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第3章【一途に想うからこそ】
24罪 言いたくない一言⑤ ❤︎
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(だめ…………ま、た…………)
「イきそうか? ほれ、遠慮するな……何度でもイけ」
「――――あっ……ああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼‼」
ビクンと、大きく体を震わせた。今度は体は丸めるように縮ませて、ビクンビクンと二度ほど跳ねるように震えた。
次の瞬間、脱力するように力なく両手両足が放り出される。
だけど、ネヘミヤは止めようとしない。まだまだ私をイかせようと律動を繰り返す。
いつになったら終わる? いつになったら満足する? この悪夢はいつまで続くの?
「ほらほら……まだ終わりじゃあないぞ?」
「――――っ!」
腰を引いて勢いよく奥に打ち付けながら、再びネヘミヤの指先は私の芽をいじる。
微かにひっかく様に何度も何度も芽を弾きながら、私のナカの壁を刺激しながら奥を叩く。
休む間もなく刺激され続けた私の体は、熱を帯びるまでの時間がどんどん短くなっていっている気がした。
「や、ぁ…………あぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁっ!」
「イきそうか? イきそうだのぉ?」
「ひっあっ……んあああぁぁぁぁぁっ」
「イクならイクと言え」
「あっ……くっ……イ、ック……‼」
体を丸めるようにして、大きく一度痙攣をした私の体は地面に沈み込むように脱力した。
さすがのネヘミヤも動きをやめて私を見下ろしているようだ。
大きくイッたあと、私の体はイッた余韻に浸るように小さく何度もピクンピクンと痙攣している。
「……で?」
「――――――ぇ?」
「このあとはどうするんじゃ? どうされたい? ほれ、言うてみ? 我がすべて叶えてやるぞ?」
にやにやとした笑みが気持ち悪かった。
そして、経験の少ない私でもそんな笑みを浮かべながら呟くネヘミヤの言わんとしていることが分かった。
サァァァァ……と血の気が引く感覚を覚えた。いや、もしかしたら実際に冷たい風が吹いていたのかもしれない。
(結局……逃れることは出来ない、ってことなの……?)
絶望が私の胸を覆い尽くしていく。そんな感覚だった。
だってそうじゃないか。言うことを聞くのならみんなを丁重にもてなして、そして“中に出すのはやめる”と言っていたのに実際はどうだ? ネヘミヤは私に“何”を望んでいる?
「…………ぁ」
私の心が、闇に沈んでいきそうな気がした。
逃げたかった。逃げ出したかった。すべてを置いて、すべての責任を放置して、みんなをここに残して、一人だけ逃げ出したかった。
「ほれ……ここまで気持ちよくなってイけたんだ。あとは……どうされたい? 経験が少なくとも分かるであろう?」
やっぱり自由なんてなかったんだと思った。
はなから私を自由にするつもりなんて、ネヘミヤはなかったんだ。
もしかしたら、みんなを丁重にもてなすという話も嘘なのかもしれない。
「イきそうか? ほれ、遠慮するな……何度でもイけ」
「――――あっ……ああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼‼」
ビクンと、大きく体を震わせた。今度は体は丸めるように縮ませて、ビクンビクンと二度ほど跳ねるように震えた。
次の瞬間、脱力するように力なく両手両足が放り出される。
だけど、ネヘミヤは止めようとしない。まだまだ私をイかせようと律動を繰り返す。
いつになったら終わる? いつになったら満足する? この悪夢はいつまで続くの?
「ほらほら……まだ終わりじゃあないぞ?」
「――――っ!」
腰を引いて勢いよく奥に打ち付けながら、再びネヘミヤの指先は私の芽をいじる。
微かにひっかく様に何度も何度も芽を弾きながら、私のナカの壁を刺激しながら奥を叩く。
休む間もなく刺激され続けた私の体は、熱を帯びるまでの時間がどんどん短くなっていっている気がした。
「や、ぁ…………あぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁっ!」
「イきそうか? イきそうだのぉ?」
「ひっあっ……んあああぁぁぁぁぁっ」
「イクならイクと言え」
「あっ……くっ……イ、ック……‼」
体を丸めるようにして、大きく一度痙攣をした私の体は地面に沈み込むように脱力した。
さすがのネヘミヤも動きをやめて私を見下ろしているようだ。
大きくイッたあと、私の体はイッた余韻に浸るように小さく何度もピクンピクンと痙攣している。
「……で?」
「――――――ぇ?」
「このあとはどうするんじゃ? どうされたい? ほれ、言うてみ? 我がすべて叶えてやるぞ?」
にやにやとした笑みが気持ち悪かった。
そして、経験の少ない私でもそんな笑みを浮かべながら呟くネヘミヤの言わんとしていることが分かった。
サァァァァ……と血の気が引く感覚を覚えた。いや、もしかしたら実際に冷たい風が吹いていたのかもしれない。
(結局……逃れることは出来ない、ってことなの……?)
絶望が私の胸を覆い尽くしていく。そんな感覚だった。
だってそうじゃないか。言うことを聞くのならみんなを丁重にもてなして、そして“中に出すのはやめる”と言っていたのに実際はどうだ? ネヘミヤは私に“何”を望んでいる?
「…………ぁ」
私の心が、闇に沈んでいきそうな気がした。
逃げたかった。逃げ出したかった。すべてを置いて、すべての責任を放置して、みんなをここに残して、一人だけ逃げ出したかった。
「ほれ……ここまで気持ちよくなってイけたんだ。あとは……どうされたい? 経験が少なくとも分かるであろう?」
やっぱり自由なんてなかったんだと思った。
はなから私を自由にするつもりなんて、ネヘミヤはなかったんだ。
もしかしたら、みんなを丁重にもてなすという話も嘘なのかもしれない。
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