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第5章 いつかの為に
閑話 運営者達
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side:神
「もう!ちーちゃんがいつも食っちゃ寝してきちんと見てないのが原因でしょう!
メンテナンスが大事だと私があれほど言ったのに!!」
「ふーちゃんそない怒らんでもええやんかぁ(泣)今回の事はさすがにウチも反省してるんやで」
私は神と呼ばれる存在
そして今は地球を担当している駄女神の元に来ている。
私が創造した世界と地球との次元の狭間に穴が開いて繋がった件を問い質す為だ。
ちなみに私達に名前は無い
でもそれだと不便なので目の前の駄女神は地球担当だから『ちーちゃん』
私はフリーダムを創ったから『ふーちゃん』と呼ぶ事になった。
「ちーちゃんのせいで地球から私の世界に行ったあの子の事も、かわいそうだと思わないの?」
「あの子についてはえらい申し訳ないなぁと思ってるんよ、せや!ええ事思いついたで♪」
「またろくでもない事じゃないでしょうね?」
「今回はほんまに反省してんねんで、ふーちゃんの世界って魔法あるやん
魔法の世界言うたら神獣が必要やん♪」
「神獣?」
「そうそう、神の使いって言われとる神獣、それをあの子の護衛に付けたらええやん。そんで色んな能力も付けてサポートさせたら、あの子が困る事もちょっとは少ななるんとちゃうかな?」
「ちーちゃんにしてはまともなアイデアね、それで神獣ってどういうのがいいの?」
「せやねぇ、定番やと、ドラゴン・フェニックス・フェンリル、変わり種で妖狐っちゅうとこやろなぁ」
「ドラゴンも妖狐もフェニックスも駄目ね、似たようなのが既に居るから」
「別に似てるのがおってもええと思うんやけど」
「それは駄目!キャラかぶりは目立たなくなるもの!」
「なんやよう分からんけど、ほんならフェンリルやね♪
大きさ変えれるようにしといたったら街とか行っても騒がれへんやろ。今回はウチのせいやからな、フェンリルにはウチがたんまり力注いどくから」
「あとはフェンリルに使命を与えておけばいいわね。第1はあの子の守護、第2はあの魂の所に連れて行く事、これでいいわね」
「はぁ~、久しぶりに力使ったら疲れてしもたわ、ふーちゃんおやつにしようや♪」
「もう、あなたはすぐそうやって
でもまあいいわ、私も怒って疲れちゃったから、お菓子何か残ってたかしら?」
「せや、ふーちゃんこないだ葉っぱ食べてたやん、あれ美味しい葉っぱなん?」
「葉っぱ?そういえば桜餅っていうのに巻いてあったわね」
「桜餅の葉っぱって食べれるん?!」
「葉っぱと一緒に食べてって言われてお供えされたけど、程よくしょっぱくて甘いあんこと合っていてとても美味しかったわ♪
そもそも桜餅って地球の物なんだから、ちーちゃんの方が詳しいでしょ?」
「せやけど、ウチにお供えされた桜餅は食べられへん葉っぱばっかりやったし、ウチも葉っぱの桜餅たぁーべーたーいー!」
「そんなに食べたいなら、お願いしてお供えしてもらいなさいよ」
「えぇ~、最近地球の人らウチの声あんまり聞こえへんみたいなんよ、前はもうちょっと聞こえる人おってんけどなぁ
せや、ふーちゃんとこの人に頼んでお供えして貰おうや。いつもお供えしてくれてる人おったやん、その人に頼もうや♪」
「それは駄目、あの魂は商人だから無料で何かするとか貰うとかは嫌がるのよね、お供えして貰うなら対価がいるわ」
「対価言うてもなぁ、じゃあ魔法はどやろか?剣に雷纏わせてズバァって斬るかっこええやつあげたら喜ぶんとちゃうかな?」
「うーん、どうかしら、あの魂はあまり戦いとかしないタイプっぽいわよ」
「あかんかぁ、ほんなら回復魔法やったらええんとちゃうかな。商人やったら回復魔法でお金稼いだりとかそれっぽいやん♪」
「それならいいのかしら?」
「ええやんええやん、仲間の怪我とか病気も治せるんやから喜ぶと思うで。桜餅の他にもなんかお供えして貰おうや」
「そうね回復魔法なら役にたつし、あって困る物でもないわね
じゃあチーズのお菓子か料理にしましょう。私の世界に来てからずっと探しているからきっと美味しい筈よ」
「チーズええやん♪ウチとこではお供えする物がなんとなく決まってるみたいで、似たようなお供えしかないんよ」
「それじゃあお願いしておくわね」
「ふふふ、楽しみやなぁ♪」
「もう!ちーちゃんがいつも食っちゃ寝してきちんと見てないのが原因でしょう!
メンテナンスが大事だと私があれほど言ったのに!!」
「ふーちゃんそない怒らんでもええやんかぁ(泣)今回の事はさすがにウチも反省してるんやで」
私は神と呼ばれる存在
そして今は地球を担当している駄女神の元に来ている。
私が創造した世界と地球との次元の狭間に穴が開いて繋がった件を問い質す為だ。
ちなみに私達に名前は無い
でもそれだと不便なので目の前の駄女神は地球担当だから『ちーちゃん』
私はフリーダムを創ったから『ふーちゃん』と呼ぶ事になった。
「ちーちゃんのせいで地球から私の世界に行ったあの子の事も、かわいそうだと思わないの?」
「あの子についてはえらい申し訳ないなぁと思ってるんよ、せや!ええ事思いついたで♪」
「またろくでもない事じゃないでしょうね?」
「今回はほんまに反省してんねんで、ふーちゃんの世界って魔法あるやん
魔法の世界言うたら神獣が必要やん♪」
「神獣?」
「そうそう、神の使いって言われとる神獣、それをあの子の護衛に付けたらええやん。そんで色んな能力も付けてサポートさせたら、あの子が困る事もちょっとは少ななるんとちゃうかな?」
「ちーちゃんにしてはまともなアイデアね、それで神獣ってどういうのがいいの?」
「せやねぇ、定番やと、ドラゴン・フェニックス・フェンリル、変わり種で妖狐っちゅうとこやろなぁ」
「ドラゴンも妖狐もフェニックスも駄目ね、似たようなのが既に居るから」
「別に似てるのがおってもええと思うんやけど」
「それは駄目!キャラかぶりは目立たなくなるもの!」
「なんやよう分からんけど、ほんならフェンリルやね♪
大きさ変えれるようにしといたったら街とか行っても騒がれへんやろ。今回はウチのせいやからな、フェンリルにはウチがたんまり力注いどくから」
「あとはフェンリルに使命を与えておけばいいわね。第1はあの子の守護、第2はあの魂の所に連れて行く事、これでいいわね」
「はぁ~、久しぶりに力使ったら疲れてしもたわ、ふーちゃんおやつにしようや♪」
「もう、あなたはすぐそうやって
でもまあいいわ、私も怒って疲れちゃったから、お菓子何か残ってたかしら?」
「せや、ふーちゃんこないだ葉っぱ食べてたやん、あれ美味しい葉っぱなん?」
「葉っぱ?そういえば桜餅っていうのに巻いてあったわね」
「桜餅の葉っぱって食べれるん?!」
「葉っぱと一緒に食べてって言われてお供えされたけど、程よくしょっぱくて甘いあんこと合っていてとても美味しかったわ♪
そもそも桜餅って地球の物なんだから、ちーちゃんの方が詳しいでしょ?」
「せやけど、ウチにお供えされた桜餅は食べられへん葉っぱばっかりやったし、ウチも葉っぱの桜餅たぁーべーたーいー!」
「そんなに食べたいなら、お願いしてお供えしてもらいなさいよ」
「えぇ~、最近地球の人らウチの声あんまり聞こえへんみたいなんよ、前はもうちょっと聞こえる人おってんけどなぁ
せや、ふーちゃんとこの人に頼んでお供えして貰おうや。いつもお供えしてくれてる人おったやん、その人に頼もうや♪」
「それは駄目、あの魂は商人だから無料で何かするとか貰うとかは嫌がるのよね、お供えして貰うなら対価がいるわ」
「対価言うてもなぁ、じゃあ魔法はどやろか?剣に雷纏わせてズバァって斬るかっこええやつあげたら喜ぶんとちゃうかな?」
「うーん、どうかしら、あの魂はあまり戦いとかしないタイプっぽいわよ」
「あかんかぁ、ほんなら回復魔法やったらええんとちゃうかな。商人やったら回復魔法でお金稼いだりとかそれっぽいやん♪」
「それならいいのかしら?」
「ええやんええやん、仲間の怪我とか病気も治せるんやから喜ぶと思うで。桜餅の他にもなんかお供えして貰おうや」
「そうね回復魔法なら役にたつし、あって困る物でもないわね
じゃあチーズのお菓子か料理にしましょう。私の世界に来てからずっと探しているからきっと美味しい筈よ」
「チーズええやん♪ウチとこではお供えする物がなんとなく決まってるみたいで、似たようなお供えしかないんよ」
「それじゃあお願いしておくわね」
「ふふふ、楽しみやなぁ♪」
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