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7章 愚者は踊る
7-21 バタバタは続く
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なーんか今日は朝から騒がしい。
魔法学園ではバタバタと動き回っている者がいるようだ。
ま、俺には関係ないかー。
自教室で講義開始を待っていた。
バージが前の扉から教室に入ってきた。
「今日、一時限目、自習だって」
「いきなりー?」
「あー」
「仕方ないんじゃないか。この教員、生活指導も兼ねているんだろ」
事情通がいそうだな、このクラス内には。
「はい、リアム、自習の課題プリント」
「あ、ありがと」
欠伸をしていたところをバージに見られた。
最後の一枚のプリントを受け取る。
「眠そうだね」
「昨日、冒険者ギルドでゴタゴタしていてねえ。帰るのが超遅くなった」
「へえ、隣いい?」
学生が座る席はほぼ固定されてきているが、どこに座っても自由である。
講義のときは一番前が良くても、自習ならばバージも席はどこでも良いのだろう。
「どうぞ」
バージはプリントを持って席を移ってきた。
「冒険者ギルドでゴタゴタって、うちの学生のこと?」
バージの言葉に、俺は首を傾げる。
「いや、討伐ポイントのことで問い合わせていた。低く評価されていたから調査を依頼していたら遅くなった」
「あー、冒険者ギルドでもそんなことあるんだ。大変だね」
「情報伝達はしっかりしてほしいよなー」
自習の課題プリント書き書き。意外と簡単で良かった。
残りは自由時間と化する。何しよっかなー。
「実はさー、ここの学生が三人、魔の森で迷子になってさー。今朝、見つかったんだよ」
声を小さくしたバージが俺に追加の情報を与えてくれる。
教室内も課題プリントをグループで一緒にやっている学生たちで騒がしくなっている。
「へえ、馬鹿はどこにでもいるんだな」
「、、、それがさ、入学生代表で挨拶した学生って覚えている?ゾーイ・マックレーという一年一組のクラス委員なんだけど、実はその学生がリーダー的存在だったのに、残りの三人を魔の森に置いてけぼりにしたとかで問題になっているんだ」
「、、、ゾーイ・マックレー?」
どっかで聞いたな。
どっかじゃなくて、昨晩だよ。聞きたてホヤホヤだよ。
砦にお土産にしようとしている冒険者だよ。
睡眠不足って、お肌に悪い、、、じゃなかった、頭の回転も鈍るね。
そういや逃げた三人がいたな。
すっかり門番に確認するのを忘れていたが、基本的に冒険者は自己責任だ。
「それの何が問題なんだ?その三人も冒険者なんだろ」
「え?だって、リーダー的な人物に置いていかれたらどうしようもないだろう」
「はて?置いてけぼりされてもどうにか対処するのが冒険者だろう。囮にされたのならともかく、一人でも生き残る術を持っていないと、魔物にヤられて仲間が全滅ってこともあり得るぞ。そもそも、あの三人が泣き喚いて、戦意喪失して逃げ出したんだ。可哀想にゾーイ・マックレーは一人取り残され、魔法がきかない魔物に魔法で直接攻撃して吹っ飛ばされていたんだよなー」
しみじみ。
「、、、詳しいね」
「いやー、魔の森であまりにも大声で呪文唱えているし、あの四人、餌になって魔物をおびき寄せているとしか思えなかったからさー。大物が寄って来ないかなーと思って、ついつい見ちゃった。生きていて良かったね、その三人も」
「、、、現役冒険者はそういう感想になるんだね。知らなかったよ」
「え?バージは違うの?どういう感想を持つの?」
意見交換は大切だよね。貴族だとどういう感想を持つんだろう。
「つまり、リーダー的存在ってことは、部下の三人にも責任を持っている。ゾーイ・マックレーは経験者なんだろ?だから、三人の家から管理責任を問う声が上がってきているらしい」
ああ、ミソはリーダー的存在ってところか。本当に実力があるのなら、、、といってもやっぱり冒険者って自己責任だよなあ。誰と組むかは自分で決めるのだし。
貴族って何はなくとも責任問題で追及しそうだな。弱みを見せるととことん追い込まれるってヤツか。
「うーん、俺からするとE級冒険者とF級冒険者なんて五十歩百歩。どちらも初心者初級者レベルで変わらない。しかも、魔の森には魔法がきかない魔物がうようよしているのに、魔導士だけのパーティなんだから馬鹿しかいない。けどさー、それも適材適所だよね。魔の森の魔物にはきかなくても、ゾーイ・マックレーの攻撃魔法って威力が絶大なんだよ。魔の大平原に来てくれないかなー。あのぐらいのA級魔導士なら歓迎するのになあ。お土産として持って帰りたいなー」
「お土産、、、私も課題プリント終わったから、教員室に提出しに行かないか、リアム」
バージが立ち上がった。
おやーん?雰囲気が何か有無を言わせない感じだぞ。
ずるずるずる、と腕を引きずられて教室を出た。意外と強いな、バージくん。。。
「はあーーーー、で、どこに向かう気だ?」
「学園長室かなあ」
「何で」
「事実を事実として、魔法学園が認識した方が良いと思って」
「えー、俺、この件に関しては、冒険者ギルドにも魔法学園にもマックレー侯爵家にも言わないでおくって言っちゃったんだけどー」
「、、、リアム、ゾーイ・マックレーを助けたんだな」
わかっちゃった?
他の第三者には話さないとは言ってないからなあ。
「出世払いしてもらおうと思って。貴族の圧力があろうと、誓約魔法なら逃げられないからね。お金でもお土産でも俺にとっては損はない」
「はいはい。そのゾーイ・マックレーくんが教員に呼び出されて事情聴取されているけど、一人の意見だとそれが事実であっても、単に言い訳に聞こえてしまうんだ。事の顛末を学園長に話せ。俺が課題プリントは提出しておくから」
俺の課題プリントはバージに奪われ、俺は学園長室にポイされた。
バージくん、怖いよ、キミ。
立派な指導者になれるよ。。。
キミも砦に来る?
バージは跡継ぎだから僻地に来るのは難しいかなー。
しっかたないので、学園長に説明した。
証拠として誓約魔法の刻印も再生してあげた。
そして、アイツらは学生として魔の森に入ったわけではなく、冒険者として入ったのだからすべて自己責任だということも伝えた。
門番にあの三人のこと聞くぐらいはしても良かったんじゃ、という学園長の問いに。
忘れてた、と答えた。加えて、聞くのは任意であり、冒険者としてパーティが分断されることはあり得ることで、待ち合わせも何も決めてない方がおかしい、と言っておいてあげた。
つまり、ゾーイ・マックレーだけに責任があるわけではない。四人が四人ともそれぞれに責任があることを自覚しなければならない。
自覚できないのなら、冒険者なんかできやしないので、やめてしまえ。
学園長が俺の名前を伏せて、昨日ゾーイ・マックレーを助けた冒険者に事情を聞いたということにして、すべてを終わらせた。
事実がわかれば、魔法学園に押しかけて来たあの三人の家を学園長が黙らせるのは容易かったようだ。
ということを翌日、いらんのに、学園長が俺に報告までしてくれた。
学園長室でお茶と菓子まで出してくれている。こんな高級な菓子を出すくらいならラーメンを出前してもらえませんかね?あの店は出前してないので無理ですけどね。
「マックレー侯爵家から救助した冒険者宛に礼状が来た」
「え?借金踏み倒すって?」
いけないなー。誓約魔法もあるのに。息子さんを魔の大平原に連れ去っても良いのかなー。
「キミの耳には礼状がどう聞こえたんだろうな。五男だから、命の値段を払い終えるまで冒険者としてこき使ってやってくださいという主旨のようだよ」
「おお、それは素晴らしい。砦にお土産にできる」
ということは、ゾーイ・マックレーくんはバカ正直に事実と誓約魔法の刻印のことを伝えたんだね、ご両親に。
他の貴族から騒がれてしまったら、両親も放置できないだろうけど。
さすがに侯爵家。誓約魔法まで踏み倒すことはできないと悟ったか。
「キミは王都に冒険者をスカウトに来たのかね?」
「いや、全然。けれど、俺の攻撃魔法はショボいんですよねー。あんな高火力な攻撃魔法を何発も打てる人材なら、是非ともお土産に持って帰りたい。砦にはB級魔導士はいるんですけどねぇ」
「まあ、王都でも三男以下は就職難だから、スカウトされる人間もいるんじゃないか?ゾーイくんと一緒にいたあの三人はどうなの?」
「あ、実力を伴わないA級魔導士はいりませんから」
「けっこうキミ、キツイこと言うよね」
冒険者は自己責任ですからね。
魔法学園ではバタバタと動き回っている者がいるようだ。
ま、俺には関係ないかー。
自教室で講義開始を待っていた。
バージが前の扉から教室に入ってきた。
「今日、一時限目、自習だって」
「いきなりー?」
「あー」
「仕方ないんじゃないか。この教員、生活指導も兼ねているんだろ」
事情通がいそうだな、このクラス内には。
「はい、リアム、自習の課題プリント」
「あ、ありがと」
欠伸をしていたところをバージに見られた。
最後の一枚のプリントを受け取る。
「眠そうだね」
「昨日、冒険者ギルドでゴタゴタしていてねえ。帰るのが超遅くなった」
「へえ、隣いい?」
学生が座る席はほぼ固定されてきているが、どこに座っても自由である。
講義のときは一番前が良くても、自習ならばバージも席はどこでも良いのだろう。
「どうぞ」
バージはプリントを持って席を移ってきた。
