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第2章 波乱含みの
2-24 試練
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ティフィになってかなりの日数が過ぎた。
残りの月数の方が少なくなったが、肉欲に溺れる生活は続いている。
夕方でもまだまだ残暑が厳しい。
俺は薬屋のカウンター内で書類整理をしている。
「暑いなー」
「、、、いつもなら何も言わずに魔法で涼しんでないか」
カウンター内は狭いので、邪魔なデカイ図体を追い出したのだが。
客用のイスに座っているルアン王子は俺をじっと見ていた。
感想を言っただけなのに、鋭いな。
本日、ティフィの封印から漏れ出る魔力は使い果たしてしまった。
さらに封印を緩ませているくらいだ。
これ以上はレインにバレるから気をつけていたのに。
ルアン王子にバレかけているとは。
スッとひんやりとした風がやってくる。
「お?」
「暑いんだろ」
ルアン王子が魔法を発動させている。
俺はカルテを持ったまま、一時停止。
しばらくしてから、首を傾げる。
「その反応、傷つくんだが」
「いやー、ティフィにならわかるんだが、俺にサービスしても何も出ないぞ」
「毎晩、愛し合って求め合って、カラダを絡ませ合っているのに、まだ信じてくれないのか」
客がいないからできる会話だな。
薬屋には客がいないのはこの街が平和な証だ。
ルアン王子はカウンターに顔をのせ、不貞腐れ始めた。
当然のことながら、街の役所は国の休日に休みである。
というわけで、ルアン王子はお休み。
けれど、薬屋は平日に週一の休みがあるので、薬屋は通常運転。お外デートはできない。
そして、本日はレインが夜勤の日である。
すでに自宅に仕度をするために戻っている。
「ん、何だ?」
ルアン王子が手を伸ばし、俺の頬に触れる。
優しく甘い笑顔を俺に向けた。
「ズィー、愛してる」
全人類がとろける愛の告白だ。
俺はすかさず。
「、、、その反応も傷つくんだが」
「熱はないな」
俺は手のひらをルアン王子の額にのせていた。
「ヤッているとき以外で、そんな言葉を発したのは初めてじゃないか?」
「ヤるのが目的で愛していると言っているわけじゃないのだが」
「うーん、今は俺がティフィの肉体だから毎晩愛し合えているが、お前が俺自身と対面したら、似ている俺を抱けるのか?ティフィの方がいいってことになるだろ」
「、、、ズィーの姿はあのときハッキリと見たけど」
「騎士服なあ。アレは整ったときの姿だからなあ。俺、いつももっとだらしない格好で魔法研究しているから、目の当たりしたら幻滅するんじゃないか」
「幻滅なんてするわけがない。だらしない格好と言ってもそういう格好じゃないのか」
そうなんだけどね。
ティフィは何着ても似合うからなあ。ただのダルダルTシャツでも。薬師らしくないけど、この暑い時期にきちんとした長袖の服装を着用できるのはレインくらいだ。
今日はルアン王子の言葉にいつもの棘がないなあ。
本当に熱ないのか?
「六十三歳かあ」
ついポロッと口から漏れた。
六十三歳でだらしない格好しても格好良いと評価されるティフィ。さすがハーフエルフ、ずるいな。
「ん?客の爺さんにでも何か心配事でもあるのか?」
俺がカルテを見ているから誤解されたようだ。
「いや、ティフィの実年齢だ」
「、、、、、、、、は?」
ルアン王子の顔が崩れた。
うんうん、やっぱり驚くよね。
俺も前竜王を気絶させてしまうくらいには。
「ティフィはハーフエルフでもエルフよりの肉体だから、人とは寿命が違う。このティフィの肉体なら、病気とか怪我とかしなければおそらく八百から千歳は生きるぞ。エルフでも二、三千歳くらい軽く生きるヤツもいるが、ハイエルフなら五千歳以上生きることもある」
「人とは違い、長い人生を歩むんだな」
ルアン王子がほんの少し目を伏せた。
種族によって寿命は違う。
「そうだな」
俺もそれ以上この会話を膨らませる気はない。
ルアン王子も何か考えることがあるのか、カウンターに腕をのせて黙る。
俺はパラパラと目的のカルテを重ねていく。
「整理で何か手伝うことはあるか」
「いや、ある程度の仕分けは済んだ」
「仕分け?」
「持病がある者、免疫が弱まっている者等々、流行り病に罹りそうな者たちだ」
ただし、カルテがある者はこの薬屋を利用したことのある者に限られる。
街に住む者は多く、本来なら該当者はここに分けたカルテ以上に存在するはずだ。
「流行り病?感染症がこの地域で発生するのか?」
ルアン王子はパッと顔を上げた。
「この国は基本的に冬がそこまで寒くならないが、それでも温度が下がったときに、おそらく今年は」
「まだ暑いくらいだが、ティフィはその時期にはここに戻っているのか?」
「流行り始めたくらいの時期なら、俺かな?その時期に薬で治療できれば、この街では蔓延しない。ただし、この街は街道に接しているから、しばらく注意喚起しておけば、この街は何とかなるだろう」
「そうか」
ルアン王子がほんの少しホッとした表情を浮かべる。
「感染しないようにしたり、症状を抑えたりする予防薬というのもあるのだが、」
「なら、それを配付したらいいんじゃないか」
「ルアン王子殿下、簡単に言うが誰がその金を払うんだ?」
ルアン王子は配付と言った。
それは彼が国として発言しているからだ。
ジルノア王国なら予算をまわして該当者に対して予防薬を配付することも可能かもしれないが。
「無償での配付はティフィ個人ではこの街だけでも無理な話だ。材料費だけでも金が足りない。それに、この街だけじゃなく、周辺諸国も感染症が蔓延する」
「あ、ああ、そうだな」
「それにトワイト魔法王国の六位が発言すれば、ここの領主が動くかもしれないが、ティフィはこの街の薬師でしかない。そんな人物が未来の話をしたところで予防薬で金儲けを企んでいるとしか思えないだろうよ」
「じゃあ、貴方が六位の姿になって領主に会いに行けば」
「それをお前は望むのか?」
静かに聞いた。
「、、、六位でその発言をしたら、恩恵を受けた国々に高額な対価を請求するのか」
「そういうことだ。俺の魔法は無償ではない。その情報には対価が必要になる。で、情報を聞いたお前はどう動く」
俺はルアン王子に尋ねた。
表立って俺が動かないなら、誰が中心となって動くのか。
夏場なら材料の薬草も安く出回っているが、治療薬が必要となる冬場には品薄になり高騰する。
薬草の状態がいい夏場に予防薬や治療薬の準備をしておけば、在庫もどうにかなる可能性は高いが。
薬を依頼されても、こんな小さな薬屋ではこの国だけでなく周辺諸国の必要な個数を揃えるには全然手が足りない。
この薬屋でできることは、この街で必要な個数を揃えることぐらいだろう。
「それが貴方が私を認めるための試練なのか」
ルアン王子が立ち上がった。
ん?
認める?
「了解した。私はジルノア王国の第一王子という身分を捨てた身だ。だが、それでも協力してくれるという人脈を探して、完璧とは言えなくとも軟着陸できる程度には何とかしてみせる」
勝手に了解された。
いや、まあ、実際、ルアン王子が顔となって動けということなのだが、だいぶ含むところがある回答になってしまった。
言葉って難しいなあ。
「休憩室で手紙を書く。もう少ししたら夕食にしよう」
ルアン王子がカウンター内に入り、後ろを通り過ぎるときに頬にキスしていった。
今日はさり気なスキンシップも多いな。
軽い方が愛情を感じてしまう不思議。
いつもなら夜の濃厚な接触だが、欲望が前面に押し出されている気がする。
俺も肉体の性欲を満たしたいと日夜励んでしまっている。
ルアン王子は協力してくれそうな相手に手紙を送るのだろうか。
残りの月数の方が少なくなったが、肉欲に溺れる生活は続いている。
夕方でもまだまだ残暑が厳しい。
俺は薬屋のカウンター内で書類整理をしている。
「暑いなー」
「、、、いつもなら何も言わずに魔法で涼しんでないか」
カウンター内は狭いので、邪魔なデカイ図体を追い出したのだが。
客用のイスに座っているルアン王子は俺をじっと見ていた。
感想を言っただけなのに、鋭いな。
本日、ティフィの封印から漏れ出る魔力は使い果たしてしまった。
さらに封印を緩ませているくらいだ。
これ以上はレインにバレるから気をつけていたのに。
ルアン王子にバレかけているとは。
スッとひんやりとした風がやってくる。
「お?」
「暑いんだろ」
ルアン王子が魔法を発動させている。
俺はカルテを持ったまま、一時停止。
しばらくしてから、首を傾げる。
「その反応、傷つくんだが」
「いやー、ティフィにならわかるんだが、俺にサービスしても何も出ないぞ」
「毎晩、愛し合って求め合って、カラダを絡ませ合っているのに、まだ信じてくれないのか」
客がいないからできる会話だな。
薬屋には客がいないのはこの街が平和な証だ。
ルアン王子はカウンターに顔をのせ、不貞腐れ始めた。
当然のことながら、街の役所は国の休日に休みである。
というわけで、ルアン王子はお休み。
けれど、薬屋は平日に週一の休みがあるので、薬屋は通常運転。お外デートはできない。
そして、本日はレインが夜勤の日である。
すでに自宅に仕度をするために戻っている。
「ん、何だ?」
ルアン王子が手を伸ばし、俺の頬に触れる。
優しく甘い笑顔を俺に向けた。
「ズィー、愛してる」
全人類がとろける愛の告白だ。
俺はすかさず。
「、、、その反応も傷つくんだが」
「熱はないな」
俺は手のひらをルアン王子の額にのせていた。
「ヤッているとき以外で、そんな言葉を発したのは初めてじゃないか?」
「ヤるのが目的で愛していると言っているわけじゃないのだが」
「うーん、今は俺がティフィの肉体だから毎晩愛し合えているが、お前が俺自身と対面したら、似ている俺を抱けるのか?ティフィの方がいいってことになるだろ」
「、、、ズィーの姿はあのときハッキリと見たけど」
「騎士服なあ。アレは整ったときの姿だからなあ。俺、いつももっとだらしない格好で魔法研究しているから、目の当たりしたら幻滅するんじゃないか」
「幻滅なんてするわけがない。だらしない格好と言ってもそういう格好じゃないのか」
そうなんだけどね。
ティフィは何着ても似合うからなあ。ただのダルダルTシャツでも。薬師らしくないけど、この暑い時期にきちんとした長袖の服装を着用できるのはレインくらいだ。
今日はルアン王子の言葉にいつもの棘がないなあ。
本当に熱ないのか?
「六十三歳かあ」
ついポロッと口から漏れた。
六十三歳でだらしない格好しても格好良いと評価されるティフィ。さすがハーフエルフ、ずるいな。
「ん?客の爺さんにでも何か心配事でもあるのか?」
俺がカルテを見ているから誤解されたようだ。
「いや、ティフィの実年齢だ」
「、、、、、、、、は?」
ルアン王子の顔が崩れた。
うんうん、やっぱり驚くよね。
俺も前竜王を気絶させてしまうくらいには。
「ティフィはハーフエルフでもエルフよりの肉体だから、人とは寿命が違う。このティフィの肉体なら、病気とか怪我とかしなければおそらく八百から千歳は生きるぞ。エルフでも二、三千歳くらい軽く生きるヤツもいるが、ハイエルフなら五千歳以上生きることもある」
「人とは違い、長い人生を歩むんだな」
ルアン王子がほんの少し目を伏せた。
種族によって寿命は違う。
「そうだな」
俺もそれ以上この会話を膨らませる気はない。
ルアン王子も何か考えることがあるのか、カウンターに腕をのせて黙る。
俺はパラパラと目的のカルテを重ねていく。
「整理で何か手伝うことはあるか」
「いや、ある程度の仕分けは済んだ」
「仕分け?」
「持病がある者、免疫が弱まっている者等々、流行り病に罹りそうな者たちだ」
ただし、カルテがある者はこの薬屋を利用したことのある者に限られる。
街に住む者は多く、本来なら該当者はここに分けたカルテ以上に存在するはずだ。
「流行り病?感染症がこの地域で発生するのか?」
ルアン王子はパッと顔を上げた。
「この国は基本的に冬がそこまで寒くならないが、それでも温度が下がったときに、おそらく今年は」
「まだ暑いくらいだが、ティフィはその時期にはここに戻っているのか?」
「流行り始めたくらいの時期なら、俺かな?その時期に薬で治療できれば、この街では蔓延しない。ただし、この街は街道に接しているから、しばらく注意喚起しておけば、この街は何とかなるだろう」
「そうか」
ルアン王子がほんの少しホッとした表情を浮かべる。
「感染しないようにしたり、症状を抑えたりする予防薬というのもあるのだが、」
「なら、それを配付したらいいんじゃないか」
「ルアン王子殿下、簡単に言うが誰がその金を払うんだ?」
ルアン王子は配付と言った。
それは彼が国として発言しているからだ。
ジルノア王国なら予算をまわして該当者に対して予防薬を配付することも可能かもしれないが。
「無償での配付はティフィ個人ではこの街だけでも無理な話だ。材料費だけでも金が足りない。それに、この街だけじゃなく、周辺諸国も感染症が蔓延する」
「あ、ああ、そうだな」
「それにトワイト魔法王国の六位が発言すれば、ここの領主が動くかもしれないが、ティフィはこの街の薬師でしかない。そんな人物が未来の話をしたところで予防薬で金儲けを企んでいるとしか思えないだろうよ」
「じゃあ、貴方が六位の姿になって領主に会いに行けば」
「それをお前は望むのか?」
静かに聞いた。
「、、、六位でその発言をしたら、恩恵を受けた国々に高額な対価を請求するのか」
「そういうことだ。俺の魔法は無償ではない。その情報には対価が必要になる。で、情報を聞いたお前はどう動く」
俺はルアン王子に尋ねた。
表立って俺が動かないなら、誰が中心となって動くのか。
夏場なら材料の薬草も安く出回っているが、治療薬が必要となる冬場には品薄になり高騰する。
薬草の状態がいい夏場に予防薬や治療薬の準備をしておけば、在庫もどうにかなる可能性は高いが。
薬を依頼されても、こんな小さな薬屋ではこの国だけでなく周辺諸国の必要な個数を揃えるには全然手が足りない。
この薬屋でできることは、この街で必要な個数を揃えることぐらいだろう。
「それが貴方が私を認めるための試練なのか」
ルアン王子が立ち上がった。
ん?
認める?
「了解した。私はジルノア王国の第一王子という身分を捨てた身だ。だが、それでも協力してくれるという人脈を探して、完璧とは言えなくとも軟着陸できる程度には何とかしてみせる」
勝手に了解された。
いや、まあ、実際、ルアン王子が顔となって動けということなのだが、だいぶ含むところがある回答になってしまった。
言葉って難しいなあ。
「休憩室で手紙を書く。もう少ししたら夕食にしよう」
ルアン王子がカウンター内に入り、後ろを通り過ぎるときに頬にキスしていった。
今日はさり気なスキンシップも多いな。
軽い方が愛情を感じてしまう不思議。
いつもなら夜の濃厚な接触だが、欲望が前面に押し出されている気がする。
俺も肉体の性欲を満たしたいと日夜励んでしまっている。
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