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第17話 大根?
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side:リネット
朝、目が覚めると
あれ?
何故か見慣れぬ部屋のベッドに寝ているのだけど、、、
「起きたのかリネット、おはよう」
声がした方を見ると、クラウス様が椅子に座ってこちらを見ていた。
そうだ!
昨夜はクラウス様にパンケーキを持って来てそのまま、、、(照)
「クラウス様、おはようございます。もうお仕事を?」
椅子に座っていたクラウス様は書類の束を持っていたので、お仕事の邪魔になっていなければ良いのだけど
「昨夜はいつもより早く寝たせいか目が覚めてしまってな、暇だから代替りした貴族家や、新たに叙爵された者の名前を確認していただけだ。
それより、昨夜は失礼を承知でお湯でリネットの体を綺麗にさせて貰った。そのままでは色々とよろしくないと思って、、、とりあえず服を着てくれ」
「ん?、、、しっ、失礼しました!」
昨夜はいつの間にか寝てしまったので、今の私は全裸だ。
クラウス様には体の隅々まで見られているから、裸を見られるくらいは今さらだとは思う
それでも、今裸を見られるのは顔から火が出るくらいに恥ずかしい!
布団にくるまりながら急いで服を着るとようやく落ち着いてきた。
「どうやらリネットに嫌われてはいないようで安心したよ」
「えーと、それはどういう意味でしょうか?」
「昨夜も話したと思うが、男というのは初対面の女性とでも行為に及ぶ事に抵抗が薄い、俺が良くても実はリネットが嫌々だったらどうしようかと心配だったんだ」
「クラウス様以外の男性が相手であったなら絶対に嫌でしたよ、特にバーナード子爵のような男性は嫌です!」
「あははは、バーナード子爵も随分と嫌われたな。」
「では、私はそろそろ部屋に戻ります。カイザーに朝の挨拶もしないといけませんから」
「ああ、よろしく頼む。カイザーのやつリネットにブラッシングをして貰えるようになってから、他の女性を追いかけるのを控えるようになったからな。ブラッシングは忘れずしてやってくれ」
「勿論ブラッシングはしますけど、それと女性を追いかけるのとどういう関係が?」
「単純にリネットに嫌われないようにだろう。俺よりリネットにブラッシングされる方が気持ち良さそうだったからな」
「あぁ~、納得です。」
カイザーの頭の良さならそれくらいは考えて行動しても不思議じゃない。
ただ、追いかけるのを止めるのでは無く『控える』だけなのが、カイザーらしいけどね(笑)
◇ ◇ ◇
私室に戻り、改めてお湯を使って体を綺麗にしてから庭に向かうと、既に護衛のジュリアさんが来ていてカイザーの頭をワシャワシャ撫でているところだった。
「リネット様、おはようございまーす♪」
「わんっ♪」
「ジュリアさんにカイザーおはよう」
うーん
ジュリアさんが凄くニヤニヤして私を見ているのが気持ち悪いなぁ
「えっと、何か言いたい事がありそうだね」
「いえいえ、さすがの私も朝帰りする意味くらい知ってますから、わざわざ聞くような野暮な事はしませんってぇ~」
いやもう、ここまであからさまに態度に出すなら、根掘り葉掘り聞いてくれた方がまだマシだよ。
「クラウス様は凄く紳士的に優しくしてくれたから、曲解して誰かに話したりしないようにね」
私がクラウス様の部屋に行って戻って来なかった事は、ジュリアさんやお付きのメイドさん達とか、かなりの人数に知られている。
どうせ屋敷内で面白おかしく話をされるなら、『クラウス様が無理矢理ヤった』みたいな間違った情報が流れないようにした方が良い。
それでも話に尾ヒレが付いて、最終的にどのようになるかは分からないんだけど
「分かりました。間違った事を言わないように正確な情報を下さい。あんな太い物をアソコに入れて大丈夫なんですか?
裂けそうな気がして怖いんですけど」
「ジュリアさんはどんな太さの事を言ってるの?」
「コレくらい?」
ジュリアさんが手で輪っかを作ってくれたけど大根より太かった。その太さだと確かに裂けるかもしれない。
「多分そのサイズは一般的では無いと思うよ。それと、サイズまで聞かれるのはかなり恥ずかしいんだけど」
「えぇー?!良いじゃないですかぁ~、私だって色々知りたいお年頃なんですからぁ~。先に経験した先輩として色々教えて下さいよぉ~。」
ジュリアさんなら色々聞いてくるだろうとは思ったけど、ここまで遠慮無くストレートに聞いて来るとは思わなかった。
子供を産んで領民を増やす事は急務だから教えるのは構わないんだけど、朝からは勘弁して欲しい。
あれ?
もしかしてこの流れは、後でメイドさん達からも詳しく聞かれるのでは、、、(汗)
つづく。
朝、目が覚めると
あれ?
何故か見慣れぬ部屋のベッドに寝ているのだけど、、、
「起きたのかリネット、おはよう」
声がした方を見ると、クラウス様が椅子に座ってこちらを見ていた。
そうだ!
昨夜はクラウス様にパンケーキを持って来てそのまま、、、(照)
「クラウス様、おはようございます。もうお仕事を?」
椅子に座っていたクラウス様は書類の束を持っていたので、お仕事の邪魔になっていなければ良いのだけど
「昨夜はいつもより早く寝たせいか目が覚めてしまってな、暇だから代替りした貴族家や、新たに叙爵された者の名前を確認していただけだ。
それより、昨夜は失礼を承知でお湯でリネットの体を綺麗にさせて貰った。そのままでは色々とよろしくないと思って、、、とりあえず服を着てくれ」
「ん?、、、しっ、失礼しました!」
昨夜はいつの間にか寝てしまったので、今の私は全裸だ。
クラウス様には体の隅々まで見られているから、裸を見られるくらいは今さらだとは思う
それでも、今裸を見られるのは顔から火が出るくらいに恥ずかしい!
布団にくるまりながら急いで服を着るとようやく落ち着いてきた。
「どうやらリネットに嫌われてはいないようで安心したよ」
「えーと、それはどういう意味でしょうか?」
「昨夜も話したと思うが、男というのは初対面の女性とでも行為に及ぶ事に抵抗が薄い、俺が良くても実はリネットが嫌々だったらどうしようかと心配だったんだ」
「クラウス様以外の男性が相手であったなら絶対に嫌でしたよ、特にバーナード子爵のような男性は嫌です!」
「あははは、バーナード子爵も随分と嫌われたな。」
「では、私はそろそろ部屋に戻ります。カイザーに朝の挨拶もしないといけませんから」
「ああ、よろしく頼む。カイザーのやつリネットにブラッシングをして貰えるようになってから、他の女性を追いかけるのを控えるようになったからな。ブラッシングは忘れずしてやってくれ」
「勿論ブラッシングはしますけど、それと女性を追いかけるのとどういう関係が?」
「単純にリネットに嫌われないようにだろう。俺よりリネットにブラッシングされる方が気持ち良さそうだったからな」
「あぁ~、納得です。」
カイザーの頭の良さならそれくらいは考えて行動しても不思議じゃない。
ただ、追いかけるのを止めるのでは無く『控える』だけなのが、カイザーらしいけどね(笑)
◇ ◇ ◇
私室に戻り、改めてお湯を使って体を綺麗にしてから庭に向かうと、既に護衛のジュリアさんが来ていてカイザーの頭をワシャワシャ撫でているところだった。
「リネット様、おはようございまーす♪」
「わんっ♪」
「ジュリアさんにカイザーおはよう」
うーん
ジュリアさんが凄くニヤニヤして私を見ているのが気持ち悪いなぁ
「えっと、何か言いたい事がありそうだね」
「いえいえ、さすがの私も朝帰りする意味くらい知ってますから、わざわざ聞くような野暮な事はしませんってぇ~」
いやもう、ここまであからさまに態度に出すなら、根掘り葉掘り聞いてくれた方がまだマシだよ。
「クラウス様は凄く紳士的に優しくしてくれたから、曲解して誰かに話したりしないようにね」
私がクラウス様の部屋に行って戻って来なかった事は、ジュリアさんやお付きのメイドさん達とか、かなりの人数に知られている。
どうせ屋敷内で面白おかしく話をされるなら、『クラウス様が無理矢理ヤった』みたいな間違った情報が流れないようにした方が良い。
それでも話に尾ヒレが付いて、最終的にどのようになるかは分からないんだけど
「分かりました。間違った事を言わないように正確な情報を下さい。あんな太い物をアソコに入れて大丈夫なんですか?
裂けそうな気がして怖いんですけど」
「ジュリアさんはどんな太さの事を言ってるの?」
「コレくらい?」
ジュリアさんが手で輪っかを作ってくれたけど大根より太かった。その太さだと確かに裂けるかもしれない。
「多分そのサイズは一般的では無いと思うよ。それと、サイズまで聞かれるのはかなり恥ずかしいんだけど」
「えぇー?!良いじゃないですかぁ~、私だって色々知りたいお年頃なんですからぁ~。先に経験した先輩として色々教えて下さいよぉ~。」
ジュリアさんなら色々聞いてくるだろうとは思ったけど、ここまで遠慮無くストレートに聞いて来るとは思わなかった。
子供を産んで領民を増やす事は急務だから教えるのは構わないんだけど、朝からは勘弁して欲しい。
あれ?
もしかしてこの流れは、後でメイドさん達からも詳しく聞かれるのでは、、、(汗)
つづく。
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