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第7章 キャラバンシティ
第133話 疲れた時にはもふもふを♪
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オフューカス子爵を冥府に送ると言うアストレア様をどうにか説得して、延期して貰う事が出来た。
子爵がどうなろうと知ったこっちゃ無いが、我が家の平和の為には砂糖を普及させないと駄目っぽい
子爵には砂糖を普及させた方が今までより利益が多くなるからと言って説得するつもりだ。
ついでにお菓子のレシピも幾つか譲ってもいい、値段は相手次第だが
砂糖は消耗品だから美味しいお菓子さえあれば、作れば作っただけ売れるだろう。
はぁ~、やっぱ貴族を相手にするのは疲れるよ
「主様、お疲れ様でございます」
「マジで疲れたよ早く我が家に帰ろう、悪いけど自転車運転してくれるか?」
「お任せを!では出発します」
チリンチリン♪シャコ、シャコ、シャコ、シャコ、シャコ、シャコ
「ただいま~」
「あっ!ご主人さま、おかえりなさーい」
「スミレ~」
oh!我が愛しのぷりてぃーもふもふ、スミレ♪
疲れた時はスミレを抱きしめるに限る!
しかし、スミレの尻尾はこんなに細かっただろうか?
「わん♪」
ありゃ?リリーじゃないか、今日はスミレにおんぶされてたのね、なんだかんだで仲良いよな
「ご主人さま、さっちゃんも来てるよ」
「シンさんお邪魔してます。先日は心配をお掛けしてしまってすみませんでした」
「イセガミさん、それはいいんだけど、、、」
「あの!まだ全部を受け入れられて無いですし、自信を持って大丈夫とも言えないんですけど、この世界で生きていく覚悟は出来ましたから、、、なのでこれからもよろしくお願いします!」
「そっか、改めてよろしくイセガミさん。じゃあさ今日はご飯食べて行きなよ、我が家には米とか調味料も色々あって和食も作れるから、でも他の人には内緒でお願い」
「はい、ありがとうございます!」
さてと、これで心配事も一段落かな、だが今日の俺は疲れている、もっと癒しが必要だ!
「えーと、いたいた♪おーいカスミーこっちおいで~」
「はい!ご主人様、何でしょうか?」
ぎゅぅぅぅ
「ごっ、ご主人様?」
oh!我が愛しのぷりてぃーうさぎ耳、カスミ♪
カスミとスミレを一緒に抱きしめてみる、愛情は平等に注いであげないとな、カスミが姉だからと言って我慢するような事は俺がさせん!
カスミも良い笑顔をするようになった、まだたまにぎこちない時もあるけど
2人が笑顔でいてくれるなら、おっさんはそれだけで満足だよ
だからこの笑顔を守る為ならば、おっさんは子爵とだって喜んで付き合ってみせーる!
ムニッ
ん?背中に柔らかい感触が、、、ニィナか
このパターンは前にもあったな、ニィナも平等に、とは思うけどただのセクハラになりそうで難しいんだよ(汗)
「ダンナおかえり~、ってみんなで何してるの?」
「ただいまケイト、疲れたから俺は今絶賛癒され中だ♪」
「そうなんだ、、、」
あっ?!
これは良くない!ケイトの闇の元凶は倒したけどトラウマなんて簡単に消えたりしない、多少改善されたかもしれんけど何とかしなくては!
「えぇーと、そうだ!ケイト、俺は今カスミとスミレで精一杯なんだ、だからメリルはケイトに任せていいか?」
「うん、任された♪」
ほっ、
ケイトが嬉しそうに走って行ったけど、どうやらメリルは2階に居るみたいだ
「シンさんお帰りなさい、ふふふ♪みんな仲良しで羨ましいわぁ」
「ただいまお藤さん、スンスン、今日も良い匂いがしますね、夕食は何ですか?」
「今日は、すき焼き、マグロのお刺身、バッテラ、にしてみました。でもバッテラは好き嫌いが別れるかしら?」
「良いですねバッテラ、俺は好きですよ♪」
「主様、バッテラとは何でしょうか?」
「酢で締めたサバを使った寿司だよ。サバの上に乗ってる昆布が旨いんだ♪お藤さんも関西出身ですか?」
「母が関西出身だったから、よく食べてたのよ」
「よし、バッテラがあるなら日本酒の熱燗用意しないとな♪」
「あの、ご主人様」
「どうしたカスミ?」
「ずっとこのままなのでしょうか?」
お藤さんと話している時も俺はカスミとスミレを抱きしめていて、背中にはニィナが居る
冷静に考えるとちょっと恥ずかしい、、、いやかなり恥ずかしい状況だな(照)
「ごめんなカスミ、恥ずかしくて嫌やったな」
「いっ、嫌じゃないです!」
「そうか、でも嫌な時はちゃんと言うんやで、自分の意思を伝えることは大事やからな。俺はなかなか『NO』と言われへんくて苦労したから
だから、嫌やって言うまでずっと抱き締めたまんまやぞぉ~♪『ぎゅぅぅぅ』」
「きゃはははは♪」
「ふぇ?!」
ちょっとやり過ぎたか、スミレは喜んでるけど、カスミは耳がぺしょんとなってしまった
「うふふ、シンさんは二人に凄く優しいのね、じゃあ私はニィナちゃんを抱き締めてあげる『ぎゅぅぅぅ』」
「えっ?あのっ、おおおっ、お藤さん?!」
ニィナが慌てる姿は珍しいな(笑)
「わぁー!ケイト落ちる、落ちるからーー!!」
「あははは、お嬢大丈夫だよぉ~♪」
メリルの声が聞こえたからどうしたのかと思ったけど、ケイトがメリルを肩車して2階から降りて来ただけだった
メリルもケイトも凄く楽しそうだ♪
「きゃっ!」
「わん♪」
「リリー?!」
声がした方を見ると、お座りした状態のリリーにイセガミさんが抱き締められている
イセガミさんがリリーを抱き締めているんじゃなくて、何故か2メートルくらいに巨大化したリリーがイセガミさんを抱き締めている
「わふっ♪」
これでさっちゃんも寂しくないよ♪って言われてもなぁ
そんな事より何故に大きくなってるんだよ!
いやまぁ、フェンリルだからこれくらいは出来そうだけど、そのうち人の姿にはならないよな?
これはフラグか?
フラグなのか?
創造神様ぁー!
もふもふ美少女枠はもう充分ですからーーーーーーーーー!!
つづく。
子爵がどうなろうと知ったこっちゃ無いが、我が家の平和の為には砂糖を普及させないと駄目っぽい
子爵には砂糖を普及させた方が今までより利益が多くなるからと言って説得するつもりだ。
ついでにお菓子のレシピも幾つか譲ってもいい、値段は相手次第だが
砂糖は消耗品だから美味しいお菓子さえあれば、作れば作っただけ売れるだろう。
はぁ~、やっぱ貴族を相手にするのは疲れるよ
「主様、お疲れ様でございます」
「マジで疲れたよ早く我が家に帰ろう、悪いけど自転車運転してくれるか?」
「お任せを!では出発します」
チリンチリン♪シャコ、シャコ、シャコ、シャコ、シャコ、シャコ
「ただいま~」
「あっ!ご主人さま、おかえりなさーい」
「スミレ~」
oh!我が愛しのぷりてぃーもふもふ、スミレ♪
疲れた時はスミレを抱きしめるに限る!
しかし、スミレの尻尾はこんなに細かっただろうか?
「わん♪」
ありゃ?リリーじゃないか、今日はスミレにおんぶされてたのね、なんだかんだで仲良いよな
「ご主人さま、さっちゃんも来てるよ」
「シンさんお邪魔してます。先日は心配をお掛けしてしまってすみませんでした」
「イセガミさん、それはいいんだけど、、、」
「あの!まだ全部を受け入れられて無いですし、自信を持って大丈夫とも言えないんですけど、この世界で生きていく覚悟は出来ましたから、、、なのでこれからもよろしくお願いします!」
「そっか、改めてよろしくイセガミさん。じゃあさ今日はご飯食べて行きなよ、我が家には米とか調味料も色々あって和食も作れるから、でも他の人には内緒でお願い」
「はい、ありがとうございます!」
さてと、これで心配事も一段落かな、だが今日の俺は疲れている、もっと癒しが必要だ!
「えーと、いたいた♪おーいカスミーこっちおいで~」
「はい!ご主人様、何でしょうか?」
ぎゅぅぅぅ
「ごっ、ご主人様?」
oh!我が愛しのぷりてぃーうさぎ耳、カスミ♪
カスミとスミレを一緒に抱きしめてみる、愛情は平等に注いであげないとな、カスミが姉だからと言って我慢するような事は俺がさせん!
カスミも良い笑顔をするようになった、まだたまにぎこちない時もあるけど
2人が笑顔でいてくれるなら、おっさんはそれだけで満足だよ
だからこの笑顔を守る為ならば、おっさんは子爵とだって喜んで付き合ってみせーる!
ムニッ
ん?背中に柔らかい感触が、、、ニィナか
このパターンは前にもあったな、ニィナも平等に、とは思うけどただのセクハラになりそうで難しいんだよ(汗)
「ダンナおかえり~、ってみんなで何してるの?」
「ただいまケイト、疲れたから俺は今絶賛癒され中だ♪」
「そうなんだ、、、」
あっ?!
これは良くない!ケイトの闇の元凶は倒したけどトラウマなんて簡単に消えたりしない、多少改善されたかもしれんけど何とかしなくては!
「えぇーと、そうだ!ケイト、俺は今カスミとスミレで精一杯なんだ、だからメリルはケイトに任せていいか?」
「うん、任された♪」
ほっ、
ケイトが嬉しそうに走って行ったけど、どうやらメリルは2階に居るみたいだ
「シンさんお帰りなさい、ふふふ♪みんな仲良しで羨ましいわぁ」
「ただいまお藤さん、スンスン、今日も良い匂いがしますね、夕食は何ですか?」
「今日は、すき焼き、マグロのお刺身、バッテラ、にしてみました。でもバッテラは好き嫌いが別れるかしら?」
「良いですねバッテラ、俺は好きですよ♪」
「主様、バッテラとは何でしょうか?」
「酢で締めたサバを使った寿司だよ。サバの上に乗ってる昆布が旨いんだ♪お藤さんも関西出身ですか?」
「母が関西出身だったから、よく食べてたのよ」
「よし、バッテラがあるなら日本酒の熱燗用意しないとな♪」
「あの、ご主人様」
「どうしたカスミ?」
「ずっとこのままなのでしょうか?」
お藤さんと話している時も俺はカスミとスミレを抱きしめていて、背中にはニィナが居る
冷静に考えるとちょっと恥ずかしい、、、いやかなり恥ずかしい状況だな(照)
「ごめんなカスミ、恥ずかしくて嫌やったな」
「いっ、嫌じゃないです!」
「そうか、でも嫌な時はちゃんと言うんやで、自分の意思を伝えることは大事やからな。俺はなかなか『NO』と言われへんくて苦労したから
だから、嫌やって言うまでずっと抱き締めたまんまやぞぉ~♪『ぎゅぅぅぅ』」
「きゃはははは♪」
「ふぇ?!」
ちょっとやり過ぎたか、スミレは喜んでるけど、カスミは耳がぺしょんとなってしまった
「うふふ、シンさんは二人に凄く優しいのね、じゃあ私はニィナちゃんを抱き締めてあげる『ぎゅぅぅぅ』」
「えっ?あのっ、おおおっ、お藤さん?!」
ニィナが慌てる姿は珍しいな(笑)
「わぁー!ケイト落ちる、落ちるからーー!!」
「あははは、お嬢大丈夫だよぉ~♪」
メリルの声が聞こえたからどうしたのかと思ったけど、ケイトがメリルを肩車して2階から降りて来ただけだった
メリルもケイトも凄く楽しそうだ♪
「きゃっ!」
「わん♪」
「リリー?!」
声がした方を見ると、お座りした状態のリリーにイセガミさんが抱き締められている
イセガミさんがリリーを抱き締めているんじゃなくて、何故か2メートルくらいに巨大化したリリーがイセガミさんを抱き締めている
「わふっ♪」
これでさっちゃんも寂しくないよ♪って言われてもなぁ
そんな事より何故に大きくなってるんだよ!
いやまぁ、フェンリルだからこれくらいは出来そうだけど、そのうち人の姿にはならないよな?
これはフラグか?
フラグなのか?
創造神様ぁー!
もふもふ美少女枠はもう充分ですからーーーーーーーーー!!
つづく。
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