207 / 303
第8章 空へ
第184話 名付け
しおりを挟む
昼寝をしている間に何故か俺達の周りにゴーレムが集まって来た
敵意は無さそうだし、それぞれの手には果物とか野菜を持っているので友好的に見えるんだけど
ゴレさん以外は少し心の距離を感じるのは気のせいか?
むむっ?
ゴレさんが俺を指差しているけど、、、すると今度はゴレさん自身を指差して
そしてまた俺を指差して、また自分自身を指差している、何を伝えたいのだろう?
「俺、、、ゴレさん、、、俺、、、ゴレさん、、、俺と、、、俺とゴレさん?」
なんとなくしょんぼりしているように見えるから違うのか
「俺が、、俺も、、俺から、、、俺からゴレさん?」
おおっ!
微かに頷いてるから正解か♪
俺からゴレさんって何だ?、、、俺からゴレさん、、、俺からゴレさん、、、俺から
もしかして名前か?
「ゴレさん、もしかして俺から他のゴーレムにも名前を付けて欲しいのか?」
正解みたいだ♪
他のゴーレム達も嬉しそうに左右に揺れてるよ
しかし名前をどうするか、、、よし、鑑定!
ふむふむ
「それじゃあこれから名前を付けるぞぉ、左から、ルファ、ベーやん、ガンマン、ルタ姐、イプ兄、ゼタ丸、イーさん
これでどうだ!」
名前のセンスが微妙なのは自覚しているけど、ちゃんと考える時間も無いし、7体全部に良い名前を思い付く自信も無い!
鑑定したらそれぞれのversionがギリシャ文字で、『α』から順番に『η』まで揃ってたからな
自分に無関係な名前よりは、多少なりとも関係のある名前の方が良いと俺は思って名付けたんだけど、、、
「ん?、、、それはありがたく貰って良いんだよな、皆ありがとう♪」
どうやら名前は気に入って貰えたみたいだ、それぞれ手に持ってた果物や野菜を俺に手渡してくれる
マンゴー、マンゴスチン、マスカット、マクワウリ、マッシュルーム、舞茸、万願寺唐辛子
凄く嬉しいけど、頭文字を『ま』で揃える意味はあるのか?偶然かな?
そういえば、異世界小説だと名付けをしたら能力が上がるとか、覚醒して人の姿になるとかあるけど、、、
俺に名付けのお礼?を渡したゴーレム達が帰っていく
その歩き方が少し上手になっているけど、これが名付けの効果だろうか?
ゴレさんも歩くのが上手になったし、なんか微妙な効果だけど仕事の効率は上がりそうだから無駄ではないはず。
すっかり眠気も吹き飛んだし浮島探索再開だ♪
「ねぇ、おにいちゃん」
「メリル起きたのか、どうしたの?」
「ゴレさんが、おいでって」
「え?、、、メリルはゴレさんの言いたい事がわかるの?」
「ううん、そんな気がするだけ♪」
「そうか」
メリルは何処かのヒロインみたいに、将来きっと強くて素敵な女性になるんだろうなぁ
その時になって嫌われないように俺も頑張らなきゃな、トランペットは吹けないけど、ハーモニカ吹いたら喜んでくれるかな?
気を取り直して
メリルの言う事を信じて寝ていたカスミとスミレを起こしみんなでゴレさんに付いて行ってみると、浮島の中心近くにある洞窟に辿り着いた
身振り手振りでゴレさんに確認した所、危険は無いらしいんだけど
ホンマかいな?
とりあえず洞窟の外から双眼鏡で中を見てるんだけど暗くて何も見えない
「ニィナこれ洞窟の中に投げ入れてくれ」
「これは何かの魔道具でしょうか?」
「まあそうだな、まん中からグイッと折り曲げると『パキッ』ほら光った♪」
「おおっ!さすが我が主様です。」
俺がニィナに渡したのはコンサートなんかで使うサイリウムだ。
使い捨てだし投げたくらいでは壊れる事も無いからサイリウムを投げ入れて洞窟内を照らす作戦だ!
「ニィナいいぞ」
「はっ!、、、セイッ!」
「お?、、、ナイスコントロール♪どれどれ、中はどうなってるかな、、、」
「主様、いかがですか?」
「駄目だな、途中で右に曲がってて奥まで見えん」
「ねぇおにいちゃん、ゴレさんが危険は無いっていうなら入ってみようよ」
そう言われてもなぁ、ちーちゃんさんも浮島に危険は無いって言ってたけど、、、
俺はみんなの意思を確認するように順番に顔を見ていく
ニィナ、ケイト、カスミ、スミレ
最後にメリル
みんなの意思は固そうだ、今更ここで待っててとか言っても付いて来るだろうし
ここは覚悟を決めるか
「よぉーし、みんなでこの洞窟を制覇してお宝を手に入れるぞ!」
「「「「「おー!」」」」」
つづく。
敵意は無さそうだし、それぞれの手には果物とか野菜を持っているので友好的に見えるんだけど
ゴレさん以外は少し心の距離を感じるのは気のせいか?
むむっ?
ゴレさんが俺を指差しているけど、、、すると今度はゴレさん自身を指差して
そしてまた俺を指差して、また自分自身を指差している、何を伝えたいのだろう?
「俺、、、ゴレさん、、、俺、、、ゴレさん、、、俺と、、、俺とゴレさん?」
なんとなくしょんぼりしているように見えるから違うのか
「俺が、、俺も、、俺から、、、俺からゴレさん?」
おおっ!
微かに頷いてるから正解か♪
俺からゴレさんって何だ?、、、俺からゴレさん、、、俺からゴレさん、、、俺から
もしかして名前か?
「ゴレさん、もしかして俺から他のゴーレムにも名前を付けて欲しいのか?」
正解みたいだ♪
他のゴーレム達も嬉しそうに左右に揺れてるよ
しかし名前をどうするか、、、よし、鑑定!
ふむふむ
「それじゃあこれから名前を付けるぞぉ、左から、ルファ、ベーやん、ガンマン、ルタ姐、イプ兄、ゼタ丸、イーさん
これでどうだ!」
名前のセンスが微妙なのは自覚しているけど、ちゃんと考える時間も無いし、7体全部に良い名前を思い付く自信も無い!
鑑定したらそれぞれのversionがギリシャ文字で、『α』から順番に『η』まで揃ってたからな
自分に無関係な名前よりは、多少なりとも関係のある名前の方が良いと俺は思って名付けたんだけど、、、
「ん?、、、それはありがたく貰って良いんだよな、皆ありがとう♪」
どうやら名前は気に入って貰えたみたいだ、それぞれ手に持ってた果物や野菜を俺に手渡してくれる
マンゴー、マンゴスチン、マスカット、マクワウリ、マッシュルーム、舞茸、万願寺唐辛子
凄く嬉しいけど、頭文字を『ま』で揃える意味はあるのか?偶然かな?
そういえば、異世界小説だと名付けをしたら能力が上がるとか、覚醒して人の姿になるとかあるけど、、、
俺に名付けのお礼?を渡したゴーレム達が帰っていく
その歩き方が少し上手になっているけど、これが名付けの効果だろうか?
ゴレさんも歩くのが上手になったし、なんか微妙な効果だけど仕事の効率は上がりそうだから無駄ではないはず。
すっかり眠気も吹き飛んだし浮島探索再開だ♪
「ねぇ、おにいちゃん」
「メリル起きたのか、どうしたの?」
「ゴレさんが、おいでって」
「え?、、、メリルはゴレさんの言いたい事がわかるの?」
「ううん、そんな気がするだけ♪」
「そうか」
メリルは何処かのヒロインみたいに、将来きっと強くて素敵な女性になるんだろうなぁ
その時になって嫌われないように俺も頑張らなきゃな、トランペットは吹けないけど、ハーモニカ吹いたら喜んでくれるかな?
気を取り直して
メリルの言う事を信じて寝ていたカスミとスミレを起こしみんなでゴレさんに付いて行ってみると、浮島の中心近くにある洞窟に辿り着いた
身振り手振りでゴレさんに確認した所、危険は無いらしいんだけど
ホンマかいな?
とりあえず洞窟の外から双眼鏡で中を見てるんだけど暗くて何も見えない
「ニィナこれ洞窟の中に投げ入れてくれ」
「これは何かの魔道具でしょうか?」
「まあそうだな、まん中からグイッと折り曲げると『パキッ』ほら光った♪」
「おおっ!さすが我が主様です。」
俺がニィナに渡したのはコンサートなんかで使うサイリウムだ。
使い捨てだし投げたくらいでは壊れる事も無いからサイリウムを投げ入れて洞窟内を照らす作戦だ!
「ニィナいいぞ」
「はっ!、、、セイッ!」
「お?、、、ナイスコントロール♪どれどれ、中はどうなってるかな、、、」
「主様、いかがですか?」
「駄目だな、途中で右に曲がってて奥まで見えん」
「ねぇおにいちゃん、ゴレさんが危険は無いっていうなら入ってみようよ」
そう言われてもなぁ、ちーちゃんさんも浮島に危険は無いって言ってたけど、、、
俺はみんなの意思を確認するように順番に顔を見ていく
ニィナ、ケイト、カスミ、スミレ
最後にメリル
みんなの意思は固そうだ、今更ここで待っててとか言っても付いて来るだろうし
ここは覚悟を決めるか
「よぉーし、みんなでこの洞窟を制覇してお宝を手に入れるぞ!」
「「「「「おー!」」」」」
つづく。
210
お気に入りに追加
868
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界で幸せに~運命?そんなものはありません~
存在証明
ファンタジー
不慮の事故によって異世界に転生したカイ。異世界でも家族に疎まれる日々を送るがある日赤い瞳の少年と出会ったことによって世界が一変する。突然街を襲ったスタンピードから2人で隣国まで逃れ、そこで冒険者となったカイ達は仲間を探して冒険者ライフ!のはずが…?!
はたしてカイは運命をぶち壊して幸せを掴むことができるのか?!
火・金・日、投稿予定
投稿先『小説家になろう様』『アルファポリス様』
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~
小狸日
ファンタジー
交通事故に巻き込まれて、異世界に転移した拓(タク)と浩司(コウジ)
そこは、剣と魔法の世界だった。
2千年以上昔の勇者の物語、そこに出てくる勇者の遺産。
新しい世界で遺跡探検と異世界料理を楽しもうと思っていたのだが・・・
気に入らない異世界の常識に小さな喧嘩を売ることにした。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる