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7章 愚者は踊る
7-4 統べる者
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学園長に教えてもらった俺のユニークスキルは『統べる者』、その内容を聞いてもわからないという回答だった。大抵ユニークスキルというのはその名称でどんな能力か推測しやすいものと、わかりにくいものにわかれると言う。
わからないものはわからないので放置しよう。
もう少し能力名をわかりやすくしてくれば、その能力の使い勝手もわかるものを。。。
滑る者の間違いじゃ、、、とついつい聞いてしまった。
テストも終了したので、学園長室を後にする。
寮の受付に行けば、すでに手続きが済んでおり、部屋に通されると聞いた。
部屋の備品は備え付けだが、卒業時に元に戻せば自由にできる。
そんな財力もない俺には関係のない話だが。
「おい、学園長室に忘れ物だ」
次に学園長室に入ろうとしていた青年が俺にペンを渡しに来てくれた。
そのままテーブルに置いていたのか。
さすがは貴族、顔も動作もイケメンだ。学生だろうか?渡すとすぐに学園長室に戻っていった。
俺は彼の後ろ姿にお礼を言って、収納鞄にペンを入れる。インクは学園長室に置いてあったものを使わせてもらっていたからなあ。
寮の部屋ではタオル、シーツ等も備え付けの物があり、寮の貸与品は寮で洗濯してもらえる。
服など他の物は自分たちがつれてきた
従者や侍女にやってもらうか、お金を出して依頼する。
使用人が作業する洗濯場とか給湯室とか休憩室とかも、建物の目立たない位置に存在しているらしい。
そりゃ、ご主人様とずっと一緒だったら気が休まらないだろう。授業中はついていくのは禁止らしいが、登下校は一緒に行動する。
男性寮、女性寮とわかれていて、学生につく使用人は、その寮にはそれぞれ同じ性別の使用人しか入れない決まりである。
それは護衛だろうと付き人だろうと。
ここにいるのは貴族の子息令嬢なので、信頼できる他家の使用人だろうと同じ領内に異性が近くにいたらダメなのである。
もちろん、寮の従業員は男性女性関わらず働いている。ただし、二人以上一組で行動するよう義務付けられているようだが。貴族の学生に難癖言われる危険性もあるからなあ。
男性寮も凄い建物だ。こんなに彫刻を壁に彫らなくても良いのに。
王都は高い建物が多いが、学生寮も五階まである。
階段も毎日だとなかなか良い運動量になるな。
男性寮の受付に顔を出す。
「今日からお世話になるリアム・メルクイーンです。よろしくお願い致します」
「こちらこそよろしくお願い致します。寮での世話役のビーです。寮の説明は致しますか?」
ビーは優し気な表情で少々年上かな?と見える青年だ。ちょっとインテリっぽい雰囲気も存在するが。服装のせいかな?
「お願いします」
俺が言うと、ビーは俺の後ろを見ている。
「従者等はおりません。俺一人です」
「はい、稀にそのような方もいらっしゃいます。実は、寮の説明はお付きの方にする場合がほとんどですので」
ああ、なるほど。
お付きの方が面倒をしっかり見てくれれば、寮の規則をうるさく学生に言わなくて済むのか。
「では、ご説明をしながら、必要な場所に案内させていただきますね」
世話役と言っても個人個人を面倒みるわけではない。
寮の全体的な世話役という意味だ。実際は学生のお付きの人がこの人に聞きに来るという感じだろう。学生が直接何か言いにくるのは、俺のように誰も付き人がいない者だけだ。
学園長から話がいっていたのか、食堂に行ったときに厨房の設備まで説明された。厨房はかなり広い。すでに夕方で、夕食の準備をしている最中だったので、厨房の皆様に挨拶をしておく。意外と女性の料理人が多い。一応言っておくが、既婚者らしき元気な皆さんだ。
「学園の説明でも聞いたかもしれませんが、部屋のランクで食事の内容も違います。現在、この寮で開いているのが第一食堂と第二食堂、第三食堂ですが、メルクイーン様は第二食堂での食事をお願い致します」
「、、、第三食堂?」
「寮の第三食堂は学園の住み込み従業員用の食堂です。教職員は別棟の宿舎がありますが、そちらの食堂は基本的に従業員でも貴族の出の者が利用します」
学園内の従業員も住み分けされているってことか。
「厨房はすべてつながっているの?」
「その方が効率が良いですからね。第一食堂の配膳スタッフにはそれなりの者を配置させておりますが、基本的にその家のお付きの人が給仕することが多いですね」
ヤベエな、第一食堂。
行きたくない場所だな。
「そういえば料理人を連れて来る学生もいるとか」
「現在の男性寮の寮生ではおりませんが、そういう方はサロンをお借りしている家がほとんどでしょう」
ああ、謎の建物ね。
この学園には豪華絢爛な建物が存在する。
その建物の部屋を学生に貸している。
住むための部屋ではなく、お茶会や集まりに使う部屋なのだそう。。。
自分のお気に入りの学生を呼んで、楽しむ場所なのだそうで。
お貴族様だからな。必要なんだろうな。
一日だけという借り方もできるらしいが、彼らは二年間同じ部屋を借りる。
それが貴族のステータスというものらしい。
俺には一生縁がないなー。
で、そのサロンは広い部屋だけでなく、台所等も完備しているらしい。
つまり昼食を料理人が作る学生は大抵そこで食べる。
自分一人で食べるわけではなく、取り巻き等と食べるらしい。
すっごい世界だなー。
「第三食堂も見ていい?」
「まだ利用者も少ないですし、どうぞ」
厨房から違う扉を抜けると、第三食堂。
うん、こっちの方が砦の食堂に近いよなー。広さはあそこに比べたら全然狭いけど。
長テーブルが並んでいて、自由に座るスタイルだ。
学食と言ったら、普通はこういうイメージだ。
こちらの第三食堂は厨房からカウンター越しに見えていたけど。
第一食堂、第二食堂は扉を開けっぱなしにしていても、ついたてで厨房部分はきちんと隠れている。
第三食堂はカウンターで自分で食事を受け取って、食べ終わったら食器を返却するセルフサービス。
こっちの方が気を使わなくてもいい。
第二食堂で他の学生からのベタないじめも気にしなくて済む。足を引っかけられて食事を床にぶちまける、とかね。
しかも、もう食べている人もいるので、恐らく時間の融通が利く。俺は講義が終わったら魔の森に行くので、すぐに夕食を食べて、そのまま深夜まで活動した方が良い気がする。
「俺、こっちで食べていい?」
笑顔でビーに聞いてみた。
「、、、差額は返金されませんよ」
「でも、食事の量や盛り付けの差はあれど、第二と第三の内容は基本的に同じでしょう」
さすがに第一には贅沢な食材が含まれている皿も存在するようだが、厨房内で見ていたらそんな感じ。
「、、、その通りですが、他言無用でお願いします」
「盛り方でけっこう雰囲気は変わるけど。俺はさっさと受け取ってガッと食べて魔の森に行きたい」
「メルクイーン様はC級冒険者でしたね。では、第三食堂で承りました。ご気分が変わりましたらいつでもおっしゃってください。外出許可証の件も承っておりますので、私が受付にいるときはそのままお通りください」
「はい、ありがとうございます」
俺の首には銅色のC級冒険者プレートがあるのでわかりやすいだろう。
そして、ビーは話のわかる男らしい。他の世話役にはうるさい奴もいるようだが。私が、を強調した。他の世話役のときは普通に外出許可証を見せた方が無難なようだ。結局、門番には見せることにはなるんだから、持ち歩かないという選択はない。
洗濯場や給湯室等も見せてもらい、最後に自分に宛がわれる部屋に来た。
収納鞄に全部入れているから、部屋に運んでおく荷物もないから楽なものだ。
「こちらが男爵家用の部屋になりますが、外出を良くされるということなので、裏の出入口の階段に近い二階にしましたが」
「、、、裏から出ても良いんですか?」
それだと受付も通らないが。
「従業員専用の出入口ですが、係員はいます。その者たちにも話は通ってますのでご自由にお使いください」
「ところで、この建物は五階まであるようだけど」
「その通りです。上の階ほど高位の貴族の子弟が入っておりますので、あまり用事がなければ上階に出入りするのはおやめになられた方がよろしいかと思います」
「位の高い者が上の階なんですね。階段が大変だと思っていたけど」
「出入口から一番遠いほど守られる。そして、彼らを逃がさないようにできるというわけです。実際、一度自分の部屋に入ると出てこない学生の方も多いですから」
「そうですね。お付きの人を動かせばいいんですからねえ」
そういうことでしたか。
夕食前までサロンで過ごして、夕食後に自分の部屋にということだろう。
俺の部屋にはかけ湯場がついているが、上の階はバスタブもついているのだろう。お湯って蛇口から出る仕様じゃないんだろうな、ここでも。お付きの人々は大変だな。
二階なら移動も楽で良かった。
「あと、今年は一学年、二学年と合わせても男性の寮生は多くないために、二階の部屋に配置予定の方は数人しかおりません。部屋は上の方から埋まっていくので」
「ああ、馬鹿は高いところが好きっていうからな」
あ、口が滑った。
やっぱり俺のユニークスキルって滑る者の間違いじゃないかなー。
ビーは返事に困ったように微笑んだ。
わからないものはわからないので放置しよう。
もう少し能力名をわかりやすくしてくれば、その能力の使い勝手もわかるものを。。。
滑る者の間違いじゃ、、、とついつい聞いてしまった。
テストも終了したので、学園長室を後にする。
寮の受付に行けば、すでに手続きが済んでおり、部屋に通されると聞いた。
部屋の備品は備え付けだが、卒業時に元に戻せば自由にできる。
そんな財力もない俺には関係のない話だが。
「おい、学園長室に忘れ物だ」
次に学園長室に入ろうとしていた青年が俺にペンを渡しに来てくれた。
そのままテーブルに置いていたのか。
さすがは貴族、顔も動作もイケメンだ。学生だろうか?渡すとすぐに学園長室に戻っていった。
俺は彼の後ろ姿にお礼を言って、収納鞄にペンを入れる。インクは学園長室に置いてあったものを使わせてもらっていたからなあ。
寮の部屋ではタオル、シーツ等も備え付けの物があり、寮の貸与品は寮で洗濯してもらえる。
服など他の物は自分たちがつれてきた
従者や侍女にやってもらうか、お金を出して依頼する。
使用人が作業する洗濯場とか給湯室とか休憩室とかも、建物の目立たない位置に存在しているらしい。
そりゃ、ご主人様とずっと一緒だったら気が休まらないだろう。授業中はついていくのは禁止らしいが、登下校は一緒に行動する。
男性寮、女性寮とわかれていて、学生につく使用人は、その寮にはそれぞれ同じ性別の使用人しか入れない決まりである。
それは護衛だろうと付き人だろうと。
ここにいるのは貴族の子息令嬢なので、信頼できる他家の使用人だろうと同じ領内に異性が近くにいたらダメなのである。
もちろん、寮の従業員は男性女性関わらず働いている。ただし、二人以上一組で行動するよう義務付けられているようだが。貴族の学生に難癖言われる危険性もあるからなあ。
男性寮も凄い建物だ。こんなに彫刻を壁に彫らなくても良いのに。
王都は高い建物が多いが、学生寮も五階まである。
階段も毎日だとなかなか良い運動量になるな。
男性寮の受付に顔を出す。
「今日からお世話になるリアム・メルクイーンです。よろしくお願い致します」
「こちらこそよろしくお願い致します。寮での世話役のビーです。寮の説明は致しますか?」
ビーは優し気な表情で少々年上かな?と見える青年だ。ちょっとインテリっぽい雰囲気も存在するが。服装のせいかな?
「お願いします」
俺が言うと、ビーは俺の後ろを見ている。
「従者等はおりません。俺一人です」
「はい、稀にそのような方もいらっしゃいます。実は、寮の説明はお付きの方にする場合がほとんどですので」
ああ、なるほど。
お付きの方が面倒をしっかり見てくれれば、寮の規則をうるさく学生に言わなくて済むのか。
「では、ご説明をしながら、必要な場所に案内させていただきますね」
世話役と言っても個人個人を面倒みるわけではない。
寮の全体的な世話役という意味だ。実際は学生のお付きの人がこの人に聞きに来るという感じだろう。学生が直接何か言いにくるのは、俺のように誰も付き人がいない者だけだ。
学園長から話がいっていたのか、食堂に行ったときに厨房の設備まで説明された。厨房はかなり広い。すでに夕方で、夕食の準備をしている最中だったので、厨房の皆様に挨拶をしておく。意外と女性の料理人が多い。一応言っておくが、既婚者らしき元気な皆さんだ。
「学園の説明でも聞いたかもしれませんが、部屋のランクで食事の内容も違います。現在、この寮で開いているのが第一食堂と第二食堂、第三食堂ですが、メルクイーン様は第二食堂での食事をお願い致します」
「、、、第三食堂?」
「寮の第三食堂は学園の住み込み従業員用の食堂です。教職員は別棟の宿舎がありますが、そちらの食堂は基本的に従業員でも貴族の出の者が利用します」
学園内の従業員も住み分けされているってことか。
「厨房はすべてつながっているの?」
「その方が効率が良いですからね。第一食堂の配膳スタッフにはそれなりの者を配置させておりますが、基本的にその家のお付きの人が給仕することが多いですね」
ヤベエな、第一食堂。
行きたくない場所だな。
「そういえば料理人を連れて来る学生もいるとか」
「現在の男性寮の寮生ではおりませんが、そういう方はサロンをお借りしている家がほとんどでしょう」
ああ、謎の建物ね。
この学園には豪華絢爛な建物が存在する。
その建物の部屋を学生に貸している。
住むための部屋ではなく、お茶会や集まりに使う部屋なのだそう。。。
自分のお気に入りの学生を呼んで、楽しむ場所なのだそうで。
お貴族様だからな。必要なんだろうな。
一日だけという借り方もできるらしいが、彼らは二年間同じ部屋を借りる。
それが貴族のステータスというものらしい。
俺には一生縁がないなー。
で、そのサロンは広い部屋だけでなく、台所等も完備しているらしい。
つまり昼食を料理人が作る学生は大抵そこで食べる。
自分一人で食べるわけではなく、取り巻き等と食べるらしい。
すっごい世界だなー。
「第三食堂も見ていい?」
「まだ利用者も少ないですし、どうぞ」
厨房から違う扉を抜けると、第三食堂。
うん、こっちの方が砦の食堂に近いよなー。広さはあそこに比べたら全然狭いけど。
長テーブルが並んでいて、自由に座るスタイルだ。
学食と言ったら、普通はこういうイメージだ。
こちらの第三食堂は厨房からカウンター越しに見えていたけど。
第一食堂、第二食堂は扉を開けっぱなしにしていても、ついたてで厨房部分はきちんと隠れている。
第三食堂はカウンターで自分で食事を受け取って、食べ終わったら食器を返却するセルフサービス。
こっちの方が気を使わなくてもいい。
第二食堂で他の学生からのベタないじめも気にしなくて済む。足を引っかけられて食事を床にぶちまける、とかね。
しかも、もう食べている人もいるので、恐らく時間の融通が利く。俺は講義が終わったら魔の森に行くので、すぐに夕食を食べて、そのまま深夜まで活動した方が良い気がする。
「俺、こっちで食べていい?」
笑顔でビーに聞いてみた。
「、、、差額は返金されませんよ」
「でも、食事の量や盛り付けの差はあれど、第二と第三の内容は基本的に同じでしょう」
さすがに第一には贅沢な食材が含まれている皿も存在するようだが、厨房内で見ていたらそんな感じ。
「、、、その通りですが、他言無用でお願いします」
「盛り方でけっこう雰囲気は変わるけど。俺はさっさと受け取ってガッと食べて魔の森に行きたい」
「メルクイーン様はC級冒険者でしたね。では、第三食堂で承りました。ご気分が変わりましたらいつでもおっしゃってください。外出許可証の件も承っておりますので、私が受付にいるときはそのままお通りください」
「はい、ありがとうございます」
俺の首には銅色のC級冒険者プレートがあるのでわかりやすいだろう。
そして、ビーは話のわかる男らしい。他の世話役にはうるさい奴もいるようだが。私が、を強調した。他の世話役のときは普通に外出許可証を見せた方が無難なようだ。結局、門番には見せることにはなるんだから、持ち歩かないという選択はない。
洗濯場や給湯室等も見せてもらい、最後に自分に宛がわれる部屋に来た。
収納鞄に全部入れているから、部屋に運んでおく荷物もないから楽なものだ。
「こちらが男爵家用の部屋になりますが、外出を良くされるということなので、裏の出入口の階段に近い二階にしましたが」
「、、、裏から出ても良いんですか?」
それだと受付も通らないが。
「従業員専用の出入口ですが、係員はいます。その者たちにも話は通ってますのでご自由にお使いください」
「ところで、この建物は五階まであるようだけど」
「その通りです。上の階ほど高位の貴族の子弟が入っておりますので、あまり用事がなければ上階に出入りするのはおやめになられた方がよろしいかと思います」
「位の高い者が上の階なんですね。階段が大変だと思っていたけど」
「出入口から一番遠いほど守られる。そして、彼らを逃がさないようにできるというわけです。実際、一度自分の部屋に入ると出てこない学生の方も多いですから」
「そうですね。お付きの人を動かせばいいんですからねえ」
そういうことでしたか。
夕食前までサロンで過ごして、夕食後に自分の部屋にということだろう。
俺の部屋にはかけ湯場がついているが、上の階はバスタブもついているのだろう。お湯って蛇口から出る仕様じゃないんだろうな、ここでも。お付きの人々は大変だな。
二階なら移動も楽で良かった。
「あと、今年は一学年、二学年と合わせても男性の寮生は多くないために、二階の部屋に配置予定の方は数人しかおりません。部屋は上の方から埋まっていくので」
「ああ、馬鹿は高いところが好きっていうからな」
あ、口が滑った。
やっぱり俺のユニークスキルって滑る者の間違いじゃないかなー。
ビーは返事に困ったように微笑んだ。
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