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第6章 新たなる旅立ち
第93話 サダルスウド侯爵閣下
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「シンさん!このサバを挟んだパン、、、サバサンドの事なんですが」
「はいはい、売り上げの1割を俺の口座に振り込んでくれればエモンズ商会で自由に売って構いませんから」
「本当ですか?!ありがとうございます!このサバサンドを必ずやこの街の人気商品にして見せます!」
この流れは予想してたし金なんて要らないんだけど、断った時のやりとりが面倒だった、とは言えないよな(汗)
俺の取り分はアドバイス料って事で問題無いだろ
お互い儲かってウィンウィンの関係ってやつだな♪
そして俺はこれからこの街の領主、サダルスウド侯爵と会わないといけない
『庶民と会うなんて時間の無駄』とか言う、ある意味テンプレな貴族を期待したのだが
どういう意図があるのか領主邸に招待されてしまった。
レシピの件だと思うけど、、、
貴族の考えとか全然分からんから念の為に色々仕込んで行こう。
◇ ◇ ◇
サダルスウド侯爵に会う為の仕込みを終えて、やって来ました領主邸
久しぶりに海上自衛隊第3種夏制服も着て気合い充分だ!
アストレア様の反応から貴族に会う時はこれぐらいカッチリした服装が良いと思う
見た目が全てとは言わないが、大事な場面で寝癖をそのままにして来るような奴を、俺なら生涯信用する事は無い!
だから見た目を大事にして損は無いはず。
現在俺とケイトは応接室に通され、サダルスウド侯爵が来るのを待っている
一緒に居るのがニィナではなくケイトなのは勿論理由がある、ニィナはダークエルフで俺の奴隷なのだが
貴族からすると奴隷というのは家畜と同じと考える奴も多いんだとか
俺はアストレア様以外の貴族を知らないから、未だにこの国の貴族の事がよく分かっていない
そしてダークエルフは少し前に何処かの貴族と戦をしていた為に、貴族の中には知り合いをダークエルフに殺された人も居ると聞いたからだ。
サダルスウド侯爵は戦などに全く関わって無いらしいが、余計な波風は立てるべきでは無いだろう。
コンコン、ガチャ
「失礼します、旦那様が参られました。」
俺はケイトとソファから立ちあがり侯爵を待つ
「待たせてしまったかな、わざわざ呼び立ててすまんな」
部屋に入って来たのは50代くらいのガッチリした体格の男
顔を見た瞬間全身の毛穴が開くようなプレッシャーを受ける、さすが侯爵といったところだろうか
「いえ、サダルスウド侯爵閣下の拝顔を賜り恐悦至極にございます。」
俺達2人をみた侯爵は一瞬だったが表情が変わったように見えた。
俺とケイトの服装に驚いたのか、それとも他に驚くポイントがあったのかまでは分からないが
俺としては少しでも他の商人と違うと思わせられたのなら万々歳だ。
俺のせいでピスケス伯爵が低く見られるような事になると申し訳ないからな
これで俺の仕事の9割が終わったと言っても過言ではない、後は普通に話をするだけでいい。
「うむ、立ったままでは落ち着かんからな、座って話そう」
「では、失礼します」
「そなたが池田屋商会会長、名はシンだったな、ワシは腹芸は好かんさっそく本題に入ろうか
そなたを招いたのはレシピ登録の件だ。キャラバンシティでは幾つものレシピを登録したお陰で街も賑わっていると聞く
だが、そのように冨を産むレシピをそなたひとりで幾つも持っているのは些か疑問でもある、そこでワシ自ら見極めてやろうと思ったのだ」
なんだか侯爵さん凄く楽しそうだな、貴族といえど旨い物に飢えているという事なのだろうか?
「左様でございましたか、ちなみに閣下は魚はお好きでしょうか?」
「魚か、ここは海辺の街だからな、他の領地よりは食べる機会は多いだろう」
あれ?
旨いとか好きとかの言葉が無い、魚嫌いなのかな?
「そうなのですか、レシピと言っても色々ございます。海辺の街なのに山で採れる食材を使ったレシピを登録しても意味が無いでしょう。
なので海で採れる物を使ったレシピを登録しようと思うのですがいかがでしょうか」
「うむ、その方が街も潤うだろう。だが問題は旨いかどうか」
「味には多少の自信がごさいます。料理は既に作って参りましたのでよければ味見をなさいますか?」
「なんと?!用意がいいな、さすがはピスケス伯爵家の御用商会といったところか。
本当はこちらで用意した食材で料理をして貰おうと思ったのだがな」
「簡単な物でよければ作りますよ、魚もあれば調理いたしますが」
「ふふっ、そうこなくてはな♪」
パンパン
侯爵さんが手を鳴らすと、メイドさんが肉やら野菜やらをたんまり乗せた台車を押して部屋に入って来た。
実際に作る所を見たいって気持ちは分かるけど、水を入れた桶に色んな種類の生きた魚も用意してるとか
これは本気やな!
ふっふっふっ
良いだろう
この勝負受けて立つ!!
つづく。
「はいはい、売り上げの1割を俺の口座に振り込んでくれればエモンズ商会で自由に売って構いませんから」
「本当ですか?!ありがとうございます!このサバサンドを必ずやこの街の人気商品にして見せます!」
この流れは予想してたし金なんて要らないんだけど、断った時のやりとりが面倒だった、とは言えないよな(汗)
俺の取り分はアドバイス料って事で問題無いだろ
お互い儲かってウィンウィンの関係ってやつだな♪
そして俺はこれからこの街の領主、サダルスウド侯爵と会わないといけない
『庶民と会うなんて時間の無駄』とか言う、ある意味テンプレな貴族を期待したのだが
どういう意図があるのか領主邸に招待されてしまった。
レシピの件だと思うけど、、、
貴族の考えとか全然分からんから念の為に色々仕込んで行こう。
◇ ◇ ◇
サダルスウド侯爵に会う為の仕込みを終えて、やって来ました領主邸
久しぶりに海上自衛隊第3種夏制服も着て気合い充分だ!
アストレア様の反応から貴族に会う時はこれぐらいカッチリした服装が良いと思う
見た目が全てとは言わないが、大事な場面で寝癖をそのままにして来るような奴を、俺なら生涯信用する事は無い!
だから見た目を大事にして損は無いはず。
現在俺とケイトは応接室に通され、サダルスウド侯爵が来るのを待っている
一緒に居るのがニィナではなくケイトなのは勿論理由がある、ニィナはダークエルフで俺の奴隷なのだが
貴族からすると奴隷というのは家畜と同じと考える奴も多いんだとか
俺はアストレア様以外の貴族を知らないから、未だにこの国の貴族の事がよく分かっていない
そしてダークエルフは少し前に何処かの貴族と戦をしていた為に、貴族の中には知り合いをダークエルフに殺された人も居ると聞いたからだ。
サダルスウド侯爵は戦などに全く関わって無いらしいが、余計な波風は立てるべきでは無いだろう。
コンコン、ガチャ
「失礼します、旦那様が参られました。」
俺はケイトとソファから立ちあがり侯爵を待つ
「待たせてしまったかな、わざわざ呼び立ててすまんな」
部屋に入って来たのは50代くらいのガッチリした体格の男
顔を見た瞬間全身の毛穴が開くようなプレッシャーを受ける、さすが侯爵といったところだろうか
「いえ、サダルスウド侯爵閣下の拝顔を賜り恐悦至極にございます。」
俺達2人をみた侯爵は一瞬だったが表情が変わったように見えた。
俺とケイトの服装に驚いたのか、それとも他に驚くポイントがあったのかまでは分からないが
俺としては少しでも他の商人と違うと思わせられたのなら万々歳だ。
俺のせいでピスケス伯爵が低く見られるような事になると申し訳ないからな
これで俺の仕事の9割が終わったと言っても過言ではない、後は普通に話をするだけでいい。
「うむ、立ったままでは落ち着かんからな、座って話そう」
「では、失礼します」
「そなたが池田屋商会会長、名はシンだったな、ワシは腹芸は好かんさっそく本題に入ろうか
そなたを招いたのはレシピ登録の件だ。キャラバンシティでは幾つものレシピを登録したお陰で街も賑わっていると聞く
だが、そのように冨を産むレシピをそなたひとりで幾つも持っているのは些か疑問でもある、そこでワシ自ら見極めてやろうと思ったのだ」
なんだか侯爵さん凄く楽しそうだな、貴族といえど旨い物に飢えているという事なのだろうか?
「左様でございましたか、ちなみに閣下は魚はお好きでしょうか?」
「魚か、ここは海辺の街だからな、他の領地よりは食べる機会は多いだろう」
あれ?
旨いとか好きとかの言葉が無い、魚嫌いなのかな?
「そうなのですか、レシピと言っても色々ございます。海辺の街なのに山で採れる食材を使ったレシピを登録しても意味が無いでしょう。
なので海で採れる物を使ったレシピを登録しようと思うのですがいかがでしょうか」
「うむ、その方が街も潤うだろう。だが問題は旨いかどうか」
「味には多少の自信がごさいます。料理は既に作って参りましたのでよければ味見をなさいますか?」
「なんと?!用意がいいな、さすがはピスケス伯爵家の御用商会といったところか。
本当はこちらで用意した食材で料理をして貰おうと思ったのだがな」
「簡単な物でよければ作りますよ、魚もあれば調理いたしますが」
「ふふっ、そうこなくてはな♪」
パンパン
侯爵さんが手を鳴らすと、メイドさんが肉やら野菜やらをたんまり乗せた台車を押して部屋に入って来た。
実際に作る所を見たいって気持ちは分かるけど、水を入れた桶に色んな種類の生きた魚も用意してるとか
これは本気やな!
ふっふっふっ
良いだろう
この勝負受けて立つ!!
つづく。
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