90 / 335
第6章 新たなる旅立ち
第77話 水を売る、そして慈悲は無い!
しおりを挟む
「ケイト落ち込むなよ、ほら果物の香りがする珍しいエール飲ませてやるから」
「・・・うん」
「おにいちゃん、お風呂気持ちよかったよ~♪」
「お風呂喜んで貰えて良かったよ」
「ケイトどうしたの?」
「メリル、これは勘違いから産まれた悲しい出来事なんだよ」
「ん~、どういう事?」
「ケイトはメリルの護衛兼雑用係だろ?メリルの護衛なのに俺がケイトをどうこうする権利は無いんだよな」
「あぁっ!」
どうやらケイトも理解したみたいだな、そもそもケイトを追い出すとかするはず無いだろうに、そっちに気付いて欲しいぞ
「お嬢ぉ~、あたしずっと一緒に居ていいかな?」
「はいはい、ケイトもみんなとずっと一緒だから心配ないよ~」
「グスン、う゛ん゛(泣)」
とりあえずケイトも落ち着いたか。しかしメリルの対応が慣れてる?
あの2人はずっと同じ部屋だから今までも同じような事があったんだろうな、いずれケイトの闇をどうにかしてやる必要がありそうだ。
「なっなぁ、取り込んでるところ申し訳ないんだが話があるので聞いて貰えないだろうか?」
声をかけられたので振り返ると隣でキャンプしている商隊の商人が話しかけてきた。
「なんか用」「何か御用でしょうか?」
おおっ?!
さっきまで風呂に入っていたニィナがいつのまにやら俺と商人の間に入ってきた。
これ凄く護衛っぽいな!
だがニィナよ、普段からそういう護衛っぽい動きをしてもいいんだぞ
「もしかしてそっちに水魔法を使える奴がいるのかと思って、もし余裕があるなら水を売って貰えないだろうか?」
「それほど余裕がある訳ではありませんが、金額次第では売っても構いません」
「本当か?!じゃあ1樽大銀貨3枚でどうだろう?」
「主様、いかがでしょうか?」
振り返ったニィナがウィンクしているって事は相場より高値なのだろう。
「まあその値段なら売っても構わんよ」
「ありがとう!じゃあ樽持って来るから待っててくれ」
なんかあっという間に水が売れてしまった。旅をするのに水は貴重だけどまさか大銀貨3枚も出すとわ思わんかった。
1樽200リットルくらいか?今の俺の魔法なら5mp程で出せるからボロ儲けだ♪
逆に言えば、こんなに気軽に水を出せる魔法使いは貴重だって事なんだろうな
「待たせた!この樽に入れて貰えるか?」
「俺達から水を買えなかったらどうしてたんだ?」
「そりゃあ街道を外れて川に行くか、村の井戸を使わせて貰うかだな、どっちも時間がかかるし、村に行けば利用料が要るから水を売ってくれて助かったよ」
「やっぱ水魔法使えるやつは少ないのか?」
「ん?あんたこの国の人じゃ無いのか?」
「ああ、最近この国に来たんだ」
「なら知らないのも当然か、魔法使えるやつが少ないのは知ってるだろ?だけど水魔法使いだけは王都の教会が連れて行くんだよ
理由までは知らんが、戦場に送られないし報酬も良いって話しだからな、水魔法使えるやつは喜んで教会に行くからあんたみたいに旅してるのは珍しいんだ」
「へぇー」
ドボドボドボ
「しかしあんた凄まじいな!水の勢いも凄いが、話しながら平気で魔法使うなんて」
「そこはほら(汗)女神様に感謝だな」
「あははは、あんたとの出会いにも感謝を♪水、ありがとうな助かったよ」
200リットルの水が入った樽をどうやって持って行くのかと思ったら、樽を斜めにして器用に転がしながら運んで行った、さすがやな
「おいっ!俺達にも水よこせや」
次に声をかけて来たのは2人組の男
さっきの商人とは別の商隊の奴らだけど、それにしても久しぶりにこんなに分かりやすいチンピラ風の奴を見たよ(笑)
「1樽、大銀貨3枚で売りますが」
「はぁっ?!ふざけんじゃねぇぞぼったくりじゃねぇか!ぶっ殺されてぇのか?」
「嫌なら買わなくて結構ですよ」
「舐めた口聞きやがって!」
「おい、ちょっと待て!よく見りゃ女ばっかじゃねぇか、それにそこの黒いエルフなかなかの上玉だ♪」
「俺はあっちのデカイ女が好みだな、隣にいるガキ供も高値で売れそうだし、こんなヒョロイ男にゃ勿体ねぇ俺達が可愛がってやるか、ギャハハハハハ」
おお!
また分かりやすく絡んで来たなぁ
しかしニィナとケイトに目を付けた事は褒めてやる、二人とも可愛いのは事実だからな♪
だがしかし
お前達のせいで、メリル、カスミ、スミレがゴミを見るような目をしてしまったじゃないか!
実際お前達はゴミだからどうでもいいが、3人とも怖がったりショックを受けたりはしてないみたいだから良かった。
だがウチの可愛い子達にあんな顔をさせた貴様らに慈悲は無い!!
しかもあのゴミ供ナイフまで出しやがった!もう謝って済む問題じゃ、、、
パキンッ!ドゴォッ!バゴォッ!
「ぐぇっ!」
「べぎゃっ!」
あっ?!
俺より先にニィナがキレて警棒でナイフを叩き折って思いっきりチンピラ風の2人を殴っている。
うーむ、あの2人には全く同情などしないが、ニィナを怒らすのは絶対にやめよう。
だが貴様らには既に慈悲などありはしない!
「ニィナそいつの顔を押さえてくれ」
「はっ!」
俺は綿棒を4本取り出し2本にワサビをたっぷり塗ると、未だに痛みでもがいている男の鼻に綿棒を突っ込む
ズボッ、グリグリ!
きっちり鼻の中にワサビを塗り込んでやるぜ!
「ぐぼぉっ、、、ヒィ、、ヒィ、息、、、息が、、、げぼぉっ、、、」
「ニィナ次はそっちの奴だ」
「はっ♪」
残った2本の綿棒にはカラシを塗り、もう1人の男の鼻に
ズボッ、グリグリ!
「ごばぁっ!、、、ヒィ、、、息、、、息が、、、べぼぉっ!」
2人とも鼻水と涙でとんでもない事になってるが、とりあえず放置しとこう
ドゴッ!ボコッ!
あっ?!
あちゃ~(汗)
ケイトが2人組の股間を思いっきり蹴飛ばしている、しかも何度も
「ケッ、ケイトさん?」
「ダンナ、こういう奴らは仕返しする気力が無くなるまで徹底的にやらないと、こっちが危険なんだ」
「ソウナンダネ、もっとやって良いと思うよ」
「ん?どうしたのダンナ?」
「ナンデモナイサ、ハハハハ」
「まあいいや、あと2~3発蹴っとくな」
この世界はこれが普通の対応なんだろうか?
いきなり子供達を売るとか言ってたし、マジでこの世界の命の値段安くないか?
メリル達3人を見ると、のたうち回る2人組を見てとても嬉しそうだ。
トラウマとか無さそうで良かったが、平気で他人を傷付ける大人にだけはならないようにしないとな
「みんな、あのようなばっちぃ物を見ては行けません、テントに戻ってデザートでも食べよう」
「やったー♪」
「ダンナァあたしも食べるから待ってよ~」
「はいはい、ちゃんと待っててやるからな、ニィナもそんなばっちぃ物はほっといてデザート食べよう」
「はい♪」
その前に2人組に警告しておこう。
「おいお前ら、1度しか言わないからよく聞け、2度と俺達の前に現れないと誓うなら水でその、、、薬を洗い流してやる
もしそれを破れば次はお前達の股間の大事な所にたっぷりその薬を塗り込むからな!分かったか?」
2人組は泣きながらブンブン顔を縦に振る
水でワサビとカラシを洗い流した2人組は這いつくばりながら逃げて行った。
ゴミは片付いた。
これにて一件落着!
つづく。
「・・・うん」
「おにいちゃん、お風呂気持ちよかったよ~♪」
「お風呂喜んで貰えて良かったよ」
「ケイトどうしたの?」
「メリル、これは勘違いから産まれた悲しい出来事なんだよ」
「ん~、どういう事?」
「ケイトはメリルの護衛兼雑用係だろ?メリルの護衛なのに俺がケイトをどうこうする権利は無いんだよな」
「あぁっ!」
どうやらケイトも理解したみたいだな、そもそもケイトを追い出すとかするはず無いだろうに、そっちに気付いて欲しいぞ
「お嬢ぉ~、あたしずっと一緒に居ていいかな?」
「はいはい、ケイトもみんなとずっと一緒だから心配ないよ~」
「グスン、う゛ん゛(泣)」
とりあえずケイトも落ち着いたか。しかしメリルの対応が慣れてる?
あの2人はずっと同じ部屋だから今までも同じような事があったんだろうな、いずれケイトの闇をどうにかしてやる必要がありそうだ。
「なっなぁ、取り込んでるところ申し訳ないんだが話があるので聞いて貰えないだろうか?」
声をかけられたので振り返ると隣でキャンプしている商隊の商人が話しかけてきた。
「なんか用」「何か御用でしょうか?」
おおっ?!
さっきまで風呂に入っていたニィナがいつのまにやら俺と商人の間に入ってきた。
これ凄く護衛っぽいな!
だがニィナよ、普段からそういう護衛っぽい動きをしてもいいんだぞ
「もしかしてそっちに水魔法を使える奴がいるのかと思って、もし余裕があるなら水を売って貰えないだろうか?」
「それほど余裕がある訳ではありませんが、金額次第では売っても構いません」
「本当か?!じゃあ1樽大銀貨3枚でどうだろう?」
「主様、いかがでしょうか?」
振り返ったニィナがウィンクしているって事は相場より高値なのだろう。
「まあその値段なら売っても構わんよ」
「ありがとう!じゃあ樽持って来るから待っててくれ」
なんかあっという間に水が売れてしまった。旅をするのに水は貴重だけどまさか大銀貨3枚も出すとわ思わんかった。
1樽200リットルくらいか?今の俺の魔法なら5mp程で出せるからボロ儲けだ♪
逆に言えば、こんなに気軽に水を出せる魔法使いは貴重だって事なんだろうな
「待たせた!この樽に入れて貰えるか?」
「俺達から水を買えなかったらどうしてたんだ?」
「そりゃあ街道を外れて川に行くか、村の井戸を使わせて貰うかだな、どっちも時間がかかるし、村に行けば利用料が要るから水を売ってくれて助かったよ」
「やっぱ水魔法使えるやつは少ないのか?」
「ん?あんたこの国の人じゃ無いのか?」
「ああ、最近この国に来たんだ」
「なら知らないのも当然か、魔法使えるやつが少ないのは知ってるだろ?だけど水魔法使いだけは王都の教会が連れて行くんだよ
理由までは知らんが、戦場に送られないし報酬も良いって話しだからな、水魔法使えるやつは喜んで教会に行くからあんたみたいに旅してるのは珍しいんだ」
「へぇー」
ドボドボドボ
「しかしあんた凄まじいな!水の勢いも凄いが、話しながら平気で魔法使うなんて」
「そこはほら(汗)女神様に感謝だな」
「あははは、あんたとの出会いにも感謝を♪水、ありがとうな助かったよ」
200リットルの水が入った樽をどうやって持って行くのかと思ったら、樽を斜めにして器用に転がしながら運んで行った、さすがやな
「おいっ!俺達にも水よこせや」
次に声をかけて来たのは2人組の男
さっきの商人とは別の商隊の奴らだけど、それにしても久しぶりにこんなに分かりやすいチンピラ風の奴を見たよ(笑)
「1樽、大銀貨3枚で売りますが」
「はぁっ?!ふざけんじゃねぇぞぼったくりじゃねぇか!ぶっ殺されてぇのか?」
「嫌なら買わなくて結構ですよ」
「舐めた口聞きやがって!」
「おい、ちょっと待て!よく見りゃ女ばっかじゃねぇか、それにそこの黒いエルフなかなかの上玉だ♪」
「俺はあっちのデカイ女が好みだな、隣にいるガキ供も高値で売れそうだし、こんなヒョロイ男にゃ勿体ねぇ俺達が可愛がってやるか、ギャハハハハハ」
おお!
また分かりやすく絡んで来たなぁ
しかしニィナとケイトに目を付けた事は褒めてやる、二人とも可愛いのは事実だからな♪
だがしかし
お前達のせいで、メリル、カスミ、スミレがゴミを見るような目をしてしまったじゃないか!
実際お前達はゴミだからどうでもいいが、3人とも怖がったりショックを受けたりはしてないみたいだから良かった。
だがウチの可愛い子達にあんな顔をさせた貴様らに慈悲は無い!!
しかもあのゴミ供ナイフまで出しやがった!もう謝って済む問題じゃ、、、
パキンッ!ドゴォッ!バゴォッ!
「ぐぇっ!」
「べぎゃっ!」
あっ?!
俺より先にニィナがキレて警棒でナイフを叩き折って思いっきりチンピラ風の2人を殴っている。
うーむ、あの2人には全く同情などしないが、ニィナを怒らすのは絶対にやめよう。
だが貴様らには既に慈悲などありはしない!
「ニィナそいつの顔を押さえてくれ」
「はっ!」
俺は綿棒を4本取り出し2本にワサビをたっぷり塗ると、未だに痛みでもがいている男の鼻に綿棒を突っ込む
ズボッ、グリグリ!
きっちり鼻の中にワサビを塗り込んでやるぜ!
「ぐぼぉっ、、、ヒィ、、ヒィ、息、、、息が、、、げぼぉっ、、、」
「ニィナ次はそっちの奴だ」
「はっ♪」
残った2本の綿棒にはカラシを塗り、もう1人の男の鼻に
ズボッ、グリグリ!
「ごばぁっ!、、、ヒィ、、、息、、、息が、、、べぼぉっ!」
2人とも鼻水と涙でとんでもない事になってるが、とりあえず放置しとこう
ドゴッ!ボコッ!
あっ?!
あちゃ~(汗)
ケイトが2人組の股間を思いっきり蹴飛ばしている、しかも何度も
「ケッ、ケイトさん?」
「ダンナ、こういう奴らは仕返しする気力が無くなるまで徹底的にやらないと、こっちが危険なんだ」
「ソウナンダネ、もっとやって良いと思うよ」
「ん?どうしたのダンナ?」
「ナンデモナイサ、ハハハハ」
「まあいいや、あと2~3発蹴っとくな」
この世界はこれが普通の対応なんだろうか?
いきなり子供達を売るとか言ってたし、マジでこの世界の命の値段安くないか?
メリル達3人を見ると、のたうち回る2人組を見てとても嬉しそうだ。
トラウマとか無さそうで良かったが、平気で他人を傷付ける大人にだけはならないようにしないとな
「みんな、あのようなばっちぃ物を見ては行けません、テントに戻ってデザートでも食べよう」
「やったー♪」
「ダンナァあたしも食べるから待ってよ~」
「はいはい、ちゃんと待っててやるからな、ニィナもそんなばっちぃ物はほっといてデザート食べよう」
「はい♪」
その前に2人組に警告しておこう。
「おいお前ら、1度しか言わないからよく聞け、2度と俺達の前に現れないと誓うなら水でその、、、薬を洗い流してやる
もしそれを破れば次はお前達の股間の大事な所にたっぷりその薬を塗り込むからな!分かったか?」
2人組は泣きながらブンブン顔を縦に振る
水でワサビとカラシを洗い流した2人組は這いつくばりながら逃げて行った。
ゴミは片付いた。
これにて一件落着!
つづく。
344
お気に入りに追加
876
あなたにおすすめの小説

家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
異世界でスローライフを満喫する為に
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用

玲子さんは自重しない~これもある種の異世界転生~
やみのよからす
ファンタジー
病院で病死したはずの月島玲子二十五歳大学研究職。目を覚ますと、そこに広がるは広大な森林原野、後ろに控えるは赤いドラゴン(ニヤニヤ)、そんな自分は十歳の体に(材料が足りませんでした?!)。
時は、自分が死んでからなんと三千万年。舞台は太陽系から離れて二百二十五光年の一惑星。新しく作られた超科学なミラクルボディーに生前の記憶を再生され、地球で言うところの中世後半くらいの王国で生きていくことになりました。
べつに、言ってはいけないこと、やってはいけないことは決まっていません。ドラゴンからは、好きに生きて良いよとお墨付き。実現するのは、はたは理想の社会かデストピアか?。
月島玲子、自重はしません!。…とは思いつつ、小市民な私では、そんな世界でも暮らしていく内に周囲にいろいろ絆されていくわけで。スーパー玲子の明日はどっちだ?
カクヨムにて一週間ほど先行投稿しています。
書き溜めは100話越えてます…

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

スライムばかり食べてた俺は、今日から少し優雅な冒険者生活を始めます。
いけお
ファンタジー
人違いで異世界に飛ばされてしまった佐藤 始(さとう はじめ)は、女神システィナからとりあえず悪い物を食べて死ななければ大丈夫だろうと【丈夫な胃袋】と【共通言語】を与えられ放り出されてしまう。
出身地不明で一銭も持たずに現れた彼を怪しんだ村の住人達は簡単な仕事の紹介すら断る有様で餓死が目の前に迫った時、始は空腹のあまり右手で掴んだ物を思わず口に入れてしまった。
「何だこれ?結構美味いぞ」
知らずに食べていた物は何とスライム、弱って死ぬ寸前だった始を捕食しようと集まっていたのだった。食べられると分かった瞬間スライム達がごちそうに早代わり、始のスライムを食べる生活が始まった。
それから数年後、農作物を荒らすスライムを食べて退治してくれる始をいつの間にか村人達は受け入れていた。しかし、この頃になると始は普通のスライムだけの食生活に飽きてしまい誰も口にしない様な物まで陰でこっそり食べていた・・・。数え切れない程のスライムを胃袋に収めてきたそんなある日の事、彼は食べたスライム達からとんでもない能力を幾つも手に入れていた事に気が付いた。
始はこの力を活かす為に町に移住すると、悪徳領主や商人達が不当に得た金品を奪う冒険者生活を始めるのだった・・・。
仕事中の空いている時間に物語を考えているので、更新は不定期です。また、感想や質問にも出来る限り答えるつもりでいますが回答出来ない場合も有ります。多少の強引な設定や進行も有るかもしれませんが、そこは笑って許してください。
この作品は 小説家になろう ツギクル でも投稿しております。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる