185 / 303
第7章 キャラバンシティ
閑話 運営者達 その3
しおりを挟む
ここは神と呼ばれる存在が住む世界
神と呼ばれる者達は創る事に興味はあれど、その後の事に興味を持つ者は数少ない
そんな神達の中で、自らが創った世界に積極的に干渉し
美味しい物を沢山食べる事に情熱を燃やす
お茶目な2神のおはなし。
「ふふふん、ふふ~ん、ふっふふ~ん♪」
「ふーちゃん今日もえらいご機嫌さんやなぁ」
「あっ!ちーちゃん聞いてよ、ついに私の世界にも神にお供えをする為の神事が出来たのよ♪」
「そら良かったやん♪ふーちゃんの世界って神を崇める祭りはあるけどお供えの習慣が無かったから、あの魂の人以外はほとんどお供えせんかったもんなぁ」
「そうなのよ、私がせっかく頑張って美味しい動植物を沢山造ったのに、料理も全然発展しなくて、本当に私頑張ったのよ(泣)」
「ああ、うん、ふーちゃんが頑張ってたんわウチも見てたから分かってるで、新しい神事が出来たんやからこれからはお供えも増えるんとちゃうかな」
「でしょ♪ホルヌッセン大会っていう名前の神事なのよ、世界中に広まって欲しいから頑張って神託をしないといけないわ!」
「ん?、、、ふーちゃんのところの神事ってホルヌッセン大会って言うん?」
「そうよ、神に新年の挨拶をするっていう事で、ボールを打って、お餅をついて、皆で美味しい物を食べて、教会で神にお供えするっていう神事なの♪」
「へぇー、この前のお餅はそれやったんやね、つきたてのお餅美味しかったなぁ♪」
それにしてもホルヌッセンと餅つきって、よう考えたら色々混ざってもうとるな、神事を『大会』って言うのもどうなんやろ?
でも、ふーちゃんの世界ってなんや自由でええなぁ
ウチの所も昔からの神事はあるけど、ケーキのお供えとか欲しいなぁ
「ねぇねぇ、ちーちゃん、少し前にお供えして貰ったワインとケーキ食べましょうよ♪ちーちゃんと一緒に食べようと思って時間停止して保管しておいたの」
「ワインとケーキ?やったぁー♪
いただきまーす、、、旨っ!ふーちゃんこのケーキめっちゃ美味しいで!」
「ふふふっ、あの魂は食べ物のセンスが良いのよ♪それにあの時は何かのお祝いだったみたいで特別なケーキらしいわよ」
「そっかぁ、あの魂の人ふーちゃんの世界で上手いこと生活してて良かった」
「ええ、これからも楽しく過ごして貰う為にやる事が多いのよ、先ずは春に向けてタケノコを生やさないと!あとはタラの芽が良いかしら?菜の花も欲しいわね」
「なぁなぁ、そういう自然の物もええけどウチはたい焼きが食べたいんやけど」
「あら?ちーちゃんにしてはシンプルな料理が食べたいのね、でもあの魂が住んでる所は海が無いから難しいかもねぇ」
「海?、、、ああ、ちゃうちゃう、ウチが言うてんのはお菓子のたい焼きな」
「鯛がお菓子なの?あんまり美味しく無さそうね」
「たい焼き知らんかったらそういう発想になるんかぁ、ふーちゃん、たい焼きは鯛の形をしてるだけでそうやなぁ、、、お饅頭の親戚みたいなもんかな
中身は定番の粒餡、カスタードの他は変り種のジャムも美味しいで♪」
「何それ?!その中身を変えるだけで七変化する素敵なお菓子は!」
「お饅頭も色んな味があるしそない珍しいもんでも、、、あっ!ふーちゃん、お饅頭食べた事無かった?」
「無いわよ!あの魂が作って売ってる肉まんみたいな物かしら?あれって肉饅頭って言ってなかった?」
「言うてたような気もするけど、肉まんと似てると聞いた事は無いかなぁ(汗)」
「ちーちゃん、私たい焼きが凄く気になるわ!」
「いや、ウチも食べたいねんけど、、、」
「ねぇ、ちーちゃんはたい焼きの作り方って知らないの?」
「知ってるけど、あれ専用のたい焼き器が要るんよ」
「専用の機器があるなら問題無いわ!スキルの『店』に置いとくから、そうと決まればあの魂にイチオシ品としてお知らせしなくっちゃ♪」
うーむ
ふーちゃんの美味しい物を食べたいっていう情熱は分かるけど
あの魂の人も大変やなぁ、たい焼きはウチも食べたいから頑張って作って欲しいねんけど
こっちからお願いすると強制みたいになるんがなぁ
せや!
ダンジョンの宝箱とかに専用の道具を入れとくいうのはどやろ?
例えば業務用のミキサーとか入れといて、あの魂の人がたまたま手に入れたら使うやん♪
道具があったら使いたなるんが人いう生き物やし
そしたらこっちからお願いせんでも自分の意思で色んな食べ物を作ってくれるんとちゃうやろか?
これめっちゃええ考えやん♪
そしたら、アレとか、アレもええな
コレはちょっと大きいけど、、、収納に入れるから問題無しや!
ふふふっ、早くダンジョン行ってくれへんかなぁ♪
神と呼ばれる者達は創る事に興味はあれど、その後の事に興味を持つ者は数少ない
そんな神達の中で、自らが創った世界に積極的に干渉し
美味しい物を沢山食べる事に情熱を燃やす
お茶目な2神のおはなし。
「ふふふん、ふふ~ん、ふっふふ~ん♪」
「ふーちゃん今日もえらいご機嫌さんやなぁ」
「あっ!ちーちゃん聞いてよ、ついに私の世界にも神にお供えをする為の神事が出来たのよ♪」
「そら良かったやん♪ふーちゃんの世界って神を崇める祭りはあるけどお供えの習慣が無かったから、あの魂の人以外はほとんどお供えせんかったもんなぁ」
「そうなのよ、私がせっかく頑張って美味しい動植物を沢山造ったのに、料理も全然発展しなくて、本当に私頑張ったのよ(泣)」
「ああ、うん、ふーちゃんが頑張ってたんわウチも見てたから分かってるで、新しい神事が出来たんやからこれからはお供えも増えるんとちゃうかな」
「でしょ♪ホルヌッセン大会っていう名前の神事なのよ、世界中に広まって欲しいから頑張って神託をしないといけないわ!」
「ん?、、、ふーちゃんのところの神事ってホルヌッセン大会って言うん?」
「そうよ、神に新年の挨拶をするっていう事で、ボールを打って、お餅をついて、皆で美味しい物を食べて、教会で神にお供えするっていう神事なの♪」
「へぇー、この前のお餅はそれやったんやね、つきたてのお餅美味しかったなぁ♪」
それにしてもホルヌッセンと餅つきって、よう考えたら色々混ざってもうとるな、神事を『大会』って言うのもどうなんやろ?
でも、ふーちゃんの世界ってなんや自由でええなぁ
ウチの所も昔からの神事はあるけど、ケーキのお供えとか欲しいなぁ
「ねぇねぇ、ちーちゃん、少し前にお供えして貰ったワインとケーキ食べましょうよ♪ちーちゃんと一緒に食べようと思って時間停止して保管しておいたの」
「ワインとケーキ?やったぁー♪
いただきまーす、、、旨っ!ふーちゃんこのケーキめっちゃ美味しいで!」
「ふふふっ、あの魂は食べ物のセンスが良いのよ♪それにあの時は何かのお祝いだったみたいで特別なケーキらしいわよ」
「そっかぁ、あの魂の人ふーちゃんの世界で上手いこと生活してて良かった」
「ええ、これからも楽しく過ごして貰う為にやる事が多いのよ、先ずは春に向けてタケノコを生やさないと!あとはタラの芽が良いかしら?菜の花も欲しいわね」
「なぁなぁ、そういう自然の物もええけどウチはたい焼きが食べたいんやけど」
「あら?ちーちゃんにしてはシンプルな料理が食べたいのね、でもあの魂が住んでる所は海が無いから難しいかもねぇ」
「海?、、、ああ、ちゃうちゃう、ウチが言うてんのはお菓子のたい焼きな」
「鯛がお菓子なの?あんまり美味しく無さそうね」
「たい焼き知らんかったらそういう発想になるんかぁ、ふーちゃん、たい焼きは鯛の形をしてるだけでそうやなぁ、、、お饅頭の親戚みたいなもんかな
中身は定番の粒餡、カスタードの他は変り種のジャムも美味しいで♪」
「何それ?!その中身を変えるだけで七変化する素敵なお菓子は!」
「お饅頭も色んな味があるしそない珍しいもんでも、、、あっ!ふーちゃん、お饅頭食べた事無かった?」
「無いわよ!あの魂が作って売ってる肉まんみたいな物かしら?あれって肉饅頭って言ってなかった?」
「言うてたような気もするけど、肉まんと似てると聞いた事は無いかなぁ(汗)」
「ちーちゃん、私たい焼きが凄く気になるわ!」
「いや、ウチも食べたいねんけど、、、」
「ねぇ、ちーちゃんはたい焼きの作り方って知らないの?」
「知ってるけど、あれ専用のたい焼き器が要るんよ」
「専用の機器があるなら問題無いわ!スキルの『店』に置いとくから、そうと決まればあの魂にイチオシ品としてお知らせしなくっちゃ♪」
うーむ
ふーちゃんの美味しい物を食べたいっていう情熱は分かるけど
あの魂の人も大変やなぁ、たい焼きはウチも食べたいから頑張って作って欲しいねんけど
こっちからお願いすると強制みたいになるんがなぁ
せや!
ダンジョンの宝箱とかに専用の道具を入れとくいうのはどやろ?
例えば業務用のミキサーとか入れといて、あの魂の人がたまたま手に入れたら使うやん♪
道具があったら使いたなるんが人いう生き物やし
そしたらこっちからお願いせんでも自分の意思で色んな食べ物を作ってくれるんとちゃうやろか?
これめっちゃええ考えやん♪
そしたら、アレとか、アレもええな
コレはちょっと大きいけど、、、収納に入れるから問題無しや!
ふふふっ、早くダンジョン行ってくれへんかなぁ♪
220
お気に入りに追加
868
あなたにおすすめの小説
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる