38 / 52
第2章 商い篇
第11話 ポーターギルドダンジョン支部
しおりを挟む
side:桜井美智瑠
すぅーはぁー、すぅーはぁー
落ち着け私!
なっちゃんの裸は何回も見てるのに、毎回口から心臓が出てしまうくらい興奮してどうする!
現在私は夜ご飯を食べ終えて、なっちゃんと一緒にお風呂場に居る
当然ながらお互い裸だし、私は椅子に座って前屈みの姿勢をしているのだけど
今の私の体勢は良くな、、、いや!むしろ最高の体勢だからこそ良くないっていう矛盾が憎い!
「そしたら頭にお湯かけるよ~」
「あっ、はーい」
『ザバァーー、、、ワシャワシャ、ワシャワシャワシャワシャ』
「痒い所は無いですかぁ~?」
「えっと、くるぶしが痒いです」
「くるぶしですね~、って頭ちゃうんかい(笑)」
とりあえず軽くボケたお陰で少し落ち着く事が出来た♪
私は今、なっちゃんに頭を洗って貰っているのだけど、なっちゃんが私の正面に座り頭を洗ってくれているお陰で
前屈みの姿勢の私の目の前には、なっちゃんのこっ、こここここ股間が(照)
「泡流しま~す」
あっ?!
なっちゃんあかん!そんなに動いたら股間が丸見えに『ザバァーー』
「んがっ?!げほっ!え゛ぼっ!」
「みっちゃん大丈夫?」
「げほっ、げほっ、大丈夫、ちょっとむせただけやから」
「それなら良いけど、次はリンスしま~す」
はぁ~、お湯が鼻に入って死ぬかと思った(汗)
お互いに体の何処が見えても見られても良い関係やのに、なっちゃんの綺麗な股間が見えたからって興奮してしまった自分が憎い、、、
いや、むしろ好きな人の大事な部分を見て興奮するのは正常な反応なのでは?
「流しま~す」
あっ!
今度はお湯が鼻に入らんようにちゃんと息を止めてと
『ザバァーー』
「ふぅー、さっぱりしたぁ♪なっちゃんありがとう」
「明日からもご飯作って欲しいから、これくらい全然良いよ」
「ふふっ、そしたら明日の為に早く寝よう」
「うん♪」
ーーーーーーーーーーーー
『カンカンカンカン、トンテンカン、トンテンカン、カンカンカン、トンテンカン、トンテンカン、、、』
「んっ、、んん、、はっ!何この音?」
『カンカンカン、トンテンカン、トンテンカン』
朝、目が覚めるとトンカチで何かを叩いているような音が鳴り響いている
スマホを見ると午前7時18分を表示しているけれど、こんな朝早くから大工さんが働いてる?
「ふぁ~、みっちゃん朝からDIYで棚でも作んの?」
私の隣で寝ていたなっちゃんもトンカチの音で目が覚めたみたいだけど、寝ぼけてるなぁ(笑)
「なっちゃん寝ぼけてる場合じゃないよ、このトンカチの音は外から聞こえてるから」
「外から?えーっと、とりあえずベランダに出て確認しよう!」
2人でベランダに出てみたけれど、ここから見える範囲に何かを建てている人や作業をしている人の姿は見えない
でも確実に近くで作業をしてるんだよなぁ
「みっちゃんちょっとベランダから上半身乗り出してみてや、私が足持って落ちんようにするから」
「いっ、いいけど絶体足離さんといてや!行くで、せーのっ!ふんっ!」
「どう?何か見えた?」
「えーっと、、、見えた!やっぱり何か建ててるみたい」
建設途中の建物の周囲には見物人も沢山居て、和やかな雰囲気で危険も無さそうだから近くで見ようと外に出て来たのは良いけど
建物は既に7割ほど出来ているように見える、昨日はこんなの無かったから今日の早朝から作業を始めたって事だよね?
「あっ!店員さーん、おはよう♪」
声をかけられたので振り返ると、昨日お店のお客さんとして来た女性だった
「「おはようございます。」」
「あの、これはいったい何を建ててるんですか?」
「急にこんなの建っててビックリしたでしょ(笑)これはあたし達が所属しているポーターギルドのダンジョン支部を作ってるんだよ♪」
「「えぇーー?!」」
つづく。
すぅーはぁー、すぅーはぁー
落ち着け私!
なっちゃんの裸は何回も見てるのに、毎回口から心臓が出てしまうくらい興奮してどうする!
現在私は夜ご飯を食べ終えて、なっちゃんと一緒にお風呂場に居る
当然ながらお互い裸だし、私は椅子に座って前屈みの姿勢をしているのだけど
今の私の体勢は良くな、、、いや!むしろ最高の体勢だからこそ良くないっていう矛盾が憎い!
「そしたら頭にお湯かけるよ~」
「あっ、はーい」
『ザバァーー、、、ワシャワシャ、ワシャワシャワシャワシャ』
「痒い所は無いですかぁ~?」
「えっと、くるぶしが痒いです」
「くるぶしですね~、って頭ちゃうんかい(笑)」
とりあえず軽くボケたお陰で少し落ち着く事が出来た♪
私は今、なっちゃんに頭を洗って貰っているのだけど、なっちゃんが私の正面に座り頭を洗ってくれているお陰で
前屈みの姿勢の私の目の前には、なっちゃんのこっ、こここここ股間が(照)
「泡流しま~す」
あっ?!
なっちゃんあかん!そんなに動いたら股間が丸見えに『ザバァーー』
「んがっ?!げほっ!え゛ぼっ!」
「みっちゃん大丈夫?」
「げほっ、げほっ、大丈夫、ちょっとむせただけやから」
「それなら良いけど、次はリンスしま~す」
はぁ~、お湯が鼻に入って死ぬかと思った(汗)
お互いに体の何処が見えても見られても良い関係やのに、なっちゃんの綺麗な股間が見えたからって興奮してしまった自分が憎い、、、
いや、むしろ好きな人の大事な部分を見て興奮するのは正常な反応なのでは?
「流しま~す」
あっ!
今度はお湯が鼻に入らんようにちゃんと息を止めてと
『ザバァーー』
「ふぅー、さっぱりしたぁ♪なっちゃんありがとう」
「明日からもご飯作って欲しいから、これくらい全然良いよ」
「ふふっ、そしたら明日の為に早く寝よう」
「うん♪」
ーーーーーーーーーーーー
『カンカンカンカン、トンテンカン、トンテンカン、カンカンカン、トンテンカン、トンテンカン、、、』
「んっ、、んん、、はっ!何この音?」
『カンカンカン、トンテンカン、トンテンカン』
朝、目が覚めるとトンカチで何かを叩いているような音が鳴り響いている
スマホを見ると午前7時18分を表示しているけれど、こんな朝早くから大工さんが働いてる?
「ふぁ~、みっちゃん朝からDIYで棚でも作んの?」
私の隣で寝ていたなっちゃんもトンカチの音で目が覚めたみたいだけど、寝ぼけてるなぁ(笑)
「なっちゃん寝ぼけてる場合じゃないよ、このトンカチの音は外から聞こえてるから」
「外から?えーっと、とりあえずベランダに出て確認しよう!」
2人でベランダに出てみたけれど、ここから見える範囲に何かを建てている人や作業をしている人の姿は見えない
でも確実に近くで作業をしてるんだよなぁ
「みっちゃんちょっとベランダから上半身乗り出してみてや、私が足持って落ちんようにするから」
「いっ、いいけど絶体足離さんといてや!行くで、せーのっ!ふんっ!」
「どう?何か見えた?」
「えーっと、、、見えた!やっぱり何か建ててるみたい」
建設途中の建物の周囲には見物人も沢山居て、和やかな雰囲気で危険も無さそうだから近くで見ようと外に出て来たのは良いけど
建物は既に7割ほど出来ているように見える、昨日はこんなの無かったから今日の早朝から作業を始めたって事だよね?
「あっ!店員さーん、おはよう♪」
声をかけられたので振り返ると、昨日お店のお客さんとして来た女性だった
「「おはようございます。」」
「あの、これはいったい何を建ててるんですか?」
「急にこんなの建っててビックリしたでしょ(笑)これはあたし達が所属しているポーターギルドのダンジョン支部を作ってるんだよ♪」
「「えぇーー?!」」
つづく。
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる