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第3章【一途に想うからこそ】
22罪 まぐわい⑥ ❤︎
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「やっ……まっ」
待って。そう言葉を紡ぎたかった。だけど、私の言葉はそのまま喉に引き戻されるように途切れた。
ネヘミヤの細くて長い指がずらされた下着のワキから侵入してきて、私の秘部の合わせ目に到達した。そして、その指先に私の秘部から溢れ出た愛液を塗りたくると、ツププ……と中に押し入ってくる。
そんな真新しい刺激に、私は言葉を続けることなんてできない。できるわけがない。
「んぅっ!!」
「ぬるぬるで、温かいのぅ」
「ひぁっ」
ネヘミヤは中に入れた指をクイッと曲げて、私のイイ所を指の腹でこすった。ピリッとした快感に、私は腰を浮かせて甲高い声を上げる。
声を、あげたくない。淫らに腰を浮かせたくない。感じたく――――ない。
「柔らかくて、キモチイイ、キモチイイと我の指をギュウギュウ締め付けておるぞ?」
「ち、がぁっ!!」
「違うものか。正直になるがよいぞ、そうすればもっと気持ちよくなれるのだからのぉ」
「いぁ……いやぁ……ッ!!」
嫌だと言葉にしても、その声は嫌がっているようには聞こえないくらい甘さをはらんでいた。
こんな声、私が出しているの? と疑問に思ってしまうほど、私の気持ちとは真逆の声。
「そんな声で嫌がられても、煽られているようにしか思えぬぞ?」
クスクスと笑うネヘミヤの声が、嫌に耳につく。煽っているつもりなんて全然ないし、煽りたくもない。だけど、喉から出てくる声がいうことを聞いてくれない。
そんな中、ジー……という金具の音が聞こえてきた。この世界に来てから聞いていない音。
体をくの字に曲げられてネヘミヤに秘部をぐちゃぐちゃにされている今、彼の様子はとても見にくい。けれど、その音の正体を放っておくことはできなかった。
「な、に……を…………」
「なにをって……分かりきっていることであろう?」
分かっていて聞くのかと問いかけてくるネヘミヤに、私は頭から血の気が引くのを感じた。
私の予想が当たっていれば、そういうことだろう。だけど、予想は外れていてほしいと強く願った。だって――。
「――――――ヒッ」
私の秘部に片手の指を突っ込んで中をかき混ぜているネヘミヤは、器用に自身のズボンのボタンを外しチャックを下ろしていた。
そして、そのまま片手でズボンと下着を下ろして下半身を露出させる。それは、これからネヘミヤが私と交わるつもりの合図だ。
そそり立ったネヘミヤのソレは、脈打つたびに小さくピクンと動いていた。ソレの先からはテラテラと汁が溢れ出てきているのが見える。
待って。そう言葉を紡ぎたかった。だけど、私の言葉はそのまま喉に引き戻されるように途切れた。
ネヘミヤの細くて長い指がずらされた下着のワキから侵入してきて、私の秘部の合わせ目に到達した。そして、その指先に私の秘部から溢れ出た愛液を塗りたくると、ツププ……と中に押し入ってくる。
そんな真新しい刺激に、私は言葉を続けることなんてできない。できるわけがない。
「んぅっ!!」
「ぬるぬるで、温かいのぅ」
「ひぁっ」
ネヘミヤは中に入れた指をクイッと曲げて、私のイイ所を指の腹でこすった。ピリッとした快感に、私は腰を浮かせて甲高い声を上げる。
声を、あげたくない。淫らに腰を浮かせたくない。感じたく――――ない。
「柔らかくて、キモチイイ、キモチイイと我の指をギュウギュウ締め付けておるぞ?」
「ち、がぁっ!!」
「違うものか。正直になるがよいぞ、そうすればもっと気持ちよくなれるのだからのぉ」
「いぁ……いやぁ……ッ!!」
嫌だと言葉にしても、その声は嫌がっているようには聞こえないくらい甘さをはらんでいた。
こんな声、私が出しているの? と疑問に思ってしまうほど、私の気持ちとは真逆の声。
「そんな声で嫌がられても、煽られているようにしか思えぬぞ?」
クスクスと笑うネヘミヤの声が、嫌に耳につく。煽っているつもりなんて全然ないし、煽りたくもない。だけど、喉から出てくる声がいうことを聞いてくれない。
そんな中、ジー……という金具の音が聞こえてきた。この世界に来てから聞いていない音。
体をくの字に曲げられてネヘミヤに秘部をぐちゃぐちゃにされている今、彼の様子はとても見にくい。けれど、その音の正体を放っておくことはできなかった。
「な、に……を…………」
「なにをって……分かりきっていることであろう?」
分かっていて聞くのかと問いかけてくるネヘミヤに、私は頭から血の気が引くのを感じた。
私の予想が当たっていれば、そういうことだろう。だけど、予想は外れていてほしいと強く願った。だって――。
「――――――ヒッ」
私の秘部に片手の指を突っ込んで中をかき混ぜているネヘミヤは、器用に自身のズボンのボタンを外しチャックを下ろしていた。
そして、そのまま片手でズボンと下着を下ろして下半身を露出させる。それは、これからネヘミヤが私と交わるつもりの合図だ。
そそり立ったネヘミヤのソレは、脈打つたびに小さくピクンと動いていた。ソレの先からはテラテラと汁が溢れ出てきているのが見える。
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