224 / 335
第8章 空へ
第201話 お供えと思惑と創造神様と
しおりを挟む
今日は急にアストレア様からお願いされて王国十二家、アレサンドロ・ヴァン・スコーピオン公爵の4女
ペトルーシュカお嬢様とお見合いする事になってしまった。
お見合いして気に入らなければ断っても良いらしいが
どうなることやら
さて、寝る前に創造神様にお供えをしよう。
浮島で手に入れたミキサーとオーブンのお礼がしたくて、何をお供えしようか悩んでいたら遅くなってしまった。
それからゴレさんと無線で連絡がとれるのか確認もしたい
いつものように部屋の机に白い布を敷いてから、女神像を置いてその前にお供え物を並べていく
今日のお供え物は、浮島でゴレさん達に貰ったマンゴーとメロンを贅沢に使ったフルーツサンド、それぞれホイップクリームとカスタードクリームの二種類ずつ用意した。
今日はおまけでカツサンドも用意してある、せっかくふわふわの食パンが作れるようになったから、是非色んな味を楽しんで頂きたいからな
お供え物の準備が出来たのは良いんだけど、、、
俺の背中越しからお供え物を見つめる、我が家の腹ぺこ娘がひとり
「ねぇダンナ、お祈りが終わったらお供え物は食べて良い?」
「ケイトはさっきも夕食のデザートで食べただろ、まだ食べるのかよ」
「だって勿体ないじゃんかぁ、スミレも食べたいよね、、、ダンナ早くお祈りしないとスミレが寝ちゃいそうだよ」
「そうだな、スミレおいで」
「、、、うん」
「スミレは俺が抱っこするからケイトとカスミは俺の横に座ってくれ」
「あいよ~」「はい」
ケイト、カスミ、スミレの3人は創造神様のお供えに参加するのは初めてだ、創造神様の事を教えた時は驚くかと思ったんだけど
俺が神様と話せるくらいは驚く事じゃないらしい、もう俺は生涯びっくり人間扱いから逃れられないのかもしれない、、、
それはいいけど、我が家のみんなには俺と一緒にお供えに参加していれば、創造神様から神の加護とか貰えないかなぁって思っている
神獣であるフェンリルのリリーが神の加護的な存在なのかもしれないけど、我が家のみんなを守る手段はいくらあっても困らないからな。
「あー、あー、創造神様お供えを用意しました、お受け取り下さい。」
「「あっ?!」」
今日もお供え物はうっすら光って消えていく、ケイトとカスミは初めてだから驚くのも当然だな
「こんばんは、いつもお供えありがとうございます」
「やっほぉー、浮島から帰って来たんやね、楽しかったやろ?」
「色々ありましたけど、、、結果的にはとても楽しい所でした。本日は浮島の景品がとても良い物でしたので、お礼も兼ねたお供えにしてみました」
「これカツサンドや♪甘い食べ物もええけどこういうのもウチは好きなんよ、ありがとうなー♪」
「ちーちゃん!いつも言ってるけど先に食べないでよ」
「そない言うてもこのカツサンド熱々やからはよ食べんと冷めてしまうで、冷めても美味しいんがカツサンドの良いところやけど、せっかくやし熱々食べたいやん」
「もぉ!だからって話が終わるまでは待ちなさいよ、私だって早く食べたいんだから!」
カツサンドのカツは揚げたてをパンに挟んで直ぐに収納に入れたから、熱々でサクサクのままなんだけど
創造神様とちーちゃんさんは、本当に食べるのが好きなんだな
「そうそう、2番目以降の試練にも景品用意してるから近くに行った時は寄ってみたらええわ。お供えありがとうな、ほなばいばーい」
「はぁ、なんだかバタバタしてごめんなさいね」
「いえ、お気になさらず。お聞きしたいのですが、浮島に居るゴーレムと無線機で連絡はとれるでしょうか?」
「無線機、、、通信機能の事ね、う~ん、そういう機能は無いけどあとで付けておくわ
それじゃあ、私達はあなた達の事を見守っていますので、さようなら~、、、
あっ?!
ちーちゃんフルーツサンドも先に食べないでよ、カスタードクリームのやつ全部食べたら私本気で怒るからね!」
プツン・・・
えぇーと、次はもっと沢山お供え物を用意しておこう
俺のお供えが原因で神々の喧嘩が勃発して、その余波で世界が滅んだら申し訳ないからな(汗)
「ケイト、カスミどうだった、声聞こえた?」
「なぁ~んにも、ずっとダンナがひとりで喋ってただけ。でもお供えが消えちゃったよぉ(泣)」
ケイトよ、そこまで悲しまれると俺が何も食べさせてないみたいじゃないか
「カスミはどうやった?」
「私も何も聞こえませんでした」
あらら、カスミの耳がぺしょんとしてしまった、カスミは気にしぃやから接し方には気をつけてあげんとな
今度みんなを連れて教会でお供えしてみようかな
以前に教会行った時はうっすら創造神様の姿が見えたくらいやし、声だけならケイトとカスミにも聞こえるかもしれん
それにしても創造神様は最後に『あなた達の事は見守っています』って言ってたよな
こっちの考えはお見通しって事か、これからも頑張ってお供えしますので、末永くよろしくお願い致します。
「おにいちゃん、終わった?」
「ちょうど終わったところだよ」
考え事をしてたら部屋の外で待ってたメリルとニィナが入って来た、次はお藤さんも加えてみんなで教会に行ってみようかな
創造神様もこっちが無茶を言わなければ人数が増えても気にしなさそうだしな
「ねぇケイト、女神様の声聞こえた?」
「全然ダメ~、お嬢は聞こえるんだろ?」
「何となく聞こえるだけだよ」
「ねぇダンナ、王都の教会連中にお嬢が女神様の声が聞こえるって知られたら、聖女として連れていこうとするかもしれないけどどうするの?」
「お嬢様に危害を加える連中など、私があの世に送って差し上げます。」
「ニィナさん、あの世に送る前に相手と話し合ってからにしような。普通に断ったら諦めてくれないかな?」
「ん~、どうだろ、聖女なんて噂だけで見た事無いからどんな扱いなのか知らないんだよなぁ」
「いざとなったらアストレア様になんとかして貰うから大丈夫だろ、そんな事よりスミレが寝ちゃったからみんなも寝るぞー」
「「「「はーい」」」」
「みんなおやすみ」
「「「「おやすみなさーい」」」」
はぁ
異世界小説でよくある通り、教会を管理する組織ってのは凄く面倒くさそうだ
この国がどうなのかは実際に見てないから分からんけど、保険として後ろ楯となってくれる貴族は増やしておくべきか
まずはピスケス伯爵家と同じ中立派に所属する王国十二家の
ライブラ公爵
アリエス辺境伯
タウラス子爵
この3家の当主には一度会うべきだな、アストレア様の話ではこの3家は陰で色々と助けてくれてるらしいし
直接お礼もしたかったからちょうどいいや
その前に、俺にはお見合いを無事に乗りきるっていう試練が待ってるんだけど
我が家のみんなの笑顔を守る為
お見合いでも何でも、かかって来いやー!!
つづく。
ペトルーシュカお嬢様とお見合いする事になってしまった。
お見合いして気に入らなければ断っても良いらしいが
どうなることやら
さて、寝る前に創造神様にお供えをしよう。
浮島で手に入れたミキサーとオーブンのお礼がしたくて、何をお供えしようか悩んでいたら遅くなってしまった。
それからゴレさんと無線で連絡がとれるのか確認もしたい
いつものように部屋の机に白い布を敷いてから、女神像を置いてその前にお供え物を並べていく
今日のお供え物は、浮島でゴレさん達に貰ったマンゴーとメロンを贅沢に使ったフルーツサンド、それぞれホイップクリームとカスタードクリームの二種類ずつ用意した。
今日はおまけでカツサンドも用意してある、せっかくふわふわの食パンが作れるようになったから、是非色んな味を楽しんで頂きたいからな
お供え物の準備が出来たのは良いんだけど、、、
俺の背中越しからお供え物を見つめる、我が家の腹ぺこ娘がひとり
「ねぇダンナ、お祈りが終わったらお供え物は食べて良い?」
「ケイトはさっきも夕食のデザートで食べただろ、まだ食べるのかよ」
「だって勿体ないじゃんかぁ、スミレも食べたいよね、、、ダンナ早くお祈りしないとスミレが寝ちゃいそうだよ」
「そうだな、スミレおいで」
「、、、うん」
「スミレは俺が抱っこするからケイトとカスミは俺の横に座ってくれ」
「あいよ~」「はい」
ケイト、カスミ、スミレの3人は創造神様のお供えに参加するのは初めてだ、創造神様の事を教えた時は驚くかと思ったんだけど
俺が神様と話せるくらいは驚く事じゃないらしい、もう俺は生涯びっくり人間扱いから逃れられないのかもしれない、、、
それはいいけど、我が家のみんなには俺と一緒にお供えに参加していれば、創造神様から神の加護とか貰えないかなぁって思っている
神獣であるフェンリルのリリーが神の加護的な存在なのかもしれないけど、我が家のみんなを守る手段はいくらあっても困らないからな。
「あー、あー、創造神様お供えを用意しました、お受け取り下さい。」
「「あっ?!」」
今日もお供え物はうっすら光って消えていく、ケイトとカスミは初めてだから驚くのも当然だな
「こんばんは、いつもお供えありがとうございます」
「やっほぉー、浮島から帰って来たんやね、楽しかったやろ?」
「色々ありましたけど、、、結果的にはとても楽しい所でした。本日は浮島の景品がとても良い物でしたので、お礼も兼ねたお供えにしてみました」
「これカツサンドや♪甘い食べ物もええけどこういうのもウチは好きなんよ、ありがとうなー♪」
「ちーちゃん!いつも言ってるけど先に食べないでよ」
「そない言うてもこのカツサンド熱々やからはよ食べんと冷めてしまうで、冷めても美味しいんがカツサンドの良いところやけど、せっかくやし熱々食べたいやん」
「もぉ!だからって話が終わるまでは待ちなさいよ、私だって早く食べたいんだから!」
カツサンドのカツは揚げたてをパンに挟んで直ぐに収納に入れたから、熱々でサクサクのままなんだけど
創造神様とちーちゃんさんは、本当に食べるのが好きなんだな
「そうそう、2番目以降の試練にも景品用意してるから近くに行った時は寄ってみたらええわ。お供えありがとうな、ほなばいばーい」
「はぁ、なんだかバタバタしてごめんなさいね」
「いえ、お気になさらず。お聞きしたいのですが、浮島に居るゴーレムと無線機で連絡はとれるでしょうか?」
「無線機、、、通信機能の事ね、う~ん、そういう機能は無いけどあとで付けておくわ
それじゃあ、私達はあなた達の事を見守っていますので、さようなら~、、、
あっ?!
ちーちゃんフルーツサンドも先に食べないでよ、カスタードクリームのやつ全部食べたら私本気で怒るからね!」
プツン・・・
えぇーと、次はもっと沢山お供え物を用意しておこう
俺のお供えが原因で神々の喧嘩が勃発して、その余波で世界が滅んだら申し訳ないからな(汗)
「ケイト、カスミどうだった、声聞こえた?」
「なぁ~んにも、ずっとダンナがひとりで喋ってただけ。でもお供えが消えちゃったよぉ(泣)」
ケイトよ、そこまで悲しまれると俺が何も食べさせてないみたいじゃないか
「カスミはどうやった?」
「私も何も聞こえませんでした」
あらら、カスミの耳がぺしょんとしてしまった、カスミは気にしぃやから接し方には気をつけてあげんとな
今度みんなを連れて教会でお供えしてみようかな
以前に教会行った時はうっすら創造神様の姿が見えたくらいやし、声だけならケイトとカスミにも聞こえるかもしれん
それにしても創造神様は最後に『あなた達の事は見守っています』って言ってたよな
こっちの考えはお見通しって事か、これからも頑張ってお供えしますので、末永くよろしくお願い致します。
「おにいちゃん、終わった?」
「ちょうど終わったところだよ」
考え事をしてたら部屋の外で待ってたメリルとニィナが入って来た、次はお藤さんも加えてみんなで教会に行ってみようかな
創造神様もこっちが無茶を言わなければ人数が増えても気にしなさそうだしな
「ねぇケイト、女神様の声聞こえた?」
「全然ダメ~、お嬢は聞こえるんだろ?」
「何となく聞こえるだけだよ」
「ねぇダンナ、王都の教会連中にお嬢が女神様の声が聞こえるって知られたら、聖女として連れていこうとするかもしれないけどどうするの?」
「お嬢様に危害を加える連中など、私があの世に送って差し上げます。」
「ニィナさん、あの世に送る前に相手と話し合ってからにしような。普通に断ったら諦めてくれないかな?」
「ん~、どうだろ、聖女なんて噂だけで見た事無いからどんな扱いなのか知らないんだよなぁ」
「いざとなったらアストレア様になんとかして貰うから大丈夫だろ、そんな事よりスミレが寝ちゃったからみんなも寝るぞー」
「「「「はーい」」」」
「みんなおやすみ」
「「「「おやすみなさーい」」」」
はぁ
異世界小説でよくある通り、教会を管理する組織ってのは凄く面倒くさそうだ
この国がどうなのかは実際に見てないから分からんけど、保険として後ろ楯となってくれる貴族は増やしておくべきか
まずはピスケス伯爵家と同じ中立派に所属する王国十二家の
ライブラ公爵
アリエス辺境伯
タウラス子爵
この3家の当主には一度会うべきだな、アストレア様の話ではこの3家は陰で色々と助けてくれてるらしいし
直接お礼もしたかったからちょうどいいや
その前に、俺にはお見合いを無事に乗りきるっていう試練が待ってるんだけど
我が家のみんなの笑顔を守る為
お見合いでも何でも、かかって来いやー!!
つづく。
162
お気に入りに追加
876
あなたにおすすめの小説

家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
異世界でスローライフを満喫する為に
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用

玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~
やみのよからす
ファンタジー
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。
書き溜めは100話越えてます…

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

俺のスキルが無だった件
しょうわな人
ファンタジー
会社から帰宅中に若者に親父狩りされていた俺、神城闘史(かみしろとうじ)。
攻撃してきたのを捌いて、逃れようとしていた時に眩しい光に包まれた。
気がつけば、見知らぬ部屋にいた俺と俺を狩ろうとしていた若者五人。
偉そうな爺さんにステータスオープンと言えと言われて素直に従った。
若者五人はどうやら爺さんを満足させたらしい。が、俺のステータスは爺さんからすればゴミカスと同じだったようだ。
いきなり金貨二枚を持たされて放り出された俺。しかし、スキルの真価を知り人助け(何でも屋)をしながら異世界で生活する事になった。
【お知らせ】
カクヨムで掲載、完結済の当作品を、微修正してこちらで再掲載させて貰います。よろしくお願いします。

ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる