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第8章 空へ
第218話 お見合い その7
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今日のこども園のおやつは餅を薄く切って乾燥させた『かき餅』、それを軽く炙って醤油かそのままで食べる
『かき餅』と俺が出した『いちご大福』で、しょっぱいのと甘いのとでちょうど良かった♪
ペトラ様の護衛のシェラさんに至っては、屋台の料理も完食していて本当にどんだけ食べるんだよ!
ちなみに、屋台の料理を持って来てくれたウィルはペトラ様に捕まって、わり算の問題を出されていたけど全問正解してペトラ様を驚かせていた
まあペトラ様が出来るわり算が1桁の簡単なやつだったから余裕だろう。
ウィルや他の年長組の子供達は俺がスキルの「店」で購入した算数ドリルで問題を解きまくってるからな
教えれば二次関数も余裕で理解しそうだけど、そうなると俺も勉強しなくてはいけなくなる
二次関数なんて遥か彼方に旅立ってしまって、何の事だったかさっぱり覚えてない(汗)
「皆さん、計算問題ではお見事でした♪そこは素直に私の負けを認めましょう。
ですが次は負けませんわよ!次は貴族の嗜みで勝負です!!」
待て待て待て!
ペトラ様いつの間に子供達と勝負になってんの?!
しかも次は貴族の嗜みで勝負とか、平民の子供相手に公爵令嬢がムキになってどないしますねん(汗)
「たしなみっておもしろくなさそうだからやだぁ~♪」
「え?、、、あの、凄く面白いですわよ(汗)」
「う~ん、屋台のお片付けのお手伝いする時間だし、やっぱやんなぁ~い」
おおっ!
皆遊びより屋台の片付けを選んで偉いぞ♪
「そっ、それは、、、じゃあ1回だけ、ねっ?1回だけだからお姉ちゃんと勝負してくれない?皆が勝ったらお菓子を差し上げますわよ」
「お菓子は食べ過ぎたらダメって園長先生が言ってたよ~」
「くっ!なんて良い子達なの、でもこのままでは、、、
シンざぁ゛~ん(泣)」
わっ?!
バカヤロー、そんな顔でこっちを見るんじゃあ無い!
とはいえ、俺は泣いてる女性は嫌いなんだよ
しょうがないから助け船を出すか
「えぇーと、ペトラお姉ちゃんが泣いてるから、皆1回だけ付き合ってあげて欲しいなぁ
俺とペトラお姉ちゃんも片付け手伝うからさ」
「それだったら1回だけいいよ~」
「うぅ゛、ズズー、皆さんありがとうごさいますぅ(泣)」
いやいやいや、ペトラ様も本気で泣かんでもええやん
それにしても貴族の嗜みで勝負って何をするんやろ?
あれは、花いちもんめ?
元世界のと歌は違うけど、それぞれチームを作って向いあってるから多分そうだろう
あれが本当に貴族の嗜みなのかどうかは分からんけど、子供達と一緒に遊ぶペトラ様はとても楽しそうだ
ペトラ様は良くも悪くも自分に素直な性格なんだろうな、子供と本気で付き合える大人って俺は素敵だと思う
だからって惚れないけどな♪
どうやら異世界版の花いちもんめは終わったらしい、ペトラ様が嬉しそうにこちらに戻って来る
「ペトラ様お疲れ様でした、子供達との勝負はどうでした?」
「見事に負けてしまいました、でもまた勝負をして貰う約束をしましたから、次は絶対負けませんわ!」
「そっ、そうですか、では約束通り屋台の片付けを手伝いに行きましょう」
「はい!」
「ふぅ~、屋台の片付けというのはなかなかの重労働ですのね、子供達でも出来るからと甘く見てましたわ。」
「慣れてしまえばそうでも無いんですけどね、ペトラ様はこれからどうされるんですか?」
「日も暮れて来ましたし、今日はもう宿に戻ろうと思います。」
「えぇーと、お見合いはこれで終了という事でよろしいですか?」
「ええ、今まで知らなかった事を沢山知れてとても楽しかったわ♪それじゃあシンさん失礼するわね」
「はい、お疲れ様でした。」
「主様、ペトラ様と少し話をしたいので、しばしここでお待ち頂いてよろしいでしょうか、その間の護衛はリリーが務めますので。」
「わふっ!」
「分かった、リリーとここで待ってるよ」
「ありがとうございます。」
ニィナがこんな事を言い出すのは珍しいな、まさかペトラ様に文句を言う訳でも無いだろう
個人的にペトラ様と友達になりたいとかだろうか?
ここからだとニィナとペトラ様が何を話しているのかは聞こえないけれど、ペトラ様はとても嬉しそうな表情をしているから何か良い話なんだろう
「リリーは何か知ってる?」
「わふぅ?」
「知らないか、まあ余計な詮索はするまいて」
「主様、お待たせしました。」
「それじゃあ帰ろうか、リリーはどうする?」
「わん♪」
「一緒に帰るのね、了解。
じゃあ自転車で帰るか、リリーは前かごに乗って、ニィナは後ろな」
「はい♪」「わふ♪」
「しゅっぱーつ」
チリンチリン♪
◇ ◇ ◇
プシュッ、トクトクトクトク
んぐんぐんぐ、ぷはぁ~
久しぶりに缶チューハイ飲んだけどやっぱ旨いな♪
ペトラ様とのお見合いを終えて我が家に帰って来た俺は
我が家のみんながお風呂に入ってる時間を利用して、ひとりで酒を飲んでいる
我が家では夕食を食べ終えると、俺が1番に風呂に入ってからみんなが風呂に入る
みんなが風呂から上がるまでは暇になるから、ひとりの時間を楽しむのを兼ねて酒を飲むのが最近の日課だ♪
ドタドタドタドタ、ガチャ
「ご主人さま~♪」
「はい、スミレお帰り~♪」
「あぁー?!ダンナまたひとりで酒飲んでるー、あたしも飲みたい!」
風呂に入っていたみんなが戻って来たか、ケイトのこのリアクションは毎度の事だから慣れちゃったよ(笑)
「はいはい、髪の毛乾かしたら出してやるから、みんな後ろ向け~」
「「「「「は~い」」」」」
ブォーーーーーーーーー
今日も火と風魔法を駆使して温風を出してみんなの髪の毛を乾かしていく
「はい、終わり。ほらケイト、缶チューハイ」
「やったぁ~♪ダンナありがと」
「メリルとニィナは何が良い?」
「じゃあ白ワイン♪」「私もお嬢様と同じ物を」
「カスミとスミレは?」
「スミレはメロン~♪」「私はオレンジジュースが良いです。」
「了解、ホイホイホイホイっと、、、それじゃあ、カンパイ」
「「「「「カンパ~イ♪」」」」」
良いねぇ
我が家のみんなと旨い酒さえあれば
すべて世はこともなしってな♪
今日は良い夢見れそうだ。
つづく。
『かき餅』と俺が出した『いちご大福』で、しょっぱいのと甘いのとでちょうど良かった♪
ペトラ様の護衛のシェラさんに至っては、屋台の料理も完食していて本当にどんだけ食べるんだよ!
ちなみに、屋台の料理を持って来てくれたウィルはペトラ様に捕まって、わり算の問題を出されていたけど全問正解してペトラ様を驚かせていた
まあペトラ様が出来るわり算が1桁の簡単なやつだったから余裕だろう。
ウィルや他の年長組の子供達は俺がスキルの「店」で購入した算数ドリルで問題を解きまくってるからな
教えれば二次関数も余裕で理解しそうだけど、そうなると俺も勉強しなくてはいけなくなる
二次関数なんて遥か彼方に旅立ってしまって、何の事だったかさっぱり覚えてない(汗)
「皆さん、計算問題ではお見事でした♪そこは素直に私の負けを認めましょう。
ですが次は負けませんわよ!次は貴族の嗜みで勝負です!!」
待て待て待て!
ペトラ様いつの間に子供達と勝負になってんの?!
しかも次は貴族の嗜みで勝負とか、平民の子供相手に公爵令嬢がムキになってどないしますねん(汗)
「たしなみっておもしろくなさそうだからやだぁ~♪」
「え?、、、あの、凄く面白いですわよ(汗)」
「う~ん、屋台のお片付けのお手伝いする時間だし、やっぱやんなぁ~い」
おおっ!
皆遊びより屋台の片付けを選んで偉いぞ♪
「そっ、それは、、、じゃあ1回だけ、ねっ?1回だけだからお姉ちゃんと勝負してくれない?皆が勝ったらお菓子を差し上げますわよ」
「お菓子は食べ過ぎたらダメって園長先生が言ってたよ~」
「くっ!なんて良い子達なの、でもこのままでは、、、
シンざぁ゛~ん(泣)」
わっ?!
バカヤロー、そんな顔でこっちを見るんじゃあ無い!
とはいえ、俺は泣いてる女性は嫌いなんだよ
しょうがないから助け船を出すか
「えぇーと、ペトラお姉ちゃんが泣いてるから、皆1回だけ付き合ってあげて欲しいなぁ
俺とペトラお姉ちゃんも片付け手伝うからさ」
「それだったら1回だけいいよ~」
「うぅ゛、ズズー、皆さんありがとうごさいますぅ(泣)」
いやいやいや、ペトラ様も本気で泣かんでもええやん
それにしても貴族の嗜みで勝負って何をするんやろ?
あれは、花いちもんめ?
元世界のと歌は違うけど、それぞれチームを作って向いあってるから多分そうだろう
あれが本当に貴族の嗜みなのかどうかは分からんけど、子供達と一緒に遊ぶペトラ様はとても楽しそうだ
ペトラ様は良くも悪くも自分に素直な性格なんだろうな、子供と本気で付き合える大人って俺は素敵だと思う
だからって惚れないけどな♪
どうやら異世界版の花いちもんめは終わったらしい、ペトラ様が嬉しそうにこちらに戻って来る
「ペトラ様お疲れ様でした、子供達との勝負はどうでした?」
「見事に負けてしまいました、でもまた勝負をして貰う約束をしましたから、次は絶対負けませんわ!」
「そっ、そうですか、では約束通り屋台の片付けを手伝いに行きましょう」
「はい!」
「ふぅ~、屋台の片付けというのはなかなかの重労働ですのね、子供達でも出来るからと甘く見てましたわ。」
「慣れてしまえばそうでも無いんですけどね、ペトラ様はこれからどうされるんですか?」
「日も暮れて来ましたし、今日はもう宿に戻ろうと思います。」
「えぇーと、お見合いはこれで終了という事でよろしいですか?」
「ええ、今まで知らなかった事を沢山知れてとても楽しかったわ♪それじゃあシンさん失礼するわね」
「はい、お疲れ様でした。」
「主様、ペトラ様と少し話をしたいので、しばしここでお待ち頂いてよろしいでしょうか、その間の護衛はリリーが務めますので。」
「わふっ!」
「分かった、リリーとここで待ってるよ」
「ありがとうございます。」
ニィナがこんな事を言い出すのは珍しいな、まさかペトラ様に文句を言う訳でも無いだろう
個人的にペトラ様と友達になりたいとかだろうか?
ここからだとニィナとペトラ様が何を話しているのかは聞こえないけれど、ペトラ様はとても嬉しそうな表情をしているから何か良い話なんだろう
「リリーは何か知ってる?」
「わふぅ?」
「知らないか、まあ余計な詮索はするまいて」
「主様、お待たせしました。」
「それじゃあ帰ろうか、リリーはどうする?」
「わん♪」
「一緒に帰るのね、了解。
じゃあ自転車で帰るか、リリーは前かごに乗って、ニィナは後ろな」
「はい♪」「わふ♪」
「しゅっぱーつ」
チリンチリン♪
◇ ◇ ◇
プシュッ、トクトクトクトク
んぐんぐんぐ、ぷはぁ~
久しぶりに缶チューハイ飲んだけどやっぱ旨いな♪
ペトラ様とのお見合いを終えて我が家に帰って来た俺は
我が家のみんながお風呂に入ってる時間を利用して、ひとりで酒を飲んでいる
我が家では夕食を食べ終えると、俺が1番に風呂に入ってからみんなが風呂に入る
みんなが風呂から上がるまでは暇になるから、ひとりの時間を楽しむのを兼ねて酒を飲むのが最近の日課だ♪
ドタドタドタドタ、ガチャ
「ご主人さま~♪」
「はい、スミレお帰り~♪」
「あぁー?!ダンナまたひとりで酒飲んでるー、あたしも飲みたい!」
風呂に入っていたみんなが戻って来たか、ケイトのこのリアクションは毎度の事だから慣れちゃったよ(笑)
「はいはい、髪の毛乾かしたら出してやるから、みんな後ろ向け~」
「「「「「は~い」」」」」
ブォーーーーーーーーー
今日も火と風魔法を駆使して温風を出してみんなの髪の毛を乾かしていく
「はい、終わり。ほらケイト、缶チューハイ」
「やったぁ~♪ダンナありがと」
「メリルとニィナは何が良い?」
「じゃあ白ワイン♪」「私もお嬢様と同じ物を」
「カスミとスミレは?」
「スミレはメロン~♪」「私はオレンジジュースが良いです。」
「了解、ホイホイホイホイっと、、、それじゃあ、カンパイ」
「「「「「カンパ~イ♪」」」」」
良いねぇ
我が家のみんなと旨い酒さえあれば
すべて世はこともなしってな♪
今日は良い夢見れそうだ。
つづく。
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