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10章 秋休みは稼ぎ時
10-24 義肢
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「ゴウさんって、もしかして本当に若いのかーーーーっ」
かー。
かー。
かー。
俺の言葉が部屋にこだましてしまった。
ゴウさんが嫌そうな顔になった。
「、、、そんなに老け顔に見えるのか、俺は?」
「あ、いや、総本部のお偉いさんになるくらいだから、若く見えるけどただの若作りなのかと。けど、S級冒険者って二十五歳までにとか何とかとズィーさんが言っていた気がしたなあと思って。俺はSS級の昇級条件は知らないけど」
義肢になって一年にも満たないって、冒険者を引退したのもその頃だということだ。
「SS級への昇級条件もS級と似たり寄ったりだよ。討伐ポイントをどれだけ短期間に集められるかっていう早さが重要だよ」
「総本部で偉くなって踏ん反り返っているのは、年寄りだけだと思っていたからさー」
「リアム、思っていても外ではあまり口に出さないようにね。。。どこで誰が聞き耳を立てているかわからないんだから」
ゴウさんにさえ苦言を呈された。
すいませんねえ、滑る口で。仕方ないよー、もう。
今日はもうズィーさんは来ないからねえ。明日、一度顔を出したら、特にトラブルも何もなければ最後の方にまた来る予定らしい。
「ま、ゴウさんの年齢のことはどうでもいいですけど、」
「この流れで流されたっ?」
「この魔道具の魔法陣、複写してもいいですか?」
ゴウさんの義肢を見て尋ねた。
人体にくっつけられる魔道具なんて凄いよね。けど、外科手術まで必要なら、砦で使えるとは思えないけど、何かの役に立つこともきっとあるー。
ナーヴァルにも使えないからなあ。
「、、、個人利用に留めてくれるなら」
「はーい、ありがとうございますっ」
ゴウさんの決心が変わらない内に写してやるっ。
クジョー王国でも特殊な魔法は権利料が取られる。こういう最先端の魔法は言わずもがなである。国が守っている魔法である。
砦での個人利用。今の砦は俺の所有物だから、個人利用で大丈夫、うんうん。
「複写終了でーす。ご協力ありがとうございましたー」
「今までで、一番イキイキしてる気がする」
「いやー、こんな珍しい魔法に会えるなんて思ってもみませんでしたー、、、と」
複写した大量の紙をパラパラと捲っていると。
「ん?どうかしたか?」
「ああ、そりゃ、コレ、最高の技術をもって作られた義肢であろうと、最高の性能を発揮できませんね」
「え?」
「この魔法陣じゃ神経伝達速度が常人並みになってますね。おそらく冒険者でA級、S級になる人は、そこら辺が人外扱い、一般人の常識を超えてますからねえ。まあ、一般人が作ったらそこまで変わるとは思わないでしょうから」
だって、目に見えない速度で行動するって、どうやってんの、それ、と問いたくなるレベルの人たちだ。どう考えても神経伝達速度だって普通の人ではない。
微かな誤差が、S級冒険者となると違和感が半端ないのだろう。
そして、動きに支障が出る。ダンジョンに潜れるカラダではないと判断してしまう。
魔法陣の原本は原本のまま残しておきたいので、さらにそれを複写してから、適当に赤ペンを入れていく。
「こういう風に魔法陣を変えると、ゴウさんの速度に合わせて脚も動きますよ。まあ、自分の脚ではないので、違和感は違和感なんでしょうけど、今よりはだいぶマシになると思いますよ」
義肢は義肢だ。本物らしく作られようと、それは本物ではない。
どこかで諦めが必要だ。
けれど、性能が引き出せるのなら、最大限に引き出した方が動きやすい。
「はい、どうぞ」
赤ペンを入れた紙をゴウさんに渡す。
受け取ってくれるが、首を傾げている。
「、、、リアムがパパっとなおしてくれるんじゃないの?」
「魔法陣の訂正だけならできますが、俺がゴウさんの義肢をずっとメンテナンスし続けるわけでもないんで。この国の専門家にメンテナンスしてもらうのなら、その人に直してもらった方が後々良いですよ」
「あ?ああ、そういうものなのか」
最先端の技術をゴウさんに提供するということは、その状態を記録し続けているはずだ。無償か有償かは知らんけど。
他人がいきなり横槍を入れるのは得策ではない。
手順を踏んできちんと理解したうえで、専門家本人に調整してもらった方が良いだろう。
それでもなお、魔法陣に手を加えてほしいというのなら話は別だが。
「じゃあ、今日も時間だね。皆、お疲れ様ー」
「あ、お疲れ様、ってホントに時間ピッタリだな」
「残業代も出ないのに、時間外やっても仕方ない」
「、、、そうなのか?リアムは砦の管理者とはいえ冒険者だろ。昼夜問わず、ダンジョン内で魔物と戦うハメになったりしないのか?」
「そりゃ、S級魔物が砦付近にまで来たときは、寝ずの番になることもありますが、俺はまだC級冒険者なので、魔物討伐の点において砦ではさすがにそこまで期待されてませんよ。俺は家では家事をしなければならなかったので、ほどほどに帰りましたよ」
というか、砦の管理者の報酬って出てない。いや、出たのか。今までの報酬として砦が俺名義になったからなあ。
今、砦の管理者の報酬が出るかどうかは、領地の運営次第。。。秋になったら収穫量がわかるから、徴税業務があり納税する。残るかなあ、俺の報酬。。。
クズ親父もバカ兄貴もしっかり報酬取るんだろうからなあ。クソ兄貴には出すなよ、家出人には。領地の仕事してないんだから。けど、成人しているのに家出人って何なんだ?いいじゃん、独立して良かったね、で。子供じゃないんだから、甘やかすな。
「C級冒険者、、、すぐ忘れるなあ、その事実」
ゴウさんはそう言うが、目の前に冒険者プレートがぶら下がっているじゃないか。。。
俺の首元は視界に入らないのか?
「さあ、帰ろ」
「あー、リアム、夕食でも一緒にどうだ?」
「ゴウさんもラーメン食べに行きたいんですか?」
と聞くと、ゴウさんの視線はバージとゾーイに向いた。
なぜにっ?
「リアムは今日もあの広場にラーメンを食べに行くことになっているんですよ。テッチャンさんご夫婦に会いに」
バージがゴウさんに説明した。
え?俺とほぼ同じこと言っているよね?
ん?説明せずして、すべての人間が自分のことを正確にわかってくれると思うな?
とうとうバージまで目で会話するようになってしまったかっ。
「仲良いんだね」
「ラーメン大好きなんですよー。商売仲間ですよー。良いお得意様ですよー。良い仕入先ですよー」
「、、、ラーメンが最初に発言されているのが気になるが、同行させてもらっても良いだろうか」
「いいですよー。ラーメン美味しいですもんねー。三食ラーメンでも良いくらいですよねー」
俺の言葉で、いちいちバージとゾーイを見るな。
宿の前から馬車に乗る。
今日はゾーイの他にバージと従者くんもついてきた。お留守番は嫌になったのかな?
宿のレストランの食事も美味しいと思うけど。
「けど、そこまで年齢が上に見えたのか?」
「ズィーさんも年齢不詳でしょう。魔法研究も最先端の国ならそういう魔法があってもおかしくない」
「まあ、ズィーはその通りだけど。俺が冒険者始めたときから、あの細目だけど。あの人は何らかの魔法を使っていてもおかしくないけど、美容系の魔法はお高いよ」
ズィーさんのトレードマークは細目だけど。おそらく、あの総本部の細目の人と言えば、第三者にも誰のことか伝わる気がする。。。
「美容系の魔法かあ。グレーデン王国の魔法なら、貴族の女性ならお高くても飛びつくんだろうなあ」
「ああ、権利料が発生する魔法なら、クジョー王国ならハーラット侯爵が窓口になっているはずだ。金払いが良いから、この国の担当者も対応がスムーズで喜んでいる」
あー、他国の最新魔法をきっちり抑えて、クジョー王国での権利関係を握っているわけね、あの腹黒侯爵は。
なぜ値下げ交渉を徹底的にやらないか、というのは簡単だ。
値切る客にわざわざ売りに行ってやろうと思うだろうか?
財政的に困っているのならともかく、一番の大国であるグレーデン大国である。
座っていたって自ずと客が来るような国だ。
そんな国の最新魔法の情報を他国よりも自国の他の貴族よりも早く手に入れやすくするためには、最良の顧客を装う方が良い。それでいながら、舐められないほどの。
ハーラット侯爵なら適任だろう。
そして、売りつける先もしっかりとつかんでいるのだろう。
馬車が止まった。
「ゾーイ様、リアム様、少々広場が騒然としているようです」
従者くんが声をかけてくれた。
窓から覗くと、怒号が飛び交い、殴り合ったり、ケンカしているようである。
女性や子供たちは広場から逃げようとしている。
かー。
かー。
かー。
俺の言葉が部屋にこだましてしまった。
ゴウさんが嫌そうな顔になった。
「、、、そんなに老け顔に見えるのか、俺は?」
「あ、いや、総本部のお偉いさんになるくらいだから、若く見えるけどただの若作りなのかと。けど、S級冒険者って二十五歳までにとか何とかとズィーさんが言っていた気がしたなあと思って。俺はSS級の昇級条件は知らないけど」
義肢になって一年にも満たないって、冒険者を引退したのもその頃だということだ。
「SS級への昇級条件もS級と似たり寄ったりだよ。討伐ポイントをどれだけ短期間に集められるかっていう早さが重要だよ」
「総本部で偉くなって踏ん反り返っているのは、年寄りだけだと思っていたからさー」
「リアム、思っていても外ではあまり口に出さないようにね。。。どこで誰が聞き耳を立てているかわからないんだから」
ゴウさんにさえ苦言を呈された。
すいませんねえ、滑る口で。仕方ないよー、もう。
今日はもうズィーさんは来ないからねえ。明日、一度顔を出したら、特にトラブルも何もなければ最後の方にまた来る予定らしい。
「ま、ゴウさんの年齢のことはどうでもいいですけど、」
「この流れで流されたっ?」
「この魔道具の魔法陣、複写してもいいですか?」
ゴウさんの義肢を見て尋ねた。
人体にくっつけられる魔道具なんて凄いよね。けど、外科手術まで必要なら、砦で使えるとは思えないけど、何かの役に立つこともきっとあるー。
ナーヴァルにも使えないからなあ。
「、、、個人利用に留めてくれるなら」
「はーい、ありがとうございますっ」
ゴウさんの決心が変わらない内に写してやるっ。
クジョー王国でも特殊な魔法は権利料が取られる。こういう最先端の魔法は言わずもがなである。国が守っている魔法である。
砦での個人利用。今の砦は俺の所有物だから、個人利用で大丈夫、うんうん。
「複写終了でーす。ご協力ありがとうございましたー」
「今までで、一番イキイキしてる気がする」
「いやー、こんな珍しい魔法に会えるなんて思ってもみませんでしたー、、、と」
複写した大量の紙をパラパラと捲っていると。
「ん?どうかしたか?」
「ああ、そりゃ、コレ、最高の技術をもって作られた義肢であろうと、最高の性能を発揮できませんね」
「え?」
「この魔法陣じゃ神経伝達速度が常人並みになってますね。おそらく冒険者でA級、S級になる人は、そこら辺が人外扱い、一般人の常識を超えてますからねえ。まあ、一般人が作ったらそこまで変わるとは思わないでしょうから」
だって、目に見えない速度で行動するって、どうやってんの、それ、と問いたくなるレベルの人たちだ。どう考えても神経伝達速度だって普通の人ではない。
微かな誤差が、S級冒険者となると違和感が半端ないのだろう。
そして、動きに支障が出る。ダンジョンに潜れるカラダではないと判断してしまう。
魔法陣の原本は原本のまま残しておきたいので、さらにそれを複写してから、適当に赤ペンを入れていく。
「こういう風に魔法陣を変えると、ゴウさんの速度に合わせて脚も動きますよ。まあ、自分の脚ではないので、違和感は違和感なんでしょうけど、今よりはだいぶマシになると思いますよ」
義肢は義肢だ。本物らしく作られようと、それは本物ではない。
どこかで諦めが必要だ。
けれど、性能が引き出せるのなら、最大限に引き出した方が動きやすい。
「はい、どうぞ」
赤ペンを入れた紙をゴウさんに渡す。
受け取ってくれるが、首を傾げている。
「、、、リアムがパパっとなおしてくれるんじゃないの?」
「魔法陣の訂正だけならできますが、俺がゴウさんの義肢をずっとメンテナンスし続けるわけでもないんで。この国の専門家にメンテナンスしてもらうのなら、その人に直してもらった方が後々良いですよ」
「あ?ああ、そういうものなのか」
最先端の技術をゴウさんに提供するということは、その状態を記録し続けているはずだ。無償か有償かは知らんけど。
他人がいきなり横槍を入れるのは得策ではない。
手順を踏んできちんと理解したうえで、専門家本人に調整してもらった方が良いだろう。
それでもなお、魔法陣に手を加えてほしいというのなら話は別だが。
「じゃあ、今日も時間だね。皆、お疲れ様ー」
「あ、お疲れ様、ってホントに時間ピッタリだな」
「残業代も出ないのに、時間外やっても仕方ない」
「、、、そうなのか?リアムは砦の管理者とはいえ冒険者だろ。昼夜問わず、ダンジョン内で魔物と戦うハメになったりしないのか?」
「そりゃ、S級魔物が砦付近にまで来たときは、寝ずの番になることもありますが、俺はまだC級冒険者なので、魔物討伐の点において砦ではさすがにそこまで期待されてませんよ。俺は家では家事をしなければならなかったので、ほどほどに帰りましたよ」
というか、砦の管理者の報酬って出てない。いや、出たのか。今までの報酬として砦が俺名義になったからなあ。
今、砦の管理者の報酬が出るかどうかは、領地の運営次第。。。秋になったら収穫量がわかるから、徴税業務があり納税する。残るかなあ、俺の報酬。。。
クズ親父もバカ兄貴もしっかり報酬取るんだろうからなあ。クソ兄貴には出すなよ、家出人には。領地の仕事してないんだから。けど、成人しているのに家出人って何なんだ?いいじゃん、独立して良かったね、で。子供じゃないんだから、甘やかすな。
「C級冒険者、、、すぐ忘れるなあ、その事実」
ゴウさんはそう言うが、目の前に冒険者プレートがぶら下がっているじゃないか。。。
俺の首元は視界に入らないのか?
「さあ、帰ろ」
「あー、リアム、夕食でも一緒にどうだ?」
「ゴウさんもラーメン食べに行きたいんですか?」
と聞くと、ゴウさんの視線はバージとゾーイに向いた。
なぜにっ?
「リアムは今日もあの広場にラーメンを食べに行くことになっているんですよ。テッチャンさんご夫婦に会いに」
バージがゴウさんに説明した。
え?俺とほぼ同じこと言っているよね?
ん?説明せずして、すべての人間が自分のことを正確にわかってくれると思うな?
とうとうバージまで目で会話するようになってしまったかっ。
「仲良いんだね」
「ラーメン大好きなんですよー。商売仲間ですよー。良いお得意様ですよー。良い仕入先ですよー」
「、、、ラーメンが最初に発言されているのが気になるが、同行させてもらっても良いだろうか」
「いいですよー。ラーメン美味しいですもんねー。三食ラーメンでも良いくらいですよねー」
俺の言葉で、いちいちバージとゾーイを見るな。
宿の前から馬車に乗る。
今日はゾーイの他にバージと従者くんもついてきた。お留守番は嫌になったのかな?
宿のレストランの食事も美味しいと思うけど。
「けど、そこまで年齢が上に見えたのか?」
「ズィーさんも年齢不詳でしょう。魔法研究も最先端の国ならそういう魔法があってもおかしくない」
「まあ、ズィーはその通りだけど。俺が冒険者始めたときから、あの細目だけど。あの人は何らかの魔法を使っていてもおかしくないけど、美容系の魔法はお高いよ」
ズィーさんのトレードマークは細目だけど。おそらく、あの総本部の細目の人と言えば、第三者にも誰のことか伝わる気がする。。。
「美容系の魔法かあ。グレーデン王国の魔法なら、貴族の女性ならお高くても飛びつくんだろうなあ」
「ああ、権利料が発生する魔法なら、クジョー王国ならハーラット侯爵が窓口になっているはずだ。金払いが良いから、この国の担当者も対応がスムーズで喜んでいる」
あー、他国の最新魔法をきっちり抑えて、クジョー王国での権利関係を握っているわけね、あの腹黒侯爵は。
なぜ値下げ交渉を徹底的にやらないか、というのは簡単だ。
値切る客にわざわざ売りに行ってやろうと思うだろうか?
財政的に困っているのならともかく、一番の大国であるグレーデン大国である。
座っていたって自ずと客が来るような国だ。
そんな国の最新魔法の情報を他国よりも自国の他の貴族よりも早く手に入れやすくするためには、最良の顧客を装う方が良い。それでいながら、舐められないほどの。
ハーラット侯爵なら適任だろう。
そして、売りつける先もしっかりとつかんでいるのだろう。
馬車が止まった。
「ゾーイ様、リアム様、少々広場が騒然としているようです」
従者くんが声をかけてくれた。
窓から覗くと、怒号が飛び交い、殴り合ったり、ケンカしているようである。
女性や子供たちは広場から逃げようとしている。
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