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第2章 胎動
第15話 腐った奴等は何処の世界も同じ
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今日は商業ギルドのミリーさんに、トマトソースに合う料理をご馳走する約束をしているけど
商業ギルドに行く前にメリルと2人で街をブラつく事にした。
雑貨屋に鍛冶屋に薬屋等々を見てまわったり、朝市で外見はバナナで中はミカンという異世界の不思議果物などを堪能した。
薬屋には魔法薬、いわゆるポーションを見たくて行ったのだが
店には傷薬や鎮痛薬のような普通の薬とポーションの2種類があった。店主に聞くとポーションとは普通の薬に魔法で効果を上げた物らしい
例えば切傷の場合
普通の傷薬なら治るのに1週間かかるところを、ポーションだと品質によるが1~2日で治る
異世界小説でよくある内臓の損傷等を治す中級、上級ポーションは無いっぽいけど、ダンジョンでしか手に入らずどんな怪我も治るエリクサー的な物は存在するんだとか
この世界がよくある異世界なのか、そうでないのか分からんくなってしまった。
冒険者ギルドについても聞いてみたけど、予想通り冒険者ギルドの評判は悪かった。
元々冒険者ギルドは、今から約300年前に今の王国が建国されると同時に、各街の自警団を纏める為に作られた王国が管理する部署の1つだった。
自警団というものは住民が自主的に作った組織であるために、住民からの相談に乗ったり手助けを無償でするのは至極当然の行為である
しかし時は流れ、自警団はいつの頃からか冒険者ギルドと呼ばれ住民の困り事は依頼を出し金で解決するようになると
街の領主が管理し、貴族の三男以降の就職先や引退した王都の役人や騎士団員の天下り先となり
賄賂に接待、報酬のピンハネで私腹を肥やす等々、元世界の国会議員と地方自治体のズブズブの関係のようになるのにさほど時間はかからなかったという。
貴族や役人なんて少なからずそういうもんだと思ってたから、特に驚く事もないのだが
テンプレの冒険者は王国から独立した組織であり、何者にも縛られず己のチカラのみで生き抜く自由な職業、それが冒険者だと思っていたのだけれど
この世界の冒険者は、雁字搦めにされ、自由を失い、搾取され、誇りさえも奪われようとしている現状に
俺は怒っている!
この世界に来てまだ数日だが、少なくともこの街の冒険者が気の良い奴らばかりだっていうのは分かる
中には口の悪い奴もいるし、お前は何処の世紀末覇者だよ!ってツッコミを入れたくなる奴もいたけど
見た目に反して低姿勢というか気弱?な奴が多い印象だった。
露店をした初日に口の悪い奴が来てイラっとして睨んだら、直ぐに謝って来たのには驚いた。
その後変な敬語を使う奴が増えたのには思わず声を出して笑ってしまったよ。
そんな奴らの報酬をピンハネして私腹を肥やしてる奴を俺は許さん!
馬に蹴られて三途の川に落ちろ!と思うのだが、そんな奴等にひと泡吹かせる具体的なプランは何も思い付いていない
商人らしいやり方で何か出来ないかと考え中だ。
そんな事を考えながら街をブラついてたら良い時間になったので、商業ギルドに向かう事にした。
商業ギルドに着くと直ぐに応接部屋に通されギルドマスターのミリーさんがやってきた。
「いらっしゃいシン君、今日はオムレツ、だったかしら?トマトソースに合う料理を食べさせてくれるとか」
「ちょうどお昼時ですしみんなで食べましょう。オムレツにウィンナーにパスタを用意しました。」
俺はスキルの収納からあらかじめ作っておいた料理を取り出して並べていく。
収納している間は時間が停止しているから出来立て熱々がいつでも食べられるんだ。
「さあ遠慮無く食べて下さい」
「「いただきます」」
ミリーさんはオムレツから食べるようだ、ひとくち食べてからすっごい俺を見てる
「シン君これはもしかして卵ですか?凄く柔らかいのだけど」
そこに驚いちゃうかぁ、女将さんの宿でも炒り卵しか無かったからなぁ、この世界の人にはカルチャーショックなのかな?
「心配しなくても卵ですよ。個人的にはもう少し柔らかい方が好きですけど」
「もっと柔らかい・・・」
あぁ~、ミリーさんがオムレツを見つめて固まっちゃったよ
「はいはい、冷めない内に他のも食べて下さいよ」
ミリーさんはどうやら考えるのを止めたらしくモリモリ食べ出した。
そして俺の隣ではメリルがいつの間にかパスタを完食している。
完食するのは良いんだけどね、口いっぱいに詰め込むのはどうかと思うよ
そんなこんなで2人ともあっという間に完食して満足そうだ。そんな2人を見れて俺も満足だ♪
「シン君、是非この3つの料理のレシピを登録して販売しましょう!」
キター!!
料理テンプレ♪
こんな事もあろうかとあらかじめレシピの準備もしていたのだ。
「そういえば、トマトソースのレシピは売れませんか?」
「トマトソースは作り方がシンプル過ぎて直ぐに真似されてしまうと思うの、だからレシピの登録料が無駄になるかもしれないわ」
「それなら、このレシピではどうですか?」
そう言って俺が渡したのはトマトソースのレシピなのだが
そこにはワンランク上のトマトソースの作り方を追記したものだ。裏ごしして滑らかにするといったワンポイントアドバイスだったり
ミートソースやピザソース等に派生させたり、トマトと相性の良い食材を書いたものだ。
料理の発展が遅れているこの世界なら、お金を払うに値する情報だろう。
「シン君これなら売れるわ!むしろ売れるなんて生易しいものじゃないわ、革命よ!これは料理による世界革命なのよ!!」
おぉっ、ミリーさんが燃えとる!
「確かにこの国なら画期的な事だと思いますけど、革命は言い過ぎだと思いますよ?」
「いいえ、言い過ぎなんかじゃ無いわ。レシピは魔道具で全商業ギルドで共有されるの、だからレシピを売り出せば国中に一気に広がるわ。
他国の商業ギルドと共有はして無いけれど、国境の街には支部があるから他国に広まるのも時間の問題よ
でもトマトの確保もしなきゃいけないし、これはレシピを売り出すタイミングは慎重に考えないといけないわね。他にも、、、ブツブツブツブツブツブツ」
この後ミリーさんは本格的に考えこんで販売計画がどうとかブツブツ言い出したので
、俺達はさっさとレシピ登録して帰る事にした。
レシピの登録料は1つにつき大銀貨1枚、安いんだか高いんだかまったく分からん
ついでに口座を作る為にメリルと一緒に商業ギルドの登録試験も受けた。
ギルドカードは身分証にもなるからあった方が良いだろう。
試験は簡単な計算問題だったけどあらかじめ試験内容は聞いていたから、メリルには前日に計算方法を教えておいたので一緒に試験を受けて無事合格♪
それと干し芋の委託販売も忘れずにお願いする。
商業ギルドの隣の建物が元世界のアンテナショップ的なお店らしく、そこで販売してくれるらしい
ちなみに
トマトソースはレシピを売るので卸さない事になった。
はっきり言って毎日作るとなると面倒だったんだ(笑)
午後からは不動産屋に行って部屋を探そう。
つづく。
商業ギルドに行く前にメリルと2人で街をブラつく事にした。
雑貨屋に鍛冶屋に薬屋等々を見てまわったり、朝市で外見はバナナで中はミカンという異世界の不思議果物などを堪能した。
薬屋には魔法薬、いわゆるポーションを見たくて行ったのだが
店には傷薬や鎮痛薬のような普通の薬とポーションの2種類があった。店主に聞くとポーションとは普通の薬に魔法で効果を上げた物らしい
例えば切傷の場合
普通の傷薬なら治るのに1週間かかるところを、ポーションだと品質によるが1~2日で治る
異世界小説でよくある内臓の損傷等を治す中級、上級ポーションは無いっぽいけど、ダンジョンでしか手に入らずどんな怪我も治るエリクサー的な物は存在するんだとか
この世界がよくある異世界なのか、そうでないのか分からんくなってしまった。
冒険者ギルドについても聞いてみたけど、予想通り冒険者ギルドの評判は悪かった。
元々冒険者ギルドは、今から約300年前に今の王国が建国されると同時に、各街の自警団を纏める為に作られた王国が管理する部署の1つだった。
自警団というものは住民が自主的に作った組織であるために、住民からの相談に乗ったり手助けを無償でするのは至極当然の行為である
しかし時は流れ、自警団はいつの頃からか冒険者ギルドと呼ばれ住民の困り事は依頼を出し金で解決するようになると
街の領主が管理し、貴族の三男以降の就職先や引退した王都の役人や騎士団員の天下り先となり
賄賂に接待、報酬のピンハネで私腹を肥やす等々、元世界の国会議員と地方自治体のズブズブの関係のようになるのにさほど時間はかからなかったという。
貴族や役人なんて少なからずそういうもんだと思ってたから、特に驚く事もないのだが
テンプレの冒険者は王国から独立した組織であり、何者にも縛られず己のチカラのみで生き抜く自由な職業、それが冒険者だと思っていたのだけれど
この世界の冒険者は、雁字搦めにされ、自由を失い、搾取され、誇りさえも奪われようとしている現状に
俺は怒っている!
この世界に来てまだ数日だが、少なくともこの街の冒険者が気の良い奴らばかりだっていうのは分かる
中には口の悪い奴もいるし、お前は何処の世紀末覇者だよ!ってツッコミを入れたくなる奴もいたけど
見た目に反して低姿勢というか気弱?な奴が多い印象だった。
露店をした初日に口の悪い奴が来てイラっとして睨んだら、直ぐに謝って来たのには驚いた。
その後変な敬語を使う奴が増えたのには思わず声を出して笑ってしまったよ。
そんな奴らの報酬をピンハネして私腹を肥やしてる奴を俺は許さん!
馬に蹴られて三途の川に落ちろ!と思うのだが、そんな奴等にひと泡吹かせる具体的なプランは何も思い付いていない
商人らしいやり方で何か出来ないかと考え中だ。
そんな事を考えながら街をブラついてたら良い時間になったので、商業ギルドに向かう事にした。
商業ギルドに着くと直ぐに応接部屋に通されギルドマスターのミリーさんがやってきた。
「いらっしゃいシン君、今日はオムレツ、だったかしら?トマトソースに合う料理を食べさせてくれるとか」
「ちょうどお昼時ですしみんなで食べましょう。オムレツにウィンナーにパスタを用意しました。」
俺はスキルの収納からあらかじめ作っておいた料理を取り出して並べていく。
収納している間は時間が停止しているから出来立て熱々がいつでも食べられるんだ。
「さあ遠慮無く食べて下さい」
「「いただきます」」
ミリーさんはオムレツから食べるようだ、ひとくち食べてからすっごい俺を見てる
「シン君これはもしかして卵ですか?凄く柔らかいのだけど」
そこに驚いちゃうかぁ、女将さんの宿でも炒り卵しか無かったからなぁ、この世界の人にはカルチャーショックなのかな?
「心配しなくても卵ですよ。個人的にはもう少し柔らかい方が好きですけど」
「もっと柔らかい・・・」
あぁ~、ミリーさんがオムレツを見つめて固まっちゃったよ
「はいはい、冷めない内に他のも食べて下さいよ」
ミリーさんはどうやら考えるのを止めたらしくモリモリ食べ出した。
そして俺の隣ではメリルがいつの間にかパスタを完食している。
完食するのは良いんだけどね、口いっぱいに詰め込むのはどうかと思うよ
そんなこんなで2人ともあっという間に完食して満足そうだ。そんな2人を見れて俺も満足だ♪
「シン君、是非この3つの料理のレシピを登録して販売しましょう!」
キター!!
料理テンプレ♪
こんな事もあろうかとあらかじめレシピの準備もしていたのだ。
「そういえば、トマトソースのレシピは売れませんか?」
「トマトソースは作り方がシンプル過ぎて直ぐに真似されてしまうと思うの、だからレシピの登録料が無駄になるかもしれないわ」
「それなら、このレシピではどうですか?」
そう言って俺が渡したのはトマトソースのレシピなのだが
そこにはワンランク上のトマトソースの作り方を追記したものだ。裏ごしして滑らかにするといったワンポイントアドバイスだったり
ミートソースやピザソース等に派生させたり、トマトと相性の良い食材を書いたものだ。
料理の発展が遅れているこの世界なら、お金を払うに値する情報だろう。
「シン君これなら売れるわ!むしろ売れるなんて生易しいものじゃないわ、革命よ!これは料理による世界革命なのよ!!」
おぉっ、ミリーさんが燃えとる!
「確かにこの国なら画期的な事だと思いますけど、革命は言い過ぎだと思いますよ?」
「いいえ、言い過ぎなんかじゃ無いわ。レシピは魔道具で全商業ギルドで共有されるの、だからレシピを売り出せば国中に一気に広がるわ。
他国の商業ギルドと共有はして無いけれど、国境の街には支部があるから他国に広まるのも時間の問題よ
でもトマトの確保もしなきゃいけないし、これはレシピを売り出すタイミングは慎重に考えないといけないわね。他にも、、、ブツブツブツブツブツブツ」
この後ミリーさんは本格的に考えこんで販売計画がどうとかブツブツ言い出したので
、俺達はさっさとレシピ登録して帰る事にした。
レシピの登録料は1つにつき大銀貨1枚、安いんだか高いんだかまったく分からん
ついでに口座を作る為にメリルと一緒に商業ギルドの登録試験も受けた。
ギルドカードは身分証にもなるからあった方が良いだろう。
試験は簡単な計算問題だったけどあらかじめ試験内容は聞いていたから、メリルには前日に計算方法を教えておいたので一緒に試験を受けて無事合格♪
それと干し芋の委託販売も忘れずにお願いする。
商業ギルドの隣の建物が元世界のアンテナショップ的なお店らしく、そこで販売してくれるらしい
ちなみに
トマトソースはレシピを売るので卸さない事になった。
はっきり言って毎日作るとなると面倒だったんだ(笑)
午後からは不動産屋に行って部屋を探そう。
つづく。
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