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7章 貴方に縋る
7-21 困惑 ◆ソイファ視点◆
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◆ソイファ視点◆
「問題あり過ぎるだろ」
何だコレ。
ムリゲー勃発か?
どう考えても、このオルレアがオルトだと勘違いされている。
闘技大会後に切られた銀髪が見つかり、オルトのものだと断定された。
つまり、オルトは髪の短い状態。。。
今のオルレアも騎士学校に留学していたのでバッサリ切っている。
カツラでも被せておけば良かったのか?
おそらくあの受付の感じから、オルレアが女性だと確認したとしても、本人に成りすます魔法がある以上、魔法で女性に見せかけていると思われる。
本人がそんな魔法を使えなくとも、他人の魔法や魔道具でどうにでもしようと思えばできてしまう。
疑い、となると、本人が目の前に現れない限り、晴れることはない。
最強の剣と最強の盾は平時、国外には出さない。もちろん次期の者もである。
そして、今はオルト・バーレイが行方不明。オルレアに扮して国外に連れて行かれる可能性を考えられているのだろう。
となると、オルトが見つかるまで、オルレアの出国は絶望的だ。
たとえウィト王国の国王の許可を求めても。
「ソイ王国側の情報を集めた者が戻ってきました」
部下の一人が俺を呼びに来た。
結局、俺たちはウィト王国側の国境の街で宿をとった。
オルレアは自分の部屋と思っている場所でスヤスヤ寝ている。
俺はウィト王国の王城にお伺いの使者を走らせ、ソイ王国側の出入国管理事務所が何か事情を知らないか、調べに向かわせた。
もう夜になってしまった。
「結論から言いますと、オルト・バーレイが我が国に入国しています」
ぶわりっ。
「あ、夢幻回廊、展開しましたね。魔法を使うときはあらかじめ言ってくださいよー」
「アレ、心の準備があるんですからー」
「心の準備というより覚悟ですよー」
部下たちが苦情を言ってくる。
夢幻回廊というのは俺の固有魔法である。
オルレアが寝ている部屋というのもホテルの部屋で指定しているのだが、夢幻回廊を広げている。
快適な衣食住空間が広がる夢や幻のような場所であるが、なぜ廊下を意味する回廊が魔法の名につくのか。
一度迷い込めば、どこを歩いても永遠に回廊から抜け出せないからである。
俺の許可なくして、この魔法から出ることはできない。
だから、部屋にいるのが一番快適という魔法であり、要人を閉じ込めておくのに最適な魔法でもある。
抜け出せる奴はいたけどねっ。例外中の例外だよっ。
俺の部下数人を夢幻回廊で囲った意味を彼らはわかっている。
声を漏らすことは、俺たちもこの国に拘束される可能性があるからだ。
「お前、結論から先に言うな。危ないところだったじゃないか」
「けど、それを先に言わないとソイファ様、不機嫌になるじゃないですか。いつも結論を先に言えってー」
「時と場合を考えろっ。どこで誰が聞いているかわかったもんじゃないぞっ。。。」
下を見ると、小さい五角形のカタチをした物が紙を持っていた。
『その通りー』
「、、、」
コレ、どこかで見た気がする。
どこだったかな?
部下たちも思案顔。
「あ、魔法の盾ですよ、コレ」
一人が思いついた。
ウィト王国の結界は巨大な五角形が隙間なく並んでいる。
国境にある結界は眼に魔力を相当こめて見ないと見えないが、確かにこのカタチだ。
『バレたー?』
紙の文字が変わった。。。
「オルト・バーレイ殿の魔法の盾か?」
コレって、魔法の盾が自動で応対しているのだろうか、それとも?
どちらにしても情報は筒抜けだろうが。
「うん、他人の固有魔法の結界内に入れるかどうかわからなかったが、簡単にできるものなんだな」
この空間にいるはずのない新しい声が聞こえてしまった。
『空間転移魔法でーす』
書かなくてよろしい。
それぐらいわかるから。
「いや、俺の許可なくこの夢幻回廊に入るのは難しいと思うんだが?」
目をパチクリするなっ。
できない、じゃなくて、難しいという控えめな表現にしたのにっ。
あのクリストでさえ、俺の許可なく侵入することはできないのにっ。今は来てくれるならいくらでも大歓迎するけどっ。
オルレアにソックリだから確認しなくてもわかる。
銀髪には多少クセがあるが、切られたという情報通り短髪になっている。
黒の衣装に包まれる彼は女性とは思えない。
オルレアと見比べてしまえば、違いは瞭然だ。
それに、笑顔が見事な営業スマイルだっ。
「初めまして、ソイ王国ソイファ王太子殿下」
「こちらこそ初めまして、オルト・バーレイ殿。我が国に入国していると聞いたが」
「ははは、すまない。オルレアが他国に嫁に行くとは思っていなくて。今後オルレアが正規の手段で国境を越えることはできないと思う」
あー、つまりオルレアはオルトではないかと疑われ続けるわけだね。
うん、それは最強の盾がウィト王国に戻る気はないって言っているようなものじゃないかなー?
「オルレアとしてウィト王国を出国して、本人として我が国に入国したのか。ああ、留学するときにオルレアが使った手を使ったんだ」
オルレアはやり返されただけか。
でも、それで困るのはオルレアじゃなくて俺だよね。
「銀髪のつけ毛をつけていたら信じてくれたようだよ。数日前に俺も内心ビクビクしながら、出国審査したよ」
絶対に嘘だろ、それ。
最強の盾がビクビクなんかしないだろ。
今ですら堂々とこの場にいるじゃないか。
確かに俺、ウィト王国内にいる間に最強の盾と顔つなぎしておきたいなあって思ったよ、確かに、ねえ。。。
こんなことになろうとは。
「あー、現地妻って嫌なんだけどなあ。できなくはないけど」
この国境の街ならば、夢幻回廊を保持することは問題ないが、面倒。
できれば、王城で統一したい。他の人物も入っているし。
「そーんな貴方に朗報です。ソイファ王太子殿下の夢幻回廊をこの国境の街で維持しまーす。このままこの子が待機していまーす」
この子→紙を持った魔法の盾。
「そして、こちらの子をソイファ王太子殿下が持って、ソイ王国の王都に行きまーす。そこで、夢幻回廊を広げまーす」
こちらの子→別の魔法の盾が出てきた。五角形の下の角二つでちょこちょこ歩いているように見えるのはなぜかな?
「もしかして、魔法の盾同士がつながるのか」
「そういうことでーす。魔法の盾でつながれば、行き来は可能。ま、俺もそこまで面倒見切れないので、今回はソイファ王太子殿下の一往復限りということでお願いしまーす。そうすれば、オルレアはソイ王国に入国できます」
実際、それが可能なら、一番穏便な手段である。
オルレアはオルレアなのだから、ウィト王国から出国しても俺が面倒をみる。
「国境の街に屋敷を一つ購入しておくか。宿で邪魔が入るといけないから、用心しておこう」
「はっ」
部下に命じたが、すぐに動けるわけではない。
最強の盾と話し合いが済んでからだ。
「固有魔法内なら結界内と同じで、魔法をいくら使ってもウィト王国にバレないなんてありがたい」
「、、、そういや、うちに入国していたんだから、ウィト王国の結界はどうしたんだ?」
最強の剣が隙間から通ったから俺も通れたが、結界が閉じてしまっていたらソイ王国からウィト王国へ戻る空間転移魔法は使えないのではないか?
「俺の結界だから、問題なく俺は通すよ。ただ、俺が普通に空間転移魔法を使ったら、国にバレるから使わないだけで」
「ソーデスカ」
ああ、うん、そうだった。
当初は最強の盾の結界だから俺を出してもらえるように最強の盾に会いたかったのだから。
オルレアを連れて帰ることになったから、当初の目的を忘れていたよ。
自分で作った結界をどうこうできないわけがない。
このウィト王国は現在の最強の盾のバーレイ伯爵ではなく、次期最強の盾がこの最強の結界を結んでいるのだから。
それを知っている者が最強の盾と呼ぶのは、オルト・バーレイのことだ。
この最強の盾に会いたかった。
「で、最強の盾、わざわざ俺の前に出てきて好条件を提示してくれたということは、ソイ王国に何かやってもらいたいことがあるのだろう?」
できれば、俺に出来得る範囲でお願いしたい。
無理難題は言わんでくれ。
最強の盾の笑顔がクリストともオルレアとも似つかないので、落ち着かないっ。
「問題あり過ぎるだろ」
何だコレ。
ムリゲー勃発か?
どう考えても、このオルレアがオルトだと勘違いされている。
闘技大会後に切られた銀髪が見つかり、オルトのものだと断定された。
つまり、オルトは髪の短い状態。。。
今のオルレアも騎士学校に留学していたのでバッサリ切っている。
カツラでも被せておけば良かったのか?
おそらくあの受付の感じから、オルレアが女性だと確認したとしても、本人に成りすます魔法がある以上、魔法で女性に見せかけていると思われる。
本人がそんな魔法を使えなくとも、他人の魔法や魔道具でどうにでもしようと思えばできてしまう。
疑い、となると、本人が目の前に現れない限り、晴れることはない。
最強の剣と最強の盾は平時、国外には出さない。もちろん次期の者もである。
そして、今はオルト・バーレイが行方不明。オルレアに扮して国外に連れて行かれる可能性を考えられているのだろう。
となると、オルトが見つかるまで、オルレアの出国は絶望的だ。
たとえウィト王国の国王の許可を求めても。
「ソイ王国側の情報を集めた者が戻ってきました」
部下の一人が俺を呼びに来た。
結局、俺たちはウィト王国側の国境の街で宿をとった。
オルレアは自分の部屋と思っている場所でスヤスヤ寝ている。
俺はウィト王国の王城にお伺いの使者を走らせ、ソイ王国側の出入国管理事務所が何か事情を知らないか、調べに向かわせた。
もう夜になってしまった。
「結論から言いますと、オルト・バーレイが我が国に入国しています」
ぶわりっ。
「あ、夢幻回廊、展開しましたね。魔法を使うときはあらかじめ言ってくださいよー」
「アレ、心の準備があるんですからー」
「心の準備というより覚悟ですよー」
部下たちが苦情を言ってくる。
夢幻回廊というのは俺の固有魔法である。
オルレアが寝ている部屋というのもホテルの部屋で指定しているのだが、夢幻回廊を広げている。
快適な衣食住空間が広がる夢や幻のような場所であるが、なぜ廊下を意味する回廊が魔法の名につくのか。
一度迷い込めば、どこを歩いても永遠に回廊から抜け出せないからである。
俺の許可なくして、この魔法から出ることはできない。
だから、部屋にいるのが一番快適という魔法であり、要人を閉じ込めておくのに最適な魔法でもある。
抜け出せる奴はいたけどねっ。例外中の例外だよっ。
俺の部下数人を夢幻回廊で囲った意味を彼らはわかっている。
声を漏らすことは、俺たちもこの国に拘束される可能性があるからだ。
「お前、結論から先に言うな。危ないところだったじゃないか」
「けど、それを先に言わないとソイファ様、不機嫌になるじゃないですか。いつも結論を先に言えってー」
「時と場合を考えろっ。どこで誰が聞いているかわかったもんじゃないぞっ。。。」
下を見ると、小さい五角形のカタチをした物が紙を持っていた。
『その通りー』
「、、、」
コレ、どこかで見た気がする。
どこだったかな?
部下たちも思案顔。
「あ、魔法の盾ですよ、コレ」
一人が思いついた。
ウィト王国の結界は巨大な五角形が隙間なく並んでいる。
国境にある結界は眼に魔力を相当こめて見ないと見えないが、確かにこのカタチだ。
『バレたー?』
紙の文字が変わった。。。
「オルト・バーレイ殿の魔法の盾か?」
コレって、魔法の盾が自動で応対しているのだろうか、それとも?
どちらにしても情報は筒抜けだろうが。
「うん、他人の固有魔法の結界内に入れるかどうかわからなかったが、簡単にできるものなんだな」
この空間にいるはずのない新しい声が聞こえてしまった。
『空間転移魔法でーす』
書かなくてよろしい。
それぐらいわかるから。
「いや、俺の許可なくこの夢幻回廊に入るのは難しいと思うんだが?」
目をパチクリするなっ。
できない、じゃなくて、難しいという控えめな表現にしたのにっ。
あのクリストでさえ、俺の許可なく侵入することはできないのにっ。今は来てくれるならいくらでも大歓迎するけどっ。
オルレアにソックリだから確認しなくてもわかる。
銀髪には多少クセがあるが、切られたという情報通り短髪になっている。
黒の衣装に包まれる彼は女性とは思えない。
オルレアと見比べてしまえば、違いは瞭然だ。
それに、笑顔が見事な営業スマイルだっ。
「初めまして、ソイ王国ソイファ王太子殿下」
「こちらこそ初めまして、オルト・バーレイ殿。我が国に入国していると聞いたが」
「ははは、すまない。オルレアが他国に嫁に行くとは思っていなくて。今後オルレアが正規の手段で国境を越えることはできないと思う」
あー、つまりオルレアはオルトではないかと疑われ続けるわけだね。
うん、それは最強の盾がウィト王国に戻る気はないって言っているようなものじゃないかなー?
「オルレアとしてウィト王国を出国して、本人として我が国に入国したのか。ああ、留学するときにオルレアが使った手を使ったんだ」
オルレアはやり返されただけか。
でも、それで困るのはオルレアじゃなくて俺だよね。
「銀髪のつけ毛をつけていたら信じてくれたようだよ。数日前に俺も内心ビクビクしながら、出国審査したよ」
絶対に嘘だろ、それ。
最強の盾がビクビクなんかしないだろ。
今ですら堂々とこの場にいるじゃないか。
確かに俺、ウィト王国内にいる間に最強の盾と顔つなぎしておきたいなあって思ったよ、確かに、ねえ。。。
こんなことになろうとは。
「あー、現地妻って嫌なんだけどなあ。できなくはないけど」
この国境の街ならば、夢幻回廊を保持することは問題ないが、面倒。
できれば、王城で統一したい。他の人物も入っているし。
「そーんな貴方に朗報です。ソイファ王太子殿下の夢幻回廊をこの国境の街で維持しまーす。このままこの子が待機していまーす」
この子→紙を持った魔法の盾。
「そして、こちらの子をソイファ王太子殿下が持って、ソイ王国の王都に行きまーす。そこで、夢幻回廊を広げまーす」
こちらの子→別の魔法の盾が出てきた。五角形の下の角二つでちょこちょこ歩いているように見えるのはなぜかな?
「もしかして、魔法の盾同士がつながるのか」
「そういうことでーす。魔法の盾でつながれば、行き来は可能。ま、俺もそこまで面倒見切れないので、今回はソイファ王太子殿下の一往復限りということでお願いしまーす。そうすれば、オルレアはソイ王国に入国できます」
実際、それが可能なら、一番穏便な手段である。
オルレアはオルレアなのだから、ウィト王国から出国しても俺が面倒をみる。
「国境の街に屋敷を一つ購入しておくか。宿で邪魔が入るといけないから、用心しておこう」
「はっ」
部下に命じたが、すぐに動けるわけではない。
最強の盾と話し合いが済んでからだ。
「固有魔法内なら結界内と同じで、魔法をいくら使ってもウィト王国にバレないなんてありがたい」
「、、、そういや、うちに入国していたんだから、ウィト王国の結界はどうしたんだ?」
最強の剣が隙間から通ったから俺も通れたが、結界が閉じてしまっていたらソイ王国からウィト王国へ戻る空間転移魔法は使えないのではないか?
「俺の結界だから、問題なく俺は通すよ。ただ、俺が普通に空間転移魔法を使ったら、国にバレるから使わないだけで」
「ソーデスカ」
ああ、うん、そうだった。
当初は最強の盾の結界だから俺を出してもらえるように最強の盾に会いたかったのだから。
オルレアを連れて帰ることになったから、当初の目的を忘れていたよ。
自分で作った結界をどうこうできないわけがない。
このウィト王国は現在の最強の盾のバーレイ伯爵ではなく、次期最強の盾がこの最強の結界を結んでいるのだから。
それを知っている者が最強の盾と呼ぶのは、オルト・バーレイのことだ。
この最強の盾に会いたかった。
「で、最強の盾、わざわざ俺の前に出てきて好条件を提示してくれたということは、ソイ王国に何かやってもらいたいことがあるのだろう?」
できれば、俺に出来得る範囲でお願いしたい。
無理難題は言わんでくれ。
最強の盾の笑顔がクリストともオルレアとも似つかないので、落ち着かないっ。
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