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第7章 キャラバンシティ
第128話 あなたのお皿には熱々のおでんが乗っていますか?
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現在おでん屋のカウンターでは、アストレア様とオリビエさんが元気が無いイセガミさんをいじ、、、
励ましている!
きっと全力でイセガミさんを元気付けてくれている、そうに違いない!!
下手に声をかけると矛先がこちらに向いてしまうから、俺はフェンリルの相手をしながら静かに酒を飲んでいる
ミリーさん、女将さん、ニィナの3人は完全に女子会だな、会話の内容は・・・
今の俺はおでん屋の親父だ、客の会話は聞こえてるけど聞こえない、そういう存在だ!
「わふっ」
「どうしたフェンリル殿、名前が欲しい?イセガミさんに付けて貰いなさいよ、それよりイセガミさんが心配なんだけど、色々と」
「わふっ♪」
「さっちゃんは強い子だから大丈夫♪って言われてもなぁ」
「わふ」
「とにかく俺に名前を付けて欲しいって?そこまで言うなら付けるけども、ちなみに雄?雌?」
「わぉん?」
うーむ、首をかしげられても困るんだが、もしかしたら神獣に性別は無いのか?
「なんとなく雌っぽいし、リリーってどうかな?」
「わん♪」
「気に入って貰えて良かったです」
「ねぇシン君、その石みたいな三角の具って何なの?」
「石?あぁ、それはこんにゃくですね、こんにゃく芋っていう芋から出来てるんで眠れる森にもあるかもしれませんね、ちなみに女性に食べて欲しい食材です」
「シン君がそう言うって事は、ニィナさんやケイトさんの美の秘訣なのかしら?」
「他にも色々あるんですけど、その中の1つではありますね」
「じゃあ、こんにゃくとつみれ頂戴♪」
「はーい」
「それにしても、以前からミリアリアにシンさんの料理について聞かされていたけれど、こんなに美味しいなんて思わなかったわ。
柔らかいパンや水飴が霞んで見えてしまうわね、それにこのお酒もとても美味しいし、堅物のゲオルグ様が気に入るのも納得ね」
「アストレア様、先に言っておきますけど
シンさんがこれから造って売るお酒の優先権は、我々ドワーフにありますから」
「あら?お酒も造るなんて、それは楽しみね♪
でも、シンさんと商会の事を考えるなら、貴族を優先する事も大切じゃないかしら」
「ふふっ、シンさんを金の成る木としか考えていない馬鹿な貴族なんて相手にしたら、むしろ不利益ですよ」
「ん~、それもそうね、馬鹿な貴族は私が相手をするから、我が家で飲む分くらいは良いかしら?」
「それなら構いませんよ♪」
ひぃえぇぇぇ!
アストレア様とオリビエさんが、何やら国同士のトップ会談的な会話をしてるんだけど
オリビエさんがドワーフでどういう立場なのか分からんが、ドワーフが酒で揉めたらマジで戦争に発展しかねん!
アストレア様もこんな所でデリケートな部分に触れないで欲しい(汗)
何より二人に挟まれているイセガミさんが、、、
大丈夫そうだな、既に開き直っておでんと酒を堪能してる(笑)
「皆さんそろそろ身体も温まって来た頃でしょうし、一旦冷たいお酒でクールダウンするのはどうでしょう?」
「わざわざお酒を冷やしたの?温かいお酒がこんなに美味しいんだから、冷やしたお酒が美味しいのも必然かしら?どちらにしても、美味しい物というのは手間が必要なのねぇ」
今カウンターに座ってる6人は危険だ、何が危険って男が俺一人しか居ないって事は、標的がイセガミさんから俺になる可能性大だ!
しかも全員が日本酒の出し割りをグビグビ飲んでいる、酔ったこのメンバーをどうにか出来るのは勇者か魔王くらいだろう
その勇者は完全にあっち側だし(汗)
とにかく酒精の弱いオリジナルカクテルでクールダウンして貰わねば
アストレア様‐ブラッドオレンジ
イセガミさん‐ホワイトピーチ
オリビエさん‐ウォッカメロン
ミリーさん‐ラズベリーソルト
女将さん‐ブランデー梅酒
ニィナ‐サンライズマスカット
俺がそれぞれを勝手にイメージして作ったウォッカベースの完全オリジナルカクテルだ
オリビエさんと女将さんは違う酒だけど、なかなか良い出来だと思う♪
ただし
ウォッカメロンはカクテルでも何でも無い、冷やしただけのウォッカに
一晩ウォッカに漬け込んだメロンを添えた、ドワーフ専用デザート酒だ!
好評ならテキーラやウィスキーで他の果物もやってみようかと思ってる
さて、皆さんの反応はどうだろうか?
「シンさん!この果物はもしかして、神の食べ物ですか?」
「・・・え?いやいやいや、オリビエさんそれは、メロンを酒に漬け込んだだけですからね(汗)」
「メロンを酒に、、、そんな贅沢な食べ物があったなんて」
酒好きのドワーフからしたら、ありえないくらい贅沢な食べ物かもしれないけど、祈りを捧げる程では無いと思います。
「あっ?!オリビエさんだけ果物入ってるー!シン君私もアレ食べたい!」
「あらあら、オリビエさんがそこまで言うんだから食べたいわねぇ♪」
「へぇー、酒に漬け込んだのかい、あんたのやる事は相変わらず面白いねぇ(笑)」
おぅふ!やっちまったぜ、まさかここで異世界テンプレ
『あれ?!俺また何かやっちゃいました?』をナチュラルに発動してしまった
メロンは丸ごと一玉ウォッカに漬け込んだからまだあるけど、ウォッカがたっぷり染み込んだこのメロンはもはや、メロン味のウォッカなんだよな
こんなの食べたら一気に酔いが回る、、、ってもう食べなきゃ収まらないか
「皆さん、一応言っておきますけどこのメロン酒精が強いですから気を付けて下さいよ。さあどうぞ」
「いただきまーす、、、ふふふ、シン君これ美味しい♪ねぇねぇ凄く美味しいわよ、ふふふ♪」
あぁ~、ミリーさんが完全に酔っているよ
「確かにこれは美味しいわね、鷹派のあの貴族に、、、ふっふっふっ♪」
アストレア様もなんかブツブツ言い出したし、イセガミさんは、、、寝てるな
オリビエさんはウォッカを普通に飲んでるし、女将さんとニィナは仲良くサザエを食べながら日本酒の熱燗を飲んでる
「わん」
「おっと、どうしたフェンリル、じゃなかったリリー」
「わぉん」
「たまごの黄身にたっぷり出汁をかけて欲しい?初めておでん食べるのに、なかなか食べ方にこだわるじゃないか、ほら」
「わふっ♪」
じゃあ俺は厚揚げに目玉焼きを乗っけて、一味唐辛子をかける
おでんの出汁と半熟の黄身を混ぜて厚揚げに絡めて食べると、熱燗に合うんだよ♪
旨い料理に旨い酒、平和だねぇ
神の使いはここにいまし、全て世はこともなし、ってな
つづく。
励ましている!
きっと全力でイセガミさんを元気付けてくれている、そうに違いない!!
下手に声をかけると矛先がこちらに向いてしまうから、俺はフェンリルの相手をしながら静かに酒を飲んでいる
ミリーさん、女将さん、ニィナの3人は完全に女子会だな、会話の内容は・・・
今の俺はおでん屋の親父だ、客の会話は聞こえてるけど聞こえない、そういう存在だ!
「わふっ」
「どうしたフェンリル殿、名前が欲しい?イセガミさんに付けて貰いなさいよ、それよりイセガミさんが心配なんだけど、色々と」
「わふっ♪」
「さっちゃんは強い子だから大丈夫♪って言われてもなぁ」
「わふ」
「とにかく俺に名前を付けて欲しいって?そこまで言うなら付けるけども、ちなみに雄?雌?」
「わぉん?」
うーむ、首をかしげられても困るんだが、もしかしたら神獣に性別は無いのか?
「なんとなく雌っぽいし、リリーってどうかな?」
「わん♪」
「気に入って貰えて良かったです」
「ねぇシン君、その石みたいな三角の具って何なの?」
「石?あぁ、それはこんにゃくですね、こんにゃく芋っていう芋から出来てるんで眠れる森にもあるかもしれませんね、ちなみに女性に食べて欲しい食材です」
「シン君がそう言うって事は、ニィナさんやケイトさんの美の秘訣なのかしら?」
「他にも色々あるんですけど、その中の1つではありますね」
「じゃあ、こんにゃくとつみれ頂戴♪」
「はーい」
「それにしても、以前からミリアリアにシンさんの料理について聞かされていたけれど、こんなに美味しいなんて思わなかったわ。
柔らかいパンや水飴が霞んで見えてしまうわね、それにこのお酒もとても美味しいし、堅物のゲオルグ様が気に入るのも納得ね」
「アストレア様、先に言っておきますけど
シンさんがこれから造って売るお酒の優先権は、我々ドワーフにありますから」
「あら?お酒も造るなんて、それは楽しみね♪
でも、シンさんと商会の事を考えるなら、貴族を優先する事も大切じゃないかしら」
「ふふっ、シンさんを金の成る木としか考えていない馬鹿な貴族なんて相手にしたら、むしろ不利益ですよ」
「ん~、それもそうね、馬鹿な貴族は私が相手をするから、我が家で飲む分くらいは良いかしら?」
「それなら構いませんよ♪」
ひぃえぇぇぇ!
アストレア様とオリビエさんが、何やら国同士のトップ会談的な会話をしてるんだけど
オリビエさんがドワーフでどういう立場なのか分からんが、ドワーフが酒で揉めたらマジで戦争に発展しかねん!
アストレア様もこんな所でデリケートな部分に触れないで欲しい(汗)
何より二人に挟まれているイセガミさんが、、、
大丈夫そうだな、既に開き直っておでんと酒を堪能してる(笑)
「皆さんそろそろ身体も温まって来た頃でしょうし、一旦冷たいお酒でクールダウンするのはどうでしょう?」
「わざわざお酒を冷やしたの?温かいお酒がこんなに美味しいんだから、冷やしたお酒が美味しいのも必然かしら?どちらにしても、美味しい物というのは手間が必要なのねぇ」
今カウンターに座ってる6人は危険だ、何が危険って男が俺一人しか居ないって事は、標的がイセガミさんから俺になる可能性大だ!
しかも全員が日本酒の出し割りをグビグビ飲んでいる、酔ったこのメンバーをどうにか出来るのは勇者か魔王くらいだろう
その勇者は完全にあっち側だし(汗)
とにかく酒精の弱いオリジナルカクテルでクールダウンして貰わねば
アストレア様‐ブラッドオレンジ
イセガミさん‐ホワイトピーチ
オリビエさん‐ウォッカメロン
ミリーさん‐ラズベリーソルト
女将さん‐ブランデー梅酒
ニィナ‐サンライズマスカット
俺がそれぞれを勝手にイメージして作ったウォッカベースの完全オリジナルカクテルだ
オリビエさんと女将さんは違う酒だけど、なかなか良い出来だと思う♪
ただし
ウォッカメロンはカクテルでも何でも無い、冷やしただけのウォッカに
一晩ウォッカに漬け込んだメロンを添えた、ドワーフ専用デザート酒だ!
好評ならテキーラやウィスキーで他の果物もやってみようかと思ってる
さて、皆さんの反応はどうだろうか?
「シンさん!この果物はもしかして、神の食べ物ですか?」
「・・・え?いやいやいや、オリビエさんそれは、メロンを酒に漬け込んだだけですからね(汗)」
「メロンを酒に、、、そんな贅沢な食べ物があったなんて」
酒好きのドワーフからしたら、ありえないくらい贅沢な食べ物かもしれないけど、祈りを捧げる程では無いと思います。
「あっ?!オリビエさんだけ果物入ってるー!シン君私もアレ食べたい!」
「あらあら、オリビエさんがそこまで言うんだから食べたいわねぇ♪」
「へぇー、酒に漬け込んだのかい、あんたのやる事は相変わらず面白いねぇ(笑)」
おぅふ!やっちまったぜ、まさかここで異世界テンプレ
『あれ?!俺また何かやっちゃいました?』をナチュラルに発動してしまった
メロンは丸ごと一玉ウォッカに漬け込んだからまだあるけど、ウォッカがたっぷり染み込んだこのメロンはもはや、メロン味のウォッカなんだよな
こんなの食べたら一気に酔いが回る、、、ってもう食べなきゃ収まらないか
「皆さん、一応言っておきますけどこのメロン酒精が強いですから気を付けて下さいよ。さあどうぞ」
「いただきまーす、、、ふふふ、シン君これ美味しい♪ねぇねぇ凄く美味しいわよ、ふふふ♪」
あぁ~、ミリーさんが完全に酔っているよ
「確かにこれは美味しいわね、鷹派のあの貴族に、、、ふっふっふっ♪」
アストレア様もなんかブツブツ言い出したし、イセガミさんは、、、寝てるな
オリビエさんはウォッカを普通に飲んでるし、女将さんとニィナは仲良くサザエを食べながら日本酒の熱燗を飲んでる
「わん」
「おっと、どうしたフェンリル、じゃなかったリリー」
「わぉん」
「たまごの黄身にたっぷり出汁をかけて欲しい?初めておでん食べるのに、なかなか食べ方にこだわるじゃないか、ほら」
「わふっ♪」
じゃあ俺は厚揚げに目玉焼きを乗っけて、一味唐辛子をかける
おでんの出汁と半熟の黄身を混ぜて厚揚げに絡めて食べると、熱燗に合うんだよ♪
旨い料理に旨い酒、平和だねぇ
神の使いはここにいまし、全て世はこともなし、ってな
つづく。
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