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第3章【一途に想うからこそ】
18罪 ハジメテ① ❤︎
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自慰をしたことはあっても誰かとセックスをしたことのなかった私のナカは、男の大きなソレをなかなか受け入れようとはしない。指によってほぐされてはいるものの、開通されていない私のソコは無理やり押し広げられていくことに圧迫感を覚えた。
「うっ……」
「きっつ……」
苦しさにくぐもった声を漏らしながら眉を潜め、腰を押し進めようとする大柄な男のお腹付近を押しのけようとした。けれど、女と男の力の差は歴然で、全然びくともしない。
初めてを奪われてしまうという強い恐怖が、私の奥歯をガタガタと鳴らした。
「やだやだやだやだ……お願い、やめてっ、ヤダァァァァァァァァッ!!」
「うるせぇ、黙ってヤられとけ!!」
じたばたと両足の踵で大柄な男のお尻付近を蹴り、必死に男の体を押しのけようと両手に力を込めて拒絶をした。初めては好きな人と、がいい。そんな淡い期待を捨てきれなくて、私は全力で逃れようともがいた。
だけど、そんな私の反応にしびれを切らした大柄な男が、私の顔の横を殴って荒い声を上げた。直接私が殴られたわけではないけれど、真横の岩を殴られただけで身がすくむ思いだった。
「……ッ」
恐怖心で声が喉に張り付いて出てこなくなった私は、瞳に涙を浮かべ下唇を噛んだ。拒絶したくても怖くて手足も動かせない。
ぐち……と卑猥な音が聞こえる中、私のナカがゆっくりと押し広げられていく感覚に体が震えた。なかなか男のソレが奥まで入っていかないことに、大柄な男は無理やり腰を押し付けるようにして押し進めた。
「イッ…………!」
裂かれる強い痛みに眉間にシワを寄せて、私は声を上げた。
鋭い痛みが私の下半身を貫いていく。ジンジンとした強烈な痛みが私に“早く逃げろ”と訴えかけているように思えた。破瓜してしまったら最後、きっと私は大柄な男に体のすべてを余すところなく食い尽くされてしまうだろう。
「くそ……まだ全部入んねぇのかよ……」
大柄な男のその言葉が唯一の救いだった。全部入っていないという事は、まだ止められる可能性があるという事だ。だけど、恐怖心で動けない私に止めることが出来るのか? という疑問もある。
このまま、誰かが助けに来てくれることを願ってされるがままに体を好き勝手されて続けることを私は我慢できるだろうか。否。おそらく、我慢し続けることなんて出来ない。
「たす……け……て……」
「お友達も逃げちまったんだ、誰も助けになんてこねぇよ」
か細く声を漏らす私の泣きかけの顔を見て、大柄な男は実に楽しげに表情を歪ませた。
「うっ……」
「きっつ……」
苦しさにくぐもった声を漏らしながら眉を潜め、腰を押し進めようとする大柄な男のお腹付近を押しのけようとした。けれど、女と男の力の差は歴然で、全然びくともしない。
初めてを奪われてしまうという強い恐怖が、私の奥歯をガタガタと鳴らした。
「やだやだやだやだ……お願い、やめてっ、ヤダァァァァァァァァッ!!」
「うるせぇ、黙ってヤられとけ!!」
じたばたと両足の踵で大柄な男のお尻付近を蹴り、必死に男の体を押しのけようと両手に力を込めて拒絶をした。初めては好きな人と、がいい。そんな淡い期待を捨てきれなくて、私は全力で逃れようともがいた。
だけど、そんな私の反応にしびれを切らした大柄な男が、私の顔の横を殴って荒い声を上げた。直接私が殴られたわけではないけれど、真横の岩を殴られただけで身がすくむ思いだった。
「……ッ」
恐怖心で声が喉に張り付いて出てこなくなった私は、瞳に涙を浮かべ下唇を噛んだ。拒絶したくても怖くて手足も動かせない。
ぐち……と卑猥な音が聞こえる中、私のナカがゆっくりと押し広げられていく感覚に体が震えた。なかなか男のソレが奥まで入っていかないことに、大柄な男は無理やり腰を押し付けるようにして押し進めた。
「イッ…………!」
裂かれる強い痛みに眉間にシワを寄せて、私は声を上げた。
鋭い痛みが私の下半身を貫いていく。ジンジンとした強烈な痛みが私に“早く逃げろ”と訴えかけているように思えた。破瓜してしまったら最後、きっと私は大柄な男に体のすべてを余すところなく食い尽くされてしまうだろう。
「くそ……まだ全部入んねぇのかよ……」
大柄な男のその言葉が唯一の救いだった。全部入っていないという事は、まだ止められる可能性があるという事だ。だけど、恐怖心で動けない私に止めることが出来るのか? という疑問もある。
このまま、誰かが助けに来てくれることを願ってされるがままに体を好き勝手されて続けることを私は我慢できるだろうか。否。おそらく、我慢し続けることなんて出来ない。
「たす……け……て……」
「お友達も逃げちまったんだ、誰も助けになんてこねぇよ」
か細く声を漏らす私の泣きかけの顔を見て、大柄な男は実に楽しげに表情を歪ませた。
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