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お風呂※
しおりを挟むフワフワでモコッとした泡を彼の頭に乗せると少し不機嫌そうな目になってそれも可愛い。
彼の長い髪をワシャワシャと洗えば指の隙間から赤茶の綺麗な髪の毛が滑って行く。
見た目によらず少し固めの髪は自分のとは違い触っていて楽しかった。
満足そうな私に、彼は自分もと言う様に泡の塊を両手に持つ。
だから。
「ふっ!!」
「ぶぁ」
顔の前で大量に持っているものだから思いっきり息を吹き掛けた。エミルは再び泡だらけになる。不機嫌そうなエミルの顔をタオルで拭くと案の定不機嫌という眼差しの彼が出てきて笑ってしまった。
「あははっ」
「・・・。」
楽しい。再び泡を持ったエミルが素早く私の頭に乗せると慣れない手つきで洗い始めた。
誰かに頭を洗ってもらうって気持ちいい。目を閉じると今にも寝てしまいそうだ。
「寝ないで下さい。」
「んー。」
この幸せを逃すなんて私もしたくない。だからエミルに向き直ると泡のヌルヌルした感覚の残るままぎゅーっと抱き締めた。彼の肩に顎を置きスリスリと頬擦りして腰を引き寄せると、私のおっぱいは彼の肌に密着して形を変える。プルっと滑りが良くなったおっぱいをマーキングでもするように彼の体にスリスリ押し付ける。
肌と肌で感じる温もり最高。
あぁ~愛しのエミル~♪
「あ、あの。ルシア。」
「まだまだ。」
腰を引く彼の体を私が逃すはずもなく。がっちりと抑え込み堪能する。
彼は私のもの。
お腹に彼のコロッとしたソレが当たり、そのまま密着して体を押し付けているとだんだんと芯を持ち硬さを増した。硬さを増すソレとソレの下に下がるプニプニの丸みがある輪郭の袋。
「ここもしっかり洗わないとね。」
「っ!!」
隙だらけの両脇に手を入れて、高い高いする様にお湯から出し、湯船の縁に座らせると恥じらい体を隠す。
「ふふ、可愛い。」
「・・・っ。」
ちゃぷちゃぷと音を立てながら丁寧に優しく転がすと掌の上でプニプニと柔らかい感触が癖になりそう。浅く吐く息が肌にかかりそれもぞくぞくする。
硬さを増して大きく育った彼のモノは過去にショタ本で見た可愛らしいソレではなく、比較的大人のソレに近いモノに見えた。
ショタコンの妄想力もここまでか・・・。
可愛らしくつるりとして皮を被ったモノを想像していたのに彼は大人だという認識が私にそう見せるのかも知れない。
立派に上を向くそのスベスベの先端に指先を滑らせると透明な体液がじわりと指先を濡らし、根元から上に撫で上げるとピクリと反応するモノは大人の勇ましい姿でそこに存在する。
勇ましいモノを優しく手で触れて上下に動かすと、くちくちと音を立てながらビクンと跳ねて彼の足も快楽に耐える様に震えた。
綺麗な色のソレが私の動き1つで健気に反応する姿に喜びが込み上げる。
エミルを見れば恥ずかしそうに瞼を伏せて頬を赤くしながら与えられる刺激に耐えているその姿が可愛らしくて見詰めていると潤んだ瞳と視線が交わった。
「エミル、私も洗ってくれる?」
「・・・は、ぃ。」
いや、まだ妄想力は健在だった。従順だ。
今度は自分が、と湯船の縁に腰を預け背はヒヤリとする壁にピタリと寄せた。
するとそこに壁ドンと同様の体制を取る幻覚エミル。身長差のある私達に壁ドンは私が座ってるくらいがちょうど良いのかと新しい発見があった。
だけど体を洗うはずなのにエミルの顔が近づき唇を寄せられる。ちゅっ、ちゅっと繰り返されて、つい目を閉じる。
すると口の隙間から彼のぬるりとした舌が入ってきて口を開けるように催促した。
驚いて目を見開くと熱い蕩けそうな視線で見つめる色気に溢れたエミルが居た。
「嫌、ですか?」
心なしか悲しそうに眉を下げ、私の反応に傷付いた様子を見せるエミル。
「僕が相手だと、男として見れませんか?」
彼をまじまじと見ると感情というものが本当に存在するように細かな動きが見えて。コレ・・・本当に幻覚?やっとその疑問にたどり着いた。そんなぼんやりする私を彼が睨みつけると後頭部を押さえ無理に舌が口を割って入ってくる。
くちゅっ、ちゅっと舌を絡め口内を舐めとる。
「んぅっ、んん。」
「・・・っ、ん」
深く繋がるキスを繰り返されながら、逃げない様に後頭部を抑える反対の手は私の恥部へ訪れる。
割れ目を彼の指が丁寧に開きちゃぷちゃぷと洗う様に動く。
「んん!!、はっ・・・エ、ミル!!」
「っ、洗う、のでしょう?」
洗うように動いていたはずなのに、その手つきは次第に大胆に動き始めた。蜜の溢れる穴から敏感に反応するその上の粒までぬるぬると上下に動かされると、私の反応が一番良かった箇所を重点的に探られる。
「あぁぁぁ!!そこ、ぁ!やぁ。」
ピクッと体を震わせ反応する私を無言で見下ろすエミル。だけど彼も辛そうに呼吸を荒くしている。
息を整える暇も無く、くちゅりと音を立てて侵入する彼の指。
「んんっ!」
「良い所、教えてください。きっと、失恋なんて忘れられます。」
今の私には魅力的な甘い言葉にコクリと頷き、中をクチュクチュと探られる。ある所で再びピクッと震える正直な体に芽生える羞恥心。
「ここ、いいんですか?」
「う、ん。」
素直に答えれば心なしか嬉しそうに瞳を和らげキスをしてくれる。優しいキスなのに十分に濡れているのを分かってか指の動きは激しさを増していて。
「あ、ああ、っん、ああああ!!」
これが絶頂を迎えたという感覚なのだろうか、何かが・・・快楽が迫って来たと思えば耐えられなくなり体が大きく反応した。今は何も考えられずはぁはぁ、と荒い息をするしか出来ない。
ぐったりと壁に背を預けていた体をエミルの方へ倒し、気だるいながらも首に腕を回す。
「エミル・・・指だけだと足りない。中も、エミルのでいっぱいにしたいわ。」
「っぅ。」
甘えるようにすり寄ると苦しげな彼の声が耳元で聞こえる。もう、幻覚かどうかなんてどうでもよくなっていた。
「本当に、入れますからね。」
縁に座ったまま足を上げられ彼の亀頭が入り口に押し当てられる。
ヌプヌプと潤った狭い入り口から中を押し広げる様に入ってくるモノは更に質量を増していてビキビキと血管が浮き出るそれはもう子供とは到底思えないモノに豹変していた。
こんなモノが私の中に・・・
体の中からいっぱいに満たされていく。私の中から幸せで溢れそうだ。
彼のモノが内壁を押し広げ奥にコツンと当たる頃にはふるふると快楽に震える体に羞恥心は残っていなかった。
「あぅ、エミルのでいっぱい。んっ」
「ルシア」
名前を呼ばれるとドキリと心臓が跳ねてエミルが大好きという気持ちで満たす。
ゆるゆると動き始めたその動きに合わせてグチュグチュと淫らな音が浴室で更に大きく響き耳に伝わる。
お互いの荒くなった息遣いも淫らな音も、ちゃぷちゃぷと動きに合わせて揺れる水面も全てが直接脳に届く様だ。
目の前には一心不乱に腰を打ち付けるエミル。ぱちゅんぱちゅんぱちゅん。と水音が隣にも聞こえてしまうのではと心配になる程響いた。
「あああ、エミル!!んっん。」
「はっ、はっ・・・ん。」
避妊の魔法薬も飲んでないのに足を彼に絡め、離れたくないとすがり付く。
結合部分はぐちゃぐちゃで自分ってこんなに淫乱だったのか・・・と思ってしまうほどに夢中で快楽を求めてよがり、本能のままに自らの腰が動いていた。
「んっんん。エミル、っエミル。ぁ、あああ!」
「・・・っ。」
腰の動きが大胆になり速度を増すと奥へ奥へと突き上げられる。じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てて引き抜かれてしまうのかと思う程引かれたモノで強く強く何度も押し寄せる。
「ふぁ、んん、深い、よぉ。ああ!っあああ!!」
「っは、っはぁ・・・ルシア、・・・くっ!」
もうこれ以上奥には入らない!と思う程に奥をズンと突き上げられた時、お互いに絶頂を迎えジワリと温かいもので満たされた。
・・・
ぐったりと彼に倒れると優しい手つきで抱えられ、少しぬるくなったお湯でザッと洗い浴室から出される。ワシャワシャとこれまた慣れない手つきで拭いてくれてとても甲斐甲斐しい。
それに力が弱いと聞いていたけど私を持ち上げる力は十分にある様だ。ふらふらすることなく、脱衣場へ下ろされた。
少しの間されるがままで居たけれど、余韻が落ち着いてから魔法で二人一緒に乾燥させると「便利」と一言彼が呟くのが聞こえ頬が緩んでしまう。
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