113 / 332
第6章 新たなる旅立ち
第99話 創造神様ナイスです♪
しおりを挟む
「さあさあシンさん!他のレシピのサンプルもあるんでしょ?出して下さい、じゃないとレシピだけでは美味しく作れませんからね
それと今回のレシピ登録料はお詫びとして無料とさせて頂きます。なので他にもあればどんどん登録して下さいね♪」
「いいけどせっかくだから魚醤で刺身を食べた感想が欲しいな」
俺は収納からアジとマグロの刺身を取り出してテーブルに置く
「うっ?!、、、刺身というのは生魚の身の事だったのですか」
「そうだけど、やっぱアルでも生魚は苦手か?」
「苦手と言いますか、果物以外の生食は危険なので普通は食べませんから」
「確かに正しい知識がないと生食は危険だな、でも新鮮な魚は旨いぞ♪」
「シンさんが言うなら美味しいのでしょうけど、やはり抵抗がありますね」
これは刺身は広まらないかなぁ、食中毒に対してはこの国の人の方が気を使ってるからいいとして
魚は寄生虫の問題があるんだよなぁ
『ピロロロロン、ピロロロロン』
あっ!毎度お馴染みの音が俺の頭に鳴り響いた
(こんばんは、この世界の魚に人に悪さをする寄生虫は居ませんので、存分に刺身を広めて下さい♪
せっかく私が安全な魚にしたというのに、
刺身が全然広まらないんだもの
ふーちゃんそない落ち込まんでも、これからぎょうさん食べれるやん♪
そういう事やから心配無用や、ウチは生の海老とか気になるから頼んだで~♪)
あぁ~、この世界の魚はそういう感じなんですね
元世界でも魚の寄生虫は冷凍とかしないと100%防ぐのは難しかったからとてもありがたい
創造神様ナイスです♪
「シンさん?」
「すまん、ちょいと考え事をしててさ、とにかく魚の生食はちゃんと下処理すれば危険は無いから食べてみてよ」
「もし刺身が美味しければ、この街のさらなる発展も期待出来ますからね、では赤い刺身から、あーんっと
なっ?!これはなんとも言えない旨味がありますね、特にこの魚醤のしょっぱさと身のもっちり感がたまりません♪
次は白っぽい身を、もぐもぐ、、ほぉー、これはまた味わいがまったく違うのですね、個人的には赤い身の方が好きですが、シンさんこれは売れますよ!」
「それは良かったけど、生食は抵抗があるんだろ?広まるかな」
「確かに最初は難しいでしょう。なので領主様に晩餐会等で出して頂いて他の貴族の方に食べて貰えば良いです。
あとは領主様に献上された料理という事にして、この街でしか食べられない高級料理という事で馬鹿な金持ちに売れば直ぐに広まりますよ♪」
「俺はアルのやり方に文句とかないけど、流石にギルマスが馬鹿な金持ちに売るとか言うのはどうなんだ?」
「ほぉほぉ、シンさんはそこに引っ掛かりますか(笑)金持ちに馬鹿が多いのは事実ですからね、金は取れる所から取る!商人の基本ですよ♪」
「ははは、まあ頑張ってくれ」
◇ ◇ ◇
商業ギルドでのレシピ登録を終えて宿に戻って来た。
はぁ疲れた、とりあえずこの街でやらなきゃいけない事は終わりかな
「ただいま~」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「カスミだけか、他のみんなは?」
「先ほどタコヤーさんがまた魚を持って来てくれたので、裏庭で確認してます」
「また持って来てくれたんかお礼しとかんとな。カスミは俺がおらん間は何してたん?」
「はい、ご主人様が居ない間は服屋さんに行きました。ご主人様から頂いたようなデザインの服が沢山ありました♪」
「へぇー、そんな店があるとはなぁ、ほれ!」
「ごっ、ごひゅじんひゃま?」
俺はカスミのほっぺをムニムニしている、若いだけあってモチモチでスベスベやな♪
「言うたやろ、俺はもうカスミとスミレに遠慮すんのは止めるって、だからカスミもあんまり遠慮せんようにしてくれたら嬉しいなぁって、こういうの嫌かな?」
「いっ嫌じゃないです!でもどうしていいのかよく分からなくて、、、」
「分からんくても大丈夫や、俺もよう分からんから」
「そうだぜカスミ、あたしも未だにダンナの事がよく分かんないから」
いつのまにかケイトと他のみんなが戻って来たみたいだ
「待て待て、ケイトの言ってる分からんと、カスミの言ってる分からんは違うと思うぞ」
「えぇー!」
「あっ!ご主人様おかえりー♪」
「ただいまスミレ」
「スミレェ~(泣)」
「どうしたのケイト姉ちゃん」
「スミレもダンナの事よく分かんないだろ?」
「ん~?ご主人様は好きー♪」
「主様、お帰りなさいませ、まったくケイト殿は何をしているのですか?」
「ケイトどうしたの?あっ、おにいちゃんおかえり~」
「2人ともただいま」
「そうだ!お嬢はダンナと1番付き合い長いから、ダンナってよく分かんない所多いよな?」
「うーん、おにいちゃんは何処か頼りなくて、美味しい物とお酒が好きで、面倒見が良くて色んな事を知ってる不思議な人かな?」
おーいメリルさん、それは褒めてるのか分かりずらいぞー
「そうか!ダンナは不思議な人だったのか」
「いやいやケイト、それで納得するんじゃないよ」
『きゅるるるる~』
ありゃ?誰かのお腹が鳴ってるよ
「あっ!ダンナの腹がなってるぅ~」
俺の腹は鳴っていないのだが、、、
どうやらケイトには気を使わせてしまったな、良い仲間がいて幸せだよ
「俺は疲れて腹ペコなんだよ、みんな飯作るの手伝ってくれよ~」
「うん♪」「はいっ!」「はーい♪」「かしこまりました」「おー!」
見事にバラバラだな(笑)
でも、気の合う仲間と旨い飯が食えるなら、世は事もなしってな♪
つづく。
それと今回のレシピ登録料はお詫びとして無料とさせて頂きます。なので他にもあればどんどん登録して下さいね♪」
「いいけどせっかくだから魚醤で刺身を食べた感想が欲しいな」
俺は収納からアジとマグロの刺身を取り出してテーブルに置く
「うっ?!、、、刺身というのは生魚の身の事だったのですか」
「そうだけど、やっぱアルでも生魚は苦手か?」
「苦手と言いますか、果物以外の生食は危険なので普通は食べませんから」
「確かに正しい知識がないと生食は危険だな、でも新鮮な魚は旨いぞ♪」
「シンさんが言うなら美味しいのでしょうけど、やはり抵抗がありますね」
これは刺身は広まらないかなぁ、食中毒に対してはこの国の人の方が気を使ってるからいいとして
魚は寄生虫の問題があるんだよなぁ
『ピロロロロン、ピロロロロン』
あっ!毎度お馴染みの音が俺の頭に鳴り響いた
(こんばんは、この世界の魚に人に悪さをする寄生虫は居ませんので、存分に刺身を広めて下さい♪
せっかく私が安全な魚にしたというのに、
刺身が全然広まらないんだもの
ふーちゃんそない落ち込まんでも、これからぎょうさん食べれるやん♪
そういう事やから心配無用や、ウチは生の海老とか気になるから頼んだで~♪)
あぁ~、この世界の魚はそういう感じなんですね
元世界でも魚の寄生虫は冷凍とかしないと100%防ぐのは難しかったからとてもありがたい
創造神様ナイスです♪
「シンさん?」
「すまん、ちょいと考え事をしててさ、とにかく魚の生食はちゃんと下処理すれば危険は無いから食べてみてよ」
「もし刺身が美味しければ、この街のさらなる発展も期待出来ますからね、では赤い刺身から、あーんっと
なっ?!これはなんとも言えない旨味がありますね、特にこの魚醤のしょっぱさと身のもっちり感がたまりません♪
次は白っぽい身を、もぐもぐ、、ほぉー、これはまた味わいがまったく違うのですね、個人的には赤い身の方が好きですが、シンさんこれは売れますよ!」
「それは良かったけど、生食は抵抗があるんだろ?広まるかな」
「確かに最初は難しいでしょう。なので領主様に晩餐会等で出して頂いて他の貴族の方に食べて貰えば良いです。
あとは領主様に献上された料理という事にして、この街でしか食べられない高級料理という事で馬鹿な金持ちに売れば直ぐに広まりますよ♪」
「俺はアルのやり方に文句とかないけど、流石にギルマスが馬鹿な金持ちに売るとか言うのはどうなんだ?」
「ほぉほぉ、シンさんはそこに引っ掛かりますか(笑)金持ちに馬鹿が多いのは事実ですからね、金は取れる所から取る!商人の基本ですよ♪」
「ははは、まあ頑張ってくれ」
◇ ◇ ◇
商業ギルドでのレシピ登録を終えて宿に戻って来た。
はぁ疲れた、とりあえずこの街でやらなきゃいけない事は終わりかな
「ただいま~」
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「カスミだけか、他のみんなは?」
「先ほどタコヤーさんがまた魚を持って来てくれたので、裏庭で確認してます」
「また持って来てくれたんかお礼しとかんとな。カスミは俺がおらん間は何してたん?」
「はい、ご主人様が居ない間は服屋さんに行きました。ご主人様から頂いたようなデザインの服が沢山ありました♪」
「へぇー、そんな店があるとはなぁ、ほれ!」
「ごっ、ごひゅじんひゃま?」
俺はカスミのほっぺをムニムニしている、若いだけあってモチモチでスベスベやな♪
「言うたやろ、俺はもうカスミとスミレに遠慮すんのは止めるって、だからカスミもあんまり遠慮せんようにしてくれたら嬉しいなぁって、こういうの嫌かな?」
「いっ嫌じゃないです!でもどうしていいのかよく分からなくて、、、」
「分からんくても大丈夫や、俺もよう分からんから」
「そうだぜカスミ、あたしも未だにダンナの事がよく分かんないから」
いつのまにかケイトと他のみんなが戻って来たみたいだ
「待て待て、ケイトの言ってる分からんと、カスミの言ってる分からんは違うと思うぞ」
「えぇー!」
「あっ!ご主人様おかえりー♪」
「ただいまスミレ」
「スミレェ~(泣)」
「どうしたのケイト姉ちゃん」
「スミレもダンナの事よく分かんないだろ?」
「ん~?ご主人様は好きー♪」
「主様、お帰りなさいませ、まったくケイト殿は何をしているのですか?」
「ケイトどうしたの?あっ、おにいちゃんおかえり~」
「2人ともただいま」
「そうだ!お嬢はダンナと1番付き合い長いから、ダンナってよく分かんない所多いよな?」
「うーん、おにいちゃんは何処か頼りなくて、美味しい物とお酒が好きで、面倒見が良くて色んな事を知ってる不思議な人かな?」
おーいメリルさん、それは褒めてるのか分かりずらいぞー
「そうか!ダンナは不思議な人だったのか」
「いやいやケイト、それで納得するんじゃないよ」
『きゅるるるる~』
ありゃ?誰かのお腹が鳴ってるよ
「あっ!ダンナの腹がなってるぅ~」
俺の腹は鳴っていないのだが、、、
どうやらケイトには気を使わせてしまったな、良い仲間がいて幸せだよ
「俺は疲れて腹ペコなんだよ、みんな飯作るの手伝ってくれよ~」
「うん♪」「はいっ!」「はーい♪」「かしこまりました」「おー!」
見事にバラバラだな(笑)
でも、気の合う仲間と旨い飯が食えるなら、世は事もなしってな♪
つづく。
269
お気に入りに追加
873
あなたにおすすめの小説

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
異世界でスローライフを満喫する為に
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる