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第8章 空へ
第184話 名付け
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昼寝をしている間に何故か俺達の周りにゴーレムが集まって来た
敵意は無さそうだし、それぞれの手には果物とか野菜を持っているので友好的に見えるんだけど
ゴレさん以外は少し心の距離を感じるのは気のせいか?
むむっ?
ゴレさんが俺を指差しているけど、、、すると今度はゴレさん自身を指差して
そしてまた俺を指差して、また自分自身を指差している、何を伝えたいのだろう?
「俺、、、ゴレさん、、、俺、、、ゴレさん、、、俺と、、、俺とゴレさん?」
なんとなくしょんぼりしているように見えるから違うのか
「俺が、、俺も、、俺から、、、俺からゴレさん?」
おおっ!
微かに頷いてるから正解か♪
俺からゴレさんって何だ?、、、俺からゴレさん、、、俺からゴレさん、、、俺から
もしかして名前か?
「ゴレさん、もしかして俺から他のゴーレムにも名前を付けて欲しいのか?」
正解みたいだ♪
他のゴーレム達も嬉しそうに左右に揺れてるよ
しかし名前をどうするか、、、よし、鑑定!
ふむふむ
「それじゃあこれから名前を付けるぞぉ、左から、ルファ、ベーやん、ガンマン、ルタ姐、イプ兄、ゼタ丸、イーさん
これでどうだ!」
名前のセンスが微妙なのは自覚しているけど、ちゃんと考える時間も無いし、7体全部に良い名前を思い付く自信も無い!
鑑定したらそれぞれのversionがギリシャ文字で、『α』から順番に『η』まで揃ってたからな
自分に無関係な名前よりは、多少なりとも関係のある名前の方が良いと俺は思って名付けたんだけど、、、
「ん?、、、それはありがたく貰って良いんだよな、皆ありがとう♪」
どうやら名前は気に入って貰えたみたいだ、それぞれ手に持ってた果物や野菜を俺に手渡してくれる
マンゴー、マンゴスチン、マスカット、マクワウリ、マッシュルーム、舞茸、万願寺唐辛子
凄く嬉しいけど、頭文字を『ま』で揃える意味はあるのか?偶然かな?
そういえば、異世界小説だと名付けをしたら能力が上がるとか、覚醒して人の姿になるとかあるけど、、、
俺に名付けのお礼?を渡したゴーレム達が帰っていく
その歩き方が少し上手になっているけど、これが名付けの効果だろうか?
ゴレさんも歩くのが上手になったし、なんか微妙な効果だけど仕事の効率は上がりそうだから無駄ではないはず。
すっかり眠気も吹き飛んだし浮島探索再開だ♪
「ねぇ、おにいちゃん」
「メリル起きたのか、どうしたの?」
「ゴレさんが、おいでって」
「え?、、、メリルはゴレさんの言いたい事がわかるの?」
「ううん、そんな気がするだけ♪」
「そうか」
メリルは何処かのヒロインみたいに、将来きっと強くて素敵な女性になるんだろうなぁ
その時になって嫌われないように俺も頑張らなきゃな、トランペットは吹けないけど、ハーモニカ吹いたら喜んでくれるかな?
気を取り直して
メリルの言う事を信じて寝ていたカスミとスミレを起こしみんなでゴレさんに付いて行ってみると、浮島の中心近くにある洞窟に辿り着いた
身振り手振りでゴレさんに確認した所、危険は無いらしいんだけど
ホンマかいな?
とりあえず洞窟の外から双眼鏡で中を見てるんだけど暗くて何も見えない
「ニィナこれ洞窟の中に投げ入れてくれ」
「これは何かの魔道具でしょうか?」
「まあそうだな、まん中からグイッと折り曲げると『パキッ』ほら光った♪」
「おおっ!さすが我が主様です。」
俺がニィナに渡したのはコンサートなんかで使うサイリウムだ。
使い捨てだし投げたくらいでは壊れる事も無いからサイリウムを投げ入れて洞窟内を照らす作戦だ!
「ニィナいいぞ」
「はっ!、、、セイッ!」
「お?、、、ナイスコントロール♪どれどれ、中はどうなってるかな、、、」
「主様、いかがですか?」
「駄目だな、途中で右に曲がってて奥まで見えん」
「ねぇおにいちゃん、ゴレさんが危険は無いっていうなら入ってみようよ」
そう言われてもなぁ、ちーちゃんさんも浮島に危険は無いって言ってたけど、、、
俺はみんなの意思を確認するように順番に顔を見ていく
ニィナ、ケイト、カスミ、スミレ
最後にメリル
みんなの意思は固そうだ、今更ここで待っててとか言っても付いて来るだろうし
ここは覚悟を決めるか
「よぉーし、みんなでこの洞窟を制覇してお宝を手に入れるぞ!」
「「「「「おー!」」」」」
つづく。
敵意は無さそうだし、それぞれの手には果物とか野菜を持っているので友好的に見えるんだけど
ゴレさん以外は少し心の距離を感じるのは気のせいか?
むむっ?
ゴレさんが俺を指差しているけど、、、すると今度はゴレさん自身を指差して
そしてまた俺を指差して、また自分自身を指差している、何を伝えたいのだろう?
「俺、、、ゴレさん、、、俺、、、ゴレさん、、、俺と、、、俺とゴレさん?」
なんとなくしょんぼりしているように見えるから違うのか
「俺が、、俺も、、俺から、、、俺からゴレさん?」
おおっ!
微かに頷いてるから正解か♪
俺からゴレさんって何だ?、、、俺からゴレさん、、、俺からゴレさん、、、俺から
もしかして名前か?
「ゴレさん、もしかして俺から他のゴーレムにも名前を付けて欲しいのか?」
正解みたいだ♪
他のゴーレム達も嬉しそうに左右に揺れてるよ
しかし名前をどうするか、、、よし、鑑定!
ふむふむ
「それじゃあこれから名前を付けるぞぉ、左から、ルファ、ベーやん、ガンマン、ルタ姐、イプ兄、ゼタ丸、イーさん
これでどうだ!」
名前のセンスが微妙なのは自覚しているけど、ちゃんと考える時間も無いし、7体全部に良い名前を思い付く自信も無い!
鑑定したらそれぞれのversionがギリシャ文字で、『α』から順番に『η』まで揃ってたからな
自分に無関係な名前よりは、多少なりとも関係のある名前の方が良いと俺は思って名付けたんだけど、、、
「ん?、、、それはありがたく貰って良いんだよな、皆ありがとう♪」
どうやら名前は気に入って貰えたみたいだ、それぞれ手に持ってた果物や野菜を俺に手渡してくれる
マンゴー、マンゴスチン、マスカット、マクワウリ、マッシュルーム、舞茸、万願寺唐辛子
凄く嬉しいけど、頭文字を『ま』で揃える意味はあるのか?偶然かな?
そういえば、異世界小説だと名付けをしたら能力が上がるとか、覚醒して人の姿になるとかあるけど、、、
俺に名付けのお礼?を渡したゴーレム達が帰っていく
その歩き方が少し上手になっているけど、これが名付けの効果だろうか?
ゴレさんも歩くのが上手になったし、なんか微妙な効果だけど仕事の効率は上がりそうだから無駄ではないはず。
すっかり眠気も吹き飛んだし浮島探索再開だ♪
「ねぇ、おにいちゃん」
「メリル起きたのか、どうしたの?」
「ゴレさんが、おいでって」
「え?、、、メリルはゴレさんの言いたい事がわかるの?」
「ううん、そんな気がするだけ♪」
「そうか」
メリルは何処かのヒロインみたいに、将来きっと強くて素敵な女性になるんだろうなぁ
その時になって嫌われないように俺も頑張らなきゃな、トランペットは吹けないけど、ハーモニカ吹いたら喜んでくれるかな?
気を取り直して
メリルの言う事を信じて寝ていたカスミとスミレを起こしみんなでゴレさんに付いて行ってみると、浮島の中心近くにある洞窟に辿り着いた
身振り手振りでゴレさんに確認した所、危険は無いらしいんだけど
ホンマかいな?
とりあえず洞窟の外から双眼鏡で中を見てるんだけど暗くて何も見えない
「ニィナこれ洞窟の中に投げ入れてくれ」
「これは何かの魔道具でしょうか?」
「まあそうだな、まん中からグイッと折り曲げると『パキッ』ほら光った♪」
「おおっ!さすが我が主様です。」
俺がニィナに渡したのはコンサートなんかで使うサイリウムだ。
使い捨てだし投げたくらいでは壊れる事も無いからサイリウムを投げ入れて洞窟内を照らす作戦だ!
「ニィナいいぞ」
「はっ!、、、セイッ!」
「お?、、、ナイスコントロール♪どれどれ、中はどうなってるかな、、、」
「主様、いかがですか?」
「駄目だな、途中で右に曲がってて奥まで見えん」
「ねぇおにいちゃん、ゴレさんが危険は無いっていうなら入ってみようよ」
そう言われてもなぁ、ちーちゃんさんも浮島に危険は無いって言ってたけど、、、
俺はみんなの意思を確認するように順番に顔を見ていく
ニィナ、ケイト、カスミ、スミレ
最後にメリル
みんなの意思は固そうだ、今更ここで待っててとか言っても付いて来るだろうし
ここは覚悟を決めるか
「よぉーし、みんなでこの洞窟を制覇してお宝を手に入れるぞ!」
「「「「「おー!」」」」」
つづく。
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