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第16話 ふれあい
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side:リネット
「あの、クラウス様」
「どうしたリネット?」
「私達は結婚するんですよね?」
「そうだな、いわゆる政略結婚というやつだがリネットに無理矢理何かをさせる気は無いから安心して欲しい。
カイザーと庭の畑の世話をしながらのんびりと暮らしてくれれば良いよ。」
「勿論です。それで、えっと、、、政略結婚には、私がクラウス様の子供を産むという事も含まれていますよね?」
「うーん、、、明確に決まっている事では無いが、結婚と出産をセットにして考える風潮はあるな。
ただ私としてはリネットに手をだすつもりは無い。周囲には『運悪く子に恵まれない』と言っておけば良い」
「わっ、私では魅力が足りませんか?まだ成人したばかりですし、孤児院で育ったのでクラウス様の相手としては釣り合わないと思いますけど」
「リネットは充分魅力的だよ。ただその、男というのは初対面の女性でも、行為に及ぶ事はさほど抵抗無く出来てしまうものなんだ。個人差はあるだろうがな。
だから今の場合はリネットに一方的に負担を強いる事になるのだが、、、」
「えっと、それはクラウス様が私と、その、、、こっ、行為に及んでも良いと?」
「うん、まぁ、さっきも言ったがリネットは充分魅力的だから、俺としてはリネットとそういう行為をしたいと思っている」
「では、あの、初めてで何も分かりませんが、よろしくお願いします。」
「おっ、俺の方こそ経験不足故に至らぬ所があるだろうが、よろしく頼む。」
ほっ
断られなくて良かったぁ
既に心臓が口から出そうなくらいドキドキしてるんだけど、大丈夫だよね?
クラウス様が私の腰に手をまわし抱き寄せると、お互いの唇が重なり合う。
「、、、んっ、、はぁっ、、、んん、、、」
クラウス様の唇の感触と吐息で、これだけで意識が飛んでしまいそうだ。
「リネット、大丈夫か?」
「・・・」
クラウス様が気を使って声をかけてくれたけど、恥ずかしさから声を出せず小さく頷く事しか出来ない。
「ひゃっ、、んっく、、、」
服の下から手を入れられお腹を触られると、思わずビクッと反応して声が出てしまった。
これだけで下腹部がキュンキュンしてしまう。
そのまま服とブラジャーを脱がされベッドに横になると、クラウス様の大きな手が私の乳房を優しく触れて来る。
「あっ、、はぁん、、あんっ、、」
乳房を触っていた手が移動して乳首をクニクニされると、全身になんとも言えない刺激が走ったと思ったら力が抜けて行く
「リネット、少し腰を浮かしてくれ」
言われるがままにすると、スルスルと下着が脱がされてしまった。
足を広げられ疼いた割れ目を指で撫でられているのが分かる。
ヌチュッ、、、ヌチュッ、、
「はぁ、、あっ、、、んぁっ、、、」
ヌチュッ、、、ニチャッ、、、
濡れた割れ目の中に指を挿し込まれ動かされると、初めて感じる快感に声が抑えられない。
ヌチュッヌチュッヌチュッヌチュッ
指の動きが早まると、頭が真っ白になって何も考えられなくなっていく
「あっ、、あっ、、、んぁぁっ!、、、」
「だっ、大丈夫か?」
クラウス様が何か言っているけれど、全身がビクビク痙攣していて力も入らず声も出せない。
「、、、はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、」
「中に挿れても良いか?」
「・・・」
嬉しいやら恥ずかしいやらで、クラウス様の顔などまともに見れないので、目を閉じたまま頷く
すると、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえて来て、クラウス様が体を密着させて来た。
股間の割れ目に熱い何かが押し付けられ、割れ目を押し広げて少しずつ中に入って来るのが分かった。
「あぁっ、、、はっ、入ったみたいだが痛くは無いか?」
初めては痛いというのは聞いていた。確かに痛みはある。でも緊張のせいなのか全身が痙攣するほどの快感のお陰なのか、思っていたほどの痛みは無い。
「んっ、、、はぁ、、んふぅ、、」
クラウス様がキスをしながらゆっくりと体と動かす。
クラウス様の手が私の乳首をクニクニと触ると、また頭の中が真っ白になっていく。
「はぁ、、、はぁ、、あぁっ、、、」
「、、、でっ、、出る、あっ、、んっ、、んぁ、、、はぁ、、、はぁ、、」
熱い何かが流れ込んで来るのを感じると同時に、クラウス様の体温が上がるのを感じた。
息も凄く荒いけど大丈夫かな?
「リネットすまない、慣れていないのもあり、リネットの中が気持ち良くて直ぐにイッてしまった。」
「おっ、お気になさらず(照)」
確かにクラウス様と体を重ねる時間がもう終わってしまうのは残念だけど、これ以上は私の精神が保たない。
緊張の糸が切れたのか一気に眠気が、、ふぁ~、、、
「リネット?」
「すぅ、、すぅ、、すぅ、、、」
「寝てしまったか。おやすみリネット」
チュッ♪
つづく。
「あの、クラウス様」
「どうしたリネット?」
「私達は結婚するんですよね?」
「そうだな、いわゆる政略結婚というやつだがリネットに無理矢理何かをさせる気は無いから安心して欲しい。
カイザーと庭の畑の世話をしながらのんびりと暮らしてくれれば良いよ。」
「勿論です。それで、えっと、、、政略結婚には、私がクラウス様の子供を産むという事も含まれていますよね?」
「うーん、、、明確に決まっている事では無いが、結婚と出産をセットにして考える風潮はあるな。
ただ私としてはリネットに手をだすつもりは無い。周囲には『運悪く子に恵まれない』と言っておけば良い」
「わっ、私では魅力が足りませんか?まだ成人したばかりですし、孤児院で育ったのでクラウス様の相手としては釣り合わないと思いますけど」
「リネットは充分魅力的だよ。ただその、男というのは初対面の女性でも、行為に及ぶ事はさほど抵抗無く出来てしまうものなんだ。個人差はあるだろうがな。
だから今の場合はリネットに一方的に負担を強いる事になるのだが、、、」
「えっと、それはクラウス様が私と、その、、、こっ、行為に及んでも良いと?」
「うん、まぁ、さっきも言ったがリネットは充分魅力的だから、俺としてはリネットとそういう行為をしたいと思っている」
「では、あの、初めてで何も分かりませんが、よろしくお願いします。」
「おっ、俺の方こそ経験不足故に至らぬ所があるだろうが、よろしく頼む。」
ほっ
断られなくて良かったぁ
既に心臓が口から出そうなくらいドキドキしてるんだけど、大丈夫だよね?
クラウス様が私の腰に手をまわし抱き寄せると、お互いの唇が重なり合う。
「、、、んっ、、はぁっ、、、んん、、、」
クラウス様の唇の感触と吐息で、これだけで意識が飛んでしまいそうだ。
「リネット、大丈夫か?」
「・・・」
クラウス様が気を使って声をかけてくれたけど、恥ずかしさから声を出せず小さく頷く事しか出来ない。
「ひゃっ、、んっく、、、」
服の下から手を入れられお腹を触られると、思わずビクッと反応して声が出てしまった。
これだけで下腹部がキュンキュンしてしまう。
そのまま服とブラジャーを脱がされベッドに横になると、クラウス様の大きな手が私の乳房を優しく触れて来る。
「あっ、、はぁん、、あんっ、、」
乳房を触っていた手が移動して乳首をクニクニされると、全身になんとも言えない刺激が走ったと思ったら力が抜けて行く
「リネット、少し腰を浮かしてくれ」
言われるがままにすると、スルスルと下着が脱がされてしまった。
足を広げられ疼いた割れ目を指で撫でられているのが分かる。
ヌチュッ、、、ヌチュッ、、
「はぁ、、あっ、、、んぁっ、、、」
ヌチュッ、、、ニチャッ、、、
濡れた割れ目の中に指を挿し込まれ動かされると、初めて感じる快感に声が抑えられない。
ヌチュッヌチュッヌチュッヌチュッ
指の動きが早まると、頭が真っ白になって何も考えられなくなっていく
「あっ、、あっ、、、んぁぁっ!、、、」
「だっ、大丈夫か?」
クラウス様が何か言っているけれど、全身がビクビク痙攣していて力も入らず声も出せない。
「、、、はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、」
「中に挿れても良いか?」
「・・・」
嬉しいやら恥ずかしいやらで、クラウス様の顔などまともに見れないので、目を閉じたまま頷く
すると、カチャカチャとベルトを外す音が聞こえて来て、クラウス様が体を密着させて来た。
股間の割れ目に熱い何かが押し付けられ、割れ目を押し広げて少しずつ中に入って来るのが分かった。
「あぁっ、、、はっ、入ったみたいだが痛くは無いか?」
初めては痛いというのは聞いていた。確かに痛みはある。でも緊張のせいなのか全身が痙攣するほどの快感のお陰なのか、思っていたほどの痛みは無い。
「んっ、、、はぁ、、んふぅ、、」
クラウス様がキスをしながらゆっくりと体と動かす。
クラウス様の手が私の乳首をクニクニと触ると、また頭の中が真っ白になっていく。
「はぁ、、、はぁ、、あぁっ、、、」
「、、、でっ、、出る、あっ、、んっ、、んぁ、、、はぁ、、、はぁ、、」
熱い何かが流れ込んで来るのを感じると同時に、クラウス様の体温が上がるのを感じた。
息も凄く荒いけど大丈夫かな?
「リネットすまない、慣れていないのもあり、リネットの中が気持ち良くて直ぐにイッてしまった。」
「おっ、お気になさらず(照)」
確かにクラウス様と体を重ねる時間がもう終わってしまうのは残念だけど、これ以上は私の精神が保たない。
緊張の糸が切れたのか一気に眠気が、、ふぁ~、、、
「リネット?」
「すぅ、、すぅ、、すぅ、、、」
「寝てしまったか。おやすみリネット」
チュッ♪
つづく。
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