59 / 74
第3章 激動の
3-1 世界を救う英雄 ◆ティフィ視点◆
しおりを挟む
◆ティフィ視点◆
魔王様は離してくれなかった。
今夜も居酒屋の個室に連れて行かれて、魔王様に隅々まで抱かれる。
過激な愛撫は肉体に刻み込まれる。
コレは自分自身の本当のカラダではないはずなのに。
本当のカラダは寝ているはずなのに。
ズィーの姿でもないのに、魔王様は私を抱き続ける。
「んあっ、はあっ、魔王様っ」
彼のモノは大きく、今までに出会った者のなかでダントツに大きい。
彼を何度も受け入れて私のカラダは大きく跳ねる。
魔王様の禍々しく荒々しい魔力も体内で駆け巡る。
何度も何度もヤられてその激しさに慣れてくると、もう猛々しい魔力がないと物足りなくなるのが不思議だ。
腰を強く打ちつけられた。
「んんっ」
私は大きくのけぞり、強くシーツを握った。
快楽の余韻を味わいながら、二人で荒々しい息を整える。
居酒屋の個室にあるベッドはそこまで大きいものではない。
だが、密着するには好都合な狭さである。
行為が一段落した今もまだ魔王様に強く抱かれている。
この街には居酒屋はこの一店舗だけであり、個室にベッドまであるのはそういう役割も果たしているのだとようやく知る。
意外と奥にほどほどな数の個室が並んでいた。
酒を飲むための普通の個室もあるようだが、密談でもない限り酒目的では使われないようだ。
最近は前竜王も落ち着いてきたようだが、ズィーも度々連れ込まれている。
「魔王様。毎晩、私を抱いてますけど、ズィーのことは良いんですか?」
魔王様はズィーのことが好きだったはず。
一、二週間ほどは魔王様に抱かれるままだったが、ようやく思考できるようになってきた。
夜の間ずっと魔王様に抱かれて、目が覚めたらトワイト魔法王国のズィーに戻っている日々の繰り返しが続いていたが、ようやく質問ができた。
魔王様は私の額に口づけを落とす。
「ズィーのことも好きだが、自分のカラダを捧げて私の機嫌を取ろうとする意志を無下にするほど私は落ちぶれてないぞ」
おおう、魔王様の笑顔が甘い。
なぜこんなことになったのか、私も記憶がない。
ズィーに提案された後に休憩室を出て、気づいたら魔王様に抱かれていた。
酒も飲んでいなかったし、ズィーにも洗脳魔法なんて使ってないと言われてしまった。
「魔王様に対してそういう方々は非常に多かったと思いますけど」
権力者にはつきものだろう。
自分や自分の娘のカラダを捧げる者というのは。
「庇護を受けていた者はその権力者を失うと立場を失い、どうにもならなくなることが多い。魔族領では私は妻以外には手を出していない。魔族は魔王に権力が集中する。魔王の妻であっても、魔王がいなくなれば権力を維持するのは難しい」
「、、、なら、今の魔族領は混沌としているんですか」
中心となる魔王様が封印されているならば。
「いや、我が妻によって平穏は維持されている。あの人は元々私がいなくとも統治者たる女性だ」
「今もまだ奥さんを好きなんですか」
「まだ愛している」
「ズィーよりも?」
魔王様が私の髪を愛でた。
柔らかく撫でている。
「愛情の深さに順位はつけられない。今、彼らに抱いている感情はそれぞれ別のものだ。そして、それはお前に対しても」
カラダだけの関係だと思うが、魔王様が私に触れる手は優しい。
彼の指が、また私のカラダの奥へと侵入してくる。
「あ、、、」
「まだ全然足りない」
まるで噛みつかれるように、カラダ中を甘噛みをされる。
そして、二回目が始まる。
「ティフィが選ぶ男の条件は、結局は絶倫なんだろ?」
ズィーがベッド脇に現れた。
私はあられもない姿をズィーに見せていた。
シーツで隠したい欲求に駆られるが、シーツはすでにベッドの下に落ちている。
服なんて床に脱ぎ散らかしたままだ。
隠せる物が手元に何もない。
すでに何度も抱かれた後だ。
魔王様は体液まみれでも、私を抱いていても絵になるのはなぜだろう。
魔法で綺麗にしてくれないのはわざとである。
「愛の営みの最中に現れるのは無粋の極みだと思うが」
「ヴィッター、今日はティフィが来る前に言ったよね。ティフィと話す時間をくれと。思いっ切り時間制限が近づいているじゃないか。一応コレでも行為が一段落した後に来ているんだ」
ズィーはにこやかに笑っているが、目が死ねと言っている、魔王様に。
魔王様にそんな目を向けられるのはズィーだけだ。
こんな場に足を踏み入れたくないのはこっちだともいう目も。
「そうだったか?じゃあ、話している間その代わりにズィーが私の相手をしてくれるのか」
「、、、魔王様、ティフィに手を出したのだから、最後まで責任を取ろう」
ズィーの圧が魔王様より怖くなった。
笑顔なのがさらに怖い。
顔を両手で隠したいが、魔王様にぎゅむむーと抱かれているので腕が動かせない。
私は魔王様に抱き枕にされたままベッドに横たわった状態で、ズィーに対応している。
私と話すために来たズィーなのに、魔王様の相手もしろと言われたらキレ気味になるよね。
ちなみに、一言も発生してないがニヤニヤ顔の前竜王も部屋に侵入してきている。
「、、、時間がないのなら、早く話し始めたらどうだ」
魔王様が私を抱き枕にしたまま提案した。
私、抱き枕のまま話を聞かなきゃいけないの?
新手の拷問かな?
魔王様が私を逃がす気がないように、抱いている腕が微動だにしない。
それもそうかと頷いて、ズィーが私に言葉を紡ぐ。
「ティフィ、世界を救う英雄になる気はないか」
「はい?」
いきなり言われたら、私の反応が正しいと思う。
それ以上の反応ができるわけもない。
「ふむ、はいだから肯定と受け取っていいよな。じゃ、そゆことで」
言質はとったとばかりに、ズィーは部屋をさっさと後にする。
事情を判断して反論される前に。
前竜王も後を追い、しっかりと扉を閉めていった。
魔王様にがっしりと抱き枕にされているので、手すら扉の方へと伸ばせない。
後の祭りであるが。
「え?」
「ズィーはお前が疑問符をつけたのをわざと無視したぞ」
「英雄?」
「お前の肉体で何かやらかす気なんだろうなあ」
魔王様により強く抱きしめられ、首筋を噛まれる。
「ふぅっ」
「邪魔されたのだから、お前の時間制限までとことん付き合ってもらうぞ」
手はすでにカラダの奥をまさぐっている。
敏感な部分は刺激をされて興奮する。
「、、、ああっ」
もう魔王様なしでは生きてはいられない肉体にされそうだ。
されそうではなく、すでにされたが正しいか。
ルアを失ったとき、ルアがいなければ生きてはいけないとさえ思ったはずなのに。
この肉体は都合がよくできている。
「この頃、より敏感になってきたな」
シークが朝食後に触れてきた。
ほんの少し安心している自分がいる。
安心して抱かれている。
シークもグフタ国王もズィーのことが好きなのだから。
ズィーが元に戻れば、彼らはズィー相手にこういう行為はできなくなるかもしれないが、それはそれで納得するだろうと。
私がいなくなっても何とも、、、世話する者がいなくなって良かったぐらいは思うかもしれないが、特に私に対しては感情が動かないはずだ。
こんなに抱き合っていて、それはそれで悲しい気もするが、後腐れがないと言えばその通り。
私の想いをズィーに言ったらどう反応されるか。
あの仮想現実に行きたいと。
あそこで暮らしたいと。
魔王様に何度も抱かれたら、この想いが強くなってしまった。
薬屋が一軒しかないルメドの街を後にするのは心苦しいが、私には魔王様が必要だ。
魔王様は私を見ていなくとも、ズィーが好きであろうとも、私を抱いてくれる。
魔王様が欲しい。
私の一生を捧げたい。
とことん抱き潰してほしい。
あまりにも己の欲望が膨らみすぎて、ズィーに言われたことをすっかり忘れていた。
世界を救う英雄になる気はないか、という言葉を。
魔王様は離してくれなかった。
今夜も居酒屋の個室に連れて行かれて、魔王様に隅々まで抱かれる。
過激な愛撫は肉体に刻み込まれる。
コレは自分自身の本当のカラダではないはずなのに。
本当のカラダは寝ているはずなのに。
ズィーの姿でもないのに、魔王様は私を抱き続ける。
「んあっ、はあっ、魔王様っ」
彼のモノは大きく、今までに出会った者のなかでダントツに大きい。
彼を何度も受け入れて私のカラダは大きく跳ねる。
魔王様の禍々しく荒々しい魔力も体内で駆け巡る。
何度も何度もヤられてその激しさに慣れてくると、もう猛々しい魔力がないと物足りなくなるのが不思議だ。
腰を強く打ちつけられた。
「んんっ」
私は大きくのけぞり、強くシーツを握った。
快楽の余韻を味わいながら、二人で荒々しい息を整える。
居酒屋の個室にあるベッドはそこまで大きいものではない。
だが、密着するには好都合な狭さである。
行為が一段落した今もまだ魔王様に強く抱かれている。
この街には居酒屋はこの一店舗だけであり、個室にベッドまであるのはそういう役割も果たしているのだとようやく知る。
意外と奥にほどほどな数の個室が並んでいた。
酒を飲むための普通の個室もあるようだが、密談でもない限り酒目的では使われないようだ。
最近は前竜王も落ち着いてきたようだが、ズィーも度々連れ込まれている。
「魔王様。毎晩、私を抱いてますけど、ズィーのことは良いんですか?」
魔王様はズィーのことが好きだったはず。
一、二週間ほどは魔王様に抱かれるままだったが、ようやく思考できるようになってきた。
夜の間ずっと魔王様に抱かれて、目が覚めたらトワイト魔法王国のズィーに戻っている日々の繰り返しが続いていたが、ようやく質問ができた。
魔王様は私の額に口づけを落とす。
「ズィーのことも好きだが、自分のカラダを捧げて私の機嫌を取ろうとする意志を無下にするほど私は落ちぶれてないぞ」
おおう、魔王様の笑顔が甘い。
なぜこんなことになったのか、私も記憶がない。
ズィーに提案された後に休憩室を出て、気づいたら魔王様に抱かれていた。
酒も飲んでいなかったし、ズィーにも洗脳魔法なんて使ってないと言われてしまった。
「魔王様に対してそういう方々は非常に多かったと思いますけど」
権力者にはつきものだろう。
自分や自分の娘のカラダを捧げる者というのは。
「庇護を受けていた者はその権力者を失うと立場を失い、どうにもならなくなることが多い。魔族領では私は妻以外には手を出していない。魔族は魔王に権力が集中する。魔王の妻であっても、魔王がいなくなれば権力を維持するのは難しい」
「、、、なら、今の魔族領は混沌としているんですか」
中心となる魔王様が封印されているならば。
「いや、我が妻によって平穏は維持されている。あの人は元々私がいなくとも統治者たる女性だ」
「今もまだ奥さんを好きなんですか」
「まだ愛している」
「ズィーよりも?」
魔王様が私の髪を愛でた。
柔らかく撫でている。
「愛情の深さに順位はつけられない。今、彼らに抱いている感情はそれぞれ別のものだ。そして、それはお前に対しても」
カラダだけの関係だと思うが、魔王様が私に触れる手は優しい。
彼の指が、また私のカラダの奥へと侵入してくる。
「あ、、、」
「まだ全然足りない」
まるで噛みつかれるように、カラダ中を甘噛みをされる。
そして、二回目が始まる。
「ティフィが選ぶ男の条件は、結局は絶倫なんだろ?」
ズィーがベッド脇に現れた。
私はあられもない姿をズィーに見せていた。
シーツで隠したい欲求に駆られるが、シーツはすでにベッドの下に落ちている。
服なんて床に脱ぎ散らかしたままだ。
隠せる物が手元に何もない。
すでに何度も抱かれた後だ。
魔王様は体液まみれでも、私を抱いていても絵になるのはなぜだろう。
魔法で綺麗にしてくれないのはわざとである。
「愛の営みの最中に現れるのは無粋の極みだと思うが」
「ヴィッター、今日はティフィが来る前に言ったよね。ティフィと話す時間をくれと。思いっ切り時間制限が近づいているじゃないか。一応コレでも行為が一段落した後に来ているんだ」
ズィーはにこやかに笑っているが、目が死ねと言っている、魔王様に。
魔王様にそんな目を向けられるのはズィーだけだ。
こんな場に足を踏み入れたくないのはこっちだともいう目も。
「そうだったか?じゃあ、話している間その代わりにズィーが私の相手をしてくれるのか」
「、、、魔王様、ティフィに手を出したのだから、最後まで責任を取ろう」
ズィーの圧が魔王様より怖くなった。
笑顔なのがさらに怖い。
顔を両手で隠したいが、魔王様にぎゅむむーと抱かれているので腕が動かせない。
私は魔王様に抱き枕にされたままベッドに横たわった状態で、ズィーに対応している。
私と話すために来たズィーなのに、魔王様の相手もしろと言われたらキレ気味になるよね。
ちなみに、一言も発生してないがニヤニヤ顔の前竜王も部屋に侵入してきている。
「、、、時間がないのなら、早く話し始めたらどうだ」
魔王様が私を抱き枕にしたまま提案した。
私、抱き枕のまま話を聞かなきゃいけないの?
新手の拷問かな?
魔王様が私を逃がす気がないように、抱いている腕が微動だにしない。
それもそうかと頷いて、ズィーが私に言葉を紡ぐ。
「ティフィ、世界を救う英雄になる気はないか」
「はい?」
いきなり言われたら、私の反応が正しいと思う。
それ以上の反応ができるわけもない。
「ふむ、はいだから肯定と受け取っていいよな。じゃ、そゆことで」
言質はとったとばかりに、ズィーは部屋をさっさと後にする。
事情を判断して反論される前に。
前竜王も後を追い、しっかりと扉を閉めていった。
魔王様にがっしりと抱き枕にされているので、手すら扉の方へと伸ばせない。
後の祭りであるが。
「え?」
「ズィーはお前が疑問符をつけたのをわざと無視したぞ」
「英雄?」
「お前の肉体で何かやらかす気なんだろうなあ」
魔王様により強く抱きしめられ、首筋を噛まれる。
「ふぅっ」
「邪魔されたのだから、お前の時間制限までとことん付き合ってもらうぞ」
手はすでにカラダの奥をまさぐっている。
敏感な部分は刺激をされて興奮する。
「、、、ああっ」
もう魔王様なしでは生きてはいられない肉体にされそうだ。
されそうではなく、すでにされたが正しいか。
ルアを失ったとき、ルアがいなければ生きてはいけないとさえ思ったはずなのに。
この肉体は都合がよくできている。
「この頃、より敏感になってきたな」
シークが朝食後に触れてきた。
ほんの少し安心している自分がいる。
安心して抱かれている。
シークもグフタ国王もズィーのことが好きなのだから。
ズィーが元に戻れば、彼らはズィー相手にこういう行為はできなくなるかもしれないが、それはそれで納得するだろうと。
私がいなくなっても何とも、、、世話する者がいなくなって良かったぐらいは思うかもしれないが、特に私に対しては感情が動かないはずだ。
こんなに抱き合っていて、それはそれで悲しい気もするが、後腐れがないと言えばその通り。
私の想いをズィーに言ったらどう反応されるか。
あの仮想現実に行きたいと。
あそこで暮らしたいと。
魔王様に何度も抱かれたら、この想いが強くなってしまった。
薬屋が一軒しかないルメドの街を後にするのは心苦しいが、私には魔王様が必要だ。
魔王様は私を見ていなくとも、ズィーが好きであろうとも、私を抱いてくれる。
魔王様が欲しい。
私の一生を捧げたい。
とことん抱き潰してほしい。
あまりにも己の欲望が膨らみすぎて、ズィーに言われたことをすっかり忘れていた。
世界を救う英雄になる気はないか、という言葉を。
49
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる