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第7章 キャラバンシティ
閑話 運営者達 その3
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ここは神と呼ばれる存在が住む世界
神と呼ばれる者達は創る事に興味はあれど、その後の事に興味を持つ者は数少ない
そんな神達の中で、自らが創った世界に積極的に干渉し
美味しい物を沢山食べる事に情熱を燃やす
お茶目な2神のおはなし。
「ふふふん、ふふ~ん、ふっふふ~ん♪」
「ふーちゃん今日もえらいご機嫌さんやなぁ」
「あっ!ちーちゃん聞いてよ、ついに私の世界にも神にお供えをする為の神事が出来たのよ♪」
「そら良かったやん♪ふーちゃんの世界って神を崇める祭りはあるけどお供えの習慣が無かったから、あの魂の人以外はほとんどお供えせんかったもんなぁ」
「そうなのよ、私がせっかく頑張って美味しい動植物を沢山造ったのに、料理も全然発展しなくて、本当に私頑張ったのよ(泣)」
「ああ、うん、ふーちゃんが頑張ってたんわウチも見てたから分かってるで、新しい神事が出来たんやからこれからはお供えも増えるんとちゃうかな」
「でしょ♪ホルヌッセン大会っていう名前の神事なのよ、世界中に広まって欲しいから頑張って神託をしないといけないわ!」
「ん?、、、ふーちゃんのところの神事ってホルヌッセン大会って言うん?」
「そうよ、神に新年の挨拶をするっていう事で、ボールを打って、お餅をついて、皆で美味しい物を食べて、教会で神にお供えするっていう神事なの♪」
「へぇー、この前のお餅はそれやったんやね、つきたてのお餅美味しかったなぁ♪」
それにしてもホルヌッセンと餅つきって、よう考えたら色々混ざってもうとるな、神事を『大会』って言うのもどうなんやろ?
でも、ふーちゃんの世界ってなんや自由でええなぁ
ウチの所も昔からの神事はあるけど、ケーキのお供えとか欲しいなぁ
「ねぇねぇ、ちーちゃん、少し前にお供えして貰ったワインとケーキ食べましょうよ♪ちーちゃんと一緒に食べようと思って時間停止して保管しておいたの」
「ワインとケーキ?やったぁー♪
いただきまーす、、、旨っ!ふーちゃんこのケーキめっちゃ美味しいで!」
「ふふふっ、あの魂は食べ物のセンスが良いのよ♪それにあの時は何かのお祝いだったみたいで特別なケーキらしいわよ」
「そっかぁ、あの魂の人ふーちゃんの世界で上手いこと生活してて良かった」
「ええ、これからも楽しく過ごして貰う為にやる事が多いのよ、先ずは春に向けてタケノコを生やさないと!あとはタラの芽が良いかしら?菜の花も欲しいわね」
「なぁなぁ、そういう自然の物もええけどウチはたい焼きが食べたいんやけど」
「あら?ちーちゃんにしてはシンプルな料理が食べたいのね、でもあの魂が住んでる所は海が無いから難しいかもねぇ」
「海?、、、ああ、ちゃうちゃう、ウチが言うてんのはお菓子のたい焼きな」
「鯛がお菓子なの?あんまり美味しく無さそうね」
「たい焼き知らんかったらそういう発想になるんかぁ、ふーちゃん、たい焼きは鯛の形をしてるだけでそうやなぁ、、、お饅頭の親戚みたいなもんかな
中身は定番の粒餡、カスタードの他は変り種のジャムも美味しいで♪」
「何それ?!その中身を変えるだけで七変化する素敵なお菓子は!」
「お饅頭も色んな味があるしそない珍しいもんでも、、、あっ!ふーちゃん、お饅頭食べた事無かった?」
「無いわよ!あの魂が作って売ってる肉まんみたいな物かしら?あれって肉饅頭って言ってなかった?」
「言うてたような気もするけど、肉まんと似てると聞いた事は無いかなぁ(汗)」
「ちーちゃん、私たい焼きが凄く気になるわ!」
「いや、ウチも食べたいねんけど、、、」
「ねぇ、ちーちゃんはたい焼きの作り方って知らないの?」
「知ってるけど、あれ専用のたい焼き器が要るんよ」
「専用の機器があるなら問題無いわ!スキルの『店』に置いとくから、そうと決まればあの魂にイチオシ品としてお知らせしなくっちゃ♪」
うーむ
ふーちゃんの美味しい物を食べたいっていう情熱は分かるけど
あの魂の人も大変やなぁ、たい焼きはウチも食べたいから頑張って作って欲しいねんけど
こっちからお願いすると強制みたいになるんがなぁ
せや!
ダンジョンの宝箱とかに専用の道具を入れとくいうのはどやろ?
例えば業務用のミキサーとか入れといて、あの魂の人がたまたま手に入れたら使うやん♪
道具があったら使いたなるんが人いう生き物やし
そしたらこっちからお願いせんでも自分の意思で色んな食べ物を作ってくれるんとちゃうやろか?
これめっちゃええ考えやん♪
そしたら、アレとか、アレもええな
コレはちょっと大きいけど、、、収納に入れるから問題無しや!
ふふふっ、早くダンジョン行ってくれへんかなぁ♪
神と呼ばれる者達は創る事に興味はあれど、その後の事に興味を持つ者は数少ない
そんな神達の中で、自らが創った世界に積極的に干渉し
美味しい物を沢山食べる事に情熱を燃やす
お茶目な2神のおはなし。
「ふふふん、ふふ~ん、ふっふふ~ん♪」
「ふーちゃん今日もえらいご機嫌さんやなぁ」
「あっ!ちーちゃん聞いてよ、ついに私の世界にも神にお供えをする為の神事が出来たのよ♪」
「そら良かったやん♪ふーちゃんの世界って神を崇める祭りはあるけどお供えの習慣が無かったから、あの魂の人以外はほとんどお供えせんかったもんなぁ」
「そうなのよ、私がせっかく頑張って美味しい動植物を沢山造ったのに、料理も全然発展しなくて、本当に私頑張ったのよ(泣)」
「ああ、うん、ふーちゃんが頑張ってたんわウチも見てたから分かってるで、新しい神事が出来たんやからこれからはお供えも増えるんとちゃうかな」
「でしょ♪ホルヌッセン大会っていう名前の神事なのよ、世界中に広まって欲しいから頑張って神託をしないといけないわ!」
「ん?、、、ふーちゃんのところの神事ってホルヌッセン大会って言うん?」
「そうよ、神に新年の挨拶をするっていう事で、ボールを打って、お餅をついて、皆で美味しい物を食べて、教会で神にお供えするっていう神事なの♪」
「へぇー、この前のお餅はそれやったんやね、つきたてのお餅美味しかったなぁ♪」
それにしてもホルヌッセンと餅つきって、よう考えたら色々混ざってもうとるな、神事を『大会』って言うのもどうなんやろ?
でも、ふーちゃんの世界ってなんや自由でええなぁ
ウチの所も昔からの神事はあるけど、ケーキのお供えとか欲しいなぁ
「ねぇねぇ、ちーちゃん、少し前にお供えして貰ったワインとケーキ食べましょうよ♪ちーちゃんと一緒に食べようと思って時間停止して保管しておいたの」
「ワインとケーキ?やったぁー♪
いただきまーす、、、旨っ!ふーちゃんこのケーキめっちゃ美味しいで!」
「ふふふっ、あの魂は食べ物のセンスが良いのよ♪それにあの時は何かのお祝いだったみたいで特別なケーキらしいわよ」
「そっかぁ、あの魂の人ふーちゃんの世界で上手いこと生活してて良かった」
「ええ、これからも楽しく過ごして貰う為にやる事が多いのよ、先ずは春に向けてタケノコを生やさないと!あとはタラの芽が良いかしら?菜の花も欲しいわね」
「なぁなぁ、そういう自然の物もええけどウチはたい焼きが食べたいんやけど」
「あら?ちーちゃんにしてはシンプルな料理が食べたいのね、でもあの魂が住んでる所は海が無いから難しいかもねぇ」
「海?、、、ああ、ちゃうちゃう、ウチが言うてんのはお菓子のたい焼きな」
「鯛がお菓子なの?あんまり美味しく無さそうね」
「たい焼き知らんかったらそういう発想になるんかぁ、ふーちゃん、たい焼きは鯛の形をしてるだけでそうやなぁ、、、お饅頭の親戚みたいなもんかな
中身は定番の粒餡、カスタードの他は変り種のジャムも美味しいで♪」
「何それ?!その中身を変えるだけで七変化する素敵なお菓子は!」
「お饅頭も色んな味があるしそない珍しいもんでも、、、あっ!ふーちゃん、お饅頭食べた事無かった?」
「無いわよ!あの魂が作って売ってる肉まんみたいな物かしら?あれって肉饅頭って言ってなかった?」
「言うてたような気もするけど、肉まんと似てると聞いた事は無いかなぁ(汗)」
「ちーちゃん、私たい焼きが凄く気になるわ!」
「いや、ウチも食べたいねんけど、、、」
「ねぇ、ちーちゃんはたい焼きの作り方って知らないの?」
「知ってるけど、あれ専用のたい焼き器が要るんよ」
「専用の機器があるなら問題無いわ!スキルの『店』に置いとくから、そうと決まればあの魂にイチオシ品としてお知らせしなくっちゃ♪」
うーむ
ふーちゃんの美味しい物を食べたいっていう情熱は分かるけど
あの魂の人も大変やなぁ、たい焼きはウチも食べたいから頑張って作って欲しいねんけど
こっちからお願いすると強制みたいになるんがなぁ
せや!
ダンジョンの宝箱とかに専用の道具を入れとくいうのはどやろ?
例えば業務用のミキサーとか入れといて、あの魂の人がたまたま手に入れたら使うやん♪
道具があったら使いたなるんが人いう生き物やし
そしたらこっちからお願いせんでも自分の意思で色んな食べ物を作ってくれるんとちゃうやろか?
これめっちゃええ考えやん♪
そしたら、アレとか、アレもええな
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