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第6章 新たなる旅立ち
第77話 水を売る、そして慈悲は無い!
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「ケイト落ち込むなよ、ほら果物の香りがする珍しいエール飲ませてやるから」
「・・・うん」
「おにいちゃん、お風呂気持ちよかったよ~♪」
「お風呂喜んで貰えて良かったよ」
「ケイトどうしたの?」
「メリル、これは勘違いから産まれた悲しい出来事なんだよ」
「ん~、どういう事?」
「ケイトはメリルの護衛兼雑用係だろ?メリルの護衛なのに俺がケイトをどうこうする権利は無いんだよな」
「あぁっ!」
どうやらケイトも理解したみたいだな、そもそもケイトを追い出すとかするはず無いだろうに、そっちに気付いて欲しいぞ
「お嬢ぉ~、あたしずっと一緒に居ていいかな?」
「はいはい、ケイトもみんなとずっと一緒だから心配ないよ~」
「グスン、う゛ん゛(泣)」
とりあえずケイトも落ち着いたか。しかしメリルの対応が慣れてる?
あの2人はずっと同じ部屋だから今までも同じような事があったんだろうな、いずれケイトの闇をどうにかしてやる必要がありそうだ。
「なっなぁ、取り込んでるところ申し訳ないんだが話があるので聞いて貰えないだろうか?」
声をかけられたので振り返ると隣でキャンプしている商隊の商人が話しかけてきた。
「なんか用」「何か御用でしょうか?」
おおっ?!
さっきまで風呂に入っていたニィナがいつのまにやら俺と商人の間に入ってきた。
これ凄く護衛っぽいな!
だがニィナよ、普段からそういう護衛っぽい動きをしてもいいんだぞ
「もしかしてそっちに水魔法を使える奴がいるのかと思って、もし余裕があるなら水を売って貰えないだろうか?」
「それほど余裕がある訳ではありませんが、金額次第では売っても構いません」
「本当か?!じゃあ1樽大銀貨3枚でどうだろう?」
「主様、いかがでしょうか?」
振り返ったニィナがウィンクしているって事は相場より高値なのだろう。
「まあその値段なら売っても構わんよ」
「ありがとう!じゃあ樽持って来るから待っててくれ」
なんかあっという間に水が売れてしまった。旅をするのに水は貴重だけどまさか大銀貨3枚も出すとわ思わんかった。
1樽200リットルくらいか?今の俺の魔法なら5mp程で出せるからボロ儲けだ♪
逆に言えば、こんなに気軽に水を出せる魔法使いは貴重だって事なんだろうな
「待たせた!この樽に入れて貰えるか?」
「俺達から水を買えなかったらどうしてたんだ?」
「そりゃあ街道を外れて川に行くか、村の井戸を使わせて貰うかだな、どっちも時間がかかるし、村に行けば利用料が要るから水を売ってくれて助かったよ」
「やっぱ水魔法使えるやつは少ないのか?」
「ん?あんたこの国の人じゃ無いのか?」
「ああ、最近この国に来たんだ」
「なら知らないのも当然か、魔法使えるやつが少ないのは知ってるだろ?だけど水魔法使いだけは王都の教会が連れて行くんだよ
理由までは知らんが、戦場に送られないし報酬も良いって話しだからな、水魔法使えるやつは喜んで教会に行くからあんたみたいに旅してるのは珍しいんだ」
「へぇー」
ドボドボドボ
「しかしあんた凄まじいな!水の勢いも凄いが、話しながら平気で魔法使うなんて」
「そこはほら(汗)女神様に感謝だな」
「あははは、あんたとの出会いにも感謝を♪水、ありがとうな助かったよ」
200リットルの水が入った樽をどうやって持って行くのかと思ったら、樽を斜めにして器用に転がしながら運んで行った、さすがやな
「おいっ!俺達にも水よこせや」
次に声をかけて来たのは2人組の男
さっきの商人とは別の商隊の奴らだけど、それにしても久しぶりにこんなに分かりやすいチンピラ風の奴を見たよ(笑)
「1樽、大銀貨3枚で売りますが」
「はぁっ?!ふざけんじゃねぇぞぼったくりじゃねぇか!ぶっ殺されてぇのか?」
「嫌なら買わなくて結構ですよ」
「舐めた口聞きやがって!」
「おい、ちょっと待て!よく見りゃ女ばっかじゃねぇか、それにそこの黒いエルフなかなかの上玉だ♪」
「俺はあっちのデカイ女が好みだな、隣にいるガキ供も高値で売れそうだし、こんなヒョロイ男にゃ勿体ねぇ俺達が可愛がってやるか、ギャハハハハハ」
おお!
