225 / 305
第8章 空へ
第202話 今日も我が家は騒がしくて平和です♪
しおりを挟む
朝、目が覚めると
俺は新たな朝の日課として無線機のスイッチをONにする
アンテナは既に我が家の屋上に設置済みなんだけど当然ながら何も音はしない
いずれゴレさんから連絡が来ると信じて待ってるだけだ。
創造神様の話ではそもそもゴレさんに通信機能は無いみたいなんだよな。ゴレさんも俺に無線機の周波数を教えといて、アップデートで通信機能の実装待ちだったとは
楽しみが増えたから良いけどな♪
しばらく無線機の前に座ってぼーっとしてから
「今日から朝晩2回、無線機のスイッチ入れて連絡待ってます。朝の通信終わり」
まだゴレさんには聞こえてないと思うけど、しばらくこんな感じで連絡を待ってみようと思う。
さて、部屋の中を見渡すといつもの光景が広がっていて安心するんだけど
ただなぁ、ケイトが腹を出して寝るのだけはなんとかならんもんか。今は若いからいいのかもしれんけど
冬になる前にお藤さんに腹巻きでも作って貰おうかな
「みんな朝だぞ起きろ~」
「ん~、ごしゅじんしゃま、、おはようごじゃるまる、、、」
「スミレおはよう、ほらおいで」
「うん」
「おにいちゃん、おはよう」
「おはようメリル」
「ご主人様おはようございます。」「主様、おはようございます。」「んにゃ?」
「カスミ、ニィナ、ケイトおはよう」
今日はみんなの目覚めも良さそうだ
俺はいつものように眠そうなスミレを抱っこして1階に降りていく
「シンさんにスミレちゃんおはよう」
「「シン殿、スーちゃんおはようございま~す♪」」
「お藤さん、コニー、フラニーおはよう」
今日もコニーとフラニーは元気だなぁ、ちなみに2人はスミレの事をスーちゃんと呼んでいる
スンスン、この匂いは♪
おっ?抱っこしてたスミレも匂いに気づいて起きたか、床におろしてあげるとオーブンの前に行って鼻をクンクンさせている♪
「コニー、フラニーパン焼いてくれてるのか、嬉しいけどそんなに早起きしなくていいんだぞ」
「みんなに焼きたてのパンを食べて欲しいので全然大丈夫です!」
「シン殿ぉおはよございま~す、あなたのウェンディですよぉ♪」
「ウッ、ウェンディさん?!何故こんな早朝に我が家に?」
「そんなのシン殿に会いに来たに決まってるじゃないですかぁ、それとコニーとフラニーに魔法の使い方を教える為ですよぉ、パン作りにはエルフの誇りがかかってますから!」
「「はい、頑張ります!」」
頑張って欲しいけど、エルフの気合いが少し恐いです。
「シン殿ぉ、早朝に来た理由は他にもあるんですよぉ、前にシン殿がミリアリア様に提案した『配送業務』を今日から試験的に始めるのでリヤカーを4台ほど欲しいんです」
「もう始めるんですか、リヤカーのサイズはどうします?」
「えっと、荷車と同じくらいのありますか?」
「ありますよ、それを4台ですね」
「ありがとうございます、それじゃあ『配送業務』に雇った人達を外に待たせてるんで渡してあげて下さい」
おいおい、こんな早朝から『配送業務』やんのかよ大変だな
とはいえ日の出から朝市はやってるし、街の門が開くのに合わせて来る商人も多いから、稼ぎ時ではあるのか
リヤカーを渡す為に外に出ると、そこにはぱっと見て一瞬で分かるくらいに日々の生活に困ってそうな女性が4人
年齢は皆10代後半くらいか?見事に全員ガリガリに痩せている
「「「「おはようございます!」」」」
「あっ、うん、おはよう」
外に出て来た俺を見つけて目の前の4人が挨拶をしてくれたけど、栄養不足だからなのか声カッスカスやん!
挨拶に気合いは感じるけど声に全くチカラが入ってない、こんな状態で配送業務なんてして大丈夫か?
この人達倒れても這ってでも仕事を続けそうなんだよな(汗)
「ウェンディさんこの人達で大丈夫なんですか?」
「シン殿の言いたい事は分かりますけど、リヤカーや荷物を持ち逃げしない人となると限られちゃうんですよ」
そうだよなぁ、リヤカーを買いたい奴は沢山居るだろうし荷物を転売して逃げるとかこの国じゃ普通だもんな
だからこそ何の伝(つて)も無い平民は信用されないし出来る仕事も限られる、そして目の前の4人のように貧困から抜け出せない人が減らない
池田屋商会でそれなりに人を雇ったといっても、街の人口からすると吹けば飛ぶような人数だもんな
そんな事より目の前の4人をこのまま仕事に行かせるのは駄目だ、途中で倒れられるのは困る
俺の収納に何か、、、ワインの空きビン、、、
ちゃんと洗ってるからこれで良いか、空きビンに水を注いでコルクで栓をしてと、あとはウィンナーサンドとデザートのフルーツサンドをラップで包んで紙袋に入れて、それぞれのリヤカーに乗せていく
ラップは燃やしても大丈夫なやつがスキルの「店」にあったからそれを選んだけど、そもそもスキルの「店」の商品は創造神様が作ってる物だから、たとえプラスチックに見える物でも限り無くそっくりな別の何かだと思われる
試しにスキルの「店」で買ったおにぎりの包装を裏庭に埋めたら、分解されたのか翌日には消えていた。
環境問題も対策済みとは、さすが創造神様!
「えぇーと皆さん、配送業務が正式に事業としてやっていけるかは皆さんの頑張りにかかっています
差し入れのウィンナーサンドとフルーツサンドは期待の現れですので、遠慮せず食べてお仕事頑張って下さい、それではいってらっしゃ~い」
「「「「ありがとうございます!行って来ます!」」」」
リヤカーを引きながら仕事に向かう4人を見送るけど、本当に大丈夫か?
気合いは伝わるんだけど、、、
「シン殿ぉ、心配なのは分かりますけどあとは信じて待つしかないですよぉ」
「そうですね」
貧困問題なんてただのおっさんにはどうにも出来ん。俺に出来るのは我が家のみんなを守るくらいだ。
腹も減ったし、そろそろパンが焼ける頃かな?
我が家に戻ると、ケイト、スミレ、ニィナがオーブンの前にしゃがんで仲良くパンが焼けるのをじっと見ている
なかなか珍しい組み合わせだな(笑)
「主様!今日のパンは至高の匂いがします!」
なるほどニィナは匂いに釣られたのか
パン作りにエルフの誇りがかかっているって聞いてから、最初に作った食パンから色々と改良を加えてみたからな
多分今日のパンはバターをたっぷり使った超リッチなパンだと思う、そりゃあ至高の匂いにもなるはずだよ♪
「はいはい、ケイトちゃん、スミレちゃん、ニィナちゃん、オーブンの前に居ないでこっちを手伝って頂戴」
「「「は~い」」」
「シン殿ぉ、そんな所に立ってどうしたんですかぁ?早くしないとパン全部食べられちゃいますよぉ」
「え?」
ウェンディさんに声をかけられて我にかえる
楽しそうに準備をしているみんなを眺めていたら、どうやら軽く意識が飛んでいたっぽい
それでだ
ぼーっとしていたのは俺が悪いからパンを誰かに食べられても文句は無い
だがしかし!
「ケイト、その手に持って丸かじりしようとしている食パンは、切り分けてみんなで食べる用じゃないのか?」
「ケイトちゃん!」
「えぇー?!駄目なの?丸かじりしたらスゲェ美味しそうなのに(悲)」
「丸かじりは確かに美味しそうですが、ケイト殿は大人なのですから幼い子供のような事をしてどうするのです」
「罰としてケイトは今日の夕食のお酒抜きにしま~す」
「え゛っ?!お嬢それだけは駄目だってぇ、あたし何でもするから許してよぉ~(泣)」
「わっ?!ケイト鼻水!鼻水が付くから!いいからお酒飲んでいいから、鼻水がぁ~~~(汗)」
「「「「「「「あはははは」」」」」」」
愉快な仲間が多いと毎日騒がしくて大変だな
昔はそういうの苦手だったけど楽しいと思える日が来るとは思わなかったよ
今日も我が家は騒がしくて平和です♪
つづく。
俺は新たな朝の日課として無線機のスイッチをONにする
アンテナは既に我が家の屋上に設置済みなんだけど当然ながら何も音はしない
いずれゴレさんから連絡が来ると信じて待ってるだけだ。
創造神様の話ではそもそもゴレさんに通信機能は無いみたいなんだよな。ゴレさんも俺に無線機の周波数を教えといて、アップデートで通信機能の実装待ちだったとは
楽しみが増えたから良いけどな♪
しばらく無線機の前に座ってぼーっとしてから
「今日から朝晩2回、無線機のスイッチ入れて連絡待ってます。朝の通信終わり」
まだゴレさんには聞こえてないと思うけど、しばらくこんな感じで連絡を待ってみようと思う。
さて、部屋の中を見渡すといつもの光景が広がっていて安心するんだけど
ただなぁ、ケイトが腹を出して寝るのだけはなんとかならんもんか。今は若いからいいのかもしれんけど
冬になる前にお藤さんに腹巻きでも作って貰おうかな
「みんな朝だぞ起きろ~」
「ん~、ごしゅじんしゃま、、おはようごじゃるまる、、、」
「スミレおはよう、ほらおいで」
「うん」
「おにいちゃん、おはよう」
「おはようメリル」
「ご主人様おはようございます。」「主様、おはようございます。」「んにゃ?」
「カスミ、ニィナ、ケイトおはよう」
今日はみんなの目覚めも良さそうだ
俺はいつものように眠そうなスミレを抱っこして1階に降りていく
「シンさんにスミレちゃんおはよう」
「「シン殿、スーちゃんおはようございま~す♪」」
「お藤さん、コニー、フラニーおはよう」
今日もコニーとフラニーは元気だなぁ、ちなみに2人はスミレの事をスーちゃんと呼んでいる
スンスン、この匂いは♪
おっ?抱っこしてたスミレも匂いに気づいて起きたか、床におろしてあげるとオーブンの前に行って鼻をクンクンさせている♪
「コニー、フラニーパン焼いてくれてるのか、嬉しいけどそんなに早起きしなくていいんだぞ」
「みんなに焼きたてのパンを食べて欲しいので全然大丈夫です!」
「シン殿ぉおはよございま~す、あなたのウェンディですよぉ♪」
「ウッ、ウェンディさん?!何故こんな早朝に我が家に?」
「そんなのシン殿に会いに来たに決まってるじゃないですかぁ、それとコニーとフラニーに魔法の使い方を教える為ですよぉ、パン作りにはエルフの誇りがかかってますから!」
「「はい、頑張ります!」」
頑張って欲しいけど、エルフの気合いが少し恐いです。
「シン殿ぉ、早朝に来た理由は他にもあるんですよぉ、前にシン殿がミリアリア様に提案した『配送業務』を今日から試験的に始めるのでリヤカーを4台ほど欲しいんです」
「もう始めるんですか、リヤカーのサイズはどうします?」
「えっと、荷車と同じくらいのありますか?」
「ありますよ、それを4台ですね」
「ありがとうございます、それじゃあ『配送業務』に雇った人達を外に待たせてるんで渡してあげて下さい」
おいおい、こんな早朝から『配送業務』やんのかよ大変だな
とはいえ日の出から朝市はやってるし、街の門が開くのに合わせて来る商人も多いから、稼ぎ時ではあるのか
リヤカーを渡す為に外に出ると、そこにはぱっと見て一瞬で分かるくらいに日々の生活に困ってそうな女性が4人
年齢は皆10代後半くらいか?見事に全員ガリガリに痩せている
「「「「おはようございます!」」」」
「あっ、うん、おはよう」
外に出て来た俺を見つけて目の前の4人が挨拶をしてくれたけど、栄養不足だからなのか声カッスカスやん!
挨拶に気合いは感じるけど声に全くチカラが入ってない、こんな状態で配送業務なんてして大丈夫か?
この人達倒れても這ってでも仕事を続けそうなんだよな(汗)
「ウェンディさんこの人達で大丈夫なんですか?」
「シン殿の言いたい事は分かりますけど、リヤカーや荷物を持ち逃げしない人となると限られちゃうんですよ」
そうだよなぁ、リヤカーを買いたい奴は沢山居るだろうし荷物を転売して逃げるとかこの国じゃ普通だもんな
だからこそ何の伝(つて)も無い平民は信用されないし出来る仕事も限られる、そして目の前の4人のように貧困から抜け出せない人が減らない
池田屋商会でそれなりに人を雇ったといっても、街の人口からすると吹けば飛ぶような人数だもんな
そんな事より目の前の4人をこのまま仕事に行かせるのは駄目だ、途中で倒れられるのは困る
俺の収納に何か、、、ワインの空きビン、、、
ちゃんと洗ってるからこれで良いか、空きビンに水を注いでコルクで栓をしてと、あとはウィンナーサンドとデザートのフルーツサンドをラップで包んで紙袋に入れて、それぞれのリヤカーに乗せていく
ラップは燃やしても大丈夫なやつがスキルの「店」にあったからそれを選んだけど、そもそもスキルの「店」の商品は創造神様が作ってる物だから、たとえプラスチックに見える物でも限り無くそっくりな別の何かだと思われる
試しにスキルの「店」で買ったおにぎりの包装を裏庭に埋めたら、分解されたのか翌日には消えていた。
環境問題も対策済みとは、さすが創造神様!
「えぇーと皆さん、配送業務が正式に事業としてやっていけるかは皆さんの頑張りにかかっています
差し入れのウィンナーサンドとフルーツサンドは期待の現れですので、遠慮せず食べてお仕事頑張って下さい、それではいってらっしゃ~い」
「「「「ありがとうございます!行って来ます!」」」」
リヤカーを引きながら仕事に向かう4人を見送るけど、本当に大丈夫か?
気合いは伝わるんだけど、、、
「シン殿ぉ、心配なのは分かりますけどあとは信じて待つしかないですよぉ」
「そうですね」
貧困問題なんてただのおっさんにはどうにも出来ん。俺に出来るのは我が家のみんなを守るくらいだ。
腹も減ったし、そろそろパンが焼ける頃かな?
我が家に戻ると、ケイト、スミレ、ニィナがオーブンの前にしゃがんで仲良くパンが焼けるのをじっと見ている
なかなか珍しい組み合わせだな(笑)
「主様!今日のパンは至高の匂いがします!」
なるほどニィナは匂いに釣られたのか
パン作りにエルフの誇りがかかっているって聞いてから、最初に作った食パンから色々と改良を加えてみたからな
多分今日のパンはバターをたっぷり使った超リッチなパンだと思う、そりゃあ至高の匂いにもなるはずだよ♪
「はいはい、ケイトちゃん、スミレちゃん、ニィナちゃん、オーブンの前に居ないでこっちを手伝って頂戴」
「「「は~い」」」
「シン殿ぉ、そんな所に立ってどうしたんですかぁ?早くしないとパン全部食べられちゃいますよぉ」
「え?」
ウェンディさんに声をかけられて我にかえる
楽しそうに準備をしているみんなを眺めていたら、どうやら軽く意識が飛んでいたっぽい
それでだ
ぼーっとしていたのは俺が悪いからパンを誰かに食べられても文句は無い
だがしかし!
「ケイト、その手に持って丸かじりしようとしている食パンは、切り分けてみんなで食べる用じゃないのか?」
「ケイトちゃん!」
「えぇー?!駄目なの?丸かじりしたらスゲェ美味しそうなのに(悲)」
「丸かじりは確かに美味しそうですが、ケイト殿は大人なのですから幼い子供のような事をしてどうするのです」
「罰としてケイトは今日の夕食のお酒抜きにしま~す」
「え゛っ?!お嬢それだけは駄目だってぇ、あたし何でもするから許してよぉ~(泣)」
「わっ?!ケイト鼻水!鼻水が付くから!いいからお酒飲んでいいから、鼻水がぁ~~~(汗)」
「「「「「「「あはははは」」」」」」」
愉快な仲間が多いと毎日騒がしくて大変だな
昔はそういうの苦手だったけど楽しいと思える日が来るとは思わなかったよ
今日も我が家は騒がしくて平和です♪
つづく。
163
お気に入りに追加
869
あなたにおすすめの小説
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~
裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】
宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。
異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。
元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。
そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。
大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。
持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。
※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる