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第3章【一途に想うからこそ】

18罪 ハジメテ③ ❤︎‬

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「ただじゃ……すまないんだから……っ!」
「はっ、何言ってやがる。お前のお友達は逃げたんだぜ?」

 何も出来やしねぇだろ、と笑う大柄な男に私はキッと視線を鋭く細めると睨み付けた。
 私は確かに何もできないかもしれない。ただただ男共に蹂躙されて体を好き勝手されるだけかもしれない。だけど。

「逃げただけじゃないもの……!!」

 静は絶対に、ヴェル君や真兄を連れて助けに来てくれる。そう私は強く信じていた。
 こんな姿を二人に見られるのは凄く嫌だけれど、背に腹は代えられない。最後までされてしまうのならば、二人にこの状況を見られてでも助けてもらった方がいい。

「あ? 逃げただけじゃない、だと?」
「……っ」

 どすの効いた大柄な男の声にびくりと肩が震えた。けれど、すぐに大きな声で笑い始める、先ほどまでずっと無言で事の成り行きを見つめていたガラの悪そうな男の声に驚いて視線を向けた。

「つまり、助けを呼びに逃げたって言いてェのかァ?」
「そ、そうだよ!!」
「そりゃァ、面白いなァ。お前っていう人質がいるのに、そいつらは俺達をはっ倒せるってのかァ?」

 にやにやと笑いながらガラの悪そうな男は私と大柄な男の傍によって来た。私が寝かされている岩に腰かけて身を寄せると、私の体の方に手を伸ばしてきた。
 ピンッ、と私の胸の頂き――乳首を弾く様に指を動かされ、私はその刺激に体が大きくビクンと跳ねた。

「んじゃ、お楽しみの姿を見せつけねェとなァ」
「や、やめっ……!!」

 ガラの悪そうな男が大柄な男に視線で合図を送ったように見えた次の瞬間、大柄な男の腰がゆっくりと動き始めた。それと同時にガラの悪そうな男は私の両手を抑えて、伸し掛かるような体勢で乳首に顔を寄せ、かぶりついた。
 膣の中の刺激はいまだ慣れず、動かれると痛いけれど胸への刺激はそんなことはない。上げたくもない甘い声が口から割って出てきそうで、私は頭を左右に激しく振りながら下唇を強く噛みしめて声を我慢した。
 気持ちよくなんてなりたくない。早く解放されたい。

「ぅ……ん……っ……」
「はー……はー……ふっ……」

 声を必死に抑える私の上で、荒い息を繰り返しながら一心不乱に腰を振り続ける男。
 じゅぼじゅぼと嫌な水音が響く中、私はなおも抵抗をやめず大柄な男の腹部を両手で押しのけようと必死だった。

「声……我慢してんじゃねぇよ……なぁ?」

 くりっ……と、大柄な男の太い親指と中指が私の蕾の皮をめくるように広げ、中から姿をあらわした芯を男の人差し指が押しつぶすように押し込み、くりくりと転がすように刺激してきた。
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