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第3章【一途に想うからこそ】

17罪‬ 身代わり⑭ ❤︎‬

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 やっと行ってくれた……とホッと胸を撫で下ろしたものの、すぐに私の頭はガラの悪そうな男が与えてくる快感に染まってしまう。

「あっあっあっ……んんっ……ひあっ……」

 何度も何度も男の指がナカのイイ所を刺激していき、私はだらしなく口を半開きにしたまま嬌声を上げ続けた。
 静が逃げ切った今、もう拒絶をしたっていいのに、快感を与えられ続けた私の体は力が入らなくなっていた。

「やめっ……やだっ……も、やめ……て……たすけ……たすっ……――――っ!!」

 ぐちゅぐちゅと卑猥な水音をたてて絶え間なく与えられ続ける快感に私の体はどんどん熱を増していき、息も絶え絶えになりながら声を上げた。
 そして、きゅぅっと子宮の奥が強く締まっていくような気持ちよさを感じた次の瞬間、私は息をすることも忘れて体を強張らせた。

「お? イッたな?」

 強張った体から力が抜けた瞬間、今度は私の体は自分の物じゃないようにビクンビクンと小刻みに震えた。じんわりとナカが疼く感覚に陥りながらも、逃げたくて私を抱きかかえる大柄の男の腕を振りほどこうと体を動かそうとした。
 けれど、イったばかりの私の体はいう事を聞いてくれなかった。

「次、俺いいか?」
「しゃーねェなァ。一番は譲ってやんよ」

 意識もうろうとしている私を他所に、男二人が何かの順番を決めていた。思考が停止しつつある私の頭はその会話の意味をきちんと理解できておらず、ぼーっと会話を聞いているだけだった。はぁはぁと胸で大きく呼吸を繰り返している私の体を、大柄の男は岩場に横たえた。背中に感じる冷たくて硬い感触に、私の意識が一気に浮上した。

「んじゃ、イタダキマス」

 私を押し倒すような体勢で見下ろす大柄な男の姿に、私はサァァァっと血の気が引くのを感じた。
 ぐち……と嫌な水音が聞こえた瞬間、私の両足の間に体を割り込ませていた大柄な男の体が私の体に近寄ってきていた。大事な場所の入り口に感じるぬるっとした感触は、先ほどの指よりも何倍も大きくて。

「い、いやあぁぁぁぁぁっ!!」

 ナカから溢れ出る愛液をすくいあげてから何度も入り口を往復しながら、ゆっくりと太いナニカを私のナカへと押し進めようとしてくる。
 それがナニカに気付いた私は、悲鳴を上げた。
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