また分かりやすく絡んで来たなぁ
しかしニィナとケイトに目を付けた事は褒めてやる、二人とも可愛いのは事実だからな♪
だがしかし
お前達のせいで、メリル、カスミ、スミレがゴミを見るような目をしてしまったじゃないか!
実際お前達はゴミだからどうでもいいが、3人とも怖がったりショックを受けたりはしてないみたいだから良かった。
だがウチの可愛い子達にあんな顔をさせた貴様らに慈悲は無い!!
しかもあのゴミ供ナイフまで出しやがった!もう謝って済む問題じゃ、、、
パキンッ!ドゴォッ!バゴォッ!
「ぐぇっ!」
「べぎゃっ!」
あっ?!
俺より先にニィナがキレて警棒でナイフを叩き折って思いっきりチンピラ風の2人を殴っている。
うーむ、あの2人には全く同情などしないが、ニィナを怒らすのは絶対にやめよう。
だが貴様らには既に慈悲などありはしない!
「ニィナそいつの顔を押さえてくれ」
「はっ!」
俺は綿棒を4本取り出し2本にワサビをたっぷり塗ると、未だに痛みでもがいている男の鼻に綿棒を突っ込む
ズボッ、グリグリ!
きっちり鼻の中にワサビを塗り込んでやるぜ!
「ぐぼぉっ、、、ヒィ、、ヒィ、息、、、息が、、、げぼぉっ、、、」
「ニィナ次はそっちの奴だ」
「はっ♪」
残った2本の綿棒にはカラシを塗り、もう1人の男の鼻に
ズボッ、グリグリ!
「ごばぁっ!、、、ヒィ、、、息、、、息が、、、べぼぉっ!」
2人とも鼻水と涙でとんでもない事になってるが、とりあえず放置しとこう
ドゴッ!ボコッ!
あっ?!
あちゃ~(汗)
ケイトが2人組の股間を思いっきり蹴飛ばしている、しかも何度も
「ケッ、ケイトさん?」
「ダンナ、こういう奴らは仕返しする気力が無くなるまで徹底的にやらないと、こっちが危険なんだ」
「ソウナンダネ、もっとやって良いと思うよ」
「ん?どうしたのダンナ?」
「ナンデモナイサ、ハハハハ」
「まあいいや、あと2~3発蹴っとくな」
この世界はこれが普通の対応なんだろうか?
いきなり子供達を売るとか言ってたし、マジでこの世界の命の値段安くないか?
メリル達3人を見ると、のたうち回る2人組を見てとても嬉しそうだ。
トラウマとか無さそうで良かったが、平気で他人を傷付ける大人にだけはならないようにしないとな
「みんな、あのようなばっちぃ物を見ては行けません、テントに戻ってデザートでも食べよう」
「やったー♪」
「ダンナァあたしも食べるから待ってよ~」
「はいはい、ちゃんと待っててやるからな、ニィナもそんなばっちぃ物はほっといてデザート食べよう」
「はい♪」
その前に2人組に警告しておこう。
「おいお前ら、1度しか言わないからよく聞け、2度と俺達の前に現れないと誓うなら水でその、、、薬を洗い流してやる
もしそれを破れば次はお前達の股間の大事な所にたっぷりその薬を塗り込むからな!分かったか?」
2人組は泣きながらブンブン顔を縦に振る
水でワサビとカラシを洗い流した2人組は這いつくばりながら逃げて行った。
ゴミは片付いた。
これにて一件落着!
つづく。
「・・・うん」
「おにいちゃん、お風呂気持ちよかったよ~♪」
「お風呂喜んで貰えて良かったよ」
「ケイトどうしたの?」
「メリル、これは勘違いから産まれた悲しい出来事なんだよ」
「ん~、どういう事?」
「ケイトはメリルの護衛兼雑用係だろ?メリルの護衛なのに俺がケイトをどうこうする権利は無いんだよな」
「あぁっ!」
どうやらケイトも理解したみたいだな、そもそもケイトを追い出すとかするはず無いだろうに、そっちに気付いて欲しいぞ
「お嬢ぉ~、あたしずっと一緒に居ていいかな?」
「はいはい、ケイトもみんなとずっと一緒だから心配ないよ~」
「グスン、う゛ん゛(泣)」
とりあえずケイトも落ち着いたか。しかしメリルの対応が慣れてる?
あの2人はずっと同じ部屋だから今までも同じような事があったんだろうな、いずれケイトの闇をどうにかしてやる必要がありそうだ。
「なっなぁ、取り込んでるところ申し訳ないんだが話があるので聞いて貰えないだろうか?」
声をかけられたので振り返ると隣でキャンプしている商隊の商人が話しかけてきた。
「なんか用」「何か御用でしょうか?」
おおっ?!
さっきまで風呂に入っていたニィナがいつのまにやら俺と商人の間に入ってきた。
これ凄く護衛っぽいな!
だがニィナよ、普段からそういう護衛っぽい動きをしてもいいんだぞ
「もしかしてそっちに水魔法を使える奴がいるのかと思って、もし余裕があるなら水を売って貰えないだろうか?」
「それほど余裕がある訳ではありませんが、金額次第では売っても構いません」
「本当か?!じゃあ1樽大銀貨3枚でどうだろう?」
「主様、いかがでしょうか?」
振り返ったニィナがウィンクしているって事は相場より高値なのだろう。
「まあその値段なら売っても構わんよ」
「ありがとう!じゃあ樽持って来るから待っててくれ」
なんかあっという間に水が売れてしまった。旅をするのに水は貴重だけどまさか大銀貨3枚も出すとわ思わんかった。
1樽200リットルくらいか?今の俺の魔法なら5mp程で出せるからボロ儲けだ♪
逆に言えば、こんなに気軽に水を出せる魔法使いは貴重だって事なんだろうな
「待たせた!この樽に入れて貰えるか?」
「俺達から水を買えなかったらどうしてたんだ?」
「そりゃあ街道を外れて川に行くか、村の井戸を使わせて貰うかだな、どっちも時間がかかるし、村に行けば利用料が要るから水を売ってくれて助かったよ」
「やっぱ水魔法使えるやつは少ないのか?」
「ん?あんたこの国の人じゃ無いのか?」
「ああ、最近この国に来たんだ」
「なら知らないのも当然か、魔法使えるやつが少ないのは知ってるだろ?だけど水魔法使いだけは王都の教会が連れて行くんだよ
理由までは知らんが、戦場に送られないし報酬も良いって話しだからな、水魔法使えるやつは喜んで教会に行くからあんたみたいに旅してるのは珍しいんだ」
「へぇー」
ドボドボドボ
「しかしあんた凄まじいな!水の勢いも凄いが、話しながら平気で魔法使うなんて」
「そこはほら(汗)女神様に感謝だな」
「あははは、あんたとの出会いにも感謝を♪水、ありがとうな助かったよ」
200リットルの水が入った樽をどうやって持って行くのかと思ったら、樽を斜めにして器用に転がしながら運んで行った、さすがやな
「おいっ!俺達にも水よこせや」
次に声をかけて来たのは2人組の男
さっきの商人とは別の商隊の奴らだけど、それにしても久しぶりにこんなに分かりやすいチンピラ風の奴を見たよ(笑)
「1樽、大銀貨3枚で売りますが」
「はぁっ?!ふざけんじゃねぇぞぼったくりじゃねぇか!ぶっ殺されてぇのか?」
「嫌なら買わなくて結構ですよ」
「舐めた口聞きやがって!」
「おい、ちょっと待て!よく見りゃ女ばっかじゃねぇか、それにそこの黒いエルフなかなかの上玉だ♪」
「俺はあっちのデカイ女が好みだな、隣にいるガキ供も高値で売れそうだし、こんなヒョロイ男にゃ勿体ねぇ俺達が可愛がってやるか、ギャハハハハハ」
おお!
また分かりやすく絡んで来たなぁ
しかしニィナとケイトに目を付けた事は褒めてやる、二人とも可愛いのは事実だからな♪
だがしかし
お前達のせいで、メリル、カスミ、スミレがゴミを見るような目をしてしまったじゃないか!
実際お前達はゴミだからどうでもいいが、3人とも怖がったりショックを受けたりはしてないみたいだから良かった。
だがウチの可愛い子達にあんな顔をさせた貴様らに慈悲は無い!!
しかもあのゴミ供ナイフまで出しやがった!もう謝って済む問題じゃ、、、
パキンッ!ドゴォッ!バゴォッ!
「ぐぇっ!」
「べぎゃっ!」
あっ?!
俺より先にニィナがキレて警棒でナイフを叩き折って思いっきりチンピラ風の2人を殴っている。
うーむ、あの2人には全く同情などしないが、ニィナを怒らすのは絶対にやめよう。
だが貴様らには既に慈悲などありはしない!
「ニィナそいつの顔を押さえてくれ」
「はっ!」
俺は綿棒を4本取り出し2本にワサビをたっぷり塗ると、未だに痛みでもがいている男の鼻に綿棒を突っ込む
ズボッ、グリグリ!
きっちり鼻の中にワサビを塗り込んでやるぜ!
「ぐぼぉっ、、、ヒィ、、ヒィ、息、、、息が、、、げぼぉっ、、、」
「ニィナ次はそっちの奴だ」
「はっ♪」
残った2本の綿棒にはカラシを塗り、もう1人の男の鼻に
ズボッ、グリグリ!
「ごばぁっ!、、、ヒィ、、、息、、、息が、、、べぼぉっ!」
2人とも鼻水と涙でとんでもない事になってるが、とりあえず放置しとこう
ドゴッ!ボコッ!
あっ?!
あちゃ~(汗)
ケイトが2人組の股間を思いっきり蹴飛ばしている、しかも何度も
「ケッ、ケイトさん?」
「ダンナ、こういう奴らは仕返しする気力が無くなるまで徹底的にやらないと、こっちが危険なんだ」
「ソウナンダネ、もっとやって良いと思うよ」
「ん?どうしたのダンナ?」
「ナンデモナイサ、ハハハハ」
「まあいいや、あと2~3発蹴っとくな」
この世界はこれが普通の対応なんだろうか?
いきなり子供達を売るとか言ってたし、マジでこの世界の命の値段安くないか?
メリル達3人を見ると、のたうち回る2人組を見てとても嬉しそうだ。
トラウマとか無さそうで良かったが、平気で他人を傷付ける大人にだけはならないようにしないとな
「みんな、あのようなばっちぃ物を見ては行けません、テントに戻ってデザートでも食べよう」
「やったー♪」
「ダンナァあたしも食べるから待ってよ~」
「はいはい、ちゃんと待っててやるからな、ニィナもそんなばっちぃ物はほっといてデザート食べよう」
「はい♪」
その前に2人組に警告しておこう。
「おいお前ら、1度しか言わないからよく聞け、2度と俺達の前に現れないと誓うなら水でその、、、薬を洗い流してやる
もしそれを破れば次はお前達の股間の大事な所にたっぷりその薬を塗り込むからな!分かったか?」
2人組は泣きながらブンブン顔を縦に振る
水でワサビとカラシを洗い流した2人組は這いつくばりながら逃げて行った。
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