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第8章【苦い祈り】
65罪 ムカつくくらい羨ましい ❤︎②
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「……ぅ、くっ」
「ほ、ら……このまま、ずっと繋がり続けている……つもりかし、ら?」
ゆったりとした動きは、確かな気持ちよさを二人にもたらすが絶頂に上り詰めていくような激しい快感ではなかった。くちくちと小さな水音を響かせながら、静は好きなように体を動かして絶妙な気持ちよさを生み出し続けた。
止まっていた愛液が少しずつあふれ始め、小さく響いていた水音はゆっくりとぐちぐちと大きな音へと変わっていった。
「ぁ、ぁ、ぁ……は、ぁっ……んっ」
甘い声が静の真っ赤な唇から割って出てくる。吐息交じりのその声は、ヴェルの腰のあたりにゾクリとした感覚をもたらした。
早く動きたい。気持ちよくなりたい。イきたい。そんな気持ちにさせるくらい、もどかしい気持ちよさだった。
「ね……私、もう……イき、たいわ……ヴェルくん、は……ぁ、ん……イきたく……ない、の?」
大きく体を前に動かし、ヴェルのペニスが抜け落ちそうになる瞬間、静は体の動きを止める。そして、勢いよくヴェルの下腹部にもたれかかる様に下がる。すると、徐々に太さを増していたヴェルのペニスが静の膣内に深々と刺さる。その状態のまま、腰で円を描くように回せば何とも言えない気持ちよさが二人を襲った。
「ぁ……ぁ……ぁ……ん、ぅ……は、っぁ……」
イキたいのにイケない。もっともっと気持ちよくなりたいのに、絶妙な気持ちよさしか感じられない。
そんな状態のまま、静だけがむさぼるように体を動かし続けていた。何ともいえないような気持ちよさでも、ないよりは絶対いい。強烈な快感ではなくても、この疼きは少しはまぎれさせることが出来る。
「……く、っそ」
「ぁぁぁ……んんっ」
下唇を噛み、声を吐き捨てるように出すと、静の腰をガシッと掴んだ。
爪跡がつきそうなくらい、静の腰を掴み、膝を少しだけ曲げると斜め下から突き上げるような体勢になった。
「ひあっ……あっあっあっあっあっ」
「は……ぁっ……ふ、ぅ……」
激しいくらい大きな甘い声を上げ、たゆんたゆんと大きなその旨を揺らしながら体を丸めていった。
「あ、ん……だ、だめ……」
「駄目じゃ、ない……でしょ、静ちゃん」
そう言うと、ヴェルはラストスパートと言わんばかりに静の膣にペニスを激しく打ち付けた。大きく緩急をつけながらではなく、どんどんとピストンのスピードを上げていく。イキそうな静の膣がぎゅうぎゅうと締まり、ヴェルのペニスを離さないと言わんばかりに締め付ける。その刺激が激しい快感となり、静の膣内に欲望を吐き出したい衝動に駆られた。
「ほ、ら……このまま、ずっと繋がり続けている……つもりかし、ら?」
ゆったりとした動きは、確かな気持ちよさを二人にもたらすが絶頂に上り詰めていくような激しい快感ではなかった。くちくちと小さな水音を響かせながら、静は好きなように体を動かして絶妙な気持ちよさを生み出し続けた。
止まっていた愛液が少しずつあふれ始め、小さく響いていた水音はゆっくりとぐちぐちと大きな音へと変わっていった。
「ぁ、ぁ、ぁ……は、ぁっ……んっ」
甘い声が静の真っ赤な唇から割って出てくる。吐息交じりのその声は、ヴェルの腰のあたりにゾクリとした感覚をもたらした。
早く動きたい。気持ちよくなりたい。イきたい。そんな気持ちにさせるくらい、もどかしい気持ちよさだった。
「ね……私、もう……イき、たいわ……ヴェルくん、は……ぁ、ん……イきたく……ない、の?」
大きく体を前に動かし、ヴェルのペニスが抜け落ちそうになる瞬間、静は体の動きを止める。そして、勢いよくヴェルの下腹部にもたれかかる様に下がる。すると、徐々に太さを増していたヴェルのペニスが静の膣内に深々と刺さる。その状態のまま、腰で円を描くように回せば何とも言えない気持ちよさが二人を襲った。
「ぁ……ぁ……ぁ……ん、ぅ……は、っぁ……」
イキたいのにイケない。もっともっと気持ちよくなりたいのに、絶妙な気持ちよさしか感じられない。
そんな状態のまま、静だけがむさぼるように体を動かし続けていた。何ともいえないような気持ちよさでも、ないよりは絶対いい。強烈な快感ではなくても、この疼きは少しはまぎれさせることが出来る。
「……く、っそ」
「ぁぁぁ……んんっ」
下唇を噛み、声を吐き捨てるように出すと、静の腰をガシッと掴んだ。
爪跡がつきそうなくらい、静の腰を掴み、膝を少しだけ曲げると斜め下から突き上げるような体勢になった。
「ひあっ……あっあっあっあっあっ」
「は……ぁっ……ふ、ぅ……」
激しいくらい大きな甘い声を上げ、たゆんたゆんと大きなその旨を揺らしながら体を丸めていった。
「あ、ん……だ、だめ……」
「駄目じゃ、ない……でしょ、静ちゃん」
そう言うと、ヴェルはラストスパートと言わんばかりに静の膣にペニスを激しく打ち付けた。大きく緩急をつけながらではなく、どんどんとピストンのスピードを上げていく。イキそうな静の膣がぎゅうぎゅうと締まり、ヴェルのペニスを離さないと言わんばかりに締め付ける。その刺激が激しい快感となり、静の膣内に欲望を吐き出したい衝動に駆られた。
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