108 / 283
第3章【一途に想うからこそ】
18罪 ハジメテ③ ❤︎
しおりを挟む
「ただじゃ……すまないんだから……っ!」
「はっ、何言ってやがる。お前のお友達は逃げたんだぜ?」
何も出来やしねぇだろ、と笑う大柄な男に私はキッと視線を鋭く細めると睨み付けた。
私は確かに何もできないかもしれない。ただただ男共に蹂躙されて体を好き勝手されるだけかもしれない。だけど。
「逃げただけじゃないもの……!!」
静は絶対に、ヴェル君や真兄を連れて助けに来てくれる。そう私は強く信じていた。
こんな姿を二人に見られるのは凄く嫌だけれど、背に腹は代えられない。最後までされてしまうのならば、二人にこの状況を見られてでも助けてもらった方がいい。
「あ? 逃げただけじゃない、だと?」
「……っ」
どすの効いた大柄な男の声にびくりと肩が震えた。けれど、すぐに大きな声で笑い始める、先ほどまでずっと無言で事の成り行きを見つめていたガラの悪そうな男の声に驚いて視線を向けた。
「つまり、助けを呼びに逃げたって言いてェのかァ?」
「そ、そうだよ!!」
「そりゃァ、面白いなァ。お前っていう人質がいるのに、そいつらは俺達をはっ倒せるってのかァ?」
にやにやと笑いながらガラの悪そうな男は私と大柄な男の傍によって来た。私が寝かされている岩に腰かけて身を寄せると、私の体の方に手を伸ばしてきた。
ピンッ、と私の胸の頂き――乳首を弾く様に指を動かされ、私はその刺激に体が大きくビクンと跳ねた。
「んじゃ、お楽しみの姿を見せつけねェとなァ」
「や、やめっ……!!」
ガラの悪そうな男が大柄な男に視線で合図を送ったように見えた次の瞬間、大柄な男の腰がゆっくりと動き始めた。それと同時にガラの悪そうな男は私の両手を抑えて、伸し掛かるような体勢で乳首に顔を寄せ、かぶりついた。
膣の中の刺激はいまだ慣れず、動かれると痛いけれど胸への刺激はそんなことはない。上げたくもない甘い声が口から割って出てきそうで、私は頭を左右に激しく振りながら下唇を強く噛みしめて声を我慢した。
気持ちよくなんてなりたくない。早く解放されたい。
「ぅ……ん……っ……」
「はー……はー……ふっ……」
声を必死に抑える私の上で、荒い息を繰り返しながら一心不乱に腰を振り続ける男。
じゅぼじゅぼと嫌な水音が響く中、私はなおも抵抗をやめず大柄な男の腹部を両手で押しのけようと必死だった。
「声……我慢してんじゃねぇよ……なぁ?」
くりっ……と、大柄な男の太い親指と中指が私の蕾の皮をめくるように広げ、中から姿をあらわした芯を男の人差し指が押しつぶすように押し込み、くりくりと転がすように刺激してきた。
「はっ、何言ってやがる。お前のお友達は逃げたんだぜ?」
何も出来やしねぇだろ、と笑う大柄な男に私はキッと視線を鋭く細めると睨み付けた。
私は確かに何もできないかもしれない。ただただ男共に蹂躙されて体を好き勝手されるだけかもしれない。だけど。
「逃げただけじゃないもの……!!」
静は絶対に、ヴェル君や真兄を連れて助けに来てくれる。そう私は強く信じていた。
こんな姿を二人に見られるのは凄く嫌だけれど、背に腹は代えられない。最後までされてしまうのならば、二人にこの状況を見られてでも助けてもらった方がいい。
「あ? 逃げただけじゃない、だと?」
「……っ」
どすの効いた大柄な男の声にびくりと肩が震えた。けれど、すぐに大きな声で笑い始める、先ほどまでずっと無言で事の成り行きを見つめていたガラの悪そうな男の声に驚いて視線を向けた。
「つまり、助けを呼びに逃げたって言いてェのかァ?」
「そ、そうだよ!!」
「そりゃァ、面白いなァ。お前っていう人質がいるのに、そいつらは俺達をはっ倒せるってのかァ?」
にやにやと笑いながらガラの悪そうな男は私と大柄な男の傍によって来た。私が寝かされている岩に腰かけて身を寄せると、私の体の方に手を伸ばしてきた。
ピンッ、と私の胸の頂き――乳首を弾く様に指を動かされ、私はその刺激に体が大きくビクンと跳ねた。
「んじゃ、お楽しみの姿を見せつけねェとなァ」
「や、やめっ……!!」
ガラの悪そうな男が大柄な男に視線で合図を送ったように見えた次の瞬間、大柄な男の腰がゆっくりと動き始めた。それと同時にガラの悪そうな男は私の両手を抑えて、伸し掛かるような体勢で乳首に顔を寄せ、かぶりついた。
膣の中の刺激はいまだ慣れず、動かれると痛いけれど胸への刺激はそんなことはない。上げたくもない甘い声が口から割って出てきそうで、私は頭を左右に激しく振りながら下唇を強く噛みしめて声を我慢した。
気持ちよくなんてなりたくない。早く解放されたい。
「ぅ……ん……っ……」
「はー……はー……ふっ……」
声を必死に抑える私の上で、荒い息を繰り返しながら一心不乱に腰を振り続ける男。
じゅぼじゅぼと嫌な水音が響く中、私はなおも抵抗をやめず大柄な男の腹部を両手で押しのけようと必死だった。
「声……我慢してんじゃねぇよ……なぁ?」
くりっ……と、大柄な男の太い親指と中指が私の蕾の皮をめくるように広げ、中から姿をあらわした芯を男の人差し指が押しつぶすように押し込み、くりくりと転がすように刺激してきた。
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
【R18】黒髪メガネのサラリーマンに監禁された話。
猫足02
恋愛
ある日、大学の帰り道に誘拐された美琴は、そのまま犯人のマンションに監禁されてしまう。
『ずっと君を見てたんだ。君だけを愛してる』
一度コンビニで見かけただけの、端正な顔立ちの男。一見犯罪とは無縁そうな彼は、狂っていた。
先生!放課後の隣の教室から女子の喘ぎ声が聴こえました…
ヘロディア
恋愛
居残りを余儀なくされた高校生の主人公。
しかし、隣の部屋からかすかに女子の喘ぎ声が聴こえてくるのであった。
気になって覗いてみた主人公は、衝撃的な光景を目の当たりにする…
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
【R18】幼馴染の男3人にノリで乳首当てゲームされて思わず感じてしまい、次々と告白されて予想外の展開に…【短縮版】
うすい
恋愛
【ストーリー】
幼馴染の男3人と久しぶりに飲みに集まったななか。自分だけ異性であることを意識しないくらい仲がよく、久しぶりに4人で集まれたことを嬉しく思っていた。
そんな中、幼馴染のうちの1人が乳首当てゲームにハマっていると言い出し、ななか以外の3人が実際にゲームをして盛り上がる。
3人のやり取りを微笑ましく眺めるななかだったが、自分も参加させられ、思わず感じてしまい―――。
さらにその後、幼馴染たちから次々と衝撃の事実を伝えられ、事態は思わぬ方向に発展していく。
【登場人物】
・ななか
広告マーケターとして働く新社会人。純粋で素直だが流されやすい。大学時代に一度だけ彼氏がいたが、身体の相性が微妙で別れた。
・かつや
不動産の営業マンとして働く新社会人。社交的な性格で男女問わず友達が多い。ななかと同じ大学出身。
・よしひこ
飲食店経営者。クールで口数が少ない。頭も顔も要領もいいため学生時代はモテた。短期留学経験者。
・しんじ
工場勤務の社会人。控えめな性格だがしっかり者。みんなよりも社会人歴が長い。最近同棲中の彼女と別れた。
【注意】
※一度全作品を削除されてしまったため、本番シーンはカットしての投稿となります。
そのため読みにくい点や把握しにくい点が多いかと思いますがご了承ください。
フルバージョンはpixivやFantiaで配信させていただいております。
※男数人で女を取り合うなど、くっさい乙女ゲーム感満載です。
※フィクションとしてお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる