166 / 305
第7章 キャラバンシティ
第147話 ニック覚醒
しおりを挟む
「アニキ!聞いてるのかよ?」
「おっ、おう、勿論聞いてるぞ!チーズとマヨネーズは他に種類は無いのか?だったな、ほれ」
ドサドサ
俺は収納から、カッテージチーズ、リコッタチーズ、タルタルソース、カラシマヨネーズをテーブルに出していく
「わっ?!スゲェやっぱ色んな種類があるんだな!」
「それにしてもチーズとマヨネーズが1種類だけじゃないってよく気付いたな」
「アニキが言ってたろ、自分で考える事を止めるなって、だから俺スゲェ考えたんだ。それで違う味のがあれば色んな料理に使えるんじゃないかって
それにアニキが持って来る物はスゲェのばかりだから、俺が考えつく事なら既にあると思ったんだ」
「へぇー、ちゃんと考えてんだな」
「俺だってがく、、がしゅ、、、えっと学習してるんだぜ!」
少し照れながらも胸を張るニックを見て、ほっこりした気分になった俺はチーズを口に放り込みワインを流し込む
俺は今、我が家の厨房でワインを飲みながらニックの話を聞いている
基本的にはニックが一方的に話すのを聞き、たまにされる質問に答えるのだが、何故このような状況になったのかはおよそ1時間前に遡る
ーーー1時間前ーーー
さて、飯も食って満腹だし裏庭を散歩でもするかな
おや?
あれはニックか、なんかスゲェ落ち込んでるっぽいけど失恋でもしたか?
「お~いニック~、とぼとぼ歩いてどうした?」
「アニキか、なぁアニキ教えて欲しい事があるんだ、街の飯屋で旨い料理は食えないのか?」
なんのこっちゃ?
ニックから詳しく聞いた所、クレープ屋は日暮れ前に営業が終わるのだが、最近日暮れが早くなった為に自然とクレープ屋も早く終わる
時間が余って暇になったニックは、金に余裕があったのもあり、ちょっとした贅沢のつもりで街の飯屋で夕食を食べる事にした。
頼んだのは、ワイン、オムレツ、煮豚、パン
これらを食べた結果、オムレツにかかっていたトマトソースとパンはそれなりに美味しかったが、
オムレツは焼き過ぎて焦げる寸前、煮豚は塩水で煮ただけでしょっぱくてパッサパサ、ワインは超酸っぱくて激マズだったらしい
トマトソースとパンはおそらく俺が登録したレシピで作った物だろうな。
ニック曰く、金を出せば旨いもんが食えると思っていたのに超マズくてがっかり
ニックとスナックは孤児院を出てからほぼ野宿生活をしてて、店で飯を食べるなんて贅沢は出来なかったらしい
我が家の裏庭に住み始めてからも、商会の本店でご飯を食べたり、我が家の料理をお裾分けしたりしてたから今まで店に行く必要が無かった。
さすがに我が家の料理が旨いのは特別な事だと分かっていたけど、商会の本店で食べる料理よりは旨いもんが食えると思っていたらしい
本店にも様々な調味料はあるのだが、普段作る料理で使うのは、街の飯屋と同様にほぼ塩のみにしている
ただし、豚骨や鶏ガラスープ、干したキノコで出汁をとったりしてるから街の飯屋と比べるのは可哀相だろう。
しかも俺やカスミが日々料理の指導をしているからクオリティーはかなり高い。豚骨スープはアストレア様も驚いていたからな
「骨から美味しいスープが出来るなんて・・・」と言ってしばらくフリーズしていたくらいだ。
最初に骨を煮てスープを作った人は天才だと思う。
そんな料理に慣れたら街の飯屋の料理はマズいというか味気無いだろうな
「ニックそんなに落ち込むなよ、俺がレシピを登録する前はもっとマズかったって聞くぜ、とりあえず口直しにチーズ食べてワイン飲め」
「うん、いただきます、んぐんぐ・・・
なんじゃこりゃーー!!アニキ!何だよこれ?」
「何ってワインだろ」
「ワインってこんなに旨いのか?!じゃあ飯屋で飲んだワインはなんなんだよ?あれがワインならこれはワインじゃねぇ!」
そう言われても困るんだけどなぁ(汗)
「とりあえずチーズ食え、トマトと食べると旨いぞ」
この時俺は何も考えずモッツァレラチーズを出していた、おそらくこれがニックの中にある何かしらのスイッチを押したのだろう
「いただきます、もぐもぐもぐ・・・」
「ニック?」
「アニキ!!」
ここからはもう怒涛の展開だった。
そもそもチーズって何だ?
から始まり、新しいメニューのアイデアを嬉しそうに話し出した、試作品が微妙で落ち込んだとか、男と女で好みが違って難しいとか
こんな感じで小一時間俺はニックの話を聞く事になった
◇ ◇ ◇
そして現在
ニックは我が家の厨房で何か作り始めた
「アニキ出来たぞ!食べてみてよ」
ニックが作って持ってきたのは、半月状のトルティーヤっぽい生地をパカッと開いた中に、ベーコン、角切りトマト、キュウリ、クリームチーズ、カラシマヨネーズを挟んだ物だった
食感を考えてか、キュウリを入れてるのが工夫を感じさせるじゃないか♪
「いただきまーす、もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ旨い♪
ちなみにチーズは熱してとろけさせても旨いぞ」
ボォーーーー
俺は指先から出した火でモッツァレラチーズをとろとろにしてニックの持ってるトルティーヤにかけてやる
「おおっ!あーん、もぐもぐもぐもぐもぐ、ふふっ、あははははは、やっぱアニキはスゲェや、これスナックとアンさんにも食べさせて来るよ♪」
そう言うとニックはトルティーヤを抱えて走って行ってしまった。
ニックにはもう少し世間の常識というものを教えてやる必要がありそうだけど、楽しく仕事をしてるみたいで良かったよ。
そういえば、俺が池田屋商会にスカウトしたあの双子の兄妹は元気だろうか?
あれからしばらく経つけどまだ来ないのかな?
もしかしたら俺が渡した金を持って逃げたかもしれない、でもそういうのはある程度覚悟していたし
女の裏切りはアクセサリーみたいなものだって誰かが言ってたから怒りは無い
男の裏切りは・・・
絶対に裏切らない事をお薦めする!
つづく。
「おっ、おう、勿論聞いてるぞ!チーズとマヨネーズは他に種類は無いのか?だったな、ほれ」
ドサドサ
俺は収納から、カッテージチーズ、リコッタチーズ、タルタルソース、カラシマヨネーズをテーブルに出していく
「わっ?!スゲェやっぱ色んな種類があるんだな!」
「それにしてもチーズとマヨネーズが1種類だけじゃないってよく気付いたな」
「アニキが言ってたろ、自分で考える事を止めるなって、だから俺スゲェ考えたんだ。それで違う味のがあれば色んな料理に使えるんじゃないかって
それにアニキが持って来る物はスゲェのばかりだから、俺が考えつく事なら既にあると思ったんだ」
「へぇー、ちゃんと考えてんだな」
「俺だってがく、、がしゅ、、、えっと学習してるんだぜ!」
少し照れながらも胸を張るニックを見て、ほっこりした気分になった俺はチーズを口に放り込みワインを流し込む
俺は今、我が家の厨房でワインを飲みながらニックの話を聞いている
基本的にはニックが一方的に話すのを聞き、たまにされる質問に答えるのだが、何故このような状況になったのかはおよそ1時間前に遡る
ーーー1時間前ーーー
さて、飯も食って満腹だし裏庭を散歩でもするかな
おや?
あれはニックか、なんかスゲェ落ち込んでるっぽいけど失恋でもしたか?
「お~いニック~、とぼとぼ歩いてどうした?」
「アニキか、なぁアニキ教えて欲しい事があるんだ、街の飯屋で旨い料理は食えないのか?」
なんのこっちゃ?
ニックから詳しく聞いた所、クレープ屋は日暮れ前に営業が終わるのだが、最近日暮れが早くなった為に自然とクレープ屋も早く終わる
時間が余って暇になったニックは、金に余裕があったのもあり、ちょっとした贅沢のつもりで街の飯屋で夕食を食べる事にした。
頼んだのは、ワイン、オムレツ、煮豚、パン
これらを食べた結果、オムレツにかかっていたトマトソースとパンはそれなりに美味しかったが、
オムレツは焼き過ぎて焦げる寸前、煮豚は塩水で煮ただけでしょっぱくてパッサパサ、ワインは超酸っぱくて激マズだったらしい
トマトソースとパンはおそらく俺が登録したレシピで作った物だろうな。
ニック曰く、金を出せば旨いもんが食えると思っていたのに超マズくてがっかり
ニックとスナックは孤児院を出てからほぼ野宿生活をしてて、店で飯を食べるなんて贅沢は出来なかったらしい
我が家の裏庭に住み始めてからも、商会の本店でご飯を食べたり、我が家の料理をお裾分けしたりしてたから今まで店に行く必要が無かった。
さすがに我が家の料理が旨いのは特別な事だと分かっていたけど、商会の本店で食べる料理よりは旨いもんが食えると思っていたらしい
本店にも様々な調味料はあるのだが、普段作る料理で使うのは、街の飯屋と同様にほぼ塩のみにしている
ただし、豚骨や鶏ガラスープ、干したキノコで出汁をとったりしてるから街の飯屋と比べるのは可哀相だろう。
しかも俺やカスミが日々料理の指導をしているからクオリティーはかなり高い。豚骨スープはアストレア様も驚いていたからな
「骨から美味しいスープが出来るなんて・・・」と言ってしばらくフリーズしていたくらいだ。
最初に骨を煮てスープを作った人は天才だと思う。
そんな料理に慣れたら街の飯屋の料理はマズいというか味気無いだろうな
「ニックそんなに落ち込むなよ、俺がレシピを登録する前はもっとマズかったって聞くぜ、とりあえず口直しにチーズ食べてワイン飲め」
「うん、いただきます、んぐんぐ・・・
なんじゃこりゃーー!!アニキ!何だよこれ?」
「何ってワインだろ」
「ワインってこんなに旨いのか?!じゃあ飯屋で飲んだワインはなんなんだよ?あれがワインならこれはワインじゃねぇ!」
そう言われても困るんだけどなぁ(汗)
「とりあえずチーズ食え、トマトと食べると旨いぞ」
この時俺は何も考えずモッツァレラチーズを出していた、おそらくこれがニックの中にある何かしらのスイッチを押したのだろう
「いただきます、もぐもぐもぐ・・・」
「ニック?」
「アニキ!!」
ここからはもう怒涛の展開だった。
そもそもチーズって何だ?
から始まり、新しいメニューのアイデアを嬉しそうに話し出した、試作品が微妙で落ち込んだとか、男と女で好みが違って難しいとか
こんな感じで小一時間俺はニックの話を聞く事になった
◇ ◇ ◇
そして現在
ニックは我が家の厨房で何か作り始めた
「アニキ出来たぞ!食べてみてよ」
ニックが作って持ってきたのは、半月状のトルティーヤっぽい生地をパカッと開いた中に、ベーコン、角切りトマト、キュウリ、クリームチーズ、カラシマヨネーズを挟んだ物だった
食感を考えてか、キュウリを入れてるのが工夫を感じさせるじゃないか♪
「いただきまーす、もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ旨い♪
ちなみにチーズは熱してとろけさせても旨いぞ」
ボォーーーー
俺は指先から出した火でモッツァレラチーズをとろとろにしてニックの持ってるトルティーヤにかけてやる
「おおっ!あーん、もぐもぐもぐもぐもぐ、ふふっ、あははははは、やっぱアニキはスゲェや、これスナックとアンさんにも食べさせて来るよ♪」
そう言うとニックはトルティーヤを抱えて走って行ってしまった。
ニックにはもう少し世間の常識というものを教えてやる必要がありそうだけど、楽しく仕事をしてるみたいで良かったよ。
そういえば、俺が池田屋商会にスカウトしたあの双子の兄妹は元気だろうか?
あれからしばらく経つけどまだ来ないのかな?
もしかしたら俺が渡した金を持って逃げたかもしれない、でもそういうのはある程度覚悟していたし
女の裏切りはアクセサリーみたいなものだって誰かが言ってたから怒りは無い
男の裏切りは・・・
絶対に裏切らない事をお薦めする!
つづく。
279
お気に入りに追加
869
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~
裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】
宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。
異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。
元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。
そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。
大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。
持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。
※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる