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4章 闇夜を彷徨う
4-5 この国の犯罪の代償は未遂といえども高い
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「ちなみに、その子供も共犯者です。スクロールの紐を解いたのですから処罰の対象です」
俺は父子の冒険者に言った。
「何を言ってやがるっ。砦の管理者か何だか知らねえが、俺はまだ砦の冒険者じゃねえんだ。お前にそんな処罰を与える権」
「坊ちゃんにはお前を処罰する権利がある。先ほど自己紹介しただろう。砦の管理者リアム・メルクイーンだと。メルクイーン男爵家の者だ。お前がこの地にいる限り、彼の言った刑罰を科される」
ナーヴァルは彼の言葉を遮った。ナーヴァルの目にもこいつアホなのかと書かれている。砦の管理者といった時点で気づけよ、とさえ読み取れる。
砦の管理者というのは、つまりメルクイーン男爵家の冒険者ということなのだから。
他領からの冒険者といえども、砦で冒険者をするために来ているのならそれぐらい調べて来る、というか、その地の冒険者ギルド職員が教えておくか紙で渡していると思うんだが。
父子で揉めたからその情報が抜けたのかなー?
たぶんゴリ押しで冒険者ギルドに砦へ応募を出してくれと頼んだのだろう。
砦の条件に合わない冒険者は、応募する地の冒険者ギルドでとめられるのだから。
彼の依頼者によって良いように言い含められた可能性もある。
「なっ、そんなの爵位まで言われないと、貴族だとわからないじゃないか」
言葉に力がどんどん失われていく。
ようやく自分の立場が分かって来たらしい。
何でメルクイーン男爵領に来ているのに、俺がメルクイーンとしっかり名乗っていて気づかないんだろうな。ホントに不思議だな。俺があまりにも貴族らしくないからかなー?
貴族は爵位まで言う者が多いが、言わなければいけない決まりもない。
「坊ちゃんはきちんと姓まで名乗っていただろう。ちゃんと聞いていないのが悪い」
「そんなっ、リースは何も知らないんだっ。俺だけが悪いんだ。どうか、リースだけは」
慌てて、ナーヴァルに縋り始めた。
俺に縋るよりも温情が見込めると思ったらしい。まあ、ナーヴァルには怒鳴る感情があると評価されたのだろう。
俺は彼らにずうーっと平坦に対応しているからなあ。いわゆる塩対応。
「A級冒険者ビーズ、お前は事の顛末をすべて話すと誓えるか。誓えるのなら子供の処罰は斟酌してやろう」
どうせすべてを話したところで、すべてが明るみに出ることはないが。
王族、もしくはその息がかかった者がこの地に来ないのなら、捕まえることはできない。この地以外は王族が絶対だ。
ビーズは自分の息子を見た。
十歳ってこんなに小さかったかな?最初に見たときよりも小柄に見えてしまう。
「わかった。愛する妻の忘れ形見を守るためだ。すべてを話す」
意を決したようにビーズは言葉にした。
「まあ、誓約魔法があってもなくても、事実を話さなくとも、この場の事実は冒険者ギルド職員もしっかり見ているから言い逃れはできませんけどね」
「坊ちゃん、、、落とすな落とすな」
事実だから言っておかないと。
俺は誓約魔法の刻印を、持っている切れ端の革につけた。
砦の推定被害額はA級冒険者が一年キッチリ魔物討伐すればその報酬で支払える金額である。
高いんじゃないかと物言いがついたが、悪評の被害があれば、砦は極西の砦で商売もしており客が来なくなる。冒険者の募集で砦に冒険者が来ない可能性も高くなると、魔物討伐が滞り死亡者が増え、砦に悪循環が生まれる。メルクイーン男爵領の評判が落ちると、隣の領地でこの領地産のものが売れなくなる等々。
一応推定被害額は例年の実績額から算出している。
ビーズがもういいと言うまで、一つ一つきちんと説明していった。
「本当はこれらの金額も足したいんだけど」
と資料を指さしたら、ビーズが泣きそうな顔になった。
未遂だったら実際の損害額がないんだし、罰金の額を下げても良いんじゃない?という声も聞こえてきそうだが、未遂というのは、事前に犯罪を防げてめでたしめでたし、ということだけでは終わらない。誰かが何らかの対策をしていたからこそ犯罪が防げたということだ。
対策を施した手腕によってそれが未遂に終わったのなら、その損害となるべき全額を領地に返し、防御策をさらに高めることに費やす、そして犯罪がなくなる、という好循環をもたらそうという考えである。
犯罪をすることは百害あって一利なし、を徹底しているように見えるが、金持ちは金持ちなのである。どうやっても金持ちが有利な世の中だ。
誓約魔法でA級冒険者ビーズと誓約を交わす。
真面目に魔物討伐して、一年タダ働き、みたいなものだ。もちろんサボってお金を払い切れない場合は単純にタダ働きの期間が長くなるだけだ。A級冒険者の一年の稼ぎはかなり高額だ。
王族らしき人物からこの依頼でもらった前金は、自分の砦の滞在費、息子の下宿等の支払いに使わせる。その辺はキッチリ金取るよー。
そして、息子のリースは一年間冒険者として砦に入れない。
「まったく、リアム、うちに下宿を頼まなくても良いじゃないか」
「ルンル婆さんの家なら、子供も独立しているから部屋はあるし、住まわせる対価の一部としてリースに家事の手伝いをしてもらえる。ビーズが逃げ出さなければ、リースも一年後には砦で冒険者として受け入れる」
「ああ、そのビーズが死んでも孤児として受け入れるんだろ?」
「孤児ならなー」
「子供の一年はもったいないから、本当ならすぐにでも冒険者として砦に入った方が良いんだろうけど」
「前例は作らない。他の領地や国や冒険者ギルドが金や労力を寄越さない限りは」
「リアムも結局は金か」
「そりゃそうだ。砦は領民の税金と母上の犠牲で成り立っていた。他領の冒険者が親子で砦に入りたいのなら、多額の寄付金でもどこからか毟り取ってくるぐらいではないと入れるわけがない」
「そーさなー。そのぐらいしてもらわないと割に合わんな。ただのA級冒険者が吠えたって、砦の守護獣様には全然敵わないんだから」
俺はルンル婆さんとのこの会話をビーズとリースの前でしている。ビーズとは俺と誓約魔法を交わしているので、ナーヴァルはさっさと砦に帰した。砦長の仕事をしてもらわないと。
「まあ、ルンル婆さんの家で何もしないのならそれまでの人間だ。訓練するとか勉強するとか冒険者になるために何が必要か学んでおけばいい。ビーズと会話してはいけないというわけではないし、砦でも古本屋が営業しているのだから」
砦の三階に小さい古本貸本屋が入りました。
コレは完全に砦の冒険者向け、街の住民向けの店である。
冒険者たちも古本を売ったり買ったり借りたり、新しい本を取り寄せて購入することもできる。調整日や空いている時間に本を読む冒険者も増えた。
砦の図書室にあるのはホントに分厚く古い本ばかりだからね。古本貸本屋は今どきの娯楽小説や物語、実用書などを中心に取り扱っている。
俺も店番をやっているときに、売り物の本を読ませてもらっている。
この頃はナーヴァルがこの店に探しに来るようにまで進化してしまった。
うーん、快適な環境だったのに。。。
砦の書類仕事は自動筆記と複写の魔法で効率アップしているから俺の自由時間は増えたはずなのだが、砦長室にいないからナーヴァルに探されることが増える、となる。。。砦長が探しに来るな。
「リースが望むなら、砦の工房や店で随時アルバイトは募集している。一年の期間限定で雇ってもらえば?」
ちょっと非難の目がビーズから向けられる。
おやおや?
他人の話をちゃんと聞かないから、タダ働きな目に遭うんだよ。
「砦に入れないんじゃないのか」
「砦の冒険者としては入れない。砦では一般人向けの宿泊は受け付けていないから、リースの下宿は必要だ。それに一般人向けの宿泊が開始されたところで一泊の料金を冒険者並みの滞在費で提供するわけがないから、A級冒険者といえども一年滞在したらかなりの出費になるぞ」
砦に泊まってみたいという客は増えているが、どうやっても街の外れの保養地にあるホテルを勧めてしまう。
砦にサービスを求められても困るというのが実際であり、魔物の大群が押し寄せたときに宿泊客をどうするかという問題にも直面する。そんなときにはサービスもままならず、買い物もできず、日夜問わず騒がしくなってしまうから客も寝れなくなる。苦情を言われてもどうしようもない。
砦のお試し宿泊は、砦が安定している時期にたまーに不定期開催しているが、常時となってしまうと考えることが多い。
「あっれー、リアムくんじゃーん、ひっさびさー。話し声が聞こえるから見に来ちゃったよー」
「ルイさん、、、」
弟アミールの家庭教師ルイ・ミミスがやって来た。
ルンル婆さんの家はうちの隣だからな。
俺は父子の冒険者に言った。
「何を言ってやがるっ。砦の管理者か何だか知らねえが、俺はまだ砦の冒険者じゃねえんだ。お前にそんな処罰を与える権」
「坊ちゃんにはお前を処罰する権利がある。先ほど自己紹介しただろう。砦の管理者リアム・メルクイーンだと。メルクイーン男爵家の者だ。お前がこの地にいる限り、彼の言った刑罰を科される」
ナーヴァルは彼の言葉を遮った。ナーヴァルの目にもこいつアホなのかと書かれている。砦の管理者といった時点で気づけよ、とさえ読み取れる。
砦の管理者というのは、つまりメルクイーン男爵家の冒険者ということなのだから。
他領からの冒険者といえども、砦で冒険者をするために来ているのならそれぐらい調べて来る、というか、その地の冒険者ギルド職員が教えておくか紙で渡していると思うんだが。
父子で揉めたからその情報が抜けたのかなー?
たぶんゴリ押しで冒険者ギルドに砦へ応募を出してくれと頼んだのだろう。
砦の条件に合わない冒険者は、応募する地の冒険者ギルドでとめられるのだから。
彼の依頼者によって良いように言い含められた可能性もある。
「なっ、そんなの爵位まで言われないと、貴族だとわからないじゃないか」
言葉に力がどんどん失われていく。
ようやく自分の立場が分かって来たらしい。
何でメルクイーン男爵領に来ているのに、俺がメルクイーンとしっかり名乗っていて気づかないんだろうな。ホントに不思議だな。俺があまりにも貴族らしくないからかなー?
貴族は爵位まで言う者が多いが、言わなければいけない決まりもない。
「坊ちゃんはきちんと姓まで名乗っていただろう。ちゃんと聞いていないのが悪い」
「そんなっ、リースは何も知らないんだっ。俺だけが悪いんだ。どうか、リースだけは」
慌てて、ナーヴァルに縋り始めた。
俺に縋るよりも温情が見込めると思ったらしい。まあ、ナーヴァルには怒鳴る感情があると評価されたのだろう。
俺は彼らにずうーっと平坦に対応しているからなあ。いわゆる塩対応。
「A級冒険者ビーズ、お前は事の顛末をすべて話すと誓えるか。誓えるのなら子供の処罰は斟酌してやろう」
どうせすべてを話したところで、すべてが明るみに出ることはないが。
王族、もしくはその息がかかった者がこの地に来ないのなら、捕まえることはできない。この地以外は王族が絶対だ。
ビーズは自分の息子を見た。
十歳ってこんなに小さかったかな?最初に見たときよりも小柄に見えてしまう。
「わかった。愛する妻の忘れ形見を守るためだ。すべてを話す」
意を決したようにビーズは言葉にした。
「まあ、誓約魔法があってもなくても、事実を話さなくとも、この場の事実は冒険者ギルド職員もしっかり見ているから言い逃れはできませんけどね」
「坊ちゃん、、、落とすな落とすな」
事実だから言っておかないと。
俺は誓約魔法の刻印を、持っている切れ端の革につけた。
砦の推定被害額はA級冒険者が一年キッチリ魔物討伐すればその報酬で支払える金額である。
高いんじゃないかと物言いがついたが、悪評の被害があれば、砦は極西の砦で商売もしており客が来なくなる。冒険者の募集で砦に冒険者が来ない可能性も高くなると、魔物討伐が滞り死亡者が増え、砦に悪循環が生まれる。メルクイーン男爵領の評判が落ちると、隣の領地でこの領地産のものが売れなくなる等々。
一応推定被害額は例年の実績額から算出している。
ビーズがもういいと言うまで、一つ一つきちんと説明していった。
「本当はこれらの金額も足したいんだけど」
と資料を指さしたら、ビーズが泣きそうな顔になった。
未遂だったら実際の損害額がないんだし、罰金の額を下げても良いんじゃない?という声も聞こえてきそうだが、未遂というのは、事前に犯罪を防げてめでたしめでたし、ということだけでは終わらない。誰かが何らかの対策をしていたからこそ犯罪が防げたということだ。
対策を施した手腕によってそれが未遂に終わったのなら、その損害となるべき全額を領地に返し、防御策をさらに高めることに費やす、そして犯罪がなくなる、という好循環をもたらそうという考えである。
犯罪をすることは百害あって一利なし、を徹底しているように見えるが、金持ちは金持ちなのである。どうやっても金持ちが有利な世の中だ。
誓約魔法でA級冒険者ビーズと誓約を交わす。
真面目に魔物討伐して、一年タダ働き、みたいなものだ。もちろんサボってお金を払い切れない場合は単純にタダ働きの期間が長くなるだけだ。A級冒険者の一年の稼ぎはかなり高額だ。
王族らしき人物からこの依頼でもらった前金は、自分の砦の滞在費、息子の下宿等の支払いに使わせる。その辺はキッチリ金取るよー。
そして、息子のリースは一年間冒険者として砦に入れない。
「まったく、リアム、うちに下宿を頼まなくても良いじゃないか」
「ルンル婆さんの家なら、子供も独立しているから部屋はあるし、住まわせる対価の一部としてリースに家事の手伝いをしてもらえる。ビーズが逃げ出さなければ、リースも一年後には砦で冒険者として受け入れる」
「ああ、そのビーズが死んでも孤児として受け入れるんだろ?」
「孤児ならなー」
「子供の一年はもったいないから、本当ならすぐにでも冒険者として砦に入った方が良いんだろうけど」
「前例は作らない。他の領地や国や冒険者ギルドが金や労力を寄越さない限りは」
「リアムも結局は金か」
「そりゃそうだ。砦は領民の税金と母上の犠牲で成り立っていた。他領の冒険者が親子で砦に入りたいのなら、多額の寄付金でもどこからか毟り取ってくるぐらいではないと入れるわけがない」
「そーさなー。そのぐらいしてもらわないと割に合わんな。ただのA級冒険者が吠えたって、砦の守護獣様には全然敵わないんだから」
俺はルンル婆さんとのこの会話をビーズとリースの前でしている。ビーズとは俺と誓約魔法を交わしているので、ナーヴァルはさっさと砦に帰した。砦長の仕事をしてもらわないと。
「まあ、ルンル婆さんの家で何もしないのならそれまでの人間だ。訓練するとか勉強するとか冒険者になるために何が必要か学んでおけばいい。ビーズと会話してはいけないというわけではないし、砦でも古本屋が営業しているのだから」
砦の三階に小さい古本貸本屋が入りました。
コレは完全に砦の冒険者向け、街の住民向けの店である。
冒険者たちも古本を売ったり買ったり借りたり、新しい本を取り寄せて購入することもできる。調整日や空いている時間に本を読む冒険者も増えた。
砦の図書室にあるのはホントに分厚く古い本ばかりだからね。古本貸本屋は今どきの娯楽小説や物語、実用書などを中心に取り扱っている。
俺も店番をやっているときに、売り物の本を読ませてもらっている。
この頃はナーヴァルがこの店に探しに来るようにまで進化してしまった。
うーん、快適な環境だったのに。。。
砦の書類仕事は自動筆記と複写の魔法で効率アップしているから俺の自由時間は増えたはずなのだが、砦長室にいないからナーヴァルに探されることが増える、となる。。。砦長が探しに来るな。
「リースが望むなら、砦の工房や店で随時アルバイトは募集している。一年の期間限定で雇ってもらえば?」
ちょっと非難の目がビーズから向けられる。
おやおや?
他人の話をちゃんと聞かないから、タダ働きな目に遭うんだよ。
「砦に入れないんじゃないのか」
「砦の冒険者としては入れない。砦では一般人向けの宿泊は受け付けていないから、リースの下宿は必要だ。それに一般人向けの宿泊が開始されたところで一泊の料金を冒険者並みの滞在費で提供するわけがないから、A級冒険者といえども一年滞在したらかなりの出費になるぞ」
砦に泊まってみたいという客は増えているが、どうやっても街の外れの保養地にあるホテルを勧めてしまう。
砦にサービスを求められても困るというのが実際であり、魔物の大群が押し寄せたときに宿泊客をどうするかという問題にも直面する。そんなときにはサービスもままならず、買い物もできず、日夜問わず騒がしくなってしまうから客も寝れなくなる。苦情を言われてもどうしようもない。
砦のお試し宿泊は、砦が安定している時期にたまーに不定期開催しているが、常時となってしまうと考えることが多い。
「あっれー、リアムくんじゃーん、ひっさびさー。話し声が聞こえるから見に来ちゃったよー」
「ルイさん、、、」
弟アミールの家庭教師ルイ・ミミスがやって来た。
ルンル婆さんの家はうちの隣だからな。
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