「冒険者ギルドでゴタゴタって、うちの学生のこと?」
バージの言葉に、俺は首を傾げる。
「いや、討伐ポイントのことで問い合わせていた。低く評価されていたから調査を依頼していたら遅くなった」
「あー、冒険者ギルドでもそんなことあるんだ。大変だね」
「情報伝達はしっかりしてほしいよなー」
自習の課題プリント書き書き。意外と簡単で良かった。
残りは自由時間と化する。何しよっかなー。
「実はさー、ここの学生が三人、魔の森で迷子になってさー。今朝、見つかったんだよ」
声を小さくしたバージが俺に追加の情報を与えてくれる。
教室内も課題プリントをグループで一緒にやっている学生たちで騒がしくなっている。
「へえ、馬鹿はどこにでもいるんだな」
「、、、それがさ、入学生代表で挨拶した学生って覚えている?ゾーイ・マックレーという一年一組のクラス委員なんだけど、実はその学生がリーダー的存在だったのに、残りの三人を魔の森に置いてけぼりにしたとかで問題になっているんだ」
「、、、ゾーイ・マックレー?」
どっかで聞いたな。
どっかじゃなくて、昨晩だよ。聞きたてホヤホヤだよ。
砦にお土産にしようとしている冒険者だよ。
睡眠不足って、お肌に悪い、、、じゃなかった、頭の回転も鈍るね。
そういや逃げた三人がいたな。
すっかり門番に確認するのを忘れていたが、基本的に冒険者は自己責任だ。
「それの何が問題なんだ?その三人も冒険者なんだろ」
「え?だって、リーダー的な人物に置いていかれたらどうしようもないだろう」
「はて?置いてけぼりされてもどうにか対処するのが冒険者だろう。囮にされたのならともかく、一人でも生き残る術を持っていないと、魔物にヤられて仲間が全滅ってこともあり得るぞ。そもそも、あの三人が泣き喚いて、戦意喪失して逃げ出したんだ。可哀想にゾーイ・マックレーは一人取り残され、魔法がきかない魔物に魔法で直接攻撃して吹っ飛ばされていたんだよなー」
しみじみ。
「、、、詳しいね」
「いやー、魔の森であまりにも大声で呪文唱えているし、あの四人、餌になって魔物をおびき寄せているとしか思えなかったからさー。大物が寄って来ないかなーと思って、ついつい見ちゃった。生きていて良かったね、その三人も」
「、、、現役冒険者はそういう感想になるんだね。知らなかったよ」
「え?バージは違うの?どういう感想を持つの?」
意見交換は大切だよね。貴族だとどういう感想を持つんだろう。
「つまり、リーダー的存在ってことは、部下の三人にも責任を持っている。ゾーイ・マックレーは経験者なんだろ?だから、三人の家から管理責任を問う声が上がってきているらしい」
ああ、ミソはリーダー的存在ってところか。本当に実力があるのなら、、、といってもやっぱり冒険者って自己責任だよなあ。誰と組むかは自分で決めるのだし。
貴族って何はなくとも責任問題で追及しそうだな。弱みを見せるととことん追い込まれるってヤツか。
「うーん、俺からするとE級冒険者とF級冒険者なんて五十歩百歩。どちらも初心者初級者レベルで変わらない。しかも、魔の森には魔法がきかない魔物がうようよしているのに、魔導士だけのパーティなんだから馬鹿しかいない。けどさー、それも適材適所だよね。魔の森の魔物にはきかなくても、ゾーイ・マックレーの攻撃魔法って威力が絶大なんだよ。魔の大平原に来てくれないかなー。あのぐらいのA級魔導士なら歓迎するのになあ。お土産として持って帰りたいなー」
「お土産、、、私も課題プリント終わったから、教員室に提出しに行かないか、リアム」
バージが立ち上がった。
おやーん?雰囲気が何か有無を言わせない感じだぞ。
ずるずるずる、と腕を引きずられて教室を出た。意外と強いな、バージくん。。。
「はあーーーー、で、どこに向かう気だ?」
「学園長室かなあ」
「何で」
「事実を事実として、魔法学園が認識した方が良いと思って」
「えー、俺、この件に関しては、冒険者ギルドにも魔法学園にもマックレー侯爵家にも言わないでおくって言っちゃったんだけどー」
「、、、リアム、ゾーイ・マックレーを助けたんだな」
わかっちゃった?
他の第三者には話さないとは言ってないからなあ。
「出世払いしてもらおうと思って。貴族の圧力があろうと、誓約魔法なら逃げられないからね。お金でもお土産でも俺にとっては損はない」
「はいはい。そのゾーイ・マックレーくんが教員に呼び出されて事情聴取されているけど、一人の意見だとそれが事実であっても、単に言い訳に聞こえてしまうんだ。事の顛末を学園長に話せ。俺が課題プリントは提出しておくから」
俺の課題プリントはバージに奪われ、俺は学園長室にポイされた。
バージくん、怖いよ、キミ。
立派な指導者になれるよ。。。
キミも砦に来る?
バージは跡継ぎだから僻地に来るのは難しいかなー。
しっかたないので、学園長に説明した。
証拠として誓約魔法の刻印も再生してあげた。
そして、アイツらは学生として魔の森に入ったわけではなく、冒険者として入ったのだからすべて自己責任だということも伝えた。
門番にあの三人のこと聞くぐらいはしても良かったんじゃ、という学園長の問いに。
忘れてた、と答えた。加えて、聞くのは任意であり、冒険者としてパーティが分断されることはあり得ることで、待ち合わせも何も決めてない方がおかしい、と言っておいてあげた。
つまり、ゾーイ・マックレーだけに責任があるわけではない。四人が四人ともそれぞれに責任があることを自覚しなければならない。
自覚できないのなら、冒険者なんかできやしないので、やめてしまえ。
学園長が俺の名前を伏せて、昨日ゾーイ・マックレーを助けた冒険者に事情を聞いたということにして、すべてを終わらせた。
事実がわかれば、魔法学園に押しかけて来たあの三人の家を学園長が黙らせるのは容易かったようだ。
ということを翌日、いらんのに、学園長が俺に報告までしてくれた。
学園長室でお茶と菓子まで出してくれている。こんな高級な菓子を出すくらいならラーメンを出前してもらえませんかね?あの店は出前してないので無理ですけどね。
「マックレー侯爵家から救助した冒険者宛に礼状が来た」
「え?借金踏み倒すって?」
いけないなー。誓約魔法もあるのに。息子さんを魔の大平原に連れ去っても良いのかなー。
「キミの耳には礼状がどう聞こえたんだろうな。五男だから、命の値段を払い終えるまで冒険者としてこき使ってやってくださいという主旨のようだよ」
「おお、それは素晴らしい。砦にお土産にできる」
ということは、ゾーイ・マックレーくんはバカ正直に事実と誓約魔法の刻印のことを伝えたんだね、ご両親に。
他の貴族から騒がれてしまったら、両親も放置できないだろうけど。
さすがに侯爵家。誓約魔法まで踏み倒すことはできないと悟ったか。
「キミは王都に冒険者をスカウトに来たのかね?」
「いや、全然。けれど、俺の攻撃魔法はショボいんですよねー。あんな高火力な攻撃魔法を何発も打てる人材なら、是非ともお土産に持って帰りたい。砦にはB級魔導士はいるんですけどねぇ」
「まあ、王都でも三男以下は就職難だから、スカウトされる人間もいるんじゃないか?ゾーイくんと一緒にいたあの三人はどうなの?」
「あ、実力を伴わないA級魔導士はいりませんから」
「けっこうキミ、キツイこと言うよね」
冒険者は自己責任ですからね。
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