127 / 252
第6章 新たなる旅立ち
第113話 我が家に帰ろう♪
しおりを挟む
無事にケイトの闇の元凶である、ラウール・サグェを倒す事に成功した俺は野営地から少し入った森の中に居る
ここには俺とケイトと縄で縛ったラウールだけだ
ケイトの為にも今回のケジメはきっちり付けさせて貰う。
「本当に良いのかケイト、見てて気持ちのいいもんじゃないぞ」
「構わないよ、ラウールから剣を抜いたんだ普通ならこのまま殺されても文句は言えない、でもダンナは殺さないでいてくれる、なんだかんだで子供の頃から知ってる奴が死ぬのは見たくないからさ
だから最後まで見届けるよ」
「そうか」
俺は縄で縛られているラウールの顔に落書きをする『キュキュッキュキュキュッ』と
こいつのようにプライドが高い奴には、肉体的な痛みより精神的な苦痛の方が効果があるだろう
ペチペチ
「ん~?、、、はっ?!貴様ぁーーー!!」
カシャッ、、ジー、カシャッ、、ジー
「えぇーと、ラウール君だったね、まずはコレ見てくれるかな」
「なっ?!ななななななななななんだそれはーー!!」
俺が見せたのはインスタントカメラで撮った、屈辱的な落書きをされたラウール君の写真だ。
「見て分かると思うけど、これ魔道具なんだよ、ラウール君の凛々しい姿が写ってるだろ?一度しか言わないからよーく聞けよ」
「ボッ、ボクに舐めた口を聞くなーー!!」
「うるせぇよ、聞かないのは君の勝手だし、君が困っても俺は構わないよ、それでこの魔道具で出した、、、君の絵
これ簡単に複製出来るんだよ、千枚でも一万枚でも、それでね君には二度と俺達の視界に入らないで欲しいんだ、それさえ守ってくれれば君の事は忘れるよ
むしろ覚えていたくないから今すぐ忘れたいくらいだよ、もしそれを破ればこの絵を国中にバラ撒く」
「っ?!そっ、それだけは辞めてくれ!!」
「約束さえ守ってくれればやらないよ、それと俺を恨んで人質を取るとかも止めた方がいい、その時はこちらも手段を選んでいられないから、話し合いでは解決出来なくなる
君はオフューカス子爵と仲が良いみたいだ、あそこは保守派だから
サダルスウド侯爵に手紙を書いて頼むのもいいかも、オフューカス子爵と仲の良い馬鹿な冒険者に付きまとわれてるから助けて欲しいって、勿論この絵を添えてね
嘘だと思うなら侯爵様に聞くといいよ、池田屋商会会長のシンとはどういう関係なんだ?とね」
「ひぃっ(泣)ケイトそんな目でボクを見るなぁ!!」
「それは出来ない、あたしは今回の事を最後まで見届けなきゃ駄目なんだ」
「ラウール君、約束を守るっていうのは大切だよ、そうすれば君も俺もハッピーなんだ、それで約束は守ってくれるのかな?」
「守る!!もう二度とおまえ、、、あなた達には近付かない!だからその絵をバラ撒くのは止めてくれ!!」
「そうか、約束だよ。それじゃあ縄を切るから動くなよ『シュッ』」
「ふぅー、、、この度は本当に申し訳ありませんでした」
「分かってくれたならいいよ、この絵は記念に1枚あげるよ」
「寛大な対応感謝致します、では失礼します!」
ラウール君は人が変わったように礼儀正しくお辞儀をしたあと、森の奥に行ってしまった。
もしかしたらあの写真は死ぬより辛い事だったりするのだろうか?
しかし、途中からあきらかにラウール君の様子が変わったのが気になる、俺に負けた事が原因だろうか?良い意味での変化だといいが
あれを演技でやってるとしたら将来大物になるかもな
「ケイト、これで大丈夫かな?」
「大丈夫じゃないかな、いつの頃からかアイツはプライドの塊みたいになって、他人に頭を下げるのを異常に嫌がるようになったんだ、相手と刺し違えてでも頭は下げないくらいにね
それで何回か本当に死にかけてるし、幼い頃はあんな奴じゃなかったんだけど、もう会う事も無いよ」
「そうか」
「主様、お疲れ様でした」
「おう、みんなお待たせ、無事に終わったよ」
「グラフィアス商会の皆さんもお騒がせしました」
「いえいえ、実は私達もあの冒険者には困っていたんですよ、見ての通りあのような態度でしたし、今回の護衛役もAランクでの実績作りが目的で子爵様から強引に押し付けられたような物ですから」
「そう言って頂けると助かります、ですが何かお詫びをしなくては」
「ははは、本当にお気遣い無く、我々もグラフィアス商会の看板を背負ってますからな、この程度の事で詫びは不要です」
「うーん、でしたら私も商会を経営していますのでキャラバンシティに来た際にはお声掛け下さい、お互い利になる商売の話でもしましょう」
「それは良い!キャラバンシティに行く事があれば是非」
「よし!面倒事も片付いたし、もうやる事は1つしかないな」
「じゃあお腹減ったしご飯だね♪」
「ケイトよ、分かってないなぁ」
「全くケイト殿は、はぁ~」
「ケイトさん、今のは無いと思います」
「うん、無いーー!」
「ケイトさん、ここは新参者の私でも分かりますよ」
「ケイト、もっと大事な事があるでしょ?」
「えぇーー?!なんだよぉ、みんなは分かるのかよぉ」
「当たり前だろ、今やんなきゃいけない事は、我が家に帰る事だろ!
そんで女将さんにガゼル親方、オリビエさん、ミリーさん、仕方ないからウェンディさんも、あと商会で働いてるみんなも呼んで宴会だ!」
「うん♪」
「そうと決まれば、帰りは俺が運転するからケイトはみんなと一緒に後ろな、みんな乗り込めー、しゅっぱーつ」
「「「「「「おー!」」」」」」
「まままま、待って下さい!まだあなたのお名前も商会の名前も聞いてません」
「おっと、申し訳無いです、名乗るの直ぐ忘れるんですよね、俺は池田屋商会会長のシンと申します
それじゃあ改めて、しゅっぱーつ」
「「「「「「おー!」」」」」」
「ねぇダンナ、あの商人の人達なんか騒いでるみたいだけどいいの?」
「ケイトよ、今大事なのは何だ?」
「うーん、家に帰る事、、、だよね?」
「正解!分かってきたじゃないか♪」
「えへへ♪」
「さっさと我が家に帰るぞ!」
「「「「「「おー♪」」」」」」
心に芽生えた感情の、答えを知らぬ君がいる
初めて感じた喜びと不安をそっと胸にしまい
輝く瞳が見つめる先には、更に輝く人がいる
心の傷が癒える時
きっと答えも出るだろう
他人に興味が無い男、長倉真八
これは彼が人と繋がる温もりを
仲間達と共に自らの心で感じ取って行く物語である。
第6章 完
ここには俺とケイトと縄で縛ったラウールだけだ
ケイトの為にも今回のケジメはきっちり付けさせて貰う。
「本当に良いのかケイト、見てて気持ちのいいもんじゃないぞ」
「構わないよ、ラウールから剣を抜いたんだ普通ならこのまま殺されても文句は言えない、でもダンナは殺さないでいてくれる、なんだかんだで子供の頃から知ってる奴が死ぬのは見たくないからさ
だから最後まで見届けるよ」
「そうか」
俺は縄で縛られているラウールの顔に落書きをする『キュキュッキュキュキュッ』と
こいつのようにプライドが高い奴には、肉体的な痛みより精神的な苦痛の方が効果があるだろう
ペチペチ
「ん~?、、、はっ?!貴様ぁーーー!!」
カシャッ、、ジー、カシャッ、、ジー
「えぇーと、ラウール君だったね、まずはコレ見てくれるかな」
「なっ?!ななななななななななんだそれはーー!!」
俺が見せたのはインスタントカメラで撮った、屈辱的な落書きをされたラウール君の写真だ。
「見て分かると思うけど、これ魔道具なんだよ、ラウール君の凛々しい姿が写ってるだろ?一度しか言わないからよーく聞けよ」
「ボッ、ボクに舐めた口を聞くなーー!!」
「うるせぇよ、聞かないのは君の勝手だし、君が困っても俺は構わないよ、それでこの魔道具で出した、、、君の絵
これ簡単に複製出来るんだよ、千枚でも一万枚でも、それでね君には二度と俺達の視界に入らないで欲しいんだ、それさえ守ってくれれば君の事は忘れるよ
むしろ覚えていたくないから今すぐ忘れたいくらいだよ、もしそれを破ればこの絵を国中にバラ撒く」
「っ?!そっ、それだけは辞めてくれ!!」
「約束さえ守ってくれればやらないよ、それと俺を恨んで人質を取るとかも止めた方がいい、その時はこちらも手段を選んでいられないから、話し合いでは解決出来なくなる
君はオフューカス子爵と仲が良いみたいだ、あそこは保守派だから
サダルスウド侯爵に手紙を書いて頼むのもいいかも、オフューカス子爵と仲の良い馬鹿な冒険者に付きまとわれてるから助けて欲しいって、勿論この絵を添えてね
嘘だと思うなら侯爵様に聞くといいよ、池田屋商会会長のシンとはどういう関係なんだ?とね」
「ひぃっ(泣)ケイトそんな目でボクを見るなぁ!!」
「それは出来ない、あたしは今回の事を最後まで見届けなきゃ駄目なんだ」
「ラウール君、約束を守るっていうのは大切だよ、そうすれば君も俺もハッピーなんだ、それで約束は守ってくれるのかな?」
「守る!!もう二度とおまえ、、、あなた達には近付かない!だからその絵をバラ撒くのは止めてくれ!!」
「そうか、約束だよ。それじゃあ縄を切るから動くなよ『シュッ』」
「ふぅー、、、この度は本当に申し訳ありませんでした」
「分かってくれたならいいよ、この絵は記念に1枚あげるよ」
「寛大な対応感謝致します、では失礼します!」
ラウール君は人が変わったように礼儀正しくお辞儀をしたあと、森の奥に行ってしまった。
もしかしたらあの写真は死ぬより辛い事だったりするのだろうか?
しかし、途中からあきらかにラウール君の様子が変わったのが気になる、俺に負けた事が原因だろうか?良い意味での変化だといいが
あれを演技でやってるとしたら将来大物になるかもな
「ケイト、これで大丈夫かな?」
「大丈夫じゃないかな、いつの頃からかアイツはプライドの塊みたいになって、他人に頭を下げるのを異常に嫌がるようになったんだ、相手と刺し違えてでも頭は下げないくらいにね
それで何回か本当に死にかけてるし、幼い頃はあんな奴じゃなかったんだけど、もう会う事も無いよ」
「そうか」
「主様、お疲れ様でした」
「おう、みんなお待たせ、無事に終わったよ」
「グラフィアス商会の皆さんもお騒がせしました」
「いえいえ、実は私達もあの冒険者には困っていたんですよ、見ての通りあのような態度でしたし、今回の護衛役もAランクでの実績作りが目的で子爵様から強引に押し付けられたような物ですから」
「そう言って頂けると助かります、ですが何かお詫びをしなくては」
「ははは、本当にお気遣い無く、我々もグラフィアス商会の看板を背負ってますからな、この程度の事で詫びは不要です」
「うーん、でしたら私も商会を経営していますのでキャラバンシティに来た際にはお声掛け下さい、お互い利になる商売の話でもしましょう」
「それは良い!キャラバンシティに行く事があれば是非」
「よし!面倒事も片付いたし、もうやる事は1つしかないな」
「じゃあお腹減ったしご飯だね♪」
「ケイトよ、分かってないなぁ」
「全くケイト殿は、はぁ~」
「ケイトさん、今のは無いと思います」
「うん、無いーー!」
「ケイトさん、ここは新参者の私でも分かりますよ」
「ケイト、もっと大事な事があるでしょ?」
「えぇーー?!なんだよぉ、みんなは分かるのかよぉ」
「当たり前だろ、今やんなきゃいけない事は、我が家に帰る事だろ!
そんで女将さんにガゼル親方、オリビエさん、ミリーさん、仕方ないからウェンディさんも、あと商会で働いてるみんなも呼んで宴会だ!」
「うん♪」
「そうと決まれば、帰りは俺が運転するからケイトはみんなと一緒に後ろな、みんな乗り込めー、しゅっぱーつ」
「「「「「「おー!」」」」」」
「まままま、待って下さい!まだあなたのお名前も商会の名前も聞いてません」
「おっと、申し訳無いです、名乗るの直ぐ忘れるんですよね、俺は池田屋商会会長のシンと申します
それじゃあ改めて、しゅっぱーつ」
「「「「「「おー!」」」」」」
「ねぇダンナ、あの商人の人達なんか騒いでるみたいだけどいいの?」
「ケイトよ、今大事なのは何だ?」
「うーん、家に帰る事、、、だよね?」
「正解!分かってきたじゃないか♪」
「えへへ♪」
「さっさと我が家に帰るぞ!」
「「「「「「おー♪」」」」」」
心に芽生えた感情の、答えを知らぬ君がいる
初めて感じた喜びと不安をそっと胸にしまい
輝く瞳が見つめる先には、更に輝く人がいる
心の傷が癒える時
きっと答えも出るだろう
他人に興味が無い男、長倉真八
これは彼が人と繋がる温もりを
仲間達と共に自らの心で感じ取って行く物語である。
第6章 完
243
お気に入りに追加
854
あなたにおすすめの小説
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!
明衣令央
ファンタジー
糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。
一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。
だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。
そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。
この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。
2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる