人生がクソなのは転生者どものせいだ。~異端審問官、かく語りき~

十文子

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第1話 意気地なしのスローライファー

4人の英雄と黒い本①

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 季節は巡り、二度目の冬が訪れていた。この辺りは大陸の奥深くに位置し、冬の空気は唇がぴりりと痛むほど乾燥している。

 僕たちが目指していたのは『星落ちる湖』のさらに奥。深い森を貫くように走る『獣駆ける峡谷』だ。

 その峡谷には、この日、多くの冒険者たちが集まっていた。彼らの目的は、この峡谷を通る『霜毛牛そうもうぎゅうタルクス』の狩猟。

 タルクスはバッファローに似た、寒冷地に適応したモンスターだ。この世界の人々は、その体を余すところなく活用する。肉は食料、油はランプの燃料や石けんに、毛皮は服や家具に。骨ですら肥料となるほどだ。

 ただし、タルクスを狩れるのは熟練の冒険者だけだ。

「マルクくん。あれ」

 大きな斧を背負ったリリィが、岩の影からそっと指さす。先に見えるのは2頭のタルクス。角が白いオスと、茶色いメスが佇んでいる。

 こんなに大きいの……!?

 まるで自動車のような巨体だ。分厚い毛皮を押し上げる筋肉の盛り上がりは、まさに猛牛。遠く北の大地を旅してきたとは思えない迫力があった。

「何を呆けていますの、はやく鑑定なさいまし!」

 僕のお尻を『叡智の短剣』アステル・カリスの剣でつつくのはロウランだ。武器としてはそのへんの包丁くらいの威力しかないとはいえ、それなりに痛い。

「わかったからやめて……」

 ――鑑定!

 名前:霜毛牛そうもうぎゅうタルクス
 種類:モンスター
 レベル:38
 HP:203
 MP:12
 説明:年に2回、群れで大移動をするモンスター。攻守ともに優れ、レベル以上の強敵。

 対する僕のレベルは24。アルベルトさんいわく、とんでもない急成長らしいけれど、このレベルでタルクスに挑むのは無謀といえた。

 でも――この槍があればいけるはずだ。

 僕の手には『氷床の槍』がある。名もなき英雄のひとり、ウォルフ・ライプニッツの名を冠した槍だ。ブルークリスタルの刃をトネリコの枝に巻き付けただけのプリミティブな姿だけど、その威力はまさに英雄にふさわしい。

 この槍を使って格上のモンスターを倒すことで、僕は一気にレベルを上げることが出来たのだ。

「マルクくん。ほかの冒険者が来てるよ」

 猫耳フードで顔を隠すリリィ。その視線の先には、町からやってきた冒険者たちの姿があった。早くしないと、獲物を奪われてしまいそうだ。

「……僕たちでもなんとかなる相手だ。一気にいこう!」

 僕は鋼鉄のバックラーを右手に構えて、仲間たちを見やる。リリィは『嵐の大斧』ゼクスト・ガルムをしっかりと握り、ロウランは岩陰から勢いよく飛び出した

 このパーティにおけるロウランの役割はデバッファーだ。強力な補助魔法を短い詠唱で使用できる陰陽魔法は、『叡智の短剣』と相性抜群。

 短剣にエンチャントされた『詠唱時間 1/2』の効果によって、タルクスたちが振り向いたときには魔法が発動している。
 
「――『白閃光Ⅰ』ホワイト・ショック

 剣先が放った光は、確かな指向性をもってタルクスの目を焼いた。目くらましの魔法だから、足止めにしかならないけれど――それで十分。

 その間に僕は『疾駆』のスキルを使って間合いを詰めて、その大きな鼻先に盾を叩き込む。大きなダメージは与えられなかったけれど、盾の衝撃は巨体をよろめかせた。

「リリィ!」

 遅れてやってきたリリィの役割は純粋なアタッカー。『嵐の大斧』の威力と『金剛力』の組み合わせは圧倒的で、敵にとって悪夢そのものだった。

 なんの冗談だろうかと思えるほど大きな斧の刃先が、剣呑な輝きを放ったときだった。

「横ですわっ!」

 もう一頭の――オスのタルクスが、リリィに突撃してきた。

 ロウランがすかさず援護に入る。

「――『黒重油Ⅰ』シャドウ・スリップ!」

 大地からしみ出した影がタルクスの足にまとわりつき、その勢いを殺いだ。間一髪で割り込んだ僕は、全身に力を込めてその巨体を真正面から受け止める。

 パリィするような余裕はない。真っ向からの激突だった。盾が大きく震え、衝撃が腕から背中へと抜ける

 んぐっ!? なんて重さ!

 けれど、僕の役割はタンク。これくらいで倒れているようじゃ話にならない……!

 この3カ月、ひたすらに盾の訓練をしてきた成果だ。そのせいで攻撃力はあまり伸びなかったけれど、その穴は『氷床の槍』がカバーしてくれる。

 僕のとなりで静かに浮いていた槍が、タルクスの攻撃に反応して青く輝く。槍にエンチャントされた『自動反撃』が発動したのだ。

 僕がのけぞったときには、すでに槍は巨獣の胸を深く貫いていた。急所を射抜かれたタルクスは巨体を震わせ、その場に力なく崩れ落ちる。リリィの声が響いたのは、それと同時だった。

「――だ、『大割砕Ⅰ』!」

 重心のおかしい構えからの振り下ろし。けれど、斧の威力と重さ、そして『金剛力』が加われば、岩を砕くほどの破壊力を持つ一撃となる。

 タルクスの太い首が飛んだ直後、重たい地響きが全身に伝わってきた。

 斧の勢いに振り回され、その場に座り込んだリリィが拳を振り上げる。

「や、やった! 私にもスキルが使えた!」

 僕とロウランは微妙な顔をして見つめ合う。……リリィがやったのは、ただスキル名を叫んだだけ。つまり、ただの強打だった。

 ――それでこの威力かぁ。恐ろしい……!

 顔を引きつらせながらも仲間たちを見る。

 3か月前、僕とロウランはランページタイガーをどうやって倒すかについて入念に話し合った。

 いくら名もなき英雄たちの武器があったとしても、そのレベル差は圧倒的で、正面から戦うのは到底無理だった。

 そこで思いついたのが役割の『特化』だった。僕はとにかく防御力を上げて時間を稼ぐ。そのあいだにロウランが補助魔法を連発して相手を弱体化すれば、強敵にも対抗できる。

 ……というコンセプトだったのだけれど、大きな問題があった。時間がかかりすぎるのだ。

 実際のスタンピードはまさに戦場そのもの。あらゆる方向から敵が押し寄せてくる。うかうかしていれば必ず横やりが入り、次々と敵を屠るアタッカーの存在が不可欠だった。

 そこで白羽の矢が立ったのが『沈黙タイガー』ことリリィだった。

 僕はロウランとハイタッチしているリリィを見る。その満面の笑みはまぶしいほどだ。

 ……けれど、僕の胸の内にあるもやもやは晴れない。『私も役に立ちたい』と言ってパーティに加わった彼女。それを許したのは正しかったのだろうか?

 彼女は一般人だ。そんな彼女を戦いに巻き込むなんて――いや、違う。本音を言えば、僕は彼女を失うのが怖いのだ。

 しかし、もう彼女なしではこのパーティは成立しない。

 ……僕が守るしかない。この世界が公正であるなら、努力次第で乗り越えられるはずだ。リリィも、ロウランも、必ず守る。

 そう気持ちを新たにしてタルクスを収納していると、僕たちに獲物を取られてしまった冒険者たちが声をかけてきた。

「ヒュウ! 一気に2頭も倒すなんてやるね。さすが『新風の槍』だな」

 僕は少し警戒したけど、彼らの表情はさわやかだ。

「あはは……。そこの『沈黙タイガー』のおかげです」

 ヒーローのように腕を組んで、「うむ」とうなずくリリィ。まだその正体は隠し通せているようだ。

「地下書庫のほうはどうなんだ? 難航していると聞いたが……」

 僕は申し訳なく思いつつ答える。

「情報が多くてなかなか……。今日も町にもどったら、書庫に行ってみるつもりです」

「そっか。手伝ってやりたいところだけど、俺はCランクだしなぁ……」

 僕が会釈を返したとき、先行していた仲間が彼に声をかけた。

「おーい! こっちだ、何匹か来るぞ!」

 男は仲間に手を挙げて応えると、僕の肩をぽんと叩いた。

「まぁ無理するな」

 男は水筒から水を飲みながら去っていった。その様子につられて、僕もマジックバッグから水筒を取りだす。一口飲むと、隣で浮いている槍にそっと掛けておいた。

 この槍はとてものだ。ドアをくぐるときも引っ掛からず、僕がしゃがめば一緒に姿勢を低くする。どんなに動き回っても、水筒を落とす心配はない。

 英雄の槍なのに、こんな便利アイテムみたいな使い方していいのかな。

 そう思わず苦笑したとき、いつの間にか隣にいたリリィが優しくほほ笑んだ。

「すっかり町の中心だね」

「はい……。僕自身、ここまで変わるとは思いませんでした。でも誇らしくて、悪い気分じゃありません」

 照れる僕を見て、リリィはふっと笑いながら鼻先をちょんと触った。

「めっ! 言葉遣いが戻ってる!」

「あ、ほんとだ。……ごめん」

「まったく、ロウランには最初から友達みたいだったのに」

 頬を膨らませるリリィにどう答えようか迷っていると、ロウランが間に割り込む。

「はいはい、そこまでですわ。次のタルクスが待っていますわよ!」

 ぷりぷりとしながらひとり前に行く背中を追いかけると、ロウランは歩きながら短剣をかざしたり、目を細めて見つめたりする。

「それ、時々してるよね。何か気になることがあるの?」

 僕がたずねるとロウランは眉をひそめて言う。

「この『叡智の短剣』、なんだか嫌な感じがしますわ……。昔、お父さまに見せてもらった呪われた杖と同じ雰囲気を感じますの」

 大小さまざまな宝玉や貴金属で彩られた儀礼用の短剣は、不気味なまでに荘厳な雰囲気を漂わせていた。

「でも……それはこれも同じかも」

 僕は、隣で静かに浮いている槍に目をやりながらつぶやいた。

「夜、『カタッ』って音がすることがあるんだ。びっくりして起きてみると、何センチか動いているんだよね」

 ロウランはとんち坊主のようにこめかみに指を当てて、眉をハの字にする。

「……その槍もこの短剣も、ちょっと強すぎますわ。その代償として呪いの一種がかかってもおかしくありませんの」

 そう言われたものの、僕は楽観的だ。

「いまのところ、なんともないけど。もし呪われてたらどうする?」

「これだけの武器ですから、解呪したいところですわね。高レベルのアイテムがあれば、なんとかなるかもしれませんわね」

 そんなアイテムがあるのだろうかと考えた矢先、ロウランが鋭い目つきに変わり、短剣で前を指した

「おしゃべりはここまでですわ! ――次の獲物が来ますわよ!」

 うねった渓谷の先から3匹のタルクスが顔を出している。まだこちらに気付いていないようだ。先制のチャンスを逃すわけにはいかない。

 僕たちはうなずきあうと、一気に駆けだした。





 地下書庫は『冒険者たちの雑記帳』とでも表現すべきものだった。

 ギルドの地下室にあった転移の魔法陣を抜けると、そこに広がるのは真っ黒な空間。宇宙のボイド大空洞のようなその空間には、無数のきらめきが瞬いていた

 そのきらめきの一つ一つが、上級冒険者たちが残していった記録だ。

 探索を始めて3カ月になるが、手がかりとなるものはまだ見つかっていなかった。この魔法でできた空間では、時空が歪み、鑑定スキルやマジックバッグすら役に立たない。

 当たり次第にあたるしかないのは辛いけど、今日はこれがある……!

 僕は手に提げていた包みを見てにんまりとする。リリィが作ってくれたお弁当だ。夜遅くまで地下書庫に籠るからと伝えたら、これを持たせてくれたのだ。

 僕は隣で浮いている『氷床の槍』にお弁当を引っ掛けると、軽く伸びをして気合いを入れた。

 ――よし、今日こそ手がかりをみつけてやる!

 すでに全体の半分ほどの星を訪れた。そろそろ当たりを引かないと苦しい状況になる。

 最初に訪れたのは『荒地の猛者』ヴァン・アレンタインの記録。橙色に輝く星にそっと手を当てると、分厚い静電気のベールのような手ごたえがあった。さらに手を押し込むと、彼が遺した記録が頭に浮かび上がってくる。

 それは『アダマンタイト』という金属に関する情報だった。山を越え海を越え、苦労して集めた貴重な情報だが、僕の目的とは関係が薄そうだ……。

 ――この記録を見た冒険者よ。君に夢を託す!

 そう最後の言葉を残して、ヴァンの記録は終わっていた。

 はぁ……、疲れた。濃厚な映画を休まずに見たような疲労感があった。 

 ちょっと休憩しよう。そう思って座り込んだとき、斜めになった槍からお弁当がすべり落ちてしまった。

 絶対に落とさないと思ったから、大切なお弁当を任せたのに。

 驚きつつお弁当を掛け直そうとして――気づいた。試しにその場で回ってみると、槍は僕の動きに合わせながらも絶対に向きを変えようとしなかった。

 間違いない。槍はこの地下書庫のどこかを指している。もしかして――この槍の持ち主だったウォルフ・ライプニッツが僕を導いてくれているのだろうか?

「……これか」

 槍が指した星は小さく、日食のように他の星の影に隠れていた。誰かの目に触れたいのか、それとも恐れているのか――不思議な後ろめたさを漂わせているようだった。

 星に触れた瞬間、僕は思わず目を見開いた。

 その記録を遺したのは『流星の』シグラッド。アルベルトさんの祖先にして、200年前のスタンピードに立ち向かった戦士の一人だった。
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