53 / 305
第3章 羽ばたきの先にあるもの
第47話 後悔などあろう筈が無い!
しおりを挟む
朝、目が覚めて窓の外を見ると今日もいつもと変わらぬ朝日が見える。
最後のピースとなる美容品を送った貴族からの連絡は未だに無い。
だがしかし
いつまでも待っているわけにはいかない。
今ある手札でアメジスト商会のクソジジイに引導を渡してやる!
部屋を出るといつものように、ニィナ、カスミ、スミレが並んで待っていたので挨拶する
「みんなおはよう」
「「「おはようございます!」」」
1階の厨房に行き朝食のメニューを考える。
料理のレパートリーなんてそんなに無いから、毎日作ると同じのばっかりになるんだよなぁ
朝だから簡単に作れてさっぱり食べられる料理がいいから、、、冷やし中華なんてどうだろう?
「主様、外が騒がしゅうございます!」
「またか?!」
俺は急いで外を見に行く
すると近所の住民がゴミ?のような物や石やら木やらを持って走っている
中には丸太を引きずってる奴までいたが何だろう?
なんとなく嬉しそうにも見えるから、もしかしてこれはキャラバンシティの祭りか?と思い
様子を見に来たケイトとメリルを見るけど、2人とも首を横に振っているから違うらしい。
「よし、ついて行って確かめよう!」
で行こうとしたらスミレが椅子に座って気持ち良さそうに寝ているではないか!
そりゃあ夜が明けて間もないから仕方ないよな
よっこいせっと
スミレだけ置いてくわけにも行かないから、俺はスミレを抱っこしてみんなが走って行く方に行ってみる。
「あっ」
「「「「あっ」」」」
俺達は揃って間抜けな声を出してしまった。
それも仕方ない事だと思う。だってみんなが向かっていたのはアメジスト商会だったからだ
しかも、持ってきたゴミやら石やら木を、何事か叫びながらアメジスト商会の建物に向かって投げ込んでいるんだもの
丸太を引きずってた奴は何人かで協力して、丸太をぶつけて扉を壊そうとしているし
これはいったいどういう事なのよ?
驚いてぼーっとしていると、宿の女将さんがやって来た。
「あんたたちも来てたのかい」
「女将さん、これはどういう状況なんですか?」
「アメジスト商会の従業員が反乱を起こしたってとこだろうね、最近は白パンを賃金の代わりにしてたらしいから」
「ん?、、、白パンって高級品ですよね?」
「そりゃあ、あたしらじゃ買えない値段だけど、転売しようにも白パンを買うような平民は居ないし、パン1個じゃ腹は膨れないしねぇ
それに最近穀物の値上げでみんな不満が溜まってたんだろうね、アメジスト商会の下働きの従業員と、街の商店の家族や知り合いが結託したみたいだ。
まぁ中には関係無い奴も混ざってるけど(笑)」
「シン殿ぉ~!」
むむっ!
今度はエルフのウェンディさんとミリーさんもやって来た。
「ウェンディさんじゃないですか、ウェンディさんも見に来たんですか?」
「ええ勿論です。やはりこうなりましたか」
「何か知ってるんですか?」
「知っていると言いますか、実は我等の里もあの商会とは以前から取引をしていたのです。
ですがシン殿の事もあり独自に調べて里の者と話し合った結果、取引中止の決定が下されたのです。」
「そのような事になっていたとは、、、」
「あら?シンさんも来てたのね、おはよう」
声をかけられ振り返ると、工房の親方でドワーフのガゼルさんと、奥さんのオリビエさんが並んで歩いて来た
「おはようございます、お2人も見物ですか?」
「おぅ、見物っちゅーかウチの若いもんがはりきっちまってなぁ」
はりきる?とはどういう事かさっぱり分からず困惑していると
ドワーフの一団がやって来てアメジスト商会の壁を壊し始めた
「親方さん!あれは何してんですか?!」
「いや~、あいつら最近孤児院で売り出したポップコーンにハマっててなぁ
お前さんが差し入れる酒に合うもんで、仕事終わりの楽しみにしとるんだわ
それがだ
最近小麦なんかが値上げされて孤児院が困ってるって言うじゃねぇか、こらぁ許せねぇってんでこの騒ぎよ
まったくお前さんも水くせぇぞ、相談してくれりゃあ力になるっつうのに」
「そこまで甘えられませんよ」
「そんなもんかのう。人族っちゅーのは考え過ぎでいかん!ワシらのようにもっと酒を飲むべきだな」
「シン君が考え過ぎっていうのは当たってるわね(笑)」
「えぇー?!ミリーさんそりゃ色々考えるでしょうよ」
「相変わらずあなたは自分の価値が分かってないようね、今のこの状況は全部あなたが切っ掛けなのよ」
どういう事だ?
確かに俺はあのクソジジイを潰す為に色々してきた、だがどうしたら今のこの状況に繋がるんだ?
「さっぱり意味が分かりません」
「シン君のお陰で孤児院で売ってるパンやポップコーンが人気なのよ
それでお金に余裕が出来て、スラム街で炊き出しをするようになったの。その結果つまらない盗みをする子供が減ったのよ。
街の人もみんな喜んでるわ。それにシン君が仕事の無い冒険者にわざわざ依頼をしたり、仕事を増やそうとしてるのも知ってるのよ
それなのに穀物の値を上げたアメジスト商会にみんな怒ってたの、その結果がこれね
それに穀物の買い占め及び不当な値上げは禁止されていて立派な違法行為だから、法の番人であるライブラ公爵も動いてる。
全く何を考えてこんな事をしたのかしら?理解に苦しむわね」
「・・・」
俺が言葉に詰まっていると、アメジスト商会の扉が壊されて人々が中になだれ込んで行く
しばらくして、引きずられるように1人の老人が連れて来られた。
あれは会長のインポースか?!
以前会った時はもっと威圧的で自信に満ち溢れたクソジジイだったが、今は疲れ果ててくたびれた、ただのジジイに見える
ああなると惨めなもんだな
「おや?ジジイの哀れな姿を見て後悔してるのかい?」
「女将さん、、、俺は自分のした事に後悔はありません。でも結局あのジジイは何がしたかったのかなって」
「そうだねぇ、どうしてもあんたに頭を下げるのが嫌だったんじゃないかい?」
「そういうの俺には分かんないですけど、そんなもんなんですかね?」
「そんなもんだよ」
『きゅるるるる~ 』
ん?この音は俺が抱っこしているスミレの腹の音か?ずっと寝てて今起きたようだ。
「ん~、ご主人さま~」
「どうしたんスミレ?」
「おなかすいた~(悲)」
そりゃそうだ、飯も食わずに朝っぱらから何してんだって話だよ
「ダンナァ~あたしもお腹空いたよぉ~(泣)」
「それじゃあ飯食いに帰るか。せっかくだし皆さんも一緒にどうですか?」
「やったー♪シン殿のご飯だぁー!」
「ウェンディ、はしゃぎ過ぎよ!でもシン君のご飯は楽しみだわ♪」
「親方さん達も皆でどうぞ、酒も出しますよ。ひと仕事終えた後の酒は格別でしょ?」
「マジか?ヤッホー!!お前さんドワーフの事が分かってるじゃねぇか♪そうこなくっちゃよ、ガハハハハハハハ!」
「シンさん、ウチの人がごめんなさいね、お金は払うからお酒は沢山用意して貰えるかしら?」
「ははは、構いませんよ沢山飲んでって下さい、それじゃあ帰りますか」
「「「「おー♪」」」」
知らぬ間に
繋いだ縁(えにし)に助けられ
向かう先には飯がある
人生楽ありゃ苦もあると
そんな戯れ言吹き飛ばす
草餅が好きな男、長倉真八
これは彼が最高の草餅を追い求める
そんな物語なのかもしれない。
第3章 完
最後のピースとなる美容品を送った貴族からの連絡は未だに無い。
だがしかし
いつまでも待っているわけにはいかない。
今ある手札でアメジスト商会のクソジジイに引導を渡してやる!
部屋を出るといつものように、ニィナ、カスミ、スミレが並んで待っていたので挨拶する
「みんなおはよう」
「「「おはようございます!」」」
1階の厨房に行き朝食のメニューを考える。
料理のレパートリーなんてそんなに無いから、毎日作ると同じのばっかりになるんだよなぁ
朝だから簡単に作れてさっぱり食べられる料理がいいから、、、冷やし中華なんてどうだろう?
「主様、外が騒がしゅうございます!」
「またか?!」
俺は急いで外を見に行く
すると近所の住民がゴミ?のような物や石やら木やらを持って走っている
中には丸太を引きずってる奴までいたが何だろう?
なんとなく嬉しそうにも見えるから、もしかしてこれはキャラバンシティの祭りか?と思い
様子を見に来たケイトとメリルを見るけど、2人とも首を横に振っているから違うらしい。
「よし、ついて行って確かめよう!」
で行こうとしたらスミレが椅子に座って気持ち良さそうに寝ているではないか!
そりゃあ夜が明けて間もないから仕方ないよな
よっこいせっと
スミレだけ置いてくわけにも行かないから、俺はスミレを抱っこしてみんなが走って行く方に行ってみる。
「あっ」
「「「「あっ」」」」
俺達は揃って間抜けな声を出してしまった。
それも仕方ない事だと思う。だってみんなが向かっていたのはアメジスト商会だったからだ
しかも、持ってきたゴミやら石やら木を、何事か叫びながらアメジスト商会の建物に向かって投げ込んでいるんだもの
丸太を引きずってた奴は何人かで協力して、丸太をぶつけて扉を壊そうとしているし
これはいったいどういう事なのよ?
驚いてぼーっとしていると、宿の女将さんがやって来た。
「あんたたちも来てたのかい」
「女将さん、これはどういう状況なんですか?」
「アメジスト商会の従業員が反乱を起こしたってとこだろうね、最近は白パンを賃金の代わりにしてたらしいから」
「ん?、、、白パンって高級品ですよね?」
「そりゃあ、あたしらじゃ買えない値段だけど、転売しようにも白パンを買うような平民は居ないし、パン1個じゃ腹は膨れないしねぇ
それに最近穀物の値上げでみんな不満が溜まってたんだろうね、アメジスト商会の下働きの従業員と、街の商店の家族や知り合いが結託したみたいだ。
まぁ中には関係無い奴も混ざってるけど(笑)」
「シン殿ぉ~!」
むむっ!
今度はエルフのウェンディさんとミリーさんもやって来た。
「ウェンディさんじゃないですか、ウェンディさんも見に来たんですか?」
「ええ勿論です。やはりこうなりましたか」
「何か知ってるんですか?」
「知っていると言いますか、実は我等の里もあの商会とは以前から取引をしていたのです。
ですがシン殿の事もあり独自に調べて里の者と話し合った結果、取引中止の決定が下されたのです。」
「そのような事になっていたとは、、、」
「あら?シンさんも来てたのね、おはよう」
声をかけられ振り返ると、工房の親方でドワーフのガゼルさんと、奥さんのオリビエさんが並んで歩いて来た
「おはようございます、お2人も見物ですか?」
「おぅ、見物っちゅーかウチの若いもんがはりきっちまってなぁ」
はりきる?とはどういう事かさっぱり分からず困惑していると
ドワーフの一団がやって来てアメジスト商会の壁を壊し始めた
「親方さん!あれは何してんですか?!」
「いや~、あいつら最近孤児院で売り出したポップコーンにハマっててなぁ
お前さんが差し入れる酒に合うもんで、仕事終わりの楽しみにしとるんだわ
それがだ
最近小麦なんかが値上げされて孤児院が困ってるって言うじゃねぇか、こらぁ許せねぇってんでこの騒ぎよ
まったくお前さんも水くせぇぞ、相談してくれりゃあ力になるっつうのに」
「そこまで甘えられませんよ」
「そんなもんかのう。人族っちゅーのは考え過ぎでいかん!ワシらのようにもっと酒を飲むべきだな」
「シン君が考え過ぎっていうのは当たってるわね(笑)」
「えぇー?!ミリーさんそりゃ色々考えるでしょうよ」
「相変わらずあなたは自分の価値が分かってないようね、今のこの状況は全部あなたが切っ掛けなのよ」
どういう事だ?
確かに俺はあのクソジジイを潰す為に色々してきた、だがどうしたら今のこの状況に繋がるんだ?
「さっぱり意味が分かりません」
「シン君のお陰で孤児院で売ってるパンやポップコーンが人気なのよ
それでお金に余裕が出来て、スラム街で炊き出しをするようになったの。その結果つまらない盗みをする子供が減ったのよ。
街の人もみんな喜んでるわ。それにシン君が仕事の無い冒険者にわざわざ依頼をしたり、仕事を増やそうとしてるのも知ってるのよ
それなのに穀物の値を上げたアメジスト商会にみんな怒ってたの、その結果がこれね
それに穀物の買い占め及び不当な値上げは禁止されていて立派な違法行為だから、法の番人であるライブラ公爵も動いてる。
全く何を考えてこんな事をしたのかしら?理解に苦しむわね」
「・・・」
俺が言葉に詰まっていると、アメジスト商会の扉が壊されて人々が中になだれ込んで行く
しばらくして、引きずられるように1人の老人が連れて来られた。
あれは会長のインポースか?!
以前会った時はもっと威圧的で自信に満ち溢れたクソジジイだったが、今は疲れ果ててくたびれた、ただのジジイに見える
ああなると惨めなもんだな
「おや?ジジイの哀れな姿を見て後悔してるのかい?」
「女将さん、、、俺は自分のした事に後悔はありません。でも結局あのジジイは何がしたかったのかなって」
「そうだねぇ、どうしてもあんたに頭を下げるのが嫌だったんじゃないかい?」
「そういうの俺には分かんないですけど、そんなもんなんですかね?」
「そんなもんだよ」
『きゅるるるる~ 』
ん?この音は俺が抱っこしているスミレの腹の音か?ずっと寝てて今起きたようだ。
「ん~、ご主人さま~」
「どうしたんスミレ?」
「おなかすいた~(悲)」
そりゃそうだ、飯も食わずに朝っぱらから何してんだって話だよ
「ダンナァ~あたしもお腹空いたよぉ~(泣)」
「それじゃあ飯食いに帰るか。せっかくだし皆さんも一緒にどうですか?」
「やったー♪シン殿のご飯だぁー!」
「ウェンディ、はしゃぎ過ぎよ!でもシン君のご飯は楽しみだわ♪」
「親方さん達も皆でどうぞ、酒も出しますよ。ひと仕事終えた後の酒は格別でしょ?」
「マジか?ヤッホー!!お前さんドワーフの事が分かってるじゃねぇか♪そうこなくっちゃよ、ガハハハハハハハ!」
「シンさん、ウチの人がごめんなさいね、お金は払うからお酒は沢山用意して貰えるかしら?」
「ははは、構いませんよ沢山飲んでって下さい、それじゃあ帰りますか」
「「「「おー♪」」」」
知らぬ間に
繋いだ縁(えにし)に助けられ
向かう先には飯がある
人生楽ありゃ苦もあると
そんな戯れ言吹き飛ばす
草餅が好きな男、長倉真八
これは彼が最高の草餅を追い求める
そんな物語なのかもしれない。
第3章 完
493
お気に入りに追加
869
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
レジェンドテイマー ~異世界に召喚されて勇者じゃないから棄てられたけど、絶対に元の世界に帰ると誓う男の物語~
裏影P
ファンタジー
【2022/9/1 一章二章大幅改稿しました。三章作成中です】
宝くじで一等十億円に当選した運河京太郎は、突然異世界に召喚されてしまう。
異世界に召喚された京太郎だったが、京太郎は既に百人以上召喚されているテイマーというクラスだったため、不要と判断されてかえされることになる。
元の世界に帰してくれると思っていた京太郎だったが、その先は死の危険が蔓延る異世界の森だった。
そこで出会った瀕死の蜘蛛の魔物と遭遇し、運よくテイムすることに成功する。
大精霊のウンディーネなど、個性溢れすぎる尖った魔物たちをテイムしていく京太郎だが、自分が元の世界に帰るときにテイムした魔物たちのことや、突然降って湧いた様な強大な力や、伝説級のスキルの存在に葛藤していく。
持っている力に振り回されぬよう、京太郎自身も力に負けない精神力を鍛えようと決意していき、絶対に元の世界に帰ることを胸に、テイマーとして異世界を生き延びていく。
※カクヨム・小説家になろうにて同時掲載中です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる