃ったのお。」
と梓帆手
「ああ、揃ったよ。みんなのおかげで、十二本全部。」
そこに、満身創痍の伊桜里たちがやって来る。
「コレで転界に行けるのね。」
「俺たちはハムサに勝った。」
「慎二、後は頼んだぞ。」
Mが一歩前に出てくる。
「お見送りをしよう。後は……」
「俺次第…だろ? 」
「フム。」
「慎二、俺たちも行くよ。」
斥たちが足を引きずってこちらにやって来る。
「お前らはゆっくり休んでいてくれ。」
伊桜里とミーチャが斥を引っ張る。
そしてミーチャは振り返ると、俺を見た。
「お前のことは嫌いだ。いや、嫌いだった。嫉妬してたんだ。伊桜里に稽古をつけてもらっていたことをな。」
「今いうかそれ? 」
「それでも…今はそんな気持ち微塵もない。」
「死ぬなよ。」
「死ねねえよ、俺は。」
そう答えると、彼はもうなにも言わなくなった。
俺は彼らを見届けると、ローランド大陸のバックドアへと急ぐ。
「アンタらも、もうここまで良い。」
ローランド大陸は、一部を除いて、巨大な瘴気に満ちている。
それを生身の人間が吸えば、どうなるかは分かったモノではない。
「慎二!! 」
梓帆手がこちらに走ってくる。
「もう良いって。」
「戻ってきて、もし居場所がないのなら、またここに来ればいい。」
「一緒に農業をしよう。」
俺は少し悩んでから答えた。
「それも悪くねえかもな。」
「約束じゃぞ慎二。」
俺はみんなに見送られて、根のバックドアを開ける。
ドアを開けた途端、紫毒の瘴気が、ユグドラシルに入り込んできた。
根が腐り始めている。
俺は慌ててドアを閉めた。
辺りでは先駆植物が目を出しては、枯れを繰り返し、無限の中を生きている。
俺はその一株一株を踏みつけながら、前に進んだ。
台座らしきモノは、俺の正面、五十メートルほど先に鎮座している。
台座の上に、カリバーンとジゲンキリを置く。
『15Wu1amY07KY07Kf07KJ07Kb07Oa07
Og07OM07Cy1rmP2Jq907Gn07GO07Gn
07Gv07Cy』
意味不明な文字の羅列と共に、聖剣たちは、五つに分かれると、台座の前で旋回し、やがて天に橋をかけた。
俺は右足で、その橋をトントンと叩いて確認する。
どうやら入れてくれるらしい。
また一歩また一歩踏み出す。
踏み出す度に俺は神に近づいた。
天は紫霧のせいで途切れて見えない。
俺はまた一歩踏み出した。
瘴気を突き抜け、天に昇る。
天への架け橋は、晴天を突き抜け、白い雲がそれを覆っていた。
「なぁ、神っていうのはどういう奴なんだ? 」
その問いに答えたのはアウラだった。
---ママのこと? ママはママだよ---
そうだ、この武器も、元々神が人間に授けたモノだと言うのなら、作った奴がいるのだろう。どういう原理で出来ているのかは、まるで想像がつかないが。
---ワリータ様のこと? ---
「なんだ、そのワリータってのはおかしな名前だな。」
そういうと、ジゲンキリは微かに震えたような気がした。
---ワリータ様は、私たちの意識が覚醒する頃には、すでに私たちの横にいらしていたわ---
---そして私たちの後に、英雄が生まれた---
「となると、俺の祖母にあたるワケだな。」
---じゃあ慎二と私たちも、兄弟だね。私がお姉さん---
---下僕が弟? 冗談じゃないわよ---
---コラコラ、二人とも喧嘩しないの---
トライドランとアウラの間に、クラウソラスが割って入る。
俺はジゲンキリに訊いた。
「蝠岡蝙って知っているか? 」
ジゲンキリが食い入ってくる。
---ビーピステウス様のこと…知ってるの? ---
「いや、ミシュマッシュの奴らが夢であったっていう黒服の男だよ。まざか本当に実在していたとはな。」
---ビーピステウス様は私たちの父親的存在だった---
「そうか……」
俺は全員に訊いた。
彼女たちは創造主に思い入れがあるようである。
「俺は転界に登れた。いや、恐らく登れるだろう。」
「お前らが創造主と戦いたくねえって言うなら強制はしない。」
---怖気付いたのかしらこの駄犬は---
---慎二に仕えるのがアドナイの意志---
---何のために慎二は私を手に取ったの? ---
---私たちは聖剣、その力の使い方を正しく導くのがあなたよ---
---むにゃ、勝手にやってて、ちゃんと力は使えるようにするからさぁ---
そしてトライドランが俺の頭を柄でポコンと叩いた。
---てか、お前、私たち無しでアレに勝てると思っているのかしら? ---
「実際のところお前たちなら、どれぐらいやれる? もう一振りと戦うことになるんだろ? 」
---私の力をみ__---
トライドランをジゲンキリが押し退ける。
---五分五分、それも、慎二たち契約者が使っている剣の17パーセントが抜けて、やっと私たちは台頭にやれる---
なるほど、極東が天叢雲剣から叢雲の欠片を抜き取らなければ、俺に勝機はなかったと言うワケだ。
「いや、そうでもない。」
俺は腰のホルスターから銃鬼を取り出した。
「今まで世話になったな。」
思えば、彼女は、俺が旅立つその日から今日まで、ずっと背中を預けてきた武器であった。
---なんじゃ。水臭いやつよの。ワシはいつまでも坊と一緒じゃ。お主が代償を払い続ける限り、ずっとな---
---オイオイ、俺を忘れていないか相棒? ---
鬼影が割り込んでくる。
「鬼影もありがとう。その、言葉にできないけど、色々だ。」
本当に色々あった。
凛月がいない時に、俺の背中を支えてくれたのが彼だ。
そして、彼は俺との契約を断ることなく受け入れてくれた。
人を二度と消さないと言う約束。
アレから、彼は一度も呪術を使ったことはない。
もちろん俺も。
---階段、終わってんぜ---
俺は空白を踏み外すと、そのまま両扉に顔をぶつけた。
衝撃で扉が開く、「おっとっと。」なんとか体勢を立て直すと、両開きの扉は、重い音を立てて閉まった。
「花畑か。」
俺は植生について詳しくはないが、自生している花たちが、みんな季節の違う花であると言うことだけは分かっていた。
非現実的な光景が、ここを転界であると言うことに理由付けている。
顔を上げると、向こうには真っ白な宮殿があった。
大理石だろうか?
興味を惹かれた俺は、その美しい建造物へと足を運んだ。
美しい花たちをかき分けて。
そして大理石の石段を登り、宮殿内へと踏み入る。
中では一人の人間? が水練に励んでいた。
彼女(恐らく女であろう。)は俺に気がつき、端壁まで泳ぎ終えると、池から上がり、腕を振り切った。
彼女のアクションと共に、池が消えて、代わりに玉座が現れる。
彼女の能力か?
ジゲンキリで斬られた時のように解像度が変化し、次の瞬間には物質が切り替わっていた。
「やぁ。ようこそ楽園へ。」
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