46 / 283
第2章【交わる二人の歯車】
12罪 一番じゃないと⑤ ❤︎
しおりを挟む
「ね……舐めて、ちょうだい?」
「…………え?」
「……女の子に何度も言わせないで……」
静の言葉に膣内を刺激するヴェルの手はピタリと止まった。絶え間なく与えられていた快楽がとまり、静は少しだけ不服そうに視線を向けるとヴェルの瞳をじっと見つめて答えを待った。
(舐めて……?)
別に聞こえていないわけじゃなかった。ただ、ヴェルの脳がその言葉をきちんと理解できていなかっただけだ。視線がゆっくりと今さっきまでいじっていた静の秘部へと下りた。
ヴェルの刺激でしっかりと濡れたソコは解され、より強い刺激を求めてヒクヒクと痙攣していた。
「ヴェルくん?」
「――――っ」
どうしたの?という感じに問いかける静だが、ヴェルには催促しているようにしか感じられなかった。大きく息を吸い込むと、心を落ち着けるように――否、心を無にするように息を吐き出した。
一歩後ろに下がると、そのまま顔をゆっくりと下げて静の秘部に鼻先を近づける。愛液独特のニオイがむわっと広がり、ヴェルの鼻をかすめる。
くち……ちゅくちゅく……
「ああっ……」
下着を横へずらし、小さく卑猥な音を立ててヴェルの舌先が静のクリトリスをかすめた。溢れ出る愛液を吸うように息を吸い込めば、蜜の音はより大きく耳に届く。
その刺激に静は甘美な声を上げ、その刺激に嬉しそうに表情を緩めた。腰が浮き、ヴェルの口に静の秘部がぐちりと当たる。まるで自分から刺激をむさぼる様に腰を動かす静。
「静ちゃんは淫乱だね」
「失礼……な言い方、ね」
彼女の様子に本音がポツリと零れた。その言葉に静は唇を尖らせて反論するが、浮かべる表情は苦笑いでその様子から本人もそう思っているんじゃないかとヴェルは思った。
ぐち……ぐちゅっ。
クリトリスのあたりを刺激していたヴェルの舌はゆっくりと下がり、愛液の溢れ出てくる割れ目へと舌先を差し込んだ。柔らかく熱い膣の入り口に触れ、ヴェルの舌はソコをかき混ぜるように出し入れをした。
ぢゅ……ぢゅるるる……
「あんっ……ンっ、それ……イイ、わっ」
膣の中をヴェルの舌先が蠢き、さらに溢れ出る愛液を啜る。その刺激に静はより気持ちよさそうな声を上げた。枕を掴んでいた両手はヴェルの頭へと伸び――
「んぐっ……ん、ぢゅ……」
静の秘部に顔を突っ込まれるように抑え込まれた。抗議しようと声を発しようとしたが、ヴェルの口から出てきたのはくぐもった声だけだった。口を動かそうとすれば、静の秘部を刺激するだけで、その行為に静は艶やかな声を上げてより一層強くヴェルの頭を自身の秘部に押し付けるだけだった。
「…………え?」
「……女の子に何度も言わせないで……」
静の言葉に膣内を刺激するヴェルの手はピタリと止まった。絶え間なく与えられていた快楽がとまり、静は少しだけ不服そうに視線を向けるとヴェルの瞳をじっと見つめて答えを待った。
(舐めて……?)
別に聞こえていないわけじゃなかった。ただ、ヴェルの脳がその言葉をきちんと理解できていなかっただけだ。視線がゆっくりと今さっきまでいじっていた静の秘部へと下りた。
ヴェルの刺激でしっかりと濡れたソコは解され、より強い刺激を求めてヒクヒクと痙攣していた。
「ヴェルくん?」
「――――っ」
どうしたの?という感じに問いかける静だが、ヴェルには催促しているようにしか感じられなかった。大きく息を吸い込むと、心を落ち着けるように――否、心を無にするように息を吐き出した。
一歩後ろに下がると、そのまま顔をゆっくりと下げて静の秘部に鼻先を近づける。愛液独特のニオイがむわっと広がり、ヴェルの鼻をかすめる。
くち……ちゅくちゅく……
「ああっ……」
下着を横へずらし、小さく卑猥な音を立ててヴェルの舌先が静のクリトリスをかすめた。溢れ出る愛液を吸うように息を吸い込めば、蜜の音はより大きく耳に届く。
その刺激に静は甘美な声を上げ、その刺激に嬉しそうに表情を緩めた。腰が浮き、ヴェルの口に静の秘部がぐちりと当たる。まるで自分から刺激をむさぼる様に腰を動かす静。
「静ちゃんは淫乱だね」
「失礼……な言い方、ね」
彼女の様子に本音がポツリと零れた。その言葉に静は唇を尖らせて反論するが、浮かべる表情は苦笑いでその様子から本人もそう思っているんじゃないかとヴェルは思った。
ぐち……ぐちゅっ。
クリトリスのあたりを刺激していたヴェルの舌はゆっくりと下がり、愛液の溢れ出てくる割れ目へと舌先を差し込んだ。柔らかく熱い膣の入り口に触れ、ヴェルの舌はソコをかき混ぜるように出し入れをした。
ぢゅ……ぢゅるるる……
「あんっ……ンっ、それ……イイ、わっ」
膣の中をヴェルの舌先が蠢き、さらに溢れ出る愛液を啜る。その刺激に静はより気持ちよさそうな声を上げた。枕を掴んでいた両手はヴェルの頭へと伸び――
「んぐっ……ん、ぢゅ……」
静の秘部に顔を突っ込まれるように抑え込まれた。抗議しようと声を発しようとしたが、ヴェルの口から出てきたのはくぐもった声だけだった。口を動かそうとすれば、静の秘部を刺激するだけで、その行為に静は艶やかな声を上げてより一層強くヴェルの頭を自身の秘部に押し付けるだけだった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
淡泊早漏王子と嫁き遅れ姫
梅乃なごみ
恋愛
小国の姫・リリィは婚約者の王子が超淡泊で早漏であることに悩んでいた。
それは好きでもない自分を義務感から抱いているからだと気付いたリリィは『超強力な精力剤』を王子に飲ませることに。
飲ませることには成功したものの、思っていたより効果がでてしまって……!?
※この作品は『すなもり共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です。
★他サイトからの転載てす★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる