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第6章 新たなる旅立ち
閑話 苦労するエルフと貴族のお茶会
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side:ミリアリア・E・スリーピングフォレスト
「公爵、公爵、侯爵、伯爵、伯爵、伯爵、子爵、子爵、子爵、子爵、子爵、男爵、騎士爵・・・
もう(怒)
次から次に手紙を寄越して暇なのかしら?!
下級貴族ならまだしも、上級貴族までレシピを寄越せ、売れ、譲れって、そう言われて、はい分かりましたと言うと思っているのかしら?」
「思ってるんじゃないですかぁ?
ミリアリア様、とりあえずお茶にしましょうよぉ、今日もシン殿の使いの方が来て、お菓子を差し入れてくれたんですよぉ♪」
「ええそうね、それで今日のお菓子は何かしら?」
「今日のはミルクレープって言うらしいですよ、それも砂糖を使った特別製って言ってました、良かったですね♪」
「シン君が何処から砂糖を仕入れてるのか気になるけれど、それは聞かないって約束で定期的にお菓子を差し入れてくれるようになったのは嬉しいわ♪」
「本当にシン殿はどうやって仕入れてるんでしょうね、砂糖なんてアストレア様でも簡単には手に入らないらしいですから、たしかこの瓶に入った黒いチョコレートって言うソースに砂糖が使われてるらしいですよ」
「それにしても黒いわね、でも甘い良い匂いがするわ♪」
「じゃあたっぷりかけますねぇ、、、ミリアリア様どうぞ」
「ありがとう、それではいただきましょう」
「あーんっ、、、んーーあまぁ~い♪ほんのり苦くって甘いですぅ~♪」
「ええ、本当に美味しいわ♪」
コンコン、ガチャ
「ミリアリア様失礼します、ユニコーン男爵が来られています、レシピの件だそうですが如何しますか?」
「はぁ~、またレシピについてなのね、これで何人目かしら?男爵とはいえ当主自ら出向くなんて普通ならありえないのだけど」
「ユニコーン男爵で8人目ですよぉ、レシピがあっても上手く作れないらしいですから仕方ありませんねぇ」
「そうらしいわね、孤児院の子供達でも作れるのにどうして貴族の料理人が作れないのかしら?
その事を私に詳しく説明しろって言われても無理だと、各ギルド支部には通達しているのに!貴族のプライドを傷付けずに話をするのって本当に面倒だわ」
「そう言わずに頑張って下さいよぉ、貴族の相手を出来るのはミリアリア様だけなんですからぁ」
「それは充分承知しているわよ、それからウェンディ
私が貴族の相手をしている間にミルクレープを全部食べたら、私怒るわよ」
「・・・アハハ、ゼンブタベルワケナイジャナイデスカ(汗)」
「そう、分かってくれているならいいのよ」
「勿論ですよ!ミリアリア様行ってらっしゃいませ!」
◇ ◇ ◇
side:アストレア・ピスケス伯爵夫人
「奥様、準備が出来ました」
「ありがとうシンシア、今日のお茶会の主催はどなただったかしら?」
「キグナス伯爵夫人のマルグレーテ様です。」
「あそこは確か保守派だったかしら?」
「当主のグラシエル様は未だ保守派と中立派で、立場を決めかねておられると情報が入っています」
「では申し訳ないけれど挨拶だけして様子見ね、今は中立派の結束を強固にする方が大事だから、無理にこちらに引き込む必要は無いわ」
「それでは旦那様にもそのようにお手紙を出しておきます」
「アストレア様お久しぶりでございます」
「久しぶりねレヴェッカ、あなた随分と顔色が善くなったのではなくて?」
「はい♪これもアストレア様のお陰です、アストレア様に言われた通り新鮮な野菜と豚肉とレバーを食事に取り入れたら目眩も少なくなったんですの♪」
「私は知人から聞いた話をしただけよ」
ふふっ
信じて無かったわけではないけれど、シンさんに相談して良かったわ♪
貴族には目眩や立ち眩みをする方は昔から多かったのだけれど、何気なくシンさんに話したらすぐに改善方法を提案してくれたのよね
「お初に御目にかかりますアストレア様、わたくしグラシエルの妻、マルグレーテと申します」
「初めましてマルグレーテさん、本日はお招きありがとう」
「アストレア様の御噂はよく耳にしております」
「こんなおばさんの噂話を聞いてくれるなんて嬉しいわ♪でも今日はマルグレーテさんとお話したい方が沢山いるでしょうから私は隅で大人しくしているわね」
「えっ?あのっ、アストレア様、、、」
「ふふっ、お姉さまも人が悪いですわよ、マルグレーテ様のお気持ちは分かっていながらあんな対応をするなんて」
「あら?久しぶりねルナ、フォーマルハウト子爵はお元気かしら?」
「最近少し疲れ気味ね、何処へ行ってもお姉さまとの繋ぎを頼まれるらしいから、私も上級貴族からお願いという名の圧力を受けていますのよ
そんな事よりお姉さま!
お胸が以前より大きくなっていませんか?」
「あっあの、私も気になってました!アストレア様のお胸が大きくなったように思うのですが」
「レヴェッカあなたもなの?2人して他人の胸を見るのは淑女としてどうなのかしら」
「お姉さま!」
「はいはい、これは胸が大きくなった訳ではないのよ、ただカタチを整えただけよ、ブラジャーという物を使ってね♪」
「それは今話題の池田屋商会と関係があるのですか?」
「池田屋商会というと先日、お姉さまに頂いたシャンプーとリンスという物も素晴らしかったわ、長年ゴワゴワだった髪がサラサラになったんだもの♪
今日のお茶会も、髪の毛を見るだけでどの派閥か一目瞭然、他の派閥の方々がお姉さまを睨んでますわよ」
「それぐらい構わないわ、そもそも他の派閥に売るほどの数は無いんだから」
「お姉さま、やり方がエグいですわ」
「現実とはそういうものよ、実際ブラジャーは少々無理を言って譲って頂いたしね」
「すると私達には無いのですか?」
「少し質が落ちてもいいのならあるわよ」
「「是非!!」」
ふふっ、予想外の反響ね
まさかシャンプーとリンスが宝石よりも価値が上がるなんて(笑)
結局どんなに高価な宝石を身に付けても、注目されるのは宝石であって自分自身では無いわ
宝石より自分自身を見て欲しいと思うのが女性の本音といったところかしら
更に下着の存在が知れ渡れば、日和見をしている人達も動かざるを得なくなる、どう出るか楽しみね♪
さてと
シンさんには下着の追加をお願いしに行かないと、案外新作の下着があるかもしれないし
これからもっと忙しくなるわよ♪
「公爵、公爵、侯爵、伯爵、伯爵、伯爵、子爵、子爵、子爵、子爵、子爵、男爵、騎士爵・・・
もう(怒)
次から次に手紙を寄越して暇なのかしら?!
下級貴族ならまだしも、上級貴族までレシピを寄越せ、売れ、譲れって、そう言われて、はい分かりましたと言うと思っているのかしら?」
「思ってるんじゃないですかぁ?
ミリアリア様、とりあえずお茶にしましょうよぉ、今日もシン殿の使いの方が来て、お菓子を差し入れてくれたんですよぉ♪」
「ええそうね、それで今日のお菓子は何かしら?」
「今日のはミルクレープって言うらしいですよ、それも砂糖を使った特別製って言ってました、良かったですね♪」
「シン君が何処から砂糖を仕入れてるのか気になるけれど、それは聞かないって約束で定期的にお菓子を差し入れてくれるようになったのは嬉しいわ♪」
「本当にシン殿はどうやって仕入れてるんでしょうね、砂糖なんてアストレア様でも簡単には手に入らないらしいですから、たしかこの瓶に入った黒いチョコレートって言うソースに砂糖が使われてるらしいですよ」
「それにしても黒いわね、でも甘い良い匂いがするわ♪」
「じゃあたっぷりかけますねぇ、、、ミリアリア様どうぞ」
「ありがとう、それではいただきましょう」
「あーんっ、、、んーーあまぁ~い♪ほんのり苦くって甘いですぅ~♪」
「ええ、本当に美味しいわ♪」
コンコン、ガチャ
「ミリアリア様失礼します、ユニコーン男爵が来られています、レシピの件だそうですが如何しますか?」
「はぁ~、またレシピについてなのね、これで何人目かしら?男爵とはいえ当主自ら出向くなんて普通ならありえないのだけど」
「ユニコーン男爵で8人目ですよぉ、レシピがあっても上手く作れないらしいですから仕方ありませんねぇ」
「そうらしいわね、孤児院の子供達でも作れるのにどうして貴族の料理人が作れないのかしら?
その事を私に詳しく説明しろって言われても無理だと、各ギルド支部には通達しているのに!貴族のプライドを傷付けずに話をするのって本当に面倒だわ」
「そう言わずに頑張って下さいよぉ、貴族の相手を出来るのはミリアリア様だけなんですからぁ」
「それは充分承知しているわよ、それからウェンディ
私が貴族の相手をしている間にミルクレープを全部食べたら、私怒るわよ」
「・・・アハハ、ゼンブタベルワケナイジャナイデスカ(汗)」
「そう、分かってくれているならいいのよ」
「勿論ですよ!ミリアリア様行ってらっしゃいませ!」
◇ ◇ ◇
side:アストレア・ピスケス伯爵夫人
「奥様、準備が出来ました」
「ありがとうシンシア、今日のお茶会の主催はどなただったかしら?」
「キグナス伯爵夫人のマルグレーテ様です。」
「あそこは確か保守派だったかしら?」
「当主のグラシエル様は未だ保守派と中立派で、立場を決めかねておられると情報が入っています」
「では申し訳ないけれど挨拶だけして様子見ね、今は中立派の結束を強固にする方が大事だから、無理にこちらに引き込む必要は無いわ」
「それでは旦那様にもそのようにお手紙を出しておきます」
「アストレア様お久しぶりでございます」
「久しぶりねレヴェッカ、あなた随分と顔色が善くなったのではなくて?」
「はい♪これもアストレア様のお陰です、アストレア様に言われた通り新鮮な野菜と豚肉とレバーを食事に取り入れたら目眩も少なくなったんですの♪」
「私は知人から聞いた話をしただけよ」
ふふっ
信じて無かったわけではないけれど、シンさんに相談して良かったわ♪
貴族には目眩や立ち眩みをする方は昔から多かったのだけれど、何気なくシンさんに話したらすぐに改善方法を提案してくれたのよね
「お初に御目にかかりますアストレア様、わたくしグラシエルの妻、マルグレーテと申します」
「初めましてマルグレーテさん、本日はお招きありがとう」
「アストレア様の御噂はよく耳にしております」
「こんなおばさんの噂話を聞いてくれるなんて嬉しいわ♪でも今日はマルグレーテさんとお話したい方が沢山いるでしょうから私は隅で大人しくしているわね」
「えっ?あのっ、アストレア様、、、」
「ふふっ、お姉さまも人が悪いですわよ、マルグレーテ様のお気持ちは分かっていながらあんな対応をするなんて」
「あら?久しぶりねルナ、フォーマルハウト子爵はお元気かしら?」
「最近少し疲れ気味ね、何処へ行ってもお姉さまとの繋ぎを頼まれるらしいから、私も上級貴族からお願いという名の圧力を受けていますのよ
そんな事よりお姉さま!
お胸が以前より大きくなっていませんか?」
「あっあの、私も気になってました!アストレア様のお胸が大きくなったように思うのですが」
「レヴェッカあなたもなの?2人して他人の胸を見るのは淑女としてどうなのかしら」
「お姉さま!」
「はいはい、これは胸が大きくなった訳ではないのよ、ただカタチを整えただけよ、ブラジャーという物を使ってね♪」
「それは今話題の池田屋商会と関係があるのですか?」
「池田屋商会というと先日、お姉さまに頂いたシャンプーとリンスという物も素晴らしかったわ、長年ゴワゴワだった髪がサラサラになったんだもの♪
今日のお茶会も、髪の毛を見るだけでどの派閥か一目瞭然、他の派閥の方々がお姉さまを睨んでますわよ」
「それぐらい構わないわ、そもそも他の派閥に売るほどの数は無いんだから」
「お姉さま、やり方がエグいですわ」
「現実とはそういうものよ、実際ブラジャーは少々無理を言って譲って頂いたしね」
「すると私達には無いのですか?」
「少し質が落ちてもいいのならあるわよ」
「「是非!!」」
ふふっ、予想外の反響ね
まさかシャンプーとリンスが宝石よりも価値が上がるなんて(笑)
結局どんなに高価な宝石を身に付けても、注目されるのは宝石であって自分自身では無いわ
宝石より自分自身を見て欲しいと思うのが女性の本音といったところかしら
更に下着の存在が知れ渡れば、日和見をしている人達も動かざるを得なくなる、どう出るか楽しみね♪
さてと
シンさんには下着の追加をお願いしに行かないと、案外新作の下着があるかもしれないし
これからもっと忙しくなるわよ♪
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