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英雄≠父親
悲しき運命
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天を殺した犯人として吊し上げられたギャングの長が処刑されてから一夜明け、伴から初めての任務が下った。
「今回のお前の仕事は追捕使だ。」
「俺は掃除屋でもないし、お前の道具に成り下がったつもりは無い。」
「卑しい契約者風情が私に口答えするな!! 」
彼は顔を真っ赤にすると、俺にそう吐き捨てた。
「そうだ慎二郎クン。君の契約している魔具は極東のもの。勝手な真似は許されない。」
"坂上? なぜ? "
俺に一枚の書類が落ちてくる。
そこには息子の契約者適性が書かれていた。
「なるほど、桐生慎二の英雄の部分を使って、彼本来の力を封印。なかなか手の込んだ工作じゃ無いか? 伴。これは極東のへ反逆行為に当てはまるか? 」
伴は笑顔で頷く。
「もちろんだとも。彼は叛逆者の疑いあり。異教徒には、然るべき『踏み絵』が必要だ。」
"慎二の力……なぜバレた。"
坂上が俺の肩を叩く。
「英雄と鬼の子供が、無能力者で無いハズがないだろう? 隠すならもっと上手くやりたまえ。」
* * *
結局、暗殺対象が最後まで明かされることは無かった。
「敵は播磨の方へと逃げた。そのまま太宰府まで逃げるつもりだろう。」
彼から言い渡されたのは、それだけだ。
俺は彼らから魔力探知機を貰い、その離れていく魔力反応を追うことになった。
恐らく御者を雇っているのであろう。結構な速さで離れていっていた。
俺は、開発段階である電気馬を一匹、掻っ攫うと、魔力反応向けて走り出だす。
山を越え、谷を超え、川を渡り、崖を降った。
その先に立っていたのは……
「来たな……桐生慎二郎。」
七宝刃だった。
「嘘…だろ…」
その身体は叢雲の代償でボロボロだった。肉が落ち、肋が浮かび、頬は痩けている。
だがしかし、その真っ直ぐな眼差しだけは、強く鋭く輝いていた。
「待ってくれ!! 刃。俺はお前の追っ手じゃ無い。」
だが刃は依然としていて、叢雲を構えている。
「お前も…人質に取られているんだろ? 」
「お前も脅されているだろ? 」
「……」
「なら、お前のようなアマちゃんが、こんな汚れ仕事を引き受ける訳ないもんな。」
「……」
「子供が大事なんだろ? それは俺も同じだ。双薔と碧は極東より大切な唯一無二の存在。」
「こいよ。」
「さぁ武器を取れ払暁の勇者!!」
五メートルほど先にいた刃が、一瞬で目の前に現れる。
---風神砲---
紙一重、魔力を感じ取った俺は、凛月の力を使い、アンペールの法則で、左に大きく飛ぶ。
鎖に風神砲が直撃し、体勢を崩して、近くの幹に激突した。
さっき俺がいた場所にあった木々は、突風で木っ端微塵になった。
体勢を立て直した俺は、凛月の鎖を手元に引きつけると、すぐさま奴の手元へと飛ばした。
「甘いぞ慎二郎。甘すぎる。その弱さが死に繋がる。後悔するなよ。」
---逆風---
彼の周りに空気の塊が発生し、凛月の小太刀を弾き返した。
が、その間俺が何もしていなかった訳ではない。
磁力操作で奴と一気に距離を詰めると、白兵戦に持ち込む。
未知術のぶつけ合いでは奴の方に分がある。ここは肉弾戦に持ち込んで隙を見て奴を押さえ込む。
体勢を低くし、奴の懐に入り込む。
そして左拳で奴の腹部を思いっきり殴りつけた……が俺の拳が奴に届くことは無かった。
---神風包---
嵐のような風が俺の頬を撫でる。
「うわっ。」
耐えきれず回転しながら吹き飛ぶ。
吹き飛んでいる最中に、奴がこちらに向かっているのが見えた。
「未知術を使え!! 慎二郎。容赦などいらないぞ!! 俺も父親、お前も父親。それ以外に理由などいらないだろう? 」
未知術でブーストされた奴の拳が、俺の溝打ちにクリーンヒットする。
「グシャ。」
肋骨が何本かイッた音がした。だが、彼の攻撃はまだ終わらない。
彼は右手の叢雲を逆手に持つと、下段から上段にかけて斬り上げてきた。
「凛月ッ。」
すかさずチャクラムと小太刀を構えると、クロスさせて彼の攻撃を受け止める。
ベクトルが上方向にシフトし、身体が反り上がり、肋骨がいやな音を立てる。
「ぐがぁ。」
「まだだぁ。」
---旋風---
俺は覚悟を決めた。
---雷蛇---
迸る雷を帯びた蛇が、奴の未知術を書き分けながら、刃の懐を目指す。
---逆ふ…---
「無駄だ!! 」
凛月の小太刀は、刃の未知術を貫通し、彼の喉笛を狙う。
彼は強引に叢雲を割り込ませると、攻撃を五十度左にずらす。
刃は反動で地面に叩きつけられた。
すかさず俺は、地面に小太刀を捉えては、チャクラムを操作し、急降下すると、着地すると同時に彼へ向けて回し蹴りを放つ。
急な運動エネルギーの切り替えで、折れた肋骨が内臓を抉る。
彼は俺の回し蹴りを避けると、欠かさず拳を入れてくる。
俺は小太刀でそれを防ぐと、チャクラムで奴の首を狙う。
俺も、刃も、我を忘れて斬りかかった。
血飛沫が邪魔だ、奴の攻撃が見えない。俺は嗅覚に意識を集中させる。
それもそのうち、鉄臭さによってかき消される。
次は聴覚……皮膚の感覚も無くなった。
視野が狭くなった左側から叢雲が降りてくる。
反応が遅れた俺は、避けることが出来ず、小太刀を構える。
奴の強烈な攻撃でノックバックするも、両足で、必死に耐えた。
奴が叢雲を構えている。
俺は何も言わずに凛月を構えた。
---ロンギヌス---
---風神砲---
二つの高エネルギーがぶつかり、あたり一体の草木が揺れる。危険を察知した小動物たちが騒ぎ始める。
「うおぉぉぉぉ。」
「はぁぁぁぁぁ。」
二つの強い思いが、あたり一体を焼き尽くした。
「今回のお前の仕事は追捕使だ。」
「俺は掃除屋でもないし、お前の道具に成り下がったつもりは無い。」
「卑しい契約者風情が私に口答えするな!! 」
彼は顔を真っ赤にすると、俺にそう吐き捨てた。
「そうだ慎二郎クン。君の契約している魔具は極東のもの。勝手な真似は許されない。」
"坂上? なぜ? "
俺に一枚の書類が落ちてくる。
そこには息子の契約者適性が書かれていた。
「なるほど、桐生慎二の英雄の部分を使って、彼本来の力を封印。なかなか手の込んだ工作じゃ無いか? 伴。これは極東のへ反逆行為に当てはまるか? 」
伴は笑顔で頷く。
「もちろんだとも。彼は叛逆者の疑いあり。異教徒には、然るべき『踏み絵』が必要だ。」
"慎二の力……なぜバレた。"
坂上が俺の肩を叩く。
「英雄と鬼の子供が、無能力者で無いハズがないだろう? 隠すならもっと上手くやりたまえ。」
* * *
結局、暗殺対象が最後まで明かされることは無かった。
「敵は播磨の方へと逃げた。そのまま太宰府まで逃げるつもりだろう。」
彼から言い渡されたのは、それだけだ。
俺は彼らから魔力探知機を貰い、その離れていく魔力反応を追うことになった。
恐らく御者を雇っているのであろう。結構な速さで離れていっていた。
俺は、開発段階である電気馬を一匹、掻っ攫うと、魔力反応向けて走り出だす。
山を越え、谷を超え、川を渡り、崖を降った。
その先に立っていたのは……
「来たな……桐生慎二郎。」
七宝刃だった。
「嘘…だろ…」
その身体は叢雲の代償でボロボロだった。肉が落ち、肋が浮かび、頬は痩けている。
だがしかし、その真っ直ぐな眼差しだけは、強く鋭く輝いていた。
「待ってくれ!! 刃。俺はお前の追っ手じゃ無い。」
だが刃は依然としていて、叢雲を構えている。
「お前も…人質に取られているんだろ? 」
「お前も脅されているだろ? 」
「……」
「なら、お前のようなアマちゃんが、こんな汚れ仕事を引き受ける訳ないもんな。」
「……」
「子供が大事なんだろ? それは俺も同じだ。双薔と碧は極東より大切な唯一無二の存在。」
「こいよ。」
「さぁ武器を取れ払暁の勇者!!」
五メートルほど先にいた刃が、一瞬で目の前に現れる。
---風神砲---
紙一重、魔力を感じ取った俺は、凛月の力を使い、アンペールの法則で、左に大きく飛ぶ。
鎖に風神砲が直撃し、体勢を崩して、近くの幹に激突した。
さっき俺がいた場所にあった木々は、突風で木っ端微塵になった。
体勢を立て直した俺は、凛月の鎖を手元に引きつけると、すぐさま奴の手元へと飛ばした。
「甘いぞ慎二郎。甘すぎる。その弱さが死に繋がる。後悔するなよ。」
---逆風---
彼の周りに空気の塊が発生し、凛月の小太刀を弾き返した。
が、その間俺が何もしていなかった訳ではない。
磁力操作で奴と一気に距離を詰めると、白兵戦に持ち込む。
未知術のぶつけ合いでは奴の方に分がある。ここは肉弾戦に持ち込んで隙を見て奴を押さえ込む。
体勢を低くし、奴の懐に入り込む。
そして左拳で奴の腹部を思いっきり殴りつけた……が俺の拳が奴に届くことは無かった。
---神風包---
嵐のような風が俺の頬を撫でる。
「うわっ。」
耐えきれず回転しながら吹き飛ぶ。
吹き飛んでいる最中に、奴がこちらに向かっているのが見えた。
「未知術を使え!! 慎二郎。容赦などいらないぞ!! 俺も父親、お前も父親。それ以外に理由などいらないだろう? 」
未知術でブーストされた奴の拳が、俺の溝打ちにクリーンヒットする。
「グシャ。」
肋骨が何本かイッた音がした。だが、彼の攻撃はまだ終わらない。
彼は右手の叢雲を逆手に持つと、下段から上段にかけて斬り上げてきた。
「凛月ッ。」
すかさずチャクラムと小太刀を構えると、クロスさせて彼の攻撃を受け止める。
ベクトルが上方向にシフトし、身体が反り上がり、肋骨がいやな音を立てる。
「ぐがぁ。」
「まだだぁ。」
---旋風---
俺は覚悟を決めた。
---雷蛇---
迸る雷を帯びた蛇が、奴の未知術を書き分けながら、刃の懐を目指す。
---逆ふ…---
「無駄だ!! 」
凛月の小太刀は、刃の未知術を貫通し、彼の喉笛を狙う。
彼は強引に叢雲を割り込ませると、攻撃を五十度左にずらす。
刃は反動で地面に叩きつけられた。
すかさず俺は、地面に小太刀を捉えては、チャクラムを操作し、急降下すると、着地すると同時に彼へ向けて回し蹴りを放つ。
急な運動エネルギーの切り替えで、折れた肋骨が内臓を抉る。
彼は俺の回し蹴りを避けると、欠かさず拳を入れてくる。
俺は小太刀でそれを防ぐと、チャクラムで奴の首を狙う。
俺も、刃も、我を忘れて斬りかかった。
血飛沫が邪魔だ、奴の攻撃が見えない。俺は嗅覚に意識を集中させる。
それもそのうち、鉄臭さによってかき消される。
次は聴覚……皮膚の感覚も無くなった。
視野が狭くなった左側から叢雲が降りてくる。
反応が遅れた俺は、避けることが出来ず、小太刀を構える。
奴の強烈な攻撃でノックバックするも、両足で、必死に耐えた。
奴が叢雲を構えている。
俺は何も言わずに凛月を構えた。
---ロンギヌス---
---風神砲---
二つの高エネルギーがぶつかり、あたり一体の草木が揺れる。危険を察知した小動物たちが騒ぎ始める。
「うおぉぉぉぉ。」
「はぁぁぁぁぁ。」
二つの強い思いが、あたり一体を焼き尽くした。
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