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第3章【一途に想うからこそ】
22罪 まぐわい⑦ ❤︎
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「や、ぁ……」
嫌だと悲鳴をあげたかった。両手両足をバタつかせて、今すぐにでもネヘミヤから逃げたかった。彼から離れたかった。
このままじゃ、私はネヘミヤにヤられてしまう。
男二人に体を好き勝手されてからそんなに日は経っていないというのに、またこんな目に合わなければならないというの?
絶望が私の胸を埋め尽くしていくのを感じた。
私は好きな人と結ばれることもできず、こうやってみんなのために好きでもない男に体を差し出さなければならないの?
「さあ……これから、うぬの気をたくさんもらい受けるからのぉ」
ズボンと下着を膝のあたりまで下したネヘミヤは、そのまま私の両足の間に体を入れてきた。ネヘミヤのソレが私の秘部に当たりそうで当たらない距離。
逃げたいのに、腰を引きたいのに、私の体はネヘミヤによって動けなくなっている。
まるで、望んでいるかのように私の体はネヘミヤのソレを待っていた。心とは裏腹に、だ。
「んぅっ……ふ、ぅ……っ」
くち……と、水音を含んだ卑猥な音が聞こえたのと同時に、私の秘部に指よりも断然太いナニカが当たったのが分かった。まるで、愛液をすくうように何度も上下に動かしながら、合わせ目とその先にあるぷっくりと主張をしている芽を刺激してくる。
それですぐに分かった。今、ネヘミヤが上下に動かしているのは彼のモノだということが。そして、私の芽をグッと刺激してきているのは、ガマン汁を出していた亀頭の部分だと。
「や……いぁ…………」
瞳から涙が溢れ出そうになった。少しずつネヘミヤのモノが私の合わせ目から中へ侵入し、狭いナカを押し広げていこうと何度も腰を引いては押して――という動きを繰り返していた。
まだ、彼のモノは私の中に入ってきてはいない。まだ亀頭部分も入っていないことだろう。
前の時に感じた、お腹の圧迫感がそこまでないことから、それくらいだろうと私は判断した。
だけど、それが分かったところで私にはなにもできない。ネヘミヤのモノが私の奥まで入り込むことを、私は拒めない。彼が気持ちよくなるために、私の気を奪うために、ネヘミヤ自身のピストン運動を止めることもできないのだ。
私はただ、キモチイイと言わんばかりに嬌声をあげて腰を浮かせて、揺らめかせることしかできない。
「……ヴェル、く……んっ」
辛くて、苦しくて、悲しくて、助けてほしくて、私は無意識にヴェル君の名前を呟いていた。
小さくて震えた声は、おそらくネヘミヤにも聞こえていなかっただろう。誰にも聞かれることのない、私の小さな悲鳴。
「――――――ッ!!」
少しずつ私のナカへ侵入してきていたネヘミヤのソレは、一度入り口の付近まで一気に引き抜かれる。その刺激に私はピクンと体を震わせ、両手をギュッと握りしめた。逃げることはできなくても、こういう動作はできるのね……と皮肉にも思った。
そして、引き抜かれていたモノをネヘミヤは再度、ナカの最奥めがけてグッと、力強く押し進めた。狭いナカは入ってくるモノを異物ととらえ、押し戻そうとより力強く中を収縮させる。けれど、ネヘミヤはそれをものともせずにナカの最奥めがけて無理矢理押し込んでいった。その感覚に、私は声にもならない悲鳴をあげて目を力強くつぶった。
嫌だと悲鳴をあげたかった。両手両足をバタつかせて、今すぐにでもネヘミヤから逃げたかった。彼から離れたかった。
このままじゃ、私はネヘミヤにヤられてしまう。
男二人に体を好き勝手されてからそんなに日は経っていないというのに、またこんな目に合わなければならないというの?
絶望が私の胸を埋め尽くしていくのを感じた。
私は好きな人と結ばれることもできず、こうやってみんなのために好きでもない男に体を差し出さなければならないの?
「さあ……これから、うぬの気をたくさんもらい受けるからのぉ」
ズボンと下着を膝のあたりまで下したネヘミヤは、そのまま私の両足の間に体を入れてきた。ネヘミヤのソレが私の秘部に当たりそうで当たらない距離。
逃げたいのに、腰を引きたいのに、私の体はネヘミヤによって動けなくなっている。
まるで、望んでいるかのように私の体はネヘミヤのソレを待っていた。心とは裏腹に、だ。
「んぅっ……ふ、ぅ……っ」
くち……と、水音を含んだ卑猥な音が聞こえたのと同時に、私の秘部に指よりも断然太いナニカが当たったのが分かった。まるで、愛液をすくうように何度も上下に動かしながら、合わせ目とその先にあるぷっくりと主張をしている芽を刺激してくる。
それですぐに分かった。今、ネヘミヤが上下に動かしているのは彼のモノだということが。そして、私の芽をグッと刺激してきているのは、ガマン汁を出していた亀頭の部分だと。
「や……いぁ…………」
瞳から涙が溢れ出そうになった。少しずつネヘミヤのモノが私の合わせ目から中へ侵入し、狭いナカを押し広げていこうと何度も腰を引いては押して――という動きを繰り返していた。
まだ、彼のモノは私の中に入ってきてはいない。まだ亀頭部分も入っていないことだろう。
前の時に感じた、お腹の圧迫感がそこまでないことから、それくらいだろうと私は判断した。
だけど、それが分かったところで私にはなにもできない。ネヘミヤのモノが私の奥まで入り込むことを、私は拒めない。彼が気持ちよくなるために、私の気を奪うために、ネヘミヤ自身のピストン運動を止めることもできないのだ。
私はただ、キモチイイと言わんばかりに嬌声をあげて腰を浮かせて、揺らめかせることしかできない。
「……ヴェル、く……んっ」
辛くて、苦しくて、悲しくて、助けてほしくて、私は無意識にヴェル君の名前を呟いていた。
小さくて震えた声は、おそらくネヘミヤにも聞こえていなかっただろう。誰にも聞かれることのない、私の小さな悲鳴。
「――――――ッ!!」
少しずつ私のナカへ侵入してきていたネヘミヤのソレは、一度入り口の付近まで一気に引き抜かれる。その刺激に私はピクンと体を震わせ、両手をギュッと握りしめた。逃げることはできなくても、こういう動作はできるのね……と皮肉にも思った。
そして、引き抜かれていたモノをネヘミヤは再度、ナカの最奥めがけてグッと、力強く押し進めた。狭いナカは入ってくるモノを異物ととらえ、押し戻そうとより力強く中を収縮させる。けれど、ネヘミヤはそれをものともせずにナカの最奥めがけて無理矢理押し込んでいった。その感覚に、私は声にもならない悲鳴をあげて目を力強くつぶった。
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